岳人28号さんのクチコミ(9ページ)全934件

笠岡湾干拓で本土と地続きになっており、笠岡駅前からの路線バスも運行されています。島の中で最も自然豊かなのは人家がない南西部で、護岸のされていない自然の海岸があり、神島八十八ケ所の遍路道のうち38番⇔37番は、この海岸を通ります。

神島をぐるっと一周するように八十八ヶ所の札所が設置されているミニお遍路。かなりの長距離になるので1日でまわるのは、まず無理だと思います。見崎地区にある41番札所・龍光寺から外浦地区の外れにある37番札所・岩本寺までの区間は、舗装されていない山道や、整備された道がない海岸を歩く自然豊かなハイキングコースです。

2020年3月末に閉園したらしく、この年の10月に訪れたときは、廃墟のようになっていました。瀬戸内海に面したなかなか良いところなので、このまま放置されるのはもったいない感じがします。まだ管理棟などはそのまま残っていましたから、いつか復活してほしいものです。

戦国武将小早川隆景が本拠地として整備した城で、本来の規模は相当巨大なものだったはずですが、現在残っているのは、天守台とそれを囲む堀くらいです。三原駅の北口を出たところにある堀には、錦鯉がたくさん泳いでいました。

ＪＲ宮内串戸駅から広電バスと吉和さくらバスを乗り継いで日帰り登山。6月下旬、山頂の近くにオオヤマレンゲが咲いていたほか、登山道沿いでササユリ、ギンリョウソウなどが見られました。オオヤマレンゲが見られるところは、なかなかないので貴重です。ただ、展望の良さそうなクルソン仏岩のルートを避けて国体エスケープルートを通ったこともあって、山頂北側に展望の開けたところ以外、ルート上に展望の良いところはなく、その点やや残念な印象です。

広島駅前を流れる猿猴川を散歩していて、偶然、案内板を見つけました。案内板は大正橋付近の左岸にあり、河童に関する詳細な解説や、周辺案内地図、地元に伝わる河童伝説をマンガ化したものなど、非常に充実した内容になっています。小便小僧風の河童の石像もあります。

広島市中心部の猿猴川に架かるいくつもの橋の一つで、さほど大きな橋ではありませんが、大正十五年完成時の姿に近年になって復元され、シャンデリア風の照明灯、地球儀を掴む大鷹のブロンズ像、二匹の猿が桃を持ち合う透かし彫りの欄干など、ちょっと過剰なくらい装飾的で重厚感のある橋になっています。

基本的に広電バス佐伯線と接続するようダイヤが組まれていますが、平日の下り始発便は接続がなく、土日祝日だけなので、冠山登山目的で日曜日に利用。さいき文化センター発の朝のバスは混んでませんでしたが、潮原温泉から乗った午後の帰りのバスは、すでに大半の席が埋まっていて、その後、満員状態となり、バス停での乗降客の整理に時間がかかったため予定より遅れて終点に到着しました。

広電バスの佐伯線は、さいき文化センターでコミュニティバスの吉和さくらバスと接続しています。ＪＲ宮内串戸駅～さいき文化センター間は片道690円でした。帰りの吉和さくらバスが混雑してやや遅れ、広電バスとの接続がうまくいくか心配でしたが大丈夫でした。多少遅れても、さいき文化センターでトイレを済ませるくらいの余裕がありました。

笠岡湾干拓地に最近できた新しい総合スポーツ施設で、陸上競技場のトラックやテニスコートの色が海をイメージした青色になっていてきれいです。コロナ禍でスポーツイベントが何もない時期に訪れたため、広大な公園がほぼ無人でした。スポーツ施設だけでなく、芝生広場や子ども向け遊具などもあります。

笠岡湾干拓地の堤防沿いに整備された公園で、端から端まで歩くとけっこう距離があり、散歩で通り抜けるだけでも歩きがいがあります。長い桜並木があるので桜の花の時期はお花見に良さそう。また、事前に市役所に申請して許可を取る必要がありますが、広場でバーベキューもできるようです。

カキツバタの名所として知られ、例年は5月下旬のこの時期多くの人でにぎわいますが、コロナ禍で先週まで全国を対象に緊急事態宣言が出ていた状況であり、宣言解除後も神社の駐車場は閉鎖されたままで、カキツバタが満開になっている池の周囲も閑散していました。

いくつかある登山口のうち、今回は巌山観音堂がある巌山から登りました。今まで気づいたことがありませんでしたが、巌山には岩壁をくりぬいた穴に石碑がはめ込まれていて「当山開基喝巌庸徹庵主」とあります。後で調べたところによると、江戸時代に巌山観音堂の前身にあたる庵を創建したのが庸徹という人で、その墓碑らしいです。巌山の上の駐車場付近には眼下に見える「深津島山」を歌った万葉集の歌碑もあります。桜を見るのが今回のハイキングの目的でしたが、歴史を感じるスポットもあって興味深かったです。

紅葉最盛期の11月末の土曜日、嵯峨・嵐山周辺の紅葉名所はどこも大勢の人で混雑してましたが、ここは自分が訪れたとき、先客が一人いただけで、その人が去った後は、貸切状態で紅葉を堪能できました。お堂付近だけの小規模な紅葉ではありますが、色鮮やかで美しく、まわりの静けさとあいまって心が洗われるようでした。

大覚寺から嵐山まで利用。紅葉最盛期の土曜日だったせいか、本来のルートだと嵐山バス停から天龍寺前などを経て阪急嵐山駅のほうへ行きますが、天龍寺前などを回るルートをカットして、嵐山バス停を出たらすぐ渡月橋を渡って阪急嵐山駅へ向かうルートに変更されていました。実際、天龍寺周辺は異常な混雑ぶりでバスが入っていける状況ではありませんでした。バスのダイヤも乱れていて、定刻よりだいぶ遅れてました。

小倉山ハイキングコースを抜けて車道に出た六丁峠に東海自然歩道の標識があり、そこから東海自然歩道のルートで嵐山方面に向かいました。六丁峠から嵐山方面への道は、道幅はさほど広くないもののふつうの車道ですし、清滝川の落合橋から六丁峠までの道もふつうの車道で、「自然歩道」という名称のわりに車道の区間が多い印象です。

エレベータで屋上に上がると、姫路城の全体が一望できます。高いところから城全体を見渡すことができる場所はなかなかないので、ここは貴重です。ただ、施設全体では未利用のフロア・スペースがかなり多いように見受けられ、今後の施設の維持に不安を感じました。

姫路城に隣接する位置にあります。年末に訪れたところ、境内には「新年万燈祭」というものの準備ができあがっており、無数の提灯が境内並んでいて壮観でした。おそらく大晦日の夜、これに明かりが点されて新年を迎えるのだと思います。

秀吉の命により黒田官兵衛が築いた「官兵衛普請の石垣」と呼ばれるエリアを中心に、江戸時代に築かれた城とは違う、古い積み方の特徴をもつ石垣が見られます。訪れた12月30日は年末の休城日で、国宝の天守閣などは遠くからしか見られませんでしたが、石垣だけでも歴史を感じることができて興味深かったです。

軽アイゼンにストックという装備では、さすがに丸山から先の傾斜のややきつい登りで足がすべってなかなか進めませんでしたが、丸山まではさほどきついところもなく、ガイドブックの標準コースタイムより早いペースで歩けました。尾根は幅が広くルートを外れなければ危険はありません。