2014/04/13 - 2014/04/13
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城megrist KAZさん
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日本100名城巡りの旅 尾張・美濃・近江編 3日目です。
彦根のホテルを出て、前日に時間が過ぎて見れなかった玄宮園を見学するため、彦根城に再登城です。
早朝、開場前に着いたので一番便利な大手前駐車場に停めることができました。情報によると今日はひこにゃんの誕生日だそうで、誕生会を行うとのこと! これは見なければいけませんね。
玄宮園でお茶をいただき、ひこにゃんの誕生会に参加し、次いで、信長の館で安土城の実物大模型を見学、安土城に登城し名古屋でレンタカーを返却、大学の同級生と「ひつまぶし」の店で偶然会い、新幹線で千葉に帰りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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開場前に着いたので、駐車場は一番便利な大手前駐車場が利用できました。
昨日の渋滞が嘘のよう。
大手橋の向こうに満開の桜がきれいです。彦根城桜まつり 祭り・イベント
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彦根城の案内図
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桜祭りの期間中ですが、早朝の為、殆ど人はいません。
花見するにも早朝がいいですね。
桜と、堀の水面に映る桜・・・青空ならもっと綺麗だったでしょうが。 -
大手門跡の桜と・・・・。
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これは登り石垣の下端かな?
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大手門跡の枡形
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やはり奥の石垣は登り石垣の下端ですね。
登り石垣は斜面の等高線方向への移動を阻止するための構造です。
朝鮮半島の倭城で用いられた構造で、国内の城では松山城と彦根城に残っています。 -
これですね。登り石垣は、このまま鐘の丸まで繋がっています。
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御殿が復元されていますが、残念ながら史実通りではなさそうです。
内部は博物館になっています。彦根城博物館 美術館・博物館
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復元された能楽堂です。
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復元された茶室
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庭、青空でないのが残念です。
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御殿の御庭と池
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枯山水の部分もあり。
玄宮園 公園・植物園
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御殿内部
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玄宮園方向
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御殿内部
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お濠と桜・・・。
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お濠と桜
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太い木の幹に、お花がブーケのようになっているところが・・・。
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玄宮園から外堀に出る水の手門跡
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玄宮園の池越しに見る本丸
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拡大すると天守がこんな風に。
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さらに拡大
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引くと、逆さ天守が・・・。
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茶室でお茶をいただきました。
見事な庭園を見渡し、また天守を見上げながらいただくお茶は格別でした。
藩主が座ったという場所でいただくことが出来たのはラッキーでしたね。 -
床の間の書、柔らかな女性的な印象
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客人をもてなしたという茶室です。
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この橋を渡って帰ります。
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此処にも登り石垣が。
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今日は、玄宮園から搦手から本丸へ向かいます。
端正な三重櫓が見えてきました。 -
本丸へは、この木橋を渡ります。この木橋は昨日は撮り忘れていました。
いざという時には、この木橋と大手側の天秤橋を落とせば、本丸はぐるっと高石垣で囲まれ、黒門山道以外に入る道はありません。 -
空堀はかなり深いです。
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本丸・西の丸周囲の高石垣、見事な造りです。よじ登っての侵攻はほぼ不可能でしょう。
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西の丸の搦手口は石垣で囲まれた枡形を形成し、防御力を高めています。
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多聞櫓を二方向に従えた三重櫓を内側から見る。
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搦手の木橋を上から見る、桜が奇麗。
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西の丸三重櫓の説明板。
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内部もあっさりとした造りですな。
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筋交いを入れて耐震強度を高めているようです。
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漆喰はかなり傷んでいました。
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西の丸三重櫓からも琵琶湖が見えました。
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しかし、天守を取ろうとすると木々が邪魔になります。
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ここも木が邪魔
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この木が無ければ、手前の石垣を入れていいアングルなんだけど・・・。
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ひこにゃんの誕生会です。 ひこにゃんの入場で大勢の人垣からは大歓声です。
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ひこにゃんのパフォーマンスがありますが、ひこにゃんは踊ったりはしません。ただ緩ーいパフォーマンスです・・・と何度かアナウンスがありました。
ひこにゃんのパフォーマンスとは、ただかわいらしいポーズをとるだけなんです。
それでもカワイイ!! -
この緩キャラの元祖的「ひこにゃん」の人気はスゴイね。
目が大きくウルウルしていたりする緩キャラが多いようですが、目・鼻が点だけ・・・髭は短く左右に二本だけ・・・、これに兜をかぶせただけでこれだけカワイイんですからね。 -
ただ、色んなポーズを取るだけなんですが・・・。
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大声援を受けていました。TV局の取材もありましたよ。
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何やら誕生プレゼントももらっていたようです。
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さぁ、次の安土城に向かいますよ。
帰るのですが、帰りの方向に天守が見えますね。
天守に真っ直ぐ行けないような構造になっているのが分かります。 -
天秤櫓をくぐり・・・。
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おぉ! ここからは天秤櫓を1枚に収めることが出来るね。
でも木が邪魔…。 -
鉢巻石垣・腰巻石垣と桜に別れを告げ、安土へ向かいます。
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まずは安土城郭資料館で、安土城と観音寺城の100名城スタンプをGET。
安土城天守の模型を見て、イメージを膨らませます。安土城郭資料館 美術館・博物館
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よく出来ている模型です。中央部は4階まで吹き抜け? 奇抜ですねー。
流石信長です。 -
次に向かったのが、安土城天主信長の館です。
望楼部のみの実物大模型ですが、装飾などは本物の技術で仕上げられています。
すごい・・・・。安土城天主信長の館 美術館・博物館
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宇宙を表しているとか・・・。
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仏教の世界観を示しているようです。
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その仏教の世界観を現した八角の部屋のさらに上に、信長がいる黄金の最上階が造られている。
信長は世界の頂上に存在していることを示しているようです。 -
煌びやかな装飾
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模型といっても、美術は本物の伝統職人が仕上げているので見事です。
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莫大な金がかかったでしょうに。
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金鯱は安土城が起源なのかな?
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巨石を運ぶ様子のジオラマです。イメージが湧きますね。
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駐車場の向こうに臨む山が安土山のようです。
これから向かいますよ。 -
安土城に着きました。
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詳しい地図が表示されています。結構な高さがありそうです。
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山の麓には、家臣たちの屋敷があったようです。
安土城跡 名所・史跡
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大手道は、一直線の石段です。 一直線は防御上不利と考えられていますが、ここは左右に石垣を有する重臣たちの屋敷が立ち並び、おそらくそこには土塀と櫓もあり、石段を駆け上るには無理な高さの石段である上、左右からの挟撃を受けるため、防御力はかなり高いのではないかと想像します。
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入り口に杖が用意されています。杖は持った方が良いですよ。
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石段の左右は、このような郭が連続しています。
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秀吉邸跡の解説板 建物の状況まで再現できるのですね。
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秀吉邸の想像図、防御を考えてますね。
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秀吉邸跡の高石垣、立派です。
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石段の左右は排水路になっています。郭へは、石橋を渡って入るようになっています。
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一直線の石段が終わると、左に折れて、さらに石段が続きます。
山城っぽくなってきたなー。 -
振り返ると、直線の石段が見えます。高石垣は家康邸跡と伝えられています。
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石段の、階段面には傾斜があり、登りにくくなっています。
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石段は、まだまだ続きます。 足腰が弱い方には無理があると思いますよ。
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登りにくく造ってある石段なので、疲れも増しますね。
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雑な野面積みです。 しかし、このくらいの石垣が私は好きですねー。荒々しくて。
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枡形の連続です。石垣で枡形を形成するようになった最初ではないでしょうか。
しかし、巨石を用いた野面積みは迫力がありますね。他ではあまり見られないかも。
石段の幅の狭さに注意! わざと登りにくくしてあります。 -
枡形の連続
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正面の石垣は、小さな石を集めた野面積みですね。迫力に欠けますが、これも面白いです。 手前の石垣の石と大きさを比較できますね。
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本丸の搦手口だったと記憶・・・。進入禁止でした。
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天主(普通の城は天守だが、安土城に限り天主と書く)へ上り口。
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写真中央部は天主の地階に入る部分です。
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天主の礎石です。
周囲の石垣は天主台の地階を囲む部分ですが、崩れて低くなっています。当時はこれよりもはるかに高かったようです。 -
天主の解説板
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天主の礎石
ここに、あの安土城天主があった、そこに信長が・濃姫が居た。 -
天主跡から下りていきます。
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天主下の郭、御殿があった。
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同じく、天守下の郭
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さらに下りていきます、石段の幅は広いですね。
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大手道に下りず、寺側に登ります。
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この上が当時から残っている寺の跡。
五重塔と、楼門が現存します。大変貴重です。 -
寺跡から見る琵琶湖方向。
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楼門
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楼門からさらに下ります。
麓まで下りたら、麓沿いを回って大手道方面に戻ります。 -
途中左にある山の斜面にも石垣の跡が残っています。山全体を石垣で覆っていたかも知れませんね。
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直線の大手道を、再び見上げます。この角度もいいねー。石垣フェチなので、石垣いっぱいの写真が好きなんですよ。
ちなみに井上陽水さんは、「崩れ石垣フェチ」だと、あるライブでおっしゃっていました。 -
信長さん、楽しませていただきました。
また来る日もあると思います。有難うございました。
名古屋でレンタカーを返却し、駅なかでひつまぶしをいただいて、新幹線で帰りました。
余談ですが、ひつまぶしの店で偶然、旅行中の大学の同級生と遭遇しびっくりしました。人の縁とは不思議なものです。
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