みよちゃんさんのクチコミ(5ページ)全446件

今回の旅行のメインは、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」と砺波チューリップフェアだったので、金沢はついでに寄っただけ。あまり時間もなかったので、訪問個所も多くありません。金沢の中では、これまで訪れたことのなかった金沢駅、金沢21世紀美術館、ひがし茶屋街が目的で、兼六園と金沢城公園はさらについでに寄ったところです。そして、この2か所だけ雨に遭ってしまいました。金沢城公園は、石川門近くの総合案内所で雨宿りしただけに終わりました。

兼六園は日本3名園のひとつ。私見では、美しさはその中でも最高です。金沢城公園とともに、金沢観光では外せないスポットです。今回はあいにく雨降りだったのですが、21世紀美術館の帰りにちょこっと立ち寄りました。シニアは入場無料でしたし。昔訪れた園内の名所を見て回りました。

建物の設計者は妹島和世と西沢立衛で、2004年に開館した美術館です。以前金沢に来たのはそれより前だったので、初めて訪れました。「21世紀」の名前通り、前衛作品が中心のようです。自宅近くの水戸芸術館も美術は前衛なので慣れてはいるのですが、ここでの展示物はどうもしっくりきませんでした。建物とランチを楽しみました。

金沢はしばらくぶりの訪問です。今回の旅行のメインは、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」と砺波チューリップフェアだったので、金沢はついでに寄ったのですが、この町で一番見たかったのは金沢21世紀美術館とこの金沢駅です。新幹線の開業に先立って、2005年に完成した駅で、アメリカのTravel & Leisureが世界で最も美しい駅16選のひとつに選んだということです。伝統と近代技術を組み合わせた駅で、駅の東口は伝統芸能に使われる鼓をモチーフにした鼓門。駅内には、柱に九谷焼が張り付けてあるなど、見どころの多い駅でした。

砺波チューリップ公園に隣接する、チューリップなんでもをテーマにした施設です。通年開いていて、入館料がかかりますが、「砺波チューリップフェア」開催中は会場の一部になり、フェア入場料で入れます。様々なチューリップが紹介されているほか、催し物もなされます。

「砺波チューリップフェア」を観に行った「ついでに」立ち寄った美術館なのですが、小規模ながらすばらしい美術館でした。人口5万人足らずの小さな市がこんな立派な美術館を運営しているのかと、驚くばかりでした。地元の画家の作品を大事にしていて、また、そうした画家を中心に後進の画家も育っているようで、地方の美術館の役割を果たしているように思いました。

2018年4月、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」を観に行くのに合わせて、この公園の「砺波チューリップフェア」を観に行きました。オランダのキューケンホフ公園は700万株のチューリップですが、ここの300万株も素晴らしい規模です。フェアの期間中にもチューリップを入れ替えるようで、枯れかけたものは全く見当たりません。ずいぶん丁寧に手を入れている感じでした。「雪の大谷」を花で表現した「花の大谷」もありました。フェア会場内の砺波市美術館やチューリップ四季彩館も見ごたえがありました。

JR西日本の城端線（じょうはなせん）砺波駅に隣接するホテルです。砺波チューリップフェアを観に行くのに泊まりました。野外のフェアを観に行くのに、すぐ近くにホテルを取っておくと、宿泊前後の天気の良い方の日を選んで行けますので。（両日とも雨模様になってしまったのですが、時々カサをささねばならない程度の小雨で済みました。）ホテル自体は、なんの特徴もないごく普通のホテルです。

富山の中心部にあるアーケード街、総曲輪（「そうがわ」と読みます）には、大規模商業ビルフェリオがありますが、その近くにある、地元産の食品を売っている店です。富山産の様々な農産物や海産物が置かれています。旅行者には見て回るだけになってしまいますが。

富山市には初めて泊まりましたが、こんなにすばらしい美術館があるとは知りませんでした。まず、建物がすごい。隈研吾の設計だそうで、外観はガラスを大胆に使ったもの、内部は木材を多用したもの。そして、国内外から集めたガラス工芸の展示品もすばらしいし、多くの場所で自由に写真も撮れる。ほんとにいい美術館でした。

富山市の中心部、市役所や県庁の近くの公演です。宿泊したANAクラウンプラザホテル富山からは道路の向かい側です。きれいに整備された公園で、中には富山市郷土博物館もあります。公園の北側の縁の松川の岸辺も花いっぱいで、とてもいい遊歩道です。

ANAスーパーフライヤーズ会員になっているとANA-IHGホテルでは朝食無料などの優遇があるので、全国のANAホテルを利用してきましたが、ANA富山はその中でもとてもいいホテルでした。部屋もいいし、ロビーやバーの雰囲気もいい。立地も、富山駅からは富山市電環状線に乗れば国際会議場前駅の真ん前ですし、観光では、富山城址公園は道路の向かい側、総曲輪や富山市ガラス美術館も徒歩圏内です。
富山に泊ったのは初めてなのですが、市内もホテルもとてもよかったので、今度はゆっくり滞在したいと思っています。

富山市内を走る市電、路面電車です。立山黒部アルペンルートを長野県側から富山県側に抜けた後、立山駅からは富山地方鉄道立山線で電鉄富山駅に着きました。この日の泊りはANAクラウンプラザホテル富山でしたので、富山駅からこの市電の3系統（環状線）を利用し、ホテル目の前の国際会議場前で降りました。近代的な車両も、古い車両も走っていました。なお、環状線は反時計回りの一方通行です。また、ANAホテルでは市電の半額利用券をもらえましたので、ホテルから富山駅への帰りにはこれを使えました。

JR富山駅には初めて行ったのですが、新幹線が通ったからでしょうか、とても近代的な建物です。ここから市内へは路面電車で行けますし、富山地方鉄道（鉄道線）の電鉄富山駅もすぐ近くです。
駅ビルにはおいしいものもそろっています。ここで買ったホタルイカはこれまで食べたホタルイカの中で一番おいしかったです。（翌日もう一度買いに行ったら売り切れでした。）また、回転寿司もリーズナブルな値段でとてもおいしいものでした。

富山県にはいろんな鉄道が走っていますが、これはその一つ。立山黒部アルペンルートを長野県側から富山県側に通過すると、その最終駅は立山駅です。そこからはこの富山地方鉄道立山線に乗って、1時間強で電鉄富山駅に着きます。アルペンルートの混雑ぶりに比べればまるで空いているのは、立山駅までは観光バスで来る人が多いからかも知れません。緩やかな流れの常願寺川に沿った、のどかな鉄道です。

立山黒部アルペンルートは、長野県側の扇沢と富山県側の立山駅の間を、全部で8つの乗り物を乗り継いで通過するのですが、立山ケーブルカーは富山県側からは最初、長野県側からは最後の乗り物です。私たちは長野県側から入ったので、美女平から立山駅まで下りました。大勢の外国人（中国人、韓国人など）で混んでいて、立ちっぱなしでしたが、急斜面をほんの7分で降りました。

立山黒部アルペンルートは、多くの乗り物を乗り継いで通過しますが、その中で、立山高原バスは、最長距離の23㎞、最長時間の50分を走ります。曲がりくねった道を走るのですが、山々を見渡す景色は最高です。途中、称名滝を眺める小休止もします。
4月末のアルペンルートのオープン直後は、かなり混雑しますので臨時のバスも出ています。私たちは室堂から美女平に、2台続きの臨時のバスに乗ったのですが、ちょうど私たちの前で1台目のバスが満員になり、2台目のバスに最初に乗れました。もちろん、最前列の席に座り、最高の景観を楽しみました。

2018年4月、アルペンルートのオープン直後に、室堂の「雪の大谷」を訪ねました。最初計画したときは気づかなかったのですが、いろいろ調べているうちに、この時期、アルペンルートは各所で大混雑になると知りました。そのため、計画を見直し、アルペンルートには休日を避けて月曜日に入ることにし、前夜は長野県側の入り口である扇沢に一番近い「くろよんロイヤルホテル」に泊まり、当日は2食付きのプランだったのに朝食をとらずに、大町からの1番バスより先にタクシーで扇沢に行きました。
で、扇沢でチケット売り場が開くのを待っていると、朝早いにも関わらず、次々と大型の観光バスがやってきました。それでも、幸い、朝1番のトロリーバスに乗れ、そうするとアルペンルート内で混雑に遭うこともなく、順調に室堂に着き、雪の大谷もさほどの混雑もなく楽しむことができました。聞けば、前日日曜日には黒部平でケーブルカーからロープウェイに乗り換えるだけで、2時間以上の待ち時間になったそうです。
天気ばかりは準備のしようがありませんが、幸いこちらも最高の好天に恵まれ、用意していた防寒着も不要。そんな中、17メートルの雪の大谷を楽しむことができました。なお、天気は翌日には雨になりましたから、これは幸運そのものでした。

2018年4月、アルペンルートのオープン直後に、室堂の「雪の大谷」を訪ねました。室堂は、長野県扇沢から入れば大観峰からトロリーバスで、富山県側立山駅から入れば美女平から立山高原バスで、上り詰めたところにある、アルペンルートの乗り継ぎ点では最も高いところです。この季節、周囲は雪一色です。

立山黒部アルペンルートの中で、北アルプス後立山連峰の景観を楽しむには、大観峰は屈指の場所だと思います。2018年4月、アルペンルートのオープン直後にここを訪れ、最高の天気に恵まれたこともあって、山々の景色を楽しむことができました。