キイロイトリさんのクチコミ全81件

早朝にマドリッドを発ち、果てしなくオリーブ畑が続くラマンチャの乾いた暑い台地450kmを揺られました。遠くに雪を積んだシエラネバダの山々を見た時には、遂にたどり着けたと感動したのを覚えています。
スペインにおける最後のイスラム王朝は今でも要塞のように、シエラネバダの麓にそびえています。
外観の荘厳さとは対照的に、内部は繊細な細工の装飾が施された壁や天井は見ごたえがあります。対岸には美しい庭園が整備されており、色とりどりの花々が咲き乱れていて、慌ただしいツアー旅行の合間に、心が癒されました。

アルハンブラ宮殿に通じるサビカ通り沿いにあり、観光には最適な立地です。室内は落ち着いた雰囲気で清潔感があります。お食事は夕朝食ともにビュッフェスタイルでした。特にこれがおすすめというものはありませんが、様々なスペイン郷土料理を堪能できました。

ツアーガイドさんが日本語で丁寧に説明してくださり、わかりやすくてよかったです。二重構造になった朱色と白色の二色の馬蹄形アーチが続く大空間は圧巻でした。偶像一切なしのイスラム教のモスク部分と、キリストを抱いたマリア様像のある、キリスト教の聖堂部分との住み分けがされていました。

訪れた日は4月末でした。雲一つない晴天、気温も急上昇ですが、湿気はないのでカラッとしています。花の小径はとても小さな観光地でしたが、大勢の観光客でにぎわっていました。真白な壁に青色のポットに入った赤い花々が映えます。まさにインスタ映えする場所でした。

メスキータ近く、ベラスケス・ボスコ通りを花の小径へ曲がらずに真っすぐ進んだところにあります。白い壁に色とりどりの花々が配置されていて、店内もパティオみたいな感じで明るい雰囲気でした。
スペインに来たらタパスは是非と思っていたので、嬉しかったです。小皿で次々にサービスされるお料理についていくのが精一杯でしたが、夫と二人でシェア出来て良かったです。

ドン・キホーテの作者セルバンテスも泊まったという旅籠的な施設です。私はコンスエグラで風車を見た後、コルドバへ向かう途中に立ち寄りました。
ドン・キホーテにまつわる資料館や、可愛いお土産屋さんもたくさんあり、便利な休憩所でした。イチジクチョコが美味しかったです。

マドリッドを出てバスは南下、約二時間でラマンチャ地方コンスエグラの風車に到着します。朝早いこともあり、観光客はほどんどいなくて、風車内にあるお土産屋さんも慌てて開店支度してくれました。
ドン・キホーテが敵と勘違いして体当たりしたという風車は、カンポ・デ・クリプターナという町にあるのがモデルになっているそうで、このコンスエグラから東に約50ｋｍのところにあります。電車を使う方はこちらのほうがアクセスよさそうです。
果てしなく広がる乾いた大地にそびえる白い風車を背景に、思いっきり両手を広げて青空を見上げました。とても爽快でした。

リスボンで2泊しました。ポルテラ空港までバスで10分ほどとアクセス良いです。帰国日は早朝にチェックアウトでしたが、朝食の代わりに軽食が準備されていて、助かりました。
ホテル近くに飲食店が少なかったのが、残念でした。

テージョ川河口部、4月25日橋より下流にあります。
大航海時代にはここから大西洋に出て、世界の海を制覇したのでしょうね。
モニュメントは船の形になっています。その先頭にはエリンケ航海王、そしてポルトガルの英雄たちが並んでいます。もちろん、日本にキリスト教を広めた、フランシスコ・ザビエルも居ました。
そして、モニュメント手前の石畳には多くのポルトガル人航海者が辿った航路を示す世界地図のモザイクがあり。日本地図も発見し、嬉しくなりました。

テージョ川を望むコルシオ広場近く、アルセナル通りに面しています。ホテルですが、ディナーで利用しました。プサダ（ポウサーダ）は中世の古城や歴史的な建物を改修したホテルです。リスボンに来た記念に素敵なプサダでの夕食ができて良かったです。ヴィーニョ・ヴェルデ（緑のワイン）がとても美味しかったです。

事前リサーチで昇りは待ち時間が長いとのことでしたから、あえて降りを選択しました。1900年ころ完成ですが、今も現役で観光客を運んでいます。1900年だと日本は明治時代で、エレベーター付きのビルが建設されているようですが、残存しているものはあるんでしょうか？
内部は広々した四角形で、壁際には長椅子もあり、少しの間座れます。

リスボンは坂が多い街です。そんなに広くないから、頑張れば一日で市内の有名な観光地を回れると思います。その時に有効なのが路面電車＝トラムです。市内のキヨスクで一日乗車券を購入し、好きなところで乗って、ちょっとここで降りてみよう見たいな感じで使いこなしてみました。

リスボン中心部からバスで30分程で着きます。当日は風が強く、写真撮影には苦労しました。風のせいか、リスボン市内より体感温度も少し低いと感じました。羽織るものを持参したほうが無難です。
ポルトガルの有名な詩人である、ルイス・デ・カモンイスの「陸尽き、海はじまる」が刻印されているモニュメントでの写真撮影は、順番待ちで込み合っていました。
観光地化されていないので、慌ただしいツアーの合間、果てしなく広がる大西洋を目前に、暫し最果てへの旅の感動に浸りました。
年中風が強いのでしょうか、背の高い草花はなく、小さくけなげな花々が地面を彩っていました。

プラド美術館近くの免税店です。免税手続きも代行してもらえて、日本語堪能なスタッフさんもいるので、安心してお買い物できます。
ロエベの品ぞろえが少ないのは残念ですが、スペインらしいブランド物も豊富で、きっとお気に入りのお土産が見つかると思います。

マドリッドに来たら、是非行きたいと思っていた美術館です。ルーブル美術館は元々宮殿だった建物を美術館にしていますが、こちらは最初から博物館目的に建てられたようです。ルーブルとの最大の違いは、絵画等の撮影が出来ないことです。その分数えきれない収蔵物を脳裏に焼き付けてきました。ゴヤやベラスケス等のスペイン王家に仕えた画家の作品が中心ですが、王家が収集した海外の絵画もあり、ツアーの限られた時間ではゆっくり鑑賞できないと思います。

マドリッド市内観光一日目、まず最初はこのスペイン広場からです。当日は市内マラソン大会が開催されており、道路は通行止め等あり、混雑していました。マドリッド市民はマラソンが大好きなようです。（知りませんでした）。
園内にはドン・キホーテとサンチョパンサの銅像があり、この先マドリッドからラマンチャ地方への観光に、この二人の珍道中話は欠かせません。
こじんまりでしたが、緑の多いマドリッドを象徴する落ち着いた雰囲気の公園でした。

店内は生ハムでいっぱいでにぎわっています。ツアーで立ち寄るお店で、マドリッド市内にもたくさんのチェーン店があるようです。カジュアルで価格も味わいも平均レベルですが、気楽に本場っぽい雰囲気を楽しめると思います。

マドリッド中心部から10ｋｍ以上離れているため、フリーで市内観光等される方には厳しいロケーションだと思います。
お部屋は狭くなく、水回りもきれいでした。フロント脇に簡単なバーコーナーがあり、食後にグラスワイン（赤）を注文、ディジェスティフ楽しみました。

クエンカ新市街地からバスで山道を30分ほど登ると1996年に世界文化遺産に指定されたクエンカの旧市街地に着きます。9世紀にムスリム人によって要塞都市として発展したそうですが、そんな古い街並みを壊さずに上手くリノベーションされたホテルや商店が点在しています。こちらのホテル、ツアー中にランチだけお邪魔しました。店内は広々として、色鮮やかなお料理とボトルワインがついていて、とても満足できました。

中心地マヨール広場にあります。スペインゴシックのファザードが印象的でした。12世紀に建築が始まり、まだ完成していないそうです。二階部分は表だけでした。未完成なのは財政難でしょうか？
時間がある方は内部と、教会の裏手は宙づりの家なので、ぜひ散策してください。