pinokoさんのクチコミ(3ページ)全124件

山頂近くにある金剛證寺にお参りするため、近鉄朝熊駅から歩いて登りました。

駅から10分弱、トイレもある駐車場脇から「朝熊岳道」と呼ばれる道を進むと、109m毎に町石が。お地蔵さまが隣に残っている所もあります。
もともと参拝道だった名残で、昔は皆、町石ごとに手を合わせながら登っていったのでしょう。鬱蒼と茂る木々と相まって、さすが霊山、と思わせられる雰囲気です。

こじんまりとした八大竜王社がある山頂に出ると、そこは伊勢湾や知多半島、渥美半島を眺められる絶景スポット（手前の方は木々で遮られますが）。私が行った時には、かすかながら富士山を見ることができました。
また、スカイライン近くの山上広苑には、展望足湯や茶屋などがあります。

帰りも同じルートで下りましが、良く整備はされているものの、急な坂や滑りやすい箇所もあるため、雨上がりなどには要注意です。

ホテルの名前通り、近鉄四日市駅のすぐ前にあるため立地がとても良いビジネスホテルです。
設備面、清掃面、セキュリティー面など、いずれも問題なく、安心して泊れました。

特徴的なのは、部屋の窓にカーテンではなく引き戸が付いていること。
遮光効果が高い点を良しとする方も多いでしょうが、人の目が気になって閉めると昼間でも電気をつけなければならないのは、個人的には好きではありません。
また、少なくとも私が泊まったシングルルームは、この引き戸のせいで古臭い印象を受けました。あくまでも私見ですが。

朝食は可もなく不可もなく。が、無料であることを考えれば十分と言えます。

伊勢市駅の目の前、そして外宮へ徒歩10分余りと大変便利！しかも新しく清潔でお薦めのホテルです。

客室入口が、段差はないものの玄関のような感じになっている、しかも、斜めに仕切ってあるためにバスルームへの出入りの際に跨いだりする必要がない点が気に入りました。
シングルルームは狭目ながらも機能的。壁掛けテレビやすっきりしたデザインのせいか、圧迫感は全くありません。

大浴場は利用しませんでしたが、部屋の楕円形のバスタブにゆったりと浸かり疲れがとれました。

違う季節には何回か行きましたが、花菖蒲が咲く時季は初めて。

同じ都内の堀切菖蒲園や小岩菖蒲園に比べると圧倒的に株数は少ないものの、他の植物の中に咲く花菖蒲の絨毯という方が情緒があってよいと思いました。見頃とは、何日かずれてしまいましたが・・・。

勿論、他の木々や植物にも癒されます。
医学の歴史を刻んだ植物園の広い敷地内を散策したり、ベンチや芝生で休憩したり、しかも都内の真ん中で、というのが贅沢な限り。
入場料を払う価値はあると思います。

桜や紅葉の頃もよいですよ。

ベーハル峠近くの小さな村ぺニャ・カバジェーラにあるアパートメントです。

古い家が全面的に改装されており、新しく清潔な点、静かな点、オーナー夫婦が気さくで親切な点が気に入りました。

キッチンには洗濯機の他に食洗機も付いていて、機能的にも良好。

ただ、私たちが泊まった部屋のバスルームが「ただ新しくしただけ」という感じなのが残念でした。
特に洗面。ルスティックな家具を加えたりすれば、と思いました。

諏訪大社前宮から本宮へ向かう途中、左手の山の斜面に沿って伸びる非常に印象的な石段。その上にこの神社があります。

天御中主神が祀られている祠はごく小さく、残雪の中にひっそりと建っていました。
戦時中には、出征した家族の無事を祈るためにこの神社にお参りした人が多かったとのこと。
私が、ただただ滑り落ちないようにと神経を集中して上った細く急な階段を、その人達はどういう気持ちで上ったのだろうと、眼下に広がる景色を見ながら思いました。

ヒホンから20km弱のカンダスという村にあるスタジオルームタイプの宿泊施設です。

ダイニングキッチンスペースが付いたツインルームは新しくてきれい。狭いのが玉に傷ですが、収納スペースは十分ありますし機能的です。
その他、部屋には付いていませんが、共同の洗濯・乾燥機の使用も可能。
夏に一部屋50ユーロで泊まれるのも嬉しい！

港、ビーチ、スーパー、バル/レストラン、ヒホンやオビエドへのバス停など、全て歩いてすぐ。ウォーキング・ルートも沢山あり、アストゥリアスの自然をのんびりと楽しむ拠点としてお薦めです。

リスボン観光の目玉の一つとして、やはり一度は乗ってみたいものです。

ただ、人気の路線はハイシーズンには激混みのことが多く、窓からの風景をのどかに眺めながら、というわけにはいきません。乗車できずに何台も見送らなくてはいけないこともあり。
でも、それはそれで夏のリスボンの風物詩かもしれません。

狭い道を走る路線では立ち往生することもあると聞いていましたが、実際、私たちがサン・ジョルジェ城へ徒歩で向かっていた時に、リモエイロ通りで28番線トラムが何台も閊えてしまっていました。

時間の余裕がない時にはご注意を！

ロマネスク様式のファサードが印象的な大聖堂です。

コインブラ大聖堂ほどではないものの、凸凹付きのシンプルな２つの塔と全体的に四角ばったフォルムが砦のよう。
実際、要塞を兼ねていた時もあったとのことで壁には銃眼もあります。

この威圧的な雰囲気を和らげているのがバラ窓。
見学時間にタッチの差で間に合わず今回は中へは入れませんでしたが、昔訪れた時に見た夕陽を受けたステンドグラスの美しさは、今でも鮮明に覚えています。

30年振りに乗ったリスボンのケーブルカー。
「懐かしい！」と思うより、「何、これ？」という驚きが先でした。

それというのも、車体一面、落書きだらけだったから。たまたま？とも思いましたが、他に見かけたものも同じ。居合わせた地元の人に聞いてみると、多くの車輌がペインター達の標的になっているとか。

同伴した息子は「ポップでいい」と言っていましたが、おばさんにとってはやはり「落書き」。建物などのグラフィティには、アーバンアートと捉えられるようなものもありましたが、ケーブルカーのはどれも汚い感じしか受けなくて残念でした。

が、車内は変わらずレトロ感たっぷりのスペースですし、トラムと共にリスボン観光には外せない乗り物ですね。

16世紀半ばに建設が始まったこの砦は、300年余りの間、防衛の要でした。
その後は、アフリカから逃れてきたボーア人達の避難所となったり、第一次大戦時にはドイツ兵やオーストリア兵の捕虜収容所となったり。

そして、サラサールによる独裁政治時代には政治犯用の重警備刑務所として使われました。そのため、レジスタンス運動のシンボルの一つとされているとか。

黄色い円形堡塁は独房として使われ、当時の様子を再現した部屋を見学できます。これは無料。
同じ敷地にある有料のぺニシェ市博物館の方には、1960年にここから脱獄し、後に共産党書記長を長年務めたアルヴァロ・クニャルが囚われていた部屋があります。

ただの砦ではなく、こうした近代の歴史が垣間見られる場所として興味深く見学しました。

ゴシック/マヌエル様式の教会の中に入ると、すっきりとして美しい単身廊に目を奪われます。その長さは、ポルトガルのゴシック建築物の中で最長とか。
翼廊にもアズレージョで飾られた礼拝堂など、一見に値する所がありました。

そして、有料部分にある人骨堂。
思ったよりも広かったこと、快晴の午後で自然光が指し明るかったこと、死と向き合う瞑想の場であったこと、使われたのは、満杯になった墓地から掘り起こされた修道士たちのお骨であったこと・・・などから、おどろおどろしい感じは受けませんでした。

ただ、吊るされてあった２体のミイラは別で非常にインパクトがあり、それにまつわる、浮気した男性とその子供という伝説を聞いて尚更心臓がバクバク。

人骨堂から屋上部分へ出る途中に展示されている世界各国の様々なベレン人形の展示のおかげで、精神的にクールダウンできました。屋上からの眺めも良かったですよ。

ぺニシェにカテゴリーされていますが、実際はもう少し南にあるアレイア・ブランカ海岸すぐ脇にあるレストランです。

ガラス張りになっている店内はテーブル間のスペースも十分にとられていて、窓際の席で日が沈むのを眺めながらゆったりと夕食を摂りました。

評判が良く、実際、夏期の夕食時にはいつも満席のようだったので期待していましたが、料理は特記するほどではなくガッカリ。ただ、ハマグリのブリャオ・パト風はなかなか美味でした。

ペナ城から石畳の坂を下りた所にあるイタリアン-インド料理レストランなのですが、驚くのはそのメニュー数の多さ！200以上あるので、ファミレスを越えているのでは？

当然、何を頼むかかなり迷った末に頼んだチキンビリヤ二は、ごく普通でした。
同伴者が選んだチキンカレーとガーリックナンも少し味見しましたが、こちらはなかなか美味。
一方、もう一人の連れが食べたペスカトーレは、いくら安め（8.5€）とは言え、具があまりにもお粗末でしたし、トマトソースの味やパスタ自体も微妙でした。

店の雰囲気や接客は良かったので、シントラ城近くのレストランが満杯の場合のオプションとしてありだと思います。

2007年に指定された、スペインの中では2番目に新しい国立公園です。
200種以上の動物が棲息するため、ドニャーナ国立公園に次ぐ自然の宝庫とされ、特に猛禽類が有名。それを目当てに、私たちが行った日にもスペイン内外からの愛鳥家が沢山訪れていました。

また、ここには地質学に興味がある人達の訪問も多いとのこと。褶曲が見られる箇所も多く、道路脇にある褶曲部分は、ゆっくり観察できるようなスポットになっています。

その名の起源となったラテン語の「mons fragorum」（奥深い森林）という言葉どおり、総面積約１８０００ヘクタールの内、1万ヘクタールは地中海性森林が占めているとか。「デエサ」と呼ばれる樫の林も多く見られます。

そういった常緑樹の緑の中をうねるように流れるタホ川と支流のティエタル川。そして、そののどかな景色と対照的な切り立つ岩々。飛び交うイベリアカタシロワシやハゲワシ。様々な面で見所満載です。

ブルゴスとログローニョのほぼ中間に位置するこの村は、山に囲まれ自然が豊かで夏には避暑客、冬にはスキー客で賑わいます。（バルデスカライ・スキー場まで車で25分）

サンタ・マリア・マヨール教会や、国立繊維工場跡（現在はユースホステル）などの観光の他、トレッキングやサイクリング（廃線になった鉄道跡を利用したサイクリング＆ウォーキングコースも有り）等、スポーツも楽しめます。

意外なのは、小さな村だというのに美食家も勧めるレストランが幾つもあること。バスク地方との関わりが強いことが影響しているかも？
バルも多く、バスク顔負けの美味しいビンチョが味わえますよ！
ただ、値段は高目です。

ちなみに、スペイン国営放送作の刑事ドラマの舞台になっています。

オビドスのメインゲートであるこの城門、外側は他に幾らでも似た物がありそうな入口ですが、中に入ると美しさに目を奪われます。

キリスト受難をモチーフにしたアズレージョや植物などを描いた天井画が素晴らしい！
また、これは外からは見えませんが、バロック様式のバルコニーにある扉の中には、村の守護者である、ピエダーデの聖母マリアを祀った礼拝堂があるとのことで、厳かな感じさえ受けます。

ただ、修復が必要な箇所が多いのは非常に残念に思いました。

ディレイタ通りの喧騒を逃れ、この教会に入りました。

以前写真で見た時には、壁一面のアズレージョのため圧迫感を受けるのでは？と思ったものですが、入ってみると全くそのようなことはなく、実際の大きさよりも広く感じられたのは不思議です。

アズレージョのみならず天井画や祭壇画も素晴らしく、運よく人がほとんどいなかったので、静かで荘厳な雰囲気を感じながらしばし見惚れました。

レストランに併設されたこの宿泊施設は、アレイア・ブランカ海岸（ぺニシェの南16ｋｍ）から徒歩10分の場所にあります。

私たちが泊まったのは、ホテルのほうではなくアパートメント。夏のハイ・シーズンだったため空室の関係で同じ部屋に連泊できず、リフォーム前、後の部屋の両方を利用しました。
どちらともかなりゆったりしたスペース。キッチン用具、洗濯機・物干しなど何でも揃っており不自由しません。ただ、比べてしまうとリフォーム前のほうはやはり大分古臭い感じ。家電も古めです。

随時、改装をしているようなので、遅からず全て新しくなるかもしれませんが、予約の際にはそのあたりを確認なさることをお勧めします。

サラゴサから100ｋｍあまりの山間部にあったピエドラ修道院跡の一部崩れ落ちた建物と、周辺の水の豊かな土地を利用して、19世紀中頃に保養地として開発されたのがこの公園の始まり。ホテルやレストランなどが併設され、バケーションシーズンや週末以外にもかなりの人出があります。

自然公園入口を過ぎると記念写真撮影・販売があり、名前から受ける荘厳なイメージをぶち壊されて個人的にはちょっと興醒め。

が、公園自体は緑一杯の広大な敷地に、様々な形や大きさの滝が多くあるマイナスイオンたっぷりのスペースです。
遊歩道を作ったり、水の流れや水量を調節したりするために人の手が大分入っていて、その点でも興醒めする人がいるかもしれませんが、反面そのおかげで、老若男女が安全に自然を満喫できるようになっています。