オタナイ発祥の地
名所・史跡
3.04
クチコミ・評判
1~1件(全1件中)
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小樽に何度も足を運んだ方は、ぜひここにも
- 3.0
- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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本当の小樽発祥の地はここらしいです。
“小樽”の語源は、オタ・ナイまたはオタ・オル・ナイといわれ、意味はそれぞれ砂の川と... 続きを読む砂の中の川。
現在の小樽は、運河の前まで坂で、山を削り海も結構埋め立てられていて、長く続く砂丘の中を流れる川など、想像もつかない地形です。
それもそのはず、オタルナイこと小樽内川は長い長い石狩平野の末端、銭函の海岸の先の方にあります。
1596年、松前の漁師が漁場を求め訪れたのをきっかけにして、その後、松前藩が“オタルナイ場所”を開設したそうですが、年月とともに更に良い漁場を求めて、現在の小樽付近に移り、オタルナイの名前もそのまま移ったとのことです。
現在のこの場所には、小樽こと、オタナイ発祥の地の碑が立っています。
碑には、小樽よりも小樽内川こと、樽川について、発祥と刻まれていました。
何年か前まで、樽川地区としてこの辺りに石狩の住民が住んでいたため、記念してのもののようです。
なお、碑の場所はわかりにくく、砂丘の草むらの中に埋没しています。
草が生い茂ったり、蛇などが出たりしそうな夏場には訪れにくいと思い、雪が融けたばかりの春先に訪れました。
江の島など、東京周辺の海岸と違って、海辺に近づくと、人家は見当たりません。
特に波打ち際から数百mは原野が続き、人影もなく、物寂しい雰囲気です。
碑までのアクセスは、新川の右岸を河口まで進みます。
国道337号線からは舗装されていない、ダートの道が約2km続きます。
めげることなく進むと、廃墟と化した小樽内橋が見えてきます。
碑へは小樽内橋から続く道の跡を進むとよいです。
波打ち際の方からも行けますが、特に初めての方は道に迷いやすいです。
辺りのルートはフットパスとしても紹介されていますが、それによると10月~翌1月は狩猟が解禁されるそうなので、注意が必要です。
周囲は、柏やササが生い茂り、石狩地方の原風景をほうふつとさせます。
けもの道のような道跡を進むと、100mも進まずに海方面(旧小樽内川流路の沼方面)との分岐が現れます。
そこから海側へ少し進むと、草むらの中に落ち武者のように、ひょっこりと石碑が立っているのが見えてきます。
碑の回りはコンクリートが打たれていて、辛うじてササやトクサの侵入を防いでいました。
碑は砂丘の上で少し高くなっており、遠く、現在の小樽、高島岬方面が見渡せました。
視界が良ければ、積丹や雄冬方面も見えるのではないでしょうか。
本州では桜満開ということですが、ここでは折からの冬型の気圧配置の強まりにより、日本海より強風が吹きつけ、白い波濤が幾重にも浜に打ち寄せている様子が見えました。
およそ春の日差しとは言い難い弱弱しい太陽が、雲に隠れ、せめてもの光芒が漏れ出で、山海を照らす様子がどこか幻想的でした。
積丹を回り(神威岬より先は女人禁制)、はるか化外の地であるこの場所を訪れた古へ人も、きっとこの風景を眺めたのかもしれません。 閉じる投稿日:2016/04/13
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しそまきりんごさん