araさんのクチコミ(10ページ)全245件

ロスからサンフランシスコを往復した。サンフランシスコ国際空港は国内線だったからか、ロビー内の店等施設はあっさり、こじんまりしていた。各ターミナルは無人電車が周回してつながり、都心まで鉄道が直結しているので移動はとても楽だった。

ダウンタウン散策で寄った。すぐ近くにあり、奇抜というか超現代的建築というか、反射光がまぶしいウォルトディズニーコンサートホールを見てから行くと盛り上がるのでは。ちょうどアンディ・ウオホール展が大ホールで開催中でとてもよかった。ジャコメッティの細長い人物像など常設展示もそれなり。散策の一休み、一服の清涼剤だった。

ビーチから歩いてすぐの所にある。中庭のあるショッピングモールで個性的なお店が並び、オシャレな雰囲気。ウインドショッピングを楽しんだ。訪ねたのは年末だったが、とてもにぎわっていた。上階にはレストランやカフェなどもあり、一休みには最適の場所だろう。

ハリウッド観光の必見スポット。映画好きなら、お気に入りのスターの手形や足型はどこにあるのかと探すのも楽しい。アメリカにしてはこじんまりした広場なので、ひと通り見て、写真を撮ってもさほど時間はかからない。確かガイド本には手形や足型の案内図もあった。

ハリウッドの象徴という壁画だが、当初気づかなかった。地下鉄からチャイニーズシアターに向う大通りと交差する通りにポツンとあった。あれ、こんな所にと驚いた。初めてのハリウッド。きょろきょろ周り見回していたので見つけた。立ち止まる人は少ない。私と同様の観光客も多いのかも。ガイド本を持ってくるべきだった。それにしても描かれているのはチャップリンやマリリン・モンローら。大スターではあったが、ちと過去の人ばかり。最新版も見てみたい。

チャイナタウンで夕食を取り、ユニオン駅から地下鉄で宿のあるハリウッドまで帰った。通過しただけだったが、いかにもアメリカの中央駅らしい開放感があり、いい感じだった。駅は文化遺産に登録されていると知り、納得。もう少し駅構内をぶらついてもよかった。

あまり道を知らなかった子ども（留学中）の車で向ったが、迷った。バスの方が無難かな。太平洋の島国の展示は他館では見られないものだった。ピカソなど作品が多種多様にあり、頭いっぱいになるが、すばらしい。短時間なら絞った方がよさそうだ。現代アートに絞ったダウンタウンのMOCAの方が印象深い。入り口横のイタリアンレストランがおいしかった。とても賑わっており、地元でもそれなりの店なのだろう。

ニューヨーク観光の超定番のポイント。ホテルから街ぶらしながら着いた。歩いて行った方が街の雰囲気が味わえていいのでは。日中より夜の方がさらにいい。きらびやかなネオンサインが輝き、いかにもニューヨークといった感がある。

家族への土産用に寄ったクッキー店が併設する喫茶店。乾季で強い日差しから避難、一時のオアシスとなった。日本人女性が経営している有名店。教育が徹底されているのか、みなさん爽やかな応対だった。ミネラルウォターから製氷してかき氷を出していると聞き、ひと安心。ほてった体にマンゴーのかき氷は格別だった。途中、スコールとなり２時間ほど居座ってしまったが、みなさん嫌な顔も見せず、ありがたかった。おかげですっかり疲れがとれた。

２回目の訪問。初回は「東洋のモナリザ」ばかり気になって他のレリーフまで気が回らなかった。しかも前日、猛暑の中をいろいろ回った後だったので疲れ果てて…。今回は気持ち的にも余裕があり、「地球の歩き方」の写真解説を片手に歩いた。するとレリーフのすばらしさがすんなり頭に入った。日本人ツアーも数グループいたので、ガイドさんの解説も聞くことができ、より理解が深まった。混雑はしたが、団体さんと一緒に歩くのも悪くない。

友人を案内して２度目のシェムリアップ。最初の時のチュナンダイ、牛肉鍋の味が忘れられなくて再訪した。生卵を混ぜた牛肉鍋は野菜もたっぷり。多少甘いが、香辛料等で辛さは調節できる。生ものを心配していた友人も鍋と聞いてひと安心。パクパク食べていた。冷たいビールが進んだ。２階の窓際の席がお勧め。下をぞろぞろ歩く各国の観光客を見ながら食べると、「あー、いま東南アジア、シェムリアップにいるんだ」と実感が沸いてきた。春巻きなども頼んで一人２０００円程度。安いのもいい。ちなみにアルコール類はいろいろあります。

友人を案内してのおじさん２人旅。第三回廊に行ったのは早朝だった。と言うのも予定がずれたから。シェムリアップ着が深夜だったため、翌日は日の出観賞はやめて、ゆっくりアンコールトムから回ることにした。アンコールワットに入ったのは午後２時すぎ。すばらしい第一回廊のレリーフなどをじっくり見ていたら、第三回廊は長蛇の列。とうてい時間までには上れないと思い、この日は断念した。3日目、待望の日の出を満喫し、早朝の清々しさの中、第三回廊へ。まだ閉鎖中でぶらぶらしていたら、階段の上り口を閉めていた職員が手招きした。「２人、１０ドル出したら（１０数ドルだったかも）入れてあげる」。これも旅の一興と承諾、金を渡して特別に上らせてもらった。上にいたのは欧米人ら数人だけ。かつて王しか上れなかったという高所をなかば独り占め。早朝の静けさのなかで３６０度の展望を楽しんだ。とりわけどこまでも続くジャングルの地平線は格別だった。
ベンメリアを訪ねたときも、職員と思われる男性がコース外を案内し特別料金を要求された。職員が所々で小遣い稼ぎをしているのだろうか。この手のルール違反も旅の思い出と笑えるなら、第３回廊は早朝が断然いい。階段のところでもじもじしていると向こうから声を掛けてくるかも。開門後に上っても朝の雰囲気は味わえるが、とにかく人が多く、うるさくなる。

廃虚の中を歩くのは不思議な感覚。遠くまで足延ばした甲斐があった。ただ職員と思われる男性が特別ルートを案内し、後に１０数ドル要求された。彼の案内、解説ぶり（片言の英語にもきちんと応対してくれた）が面白かったので、これも体験と思い支払った。そんな案内は不要と思う方は最初に彼が近づいてきたときに断った方がいい。

アンコールの遺跡群に魅せられてシェムリアップは２度訪れた。そのたびにトゥクトゥクを利用したが、爽快だった。カンボジアの風を全身で感じることができる。郊外のバンテアイ・スレイもベンメリアもトゥクトゥクで行った。沿道の暮らしぶりが見れて有意義だった。砂ぼこりを浴びるのも一興というものだ。ただホテル専属は割高。相手のお兄さんが上手だったか、街中周りなら１０ドル程度のところを「そこは少し遠い」などと言ってプラス５、１０ドルと要求してくる。同行者と割り勘するまでもなく、たいした額ではない。つい同意してしまったが、ぼられたという気持ちにもなって少し面白くなかった。初訪問時はたまたまホテル外のトゥクトゥクと交渉し、料金は相場通りだった。面倒だが、ホテルを出て流しを拾うのも一法かもしれない。

乾季。しかも街中心部から遠いのでプールで半日ぐらいはのんびりしようと思っていたが、その日が披露宴会場となり１日泳げなかった。短い旅行なのでフロントは事前に知らせるべきだった。アンコールワットは２回目なので街中心部のホテルを避けたのが、結果的にはよくなかった。

アンコール・トム遺跡群の中心遺跡。それだけに人が多いこと…。ウンザリする。こちらは個人旅行でぶらぶら回っているのだが、ここだけはルートが限定される。そこに中国、韓国、そして日本の団体ツアーが続々。途切れることはない。まるでラッシュアワー。写真が逆光になるためアンコール・ワットを午後に回すと、トムは午前中になってしまう。それで集中しているのだろうか。そもそもツアーなど観光客そのものが多いのか。後者だと思うが、午後遅くに回るプランがいいかもしれない。遺跡そのものはすばらしい。我慢するしかないか。

アンコール・ワットと並ぶ中心遺跡群。さまざまな遺跡が多様な表情を見せるが、レリーフもすばらしい。よく知られているワットの第１回廊より保存状態がよいものもある。じっくりガイド本の解説を読みながら見たいものだ。しかし、次から次に人がくるのでゆっくり観察するのはちょっと難しい。

夕日観賞は２度目。２０１４年はプノンバケン。１５年はここ。アンコールワット絡みの夕日ならプノンバケンだろうが、２０分ほど小山を登り、行列に並んだ末に遺跡の頂上へ。しかも頂上は観光客であふれていた。日没時はいい撮影ポイントを陣取ろうとラッシュアワー並みの混雑となった。その上、アンコールワットは尖塔が見える程度で物足らなかった。往復の山歩きの手間もあり、あまりお勧めできない。アンコールワットを見なくてもいいのであれば、プレ・ループの方がいい。すぐに上れる。プノンバケンほどは混雑していない。むしろジャングルに沈む夕日はこちらの方がすばらしかった。ただ、石段はとても急。雨上がりなどは滑りやすいだろう。特に下りは十分注意してほしい。

夕日とアンコールワットを見るため２０分ほど小山を登り、頂上前で規制され長い行列に並んだ。観光客が押し寄せてきたための入山規制だった。山上の遺跡は黒山の人だかり。日没時は大混雑だった。それでも雨期の終わりのころで湖が広がっていたのだろう。トンレサップ湖が見え、それなりの達成感はあった。山歩きの手間もある。翌年は山登りをしないで済むプレ・ループからジャングルに沈む夕日を満喫した。

　アプサラダンスが見れる店として２０１４年にここ、１５年にはクーレン２を訪ねた。個人客の立場で比較してみた。
　○踊り　　優劣は分らないが、舞台はクーレンの方が本格的で出演者も多い
　○美人度　中央の踊り子さんはどちらも美しく優雅に舞う。全体としてクーレンが上か
　○会場　　テンプルに軍配。クーレンは広すぎ、かつ団体優先で個人客は舞台から遠い
　○雰囲気　そう広くないテンプルの方がいい。照明を落とし舞台がよく見える
　○客層　　テンプルは欧米系、クーレンは日中韓の団体が目立った
　○味　　　大差ない
　○経済性　クーレンに軍配。約１０００円で食べ放題

　以上のことから、食事をしながらアプサラダンスをそれなりに見て、後はホテルに帰るという人はクーレンの方が安く済む。もっと飲みたい、２軒目も行きたいという街ぶら派はパブストリートにあるテンプルの方が都合がいい。私は後者なのでテンプル派か。ショーはたしか１９時半から。団体さんも来るので前の席を望むなら予約したほうが無難。