2016/08/13 - 2016/08/13
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ぱんスキュさん
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2016年8月5日~18日
アメリカ&カナダ、北米エスニックタウン巡り
羽田→北京→JFK→モントリオール→ケベック→LGAからのNY滞在
大統領選を控え、先行き不透明なアメリカ情勢。そして年末のイラン行きを前にして、イラン入国者はアメリカ入国時にビザが必要、という面倒な法律が成立。。。
イラン行きの前にかねてから行ってみたかったNYのエスニックタウン巡りを決行、AirB&Bでブルックリンのアパートメントに滞在して、NY各地のエスニックタウン&宗教施設を訪問。
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8月14日(日)
ニューヨークに来てからは、初日のユダヤ人街、2日目のバルカン移民&旧ソ連移民街、3日目のサンセットパークの中華街&ラテンアメリカ街→ベイリッジのアラブ人街めぐりと、ブルックリン&クイーンズの移民街めぐりの毎日。
この日曜は遠征編!ということで、お隣ニュージャージー州のジャージシティへ。
ここにはエジプトの正教会系のキリスト教・コプト教の教会があり、この日曜には運よく晩ミサが行われるとのこと。すでに行ったHiro Kayさんによれば、とてもウェルカムな雰囲気だそうで。うわー、超気になる!
そしてさらにジャージシティにはインド人街もあり、そこでジャイナ教&インドのゾロアスター教徒・パルーシーの料理が頂けるらしい。…これはもう、抱き合わせで行くしかない!
というわけで、ニューヨークにはない諸宗教とお料理を求めて行ってきた遠征は、これまた大充実で大満足な訪問となったのでした。
ニュージャージー州、すごく熱い!ニューヨークに負けず劣らず。ぜひ移民街ファンの皆様には足を伸ばしてほしいです。
※
パルーシーとコプト教、この2つの単語は馴染みのない人もいるので簡単に説明を。パルーシーはインドに移住してきたペルシャ(=現イラン)のゾロアスター教徒のことで、コプト教はエジプトの東方正教会非カルケドン派のキリスト教のことです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- エアカナダ 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今回のジャージーシティ訪問のプランは、元々ニュージャージー州在住のHiro Kayさんのアドバイスなくては実現しないものでした。そしてe-food青木さんの詳しいレポートにも助けられました。多謝!
http://4travel.jp/travelogue/11144993
彼の助言により、コプト教の晩ミサ開始時間の19時に合わせて、昼過ぎからインド人街を散策→晩ミサ→ポールス・フックの港からNYの夜景を見ながら船で戻る、というプランを立てました。これがもう大正解! -
まずはニューヨーク州からニュージャージー州(以下NJ)へ移動せねばなりません。
NJの公共交通機関はPATHと呼ばれるポートオーソリティが管理する鉄道が走っています。ワートレ前にPATHの駅があったため、午前中はワートレ周辺を散策し、午後からNJへ。駅入口の写真。 -
ワールドトレードセンター駅。地下にはとても綺麗で巨大な吹き抜けの空間が広がっている。とにかく広々としている。
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余りに広々していて方向感覚を失いかけましたが、なんとかPATHのお改札を発見。
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NJ州運営のPATHにはNY州のメトロカードなどは使えず。シングルチケットを購入し鉄道に乗り込む。NYメトロと違ってとても綺麗な車内に驚き。州ごとによっていろいろ差があるんだな…と思った一幕。
パス トレイン 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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そして2駅進んでJournal Square駅到着。ここがジャージーシティの移民街散策の拠点です。
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ジャーナルスクエア駅構内。昼間なのに人通りが少なく閑散としている。雰囲気は悪くはないけど良くもなかった。しかし後で聞くところによるとジャージシティは治安があまりよろしくないらしい。気を付けるに越したことはないです。
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ジャーナルスクエア駅の外へ出ると快晴!街散策には絶好の好天です。
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ジャーナルスクエアの地図。これとグーグルマップをニラメッコして目的地へ向かいます。
駅から北の道を進んでNEW ARK Av.へ(赤のルート)。ここがインド人街一帯です。その後はタクシーを使い、マップ欄外の南西部にあるコプト教の教会へ(紫のルート)。移動範囲はそんなに広くなく助かります。 -
ジャージーシティの街並み。道路の幅が大きい以外は、特に何の変哲もない街並み。この道を駅から北側に歩いていく。
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途中にあったこの立派な建物はエホバの証人の集いのホール。年季が入ってるけどなかなか趣ある。
https://www.jehovahs-witness.com/topic/5692116218937344/2016-loyalty-convention?page=1 -
5分ほど歩いてこの時計台的な建物が見えたら、その一帯からインド人街のはじまりです。歩いている人もインド人が大半になってきた。
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さっそくインド系スーパーを発見。中に入ってみます。
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中はインド系食材の山!インド料理に欠かせないお野菜たちがお出迎え。
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インディアンオクラ=ビンディー!日本のより大きいのが特徴。しかしこれだけあると圧巻だー。
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生鮮食品だけではなく、インド料理に欠かせない豆類もこのとおり、大袋入り!重そうだ…
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そして南インドなドーサやウッタパムの素、サンバルなど。
インドと言っても広いからなあ…。ここのインド人街はどの地域の出身者が多いのかな?と思ったが、店などを見るだに多分インド各地から集っているっぽい雰囲気。 -
FRYUMSと呼ばれるスナック。ケララ風とマドラス風でどう違うのか興味あるなー。タミル語併記。
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インド本国の大手スナックメーカー・ハルディラムのマサラ菓子も鎮座!
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同じくインド大手スパイス&加工品メーカーのMTRのレトルト品も健在!この品揃え、良いですね。
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そしてインドならではのギー(澄ましバター)。こんなにたくさんのブランドを見たのは初めて。というか違いはどこにあるんだろうか…。
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冷蔵コーナーにはマンゴーラッシーやらマサラ的な飲み物やら。
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そしてチャトニ類もこの品揃え!自分で作るとやや面倒なので、こうやってフレッシュな市販品があるのはインド料理作る身としては羨ましい…。
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そんなこんなで後ろ髪ひかれつつ、お目当ての料理屋へ向かいます。町を東西に横切るNEW ARK Av.、ここまで来ると完全にインド人街。ベンガルタイガーのグラフィティがあったりして。
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そしてビルにはブロックプリント的なペイントが。キレイやな~、でもどうやって塗っていったのでしょう…。
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店構えもとにかくインド的。このお花のぶら下げてある感じとか。
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国旗や花などの飾り付けがなされていたのは、翌日8月15日はインド独立記念日だからかなーと推測。
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インドのお祭りの時に腕に着けるあの飾りひもみたいなのが売ってたよ!お祭り用のお店にて。
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散髪店。
しかしヘナデザイン=メヘンディもやってるよ!の文字がまたインド的。 -
もちろんアーユルヴェーダなお店もあり。
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ぶらぶらしてるとタミル系のキリスト教会の看板を発見。いわゆるケララ・クリスチャンですね。うわー、とても面白そう!しかし建物にはたどり着けず。
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でも近くでなんかやってたらしい。日曜だしミサかなあ。
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手前にあったのはよくあるエホバの証人の布教パンフ。でもヒンディー語で書かれているとインパクト大!カオスやなあ…。
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またインドと言えばコレ、な貴金属店。インドの人たちも財産を貴金属に変えて持ち歩く習慣があるそうだ。インドで宝石といえば真っ先に思い浮かぶのがジャイナ教徒。実際にこの店は後述のジャイナ教レストランのそばにあった。
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そしてお目当てのお店を探す。道に見える食べ物屋はすべてインド料理屋。CARRY ONじゃなくてCURRY ONだって!
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そして地方別レストランもたくさんあった。インド北東地方・ベンガルのスイーツ屋さん★気になったけど入りにくい店構えだ…。
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こちらはインド中央南部・ハイデラバードの料理屋。ハイデラバードは美食で名高い場所なのでとても興味ありましたが、ここで食べてしまうとジャイナ&パルーシーが入りません…というわけで泣く泣く諦める。
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インド各地方全部盛りだなあ~と思っていたところの極めつけがこちら。チェンナイ(南)のビリヤニとか、バルティゴート(インド北西部の料理)とか、チャプリケバブ(アフガンや西パキスタンに住んでるパシュトゥーン人料理)とか、なんかもう凄い飛びっぷりだ…。
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インドだけかと思いきやバングラディッシュのお料理屋もあるようだ。まあベンガル料理屋があるくらいだからなあ。
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誘惑を振り切って最初にたどり着いたのがこちら、ジャイナ教レストランのVATAN。PURE VEGETARIAN INDIAN CUISINEの文字が輝かしい!
http://www.vatannj.com/
https://www.yelp.com/biz/vatan-indian-vegetarian-new-york-2 -
しかしランチタイムは終わってしまい、ディナー営業までは営業していないとのこと。残念!とりあえずメニューを見せてもらい撮影。
前菜のメニュー、一番面白い品揃えだったな。サモサとかパニプリとかの定番品をはじめ、ムンバイ名物パンとカレーのセット・パヴバジ PAV BHAJIとか、カスタカチョリとか、通称ムンバイのバーガー・ヴァダパヴ VADA PAVとか、Bグル風味なれど魅力的なお品の数々!
ムンバイ料理が多いのは、ジャイナ教徒が比較的多く住んでいるからなのかな。パルーシー料理とも一部かぶるラインナップ。 -
メインのページ。
ターリー(定食)の欄にはJAIN THALIがあったり、パンジャーブカレーとの表記があったり。
この店のナヴルタン・コルマとかダール・マッカーニとか食べてみたかったな。べジ料理の中でもリッチでスキなんです。 -
最後のページはインド―チャイニーズ、つまりマンチュリアンですね。チョウミンとか春巻きとかゴビマンチュリアンとか。この辺は東京でも食べられるからいいやとおもった。
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ジャイナミールが無理ならこちらへ、とパルーシー料理屋のFIDO'S CAFEへ。yelpでも評判上々で期待大!
http://www.fidos-cafe.com/
https://www.yelp.com/biz/fidos-cafe-jersey-city -
店内は普通のオシャレなカフェに見えるぞ…と思いきや。
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カウンターに掲げられていたのは、ゾロアスター教の善神アフラ=マズダ様!うわーーーー、ゾロアスターファンとしてはテンションあーーがるーー!キタコレ!
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胸に高まる興奮を押さえつつ、まずはメニューチェック。
一見定平均的なメニューに思えるけど、右上の□に囲まれたイラーニーホテルスペシャルと書かれた欄に注目。 -
IRANI HOTEL SPECIAL MENU
ゾロアスター教の故郷・イランのホテルで修業した親父さんが出すスペシャル料理は、これぞパルーシー料理といえるものがズラーリ!わー、わー、大興奮!
友達とキャーキャー盛り上がりながら、悩みつついくつかのメニューをチョイス。この作業が本当に大変だった…だって全部気になるから! -
メニューに載ってたお店の紹介文。パルーシー料理をアメリカにもひろめたいという親父さんの熱い想いがひしひしと伝わってくる文章だ。ちなみにHOTELとあるがインドではホテル=レストランの意味。
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さっそく次々にお料理が運ばれてきた。
まずはBRUN MASKA(ブルン・マスカ)というバターたっぷりパン。これだけで結構なボリューム! -
続いてBun Bhurjiというパンとカレーのセット。卵と野菜の炒めたものにブンという種類のパンを合わせて。美味や~!
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もう一つ頼んだパン&カレーのセット、ソルティキーマパヴ。がっつり辛くて切れ味のある。お店のお嬢さんに聞いたらこれらはみんなパオバジの一種なんだそうだ。
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最後にパルーシー料理と言えば外せない米料理、プラウ。パルーシーベリープラオと書かれているだけあり、本国イランのプラウに近い感じ。フルーティな酸味がとても美味!
しかしここまで来ると頼みすぎてお腹の限界が…残ったものはテイクアウェイでお持ち帰り。 -
食後はイラーニ―チャイIRANI CHAIで〆。インドチャイよりも甘くてミルキーで、辛いものの後には最高!とても美味しいお料理の数々に大満足★^_^
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せっかくなのでお店のお嬢さんにインタビュー。ゾロアスター教に興味があって、というと快くお話してくれました★
やはり元々ムンバイにいたパルーシーの方が家族経営されてるそうです。家族同士ではグジャラート語で話しているとのこと。コックの親父さんも紹介してもらいハッピーな気分に。最後に僕らのアフラ=マズダ様を背景に記念撮影パチリ★
ここもまた大満足の訪問でした! -
パルーシー料理の興奮も冷めやらぬまま、今度はコプト教の教会へと移動。NJのタクシーはNYよりも料金体系が安くてボッタクリもなくいい感じ。
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5分くらい走ったところで目的地到着。
St Mary Coptic Orthodox Church
古いのと新しいのと2軒並んでいますが、このとき新館は建築中だった。2017年初頭には完成したとのことです。
http://www.saint-mary.net/church.asp
https://goo.gl/maps/GWbPbhezVCx -
Hiro Kayさんからの前情報通り、通りに面した表側のドアはクローズ。裏側に回ると入口が。開いているらしく一安心。
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神父さま専用の駐車場とか!ちなみに神父さんの邸宅はすぐそばにあるらしい。
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掲示板に貼られていた活動のスケジュール表。英語とアラビア語の併記がもうすでに異国感満載。
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中に入ると小さな子供から年配まで幅広い人々が集っていた。そしてアラビア語で会話。
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1階の聖堂に入ると、子供たちが讃美歌や聖書の章句の練習をしていた。最初、これが晩ミサ=VESPERと勘違いしていたがこちらは日曜教室だったようだ。
練習風景。可愛い声が響く。
https://youtu.be/xKs3I1Hsh0A -
座席に置いてあった聖書を手に取ってみる。
十字架にアラビア語という表紙にのっけからノックアウト。この組み合わせ、凄い!アラビア語で書かれた聖典は、コーランだけじゃないんだぜ…。 -
ページをめくった扉絵。
『ハリストス復活!』『実に復活!』とギリシャ語とアラビア語で併記。
これはキリスト教東方正教会系の復活大祭(イースター的祭り)のときのあいさつで、大変おめでたい期間の言葉。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B9%E5%BE%A9%E6%B4%BB -
どんどんめくっていくとコプト教のLITURGY=祈祷文が登場。
-
祈祷文コーナー。ここも英語とアラビア語併記。
-
祈祷文やりとりその2.ここに至っては英語ギリシア語アラビア語の3言語併記!ギリシャ語が入ることで、コプト教が東方正教会の流れをくむ宗教だということをしみじみと感じさせられます。
★
ここで軽くコプト教の説明をしておくと、キリスト教の宗派でも非カルケドン派の東方正教会系に属する宗教(AD451~)。
今でこそエジプトではマイノリティーですが、イスラム教よりも歴史はずっと古く、昔ながらの信仰の形を保っているキリスト教一派なのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%97%E3%83%88%E6%AD%A3%E6%95%99%E4%BC%9A -
…などと聖書を呼んでいる間に日曜教室終了。ここでわれわれ、今のが晩ミサではないことに気づき慌てる。人々の行く方向に付いていくと、なんと2階に主礼拝堂を発見。慌てて中に入る。
-
2階の礼拝堂。すでに晩ミサVESPERSは始まっていたのだった。厳かな雰囲気の中、小さな子供たちの掛け合いが始まる。
★
入口には州警察と思しきセキュリティの方が立っていて声をかけられたのだが、コプト教に興味があって…友達も以前礼拝させてもらって…と事情を話すと快く中に入れてくれました。世知辛いご時世ですが、テロ防止(する方とされる方の両方…)を考えると仕方ないと思える。 -
堂内を見上げると、ライオンと聖パウロという見慣れない組み合わせ。これぞコプト教のシンボルと思えるレリーフだった。
-
驚くべきは祈祷文がモニターで表示されていたのだが、それが英語ギリシア語アラビア語で表示されてたこと。ちなみに実際にはアラビア語で祈祷文が読まれていました。
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一通り祈祷文が読み上げられると、今度は少年と白い服を着た大人たちが堂内を練り歩き始めた。しかも不思議な楽器とお香の香りが焚きしめられ、トランス的な雰囲気満載に。おおお。
この様子は是非動画で確認を!
https://www.youtube.com/watch?v=FjnI3xkAqts -
うおおおお、これは凄い体験です!
動画をもう一本!一部縦横逆で見辛いのですが…
https://www.youtube.com/watch?v=JLaepQTTY4g -
そして正教会ならではのイコン登場。みんなが手を伸ばしてイコンに触れていく。先頭には神父様と思しき方が登場し、そのまま堂内はクライマックスへ。
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興奮に包まれたままミサは終了。とても神秘的な体験でした。日本に帰って知り合いの正教会の神父様にこの体験の話をすると、正教会系の儀式は大体こんな感じなんだって。なるほど。
ロビーに出るとまたもや聖パウロとライオンの絵が。可愛らしいイコンで和みます★ -
ミサ終了後、神父さまの方からお声かけをしていただきました。
Hiro Kayさんの旅行記をお見せし、知人の紹介で興味をもって~と話すととても嬉しそうにされていました。その時とは別の神父さまでしたが、また快く対応していただき感謝です!本当にありがとうございました。 -
オルバナと呼ばれるフワフワの聖体=パン。これもキリストが磔されたときの穴が開いてるとか、いろいろな意味があるそうです。詳しくはHiro Kayさまの旅行記参照。
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儀式のスケジュールはHPでも紹介されおり、また教会内にも貼ってあります。できればミサの時に訪問されるのが良いのではないかと思います。ちなみに事前連絡はしませんでしたが大丈夫でした。
もう少し余韻に浸っていたかったのですが、NY行きの船に間に合うかどうかギリギリの時間だったためご挨拶して教会を後にする。 -
幸いにも教会からPATHの駅まではすぐ近く。とはいえ8時半を回っており少し焦る。船の最終出航が9時だからだ。
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West Side Avenue Light Rail Station
ウェストアヴェニュー駅。ここは支線駅らしく本数が少なくてこれまた焦りますが、こうなったら仕方ない、運を天に任せる神頼み…宗教的な場所を巡った後だけに! -
無事に乗車。WEST SIDE AVENUE駅から港最寄りのESSEX STREET駅までは5駅。間に合うかなードキドキ。
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エセックスストリート駅に着いたのが20時50分!急いで港へと向かい、無事に最終便をキャッチ。ほっと一安心。ワールドフィナンシャルセンターまで片道6ドル也。
http://www.nywaterway.com/PaulusHook-WFCRoute-copy.aspxベルフォードフェリー (ニューヨークウォーターウェイ) 船系
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船内。夜だからか照明はほぼなくて暗め。乗客は主に船外に出て夜風を楽しんでた。
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甲板に出ると、そこは輝くビルの光がハドソン川の水面に映ってユラユラとゆれている。ムード満点。
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光り輝くマンハッタン。思えばこの時初めてマンハッタンという街を意識したのであった。ずっとブルックリンにいたからなあ。
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対岸からやってくるフェリーは全て最終便のよう。
とても幻想的な光景で、友人と2人で夜風にあたりつつ、今日一日のことを思いながら夜景を堪能。 -
そしてNY到着。
ユメのような夜景と、冷めやらぬ興奮と。隣州までわざわざ足を伸ばした甲斐がありました。最後まで完璧なNJ訪問だったなあ。 -
ニュージャージと言えばNYのベッドタウン的存在で語られることがほとんど。でもだからこそ、ここにも移民たちの生活が根付いているのでした。
NJ州にはジャージーシティのほかにも移民街があるそうで、時間があたらぜひ訪問したかったけれど残念ながら時間切れ…。でも移民街ファンにはぜひとも足を伸ばしてほしい場所。皆様も一度訪れてみてください!
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