2017/01/03 - 2017/01/03
9位(同エリア72件中)
ちゃみおさん
この日はオビドスという町で宿泊予定です。
エストレモスからオビドスに向かう途中、少し時間に余裕がありそうなのでバターリヤ(Batalha)にある世界遺産・バターリヤ修道院(Mosteiro de Batalha)を見学する事にしました。
この近くにはいくつか世界遺産の修道院がありますが、ガイドブックで紹介されている写真を見て、存在感のある建物だったのでここに決めました。
実際訪れてみると、「大きい!」というのが第一印象でした。
バターリヤ修道院は1983年に世界遺産に登録されています。
ーーーーー3日行程ーーーーー
8:00 ホテルにて朝食
朝食後チェックアウトし、周辺の教会を見学
10:30 エストレモスを出発
※ここまで↑の旅行記はこちら↓
http://4travel.jp/travelogue/11228038
※この旅行記はここから↓
13:30 バターリヤ 到着
世界遺産・バターリヤ修道院見学
15:40 バターリヤを出発
16:30 オビドス 到着&宿泊
ーーーーーーーーーーーーーーー
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
エストレモスは町を出ると、すぐに長閑な田舎の風景になります。
-
一面のブドウ畑。
-
オリーブ畑でくつろぐ羊たち。
木の周りの草を食べてくれるから草刈りの必要もないし、落とし物が肥料になって一石二鳥なのかもね。 -
車が通りやすいように、枝が直角にカットされてます。
これなら大型トラックも木に当たらないで通れそう。
これもコルクの木。 -
コルク畑には牛。
こちらも草刈りの手間が省けるよね。
オリーブ畑には羊だったから、排泄物の成分で向き不向きがあるのかなと、ちょっと思いました。 -
真っ直ぐな道の両サイドには、オリーブ畑が広がっています。
-
車にもご飯をあげないと、走ってくれないからね。
ポルトガルはガソリンが高い印象です。
日本も高いけどね(^_^;) -
これまで何度もコルクの木を沢山見たと書いてきましたが、こんな林がずーっと続いていたのです。
日本では見られない珍しい光景なので、車を停めて見学してみました。
これはおそらく去年の夏に樹皮を剥がされた木。樹皮が再生していくと、だんだんと白っぽくなっていくそうです。
樹皮を剥がすのは6~8月、9年毎と決まっています。
コルク樫は植樹されて25~30年で初めて樹皮を剥がす事が出来ます。
これを「バージンコルク」と言うそうですが、質はあまり良くない。
1回目と2回目に剥がされた樹皮は、フローリング材や断熱材に使われます。
そして3回目でやっと高品質のコルクとなり、コルク栓にも使われるようになるのだそうです。
と言うことは、コルク栓は樹齢が4~50年にならないと出来ないって事?
何気なくワインのコルク栓を開けているけれど、実はすごい年数がかかっているんだね。
1本の木で15~20回、樹皮を剥がす事が出来るそう。 -
丸裸にされて、寒そうに見えるわ~。
コルク樫は樹皮を再生させてコルクとして使い、実は家畜の飼料や食用油の原料にもなり、コルク樫の木があることで動物のすみかとなる。
とってもエコな植物だと知りました。 -
こんな光景、日本で見た事ないでしょ?
コルク樫の木は樹皮を剥がして良い太さ高さ、樹皮を剥がす時期&周期、私有地に生えている木であっても、勝手に伐採してはいけないなど、ポルトガルでは法律で細かく決められているそう。
それくらいコルク樫は大切にされているって事ですね。
ポルトガルはコルクの生産量が世界一の国です。 -
木の根元にはドングリ(コルク樫の実)がいっぱい落ちてました。
お隣スペインではドングリを餌に飼育されるイベリコ豚が有名だけど、コルクの実も餌になっているそうです。
スペインにもコルク樫はあるらしいので、豚さんはコレを食べているんだね、 -
また別のところで、もう一度コルク樫の見学です。
さっきは樹皮が剥がされていたので、今度は樹皮のある木を見つけたのです。
黒っぽい樹皮は、おそらく再生しつつある部分だと思います。
白っぽい部分と比べると、段差がありますよね。
厚みのある樹皮をツンツンしてみたかったのです。
押すと、少し弾力がある。
この感触はやっぱりコルクだ! -
樹皮の割れ目を見ると、コルクだなって分かりますよね。
夫も私も初めて見るコルクの木に興味津々で観察しましたとさ。
これにて、観察日記終了!
この後も延々とコルクの林は続いていましたよ。 -
観光地ではない町を通るのも楽しいんだよね。
地元の人々の普段の暮らしが見られる気がします。 -
リスボンを流れていたテージョ川上流です。
-
PAでトイレ休憩。
借りてすぐは綺麗だったけど、こんなに汚れちゃった。 -
途中、濃い霧で前が見えないことも・・・。
ドライブ中は言葉は分からなくても現地のFMラジオを聞く事が多い我が家。
その方が海外にいる実感も湧いてくるしね。
今回も音楽専門チャンネルで、ポルトガルの音楽を聴いていました。
ぼけ~っと音楽を聴いていると、最近日本で良く耳にするアノ曲が流れてきてビックリ。
一瞬、ここは日本だっけ?と思ってしまった。
その曲は・・・
♪PPAP~I have a pen
I have an apple
Apple pen♪
そう、ピコ太郎のヒット曲「PPAP」です。
海外でもヒットしていると噂には聞いていましたけど、まさかポルトガルまで届いていたとはね~。
夫も私も大笑いでした~(^o^)(^o^)
ポルトガルの人に、この曲の感想を聞いてみたいわ~。 -
だんだん晴れて来た!
いいぞいいぞ♪ -
青空が広がって来ました♪
この調子で、もっと晴れておくれ~。 -
エストレモスを出発して約2時間。
バターリヤの町の中に入りました。
そして新しい建物の向こうに、突如ドカーンと大きな修道院が見えて来ました。
手前の町の雰囲気と存在感のある修道院の建物のギャップが凄い。
なんだか良く分からないけど、見えた時は妙に感動しました。 -
修道院だけが、特別な空気に包まれている・・・
そんな雰囲気。 -
バターリヤに着いたのはお昼過ぎだったので、手軽に食べられるサンドイッチのような物はないかとスーパーに行ってみました。
でも残念ながら、そのような商品はなかった。
日本ではお弁当やお総菜を売っているけれど、ヨーロッパで売っているところは少ないんだよね。
仕方ないので、カフェでも探しますか!
これは山盛りのバカリャウ(干し鱈)です。
水に浸し塩抜きをしたものを調理して食べる、ポルトガルの国民食。
今回の旅行中、何度も食べました。
専門店で売っているのかと思っていたけど、スーパーでも売っているんだね。
良いバカリャウの見分け方とかあるのかな・・・。 -
修道院の横に、広~い無料の駐車場がありました。
無料なのはありがたい。
修道院を見学する前に、お昼ご飯を食べなくちゃね~。 -
バターリヤ修道院周辺の地図です。
-
駐車場の近くの、このお店でランチです。
-
じゃ~ん。
簡単に食べられると思ってホットドッグを頼んだら、こんなにボリューミーだった(^_^;)
細いフライドポテトや野菜がサンドされているのは嬉しいけれど、大きすぎ(笑)
結局私は完食出来なかった。残りは夫に食べてもらいました。 -
腹ごしらえも済んだので、修道院を見学しましょう。
修道院の建物があまりに大きくて、入り口がどこなのか分からない。
修道院の裏手で、従業員ぽい人が居たので教えてもらい、こちら側まで来ました。
駐車場は修道院をはさんで真反対でした。 -
修道院の建物も大きいけれど、この騎馬像も相当大きい。
-
この方、地元の英雄アルヴァレスさんだそうです。
-
入り口はこちらでした。
1983年に世界遺産に登録された、「バターリヤ修道院」です。
正式名は「聖母マリア修道院」。
バターリヤとはポルトガル語で「戦い」という意味。
バターリヤ近郊のアジュバロータで1385年、王位を狙って攻め入ったカスティーリャ王国軍を、ジョアン1世率いるポルトガル軍が打ち破った。
ポルトガルがスペインから独立を守る、歴史に残る戦いだったのだそう。
その勝利を聖母マリアに感謝を捧げるため、ジョアン1世が修道院を建てさせた。
1388年から建設が始まり、完成までに約130年かかった。
その間に在位した王は7人。携わった建築家は15人。
これだけ大きな建物だから、建設も大変だったでしょうね。
ちなみにここの写っている修道院の建物は、ほんの一部です。バターリャの修道院 寺院・教会
-
一番高い部分が教会、右側は「創設者の礼拝堂」
左側に「ジョアン1世の回廊」その奥に「アフォンソ5世の回廊」が続いています。 -
この修道院には、鐘楼がないそうです。
そう言われてみれば、見当たらないね。
教会には必ずと言っていいほど、鐘楼があるものですけどね。 -
入り口です。
レース編みをイメージするような、細かな彫刻が施されています。 -
入り口のアーチには78の聖像が並んでいるそう。
-
78の聖像は、旧約聖書に登場してくる王、天使、預言者、聖者など。
-
聖像の下にも何か居ますね。
牛を連れた人とか、本を持った人とか・・・。
これだけの彫刻を彫るのに、どれくらいの時間がかかっているんだろう。
良く見れば見るほど、繊細な彫刻だとわかります。 -
入場料 6ユーロ/人
このレシートは無くさないように!
修道院の中の「創設者の礼拝堂」「回廊」「未完の礼拝堂」3カ所にチェックポイントがあります。
レシートを見せて、ハンコ押してもらわないと入れないようになっています。 -
入って真正面に教会。
ガイドブックによると、奥行き80メートル、高さ32メートル。
ポルトガルでも1、2の規模だそうですよ。 -
美しいステンドグラス。
-
これらは16世紀のものだそうです。
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「創設者の礼拝堂」
15世紀に造られたジョアン1世とその家族のお墓です。
中央にあるのは、ジョアン1世と王妃フィリパの棺。 -
棺にも見事な彫刻。
-
ジョアン1世の棺の周囲にはペドロ王子、エンリケ航海王子、フェルナンド王子などの棺が並んでいます。
彫刻が美しい♪
何となくですが、皆さん心穏やかに眠っておられるように感じました。 -
棺に彫られた子育てをしている白鳥がかわいらしくて、思わず写真を撮りました。
-
ジョアン1世の棺は、ライオンさんが守っています。
-
【ジョアン1世の回廊】
ガイドブックによると、1386年に建設が始まり、1515年に完成。
約100年後にリスボンのジェロニモス修道院を手がけたボイタックがマヌエル様式の装飾を施したと書いてある。 -
こんなところに顔が!
怖い~(>_<) -
レース編みのような装飾が美しい。
石で出来ているとは思えない、柔らかさを感じます。 -
エンリケ航海王子の十字架の紋章が入っていたり。
-
天球儀が彫り込まれたりしています。
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内側から見ても美しいけど、外側から見ても美しい。
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ちょっとだけハリーポッターの世界のようにも思えてくる。
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雨上がりの中庭です。
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参事会室
この部屋は柱が1本もない。
ガイドブックによると・・・。
建設当時、天井が落ちるのではないかと騒がれたのだそう。
設計したアフォンソ・ドミンゲスは安全性を証明する為に3日3晩この部屋に座り続けたという。 -
今は第一次世界大戦とアフリカの植民地争いで命を落とした無名戦士のお墓がある。
お墓は兵士によって守られています。
最初兵士の姿を見た時には、テロへの警戒かと思ってしまった。
持っていたガイドブックを読んで安心しました。 -
このお部屋にあるステンドグラスは、キリストの苦難の場面を表しているそう。
16世紀のものなんですって。
色がとっても鮮やかです。 -
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バターリヤ修道院の鳥瞰図。
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柱にも見事な彫刻。
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教会の建物です。
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回廊の途中に素敵な噴水がありました。
背後にある装飾も素敵でしょ? -
水がちょろちょろと流れる音を聞くと、心が安らぐ気がします。
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中庭を歩く夫。
なんだか天気が怪しいぞ! -
-
細かい細工が美しい。
ここは来て良かった♪ -
こちらはもう一つの回廊
【アフォンソ5世の回廊】
15世紀の半ばに建設されたそうです。
さっきの回廊よりはシンプルですね。 -
-
大きな糸杉。
-
こちらの回廊は2階もあります。
結構広いよ。 -
なんとなく学校のような雰囲気にも思える。
-
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糸杉って、こんなに大きくなるんだね。
イタリア・トスカーナの農地に植えられている糸杉も、こんなに大きかったのかな・・・。
広い農地で見ると、そんなに大きく見えなかったけど。 -
回廊超しに見る、教会の尖塔。
-
魚のような形のこれは雨樋。
屋根に降った雨が、口から出るようになってます。
ちゃんとウロコまで彫られています。 -
アフォンソ5世の回廊からは、私達が車を停めた駐車場が良く見えました。
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再び1階に下りてきました。
-
これはどこかの壁に設置されていたものなんでしょうね。
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これにて見納め。
-
もう一度最初に見学した【ジョアン1世の回廊】を通って、外に出ました。
あと1カ所、見学するところがあるのです。 -
バターリヤ修道院は回廊が2つあるので、横にも長いけど、縦にも長い。
この写真では写っていないけど、左側に入り口がありました。
大きすぎて、全体は写らないよ~。 -
ちゃみおと比べると、大きさが分かってもらえるかな?
-
大きな修道院の建物と、白いカフェの建物とのギャップがすごい。
修道院だけは、異空間のように感じます。 -
さらにアップで撮ると、ますます異空間のように思えませんか?
-
規則正しく並んだ植木鉢がかわいかった。
夏にはいっぱいお花が咲いて、きれいなんだろうな~。 -
ちょっと路地に目をやると、かわいらしいお家が並んでいました。
沢山の実をつけたレモンの木が印象的♪ -
カップの形にカットされた木が面白い♪
-
修道院を斜め後ろから見た図。
-
ウッドデッキのむこうの黒い点に見えるのは人です。
建物がどれだけ大きいか、これで分かってもらえるかな? -
どこから見ても立派な建物です。
世界遺産に登録されるのも納得です。 -
クリスマスの名残?
雪だるまがポツンと佇んでます。 -
最後に見学するのは、この部分です。
入り口は右に回ったところ。 -
案内図では黄色い部分です。
-
ここにも雨樋の役割を持つ、謎の動物がいますね。
こういうのを見つけるのも楽しみの一つなんです。 -
アップで見ても手抜き無し。
細かい装飾が、隅々まで施されています。 -
最後の見学場所
【未完の礼拝堂】
ジョアン1世の息子ドゥアルテ1世により1437年に建設が始まりました。
100年ほど工事は続いていたけれど、未完成のままなのだそう。
完成しなかった理由は、設計上のミスという説とジェロニモス修道院建設のために建築家がリスボンに行ってしまったという説があるのだそうです。 -
未完の礼拝堂には屋根がありません。
この時雨が降ってきて、もちろん礼拝堂の中は水浸し。 -
この礼拝堂はドゥアルテ1世とその子孫を埋葬するために造られました。
現在ここに埋葬されているのは、ドゥアルテ1世とその奥さんの2人だけ。
棺の上には一応屋根があるけれど、雨が吹き込んだら濡れるよね・・・。
雨ざらしの礼拝堂で眠っているのがかわいそうに思えた。 -
ドゥアルテ1世の子孫も埋葬される予定で、ステンドグラス付きのお部屋まで出来ていたのにね・・・。
雨ざらしだから、藻が生えて緑になってしまってます。
なんかこういうのを見ると悲しくなるね。 -
こちらが未完の礼拝堂の入り口。
屋根のない部分は藻だらけになっています。
ここも立派な装飾があるのだから、藻だらけなのがもったいないな~。 -
未完の礼拝堂の彫刻も素敵なんですよ。
-
彫刻をアップでパチリ。
これらの彫刻を彫った人は、どんな人物だったんだろうね。
そんな事をふと思いました。
藻が生えた未完の礼拝堂を見学すると、ちょっぴり寂しい気分にはなったけど、バターリヤ修道院自体は来て良かったなと思いました。 -
未完の礼拝堂は、この部分。
柱が途切れている部分の上には、尖塔が出来る予定だったんでしょうね。 -
駐車場へと戻るため、段々と遠ざかって行きます。
-
ここはアフォンソ5世の回廊。
中もシンプルだったけど、外観もシンプル。 -
これにてバターリヤ修道院の見学は終了。
車に乗って、オビドスへと向かいます。
雨が本降りになって来たよ~! -
車窓からみたバターリヤ修道院。
この後、しばらくザーザー降りの雨になりました。 -
バターリヤを出て約50分。
今夜泊まるオビドスの町が見えて来ました!
ここも城壁に囲まれた町。
どんな町並みが待っているのか、楽しみ~♪
~~~~~続く~~~~~
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この旅行記へのコメント (6)
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- 前日光さん 2017/06/02 11:05:21
- コルクの神秘と巨大なバターリヤ修道院
- ちゃみおさん、こんにちは。
こちらは今朝方4時半頃から、凄い雷と雨でした。
いまも異様に晴れていますが、北の方を見ると不気味な黒雲があります。
不安定な天気なんだとか。
さて、久しぶりになってしまったポルトガル編にやって来ました。
コルクって、普段何気にワインの栓を抜き、ポイと捨てていましたが。
コルク栓になるためには、コルクの木が樹齢4、50年くらいにならないとダメなんですねぇ〜
と言うことは、人間が同じコルクの木からできた栓にお目にかかることは、生涯に二度あるかどうか分からないということになりますね!
知らなかったなぁ〜
コルクは奥が深いです!(^^)!
これからワインを飲むときには、心してコルク栓に敬意を表したいと思います(^^ )
バターリヤ修道院。
巨大なだけではなく、繊細なアイアンレースの彫り物があらゆる所に張り巡らされていて、素晴らしい建築物ですね!
未完の部分があるという所にも、哀愁を感じます。
それにしても雨が降る度に、床の部分に雨がたまり、結果苔が生じてきていますが、どなたか完成させようという人はいないのでしょうか?
実は個人的には、この未完の部分に魅力を感じているのですが。
物事は完成した途端に崩壊が始まる、だから未完の部分を残しておいた方がいいのだという思想は、日光東照宮にもありまして、わざと一箇所だけ別の向きに柱を造ったりしています。
これは「徒然草」の影響だと、東照宮宮司さんはおっしゃっていますよ。
まさかポルトガルで「徒然草」ということはありえませんから、何らかの理由で尖塔部分?の取り付けが終わらないままになってしまったのでしょうね。
ちゃみおさんのお陰で、あまり知られていない様々な事柄の事情を知ることが出来ました(^_^)v
前日光
- ちゃみおさん からの返信 2017/06/02 17:09:28
- RE: コルクの神秘と巨大なバターリヤ修道院
- 前日光さん、こんにちは♪
沢山の投票とコメント、ありがとうございますm(_ _)m
> こちらは今朝方4時半頃から、凄い雷と雨でした。
> いまも異様に晴れていますが、北の方を見ると不気味な黒雲があります。
> 不安定な天気なんだとか。
広島も昨夜9時頃からだったと思いますが、同じように雷と大雨になりました。
朝起きたら、嘘のようにカラッと晴れていました。
その雨雲が関東まで行ったのかも知れませんね。
> さて、久しぶりになってしまったポルトガル編にやって来ました。
ありがとうございます。
> コルクって、普段何気にワインの栓を抜き、ポイと捨てていましたが。
> コルク栓になるためには、コルクの木が樹齢4、50年くらいにならないとダメなんですねぇ〜
> と言うことは、人間が同じコルクの木からできた栓にお目にかかることは、生涯に二度あるかどうか分からないということになりますね!
> 知らなかったなぁ〜
> コルクは奥が深いです!(^^)!
>
> これからワインを飲むときには、心してコルク栓に敬意を表したいと思います(^^ )
今回旅行記を書くために、色々と調べていたら勉強になりました。
ポルトガルでコルク樫の木を見なかったら、コルクについて知る事も無かっただろうな〜と思います。
ぽいっと捨てられてしまうコルク栓も、実は貴重な物だったのです。
私もこれからはコルク栓を見る目が変わると思います(^_^)v
> バターリヤ修道院。
> 巨大なだけではなく、繊細なアイアンレースの彫り物があらゆる所に張り巡らされていて、素晴らしい建築物ですね!
> 未完の部分があるという所にも、哀愁を感じます。
> それにしても雨が降る度に、床の部分に雨がたまり、結果苔が生じてきていますが、どなたか完成させようという人はいないのでしょうか?
工事が始まる気配も無いし、完成させようという雰囲気は全然無かったです。
苔が生えているのを見ると、なんだか寂しい気持ちになりました。
雨が降っていたので余計にそう感じたのかもしれませんが。
このまま雨ざらしだと、石がどんどん朽ちて、壊れていくんじゃないかという心配までしてしまいました。
スペインのサグラダファミリアのように、未だに工事している世界遺産もあるのに、何が違うんでしょうね。
> 実は個人的には、この未完の部分に魅力を感じているのですが。
> 物事は完成した途端に崩壊が始まる、だから未完の部分を残しておいた方がいいのだという思想は、日光東照宮にもありまして、わざと一箇所だけ別の向きに柱を造ったりしています。
> これは「徒然草」の影響だと、東照宮宮司さんはおっしゃっていますよ。
東照宮はわざと未完成にしてあるというのは聞いた事があります!
完成した途端に崩壊が始まる・・・、確かにそうかも知れませんね。
そう考えると、この修道院もまた違った見方が出来ますね!
> まさかポルトガルで「徒然草」ということはありえませんから、何らかの理由で尖塔部分?の取り付けが終わらないままになってしまったのでしょうね。
もしポルトガルでも同じような考えで、わざと未完成にしていたのであればビックリですけど、さすがにそれはないですよね?
一説にはジェロニモス修道院建設の為に、建築家がリスボンに行ってしまったからだとか。
それが本当なら、工事を途中で投げ出すなよ〜!と言いたくなりますけど(笑)
もし完成していたら、どんな建物になっていたんだろう、なんて事も考えてしまいました。
> ちゃみおさんのお陰で、あまり知られていない様々な事柄の事情を知ることが出来ました(^_^)v
そう言っていただけると、頑張って調べて書いた甲斐がありました。
こちらこそ、読んで下さってありがとうございました。
ちゃみお
-
- マチャさん 2017/04/15 06:30:47
- お天気が残念
- ちゃみおさん、おはようございます。
コルクの木、普段何気に接する事が多いコルクですが
こんな木からできてるなんて考えませんよねぇ。
指でつまむと「ふにゃっ」となる感じから
木も蹴飛ばすとつぶれるのかな?(笑)
でも切れ目を見ると、、、コルクだわ。
そして、ラジオから流れて来た「PPAP」
私もフィリピン セブでの移動の車でピコ太郎が歌ってました(笑)
世界では名曲の中に入ってるのかな?
マチャ
- ちゃみおさん からの返信 2017/04/15 09:16:46
- RE: お天気が残念
- マチャさん、おはようございます(^^)
朝早くからありがとうございます♪
コルクの木がどんな木なのか、これまで考えた事もなかったので、今回の旅行でしっかり観察してきました。
指で押さえて柔らかくても、やっぱり木なので、蹴ったら足の方が壊れちゃうと思います〜。
皮の割れ目を見ると、やっぱりコルクって分かりますよね。
面白い木だな〜と思いました。
フィリピンでも「PPAP」が流れていたんですか?
やっぱり世界規模でヒットしているって事?
うひゃ〜〜っ!ビックリ。
ちゃみお
-
- momoneneさん 2017/04/11 00:50:53
- 世界遺産なんですね。
- ちゃみおさん、こんばんは〜。お疲れさまです。
バターリヤ修道院の空気感がすごいです。
周りには溶け込まないぞ、という威厳が感じられます。
そして圧倒されます。歴史の重みも伝わってきて、世界遺産なのは納得できます。
細部まできちんと装飾がされていて見応えありそう…。
いいなぁ〜。全部見てまわられたんですね。
でも、最後の雨に降り込まれて苔があるのはさみしい、残念です。
そして、せっかく回復した天気が雨になったんですね。
やっぱり青空の写真はよかったです♪
今回羊たちもいました。
ワインのコルク栓を見る目も変わりそうなくらいコルクもたくさん勉強になりました。
食事のボリュームが今回もありましたね。次回はディナーも楽しみにしています。
momonene
- ちゃみおさん からの返信 2017/04/11 18:07:56
- RE: 世界遺産なんですね。
- momoneneさん、こんにちは〜。
あれから頑張りましたよ〜(^_^)v
> バターリヤ修道院の空気感がすごいです。
> 周りには溶け込まないぞ、という威厳が感じられます。
> そして圧倒されます。歴史の重みも伝わってきて、世界遺産なのは納得できます。
momoneneさんにこの修道院の空気感が伝わったのですね〜。
写真ではなかなか伝わらないな〜と思っていたので、こういうコメントをいただけて本当に嬉しいです♪
> 細部まできちんと装飾がされていて見応えありそう…。
> いいなぁ〜。全部見てまわられたんですね。
> でも、最後の雨に降り込まれて苔があるのはさみしい、残念です。
もっと細かく見れば、もっと多くの発見があったかもしれませんが、装飾も素晴らしくて見ごたえのある建物でした。
苔の生えた未完の礼拝堂を見学した時には、雨が降ってきたので、余計に寂しく感じてしまいました。
せめて雨が降り込まないよう、透明の屋根を付けるとか出来ないのかな〜なんて考えちゃいました。
> そして、せっかく回復した天気が雨になったんですね。
> やっぱり青空の写真はよかったです♪
旅行の最初の頃は良いお天気だったのに、だんだんと曇り空や雨の日が多くなってました。
青空の下で写真を撮りたかったです。
残念・・・
> 今回羊たちもいました。
> ワインのコルク栓を見る目も変わりそうなくらいコルクもたくさん勉強になりました。
> 食事のボリュームが今回もありましたね。次回はディナーも楽しみにしています。
動物好きなので、動物がいるとつい写真を撮ってしまいます。
地元の人は、こんなところでなぜ写真を撮る?って思っているかも(笑)
今回旅行記を書くために色々調べていたら、コルクの事も勉強になりました。
ポルトガルに行かなければ、詳しく知る事もなかったでしょうね。
食事はこの日も多かったですね〜。
日本のように写真付きのメニューはないので、出て来てビックリ!という事も多いです。
この日のディナーはと〜ってもシンプルだったんですよ。
何を食べたかは、次回旅行記までお待ち下さいませ〜。
ちゃみお
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旅行記グループ レンタカーで巡る、年末年始のポルトガル
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