日本100名城巡り　佐賀編　宿泊は蟹御殿！

2015/03/21 - 2015/03/22

日本100名城巡りの一環で、家族4人で佐賀を訪れました。
日本100名城・名護屋城の他、88歳の父が行きたがっていた、母親の故郷糸島と元寇の船が沈んでいるという鷹島、我家の先祖の地、太良町大浦を巡りました。

エリア 佐賀

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

車で羽田まで６０ｋｍ、約1時間で到着・・・。

ヒトシナヤで白粥の朝食後、7時15分発の福岡便に乗りました。

福岡空港でレンタカーを借り西に向かいます。

魏志倭人伝に記載のある、大和朝廷へ向かう最初の上陸地「いとの国」はこの辺り。　糸島から南方面を見た風景。　祖母はこの風景を見ながら育ったんだ。

祖母の産まれ育った番地付近を散策後、名護屋城へ向かいます。

途中、虹の松原を通過してみました。

虹の松原 自然・景勝地

名護屋城を目前にした呼子で昼食。

呼子と言えば、イカの活け造りですよね。

評判の良い店に行きましたが、ウーン・・・いまいちでした。

お魚処 玄海 グルメ・レストラン

呼子からはすぐに到着、名護屋城です。

まずは名護屋城博物館で予習です。

名護屋城のジオラマを頭に入れてから見学すると、構造が良く分かります。

ここで100名城スタンプ、No.87名護屋城をＧＥＴ。

佐賀県立名護屋城博物館 美術館・博物館

上のジオラマの写真の部分です。石垣が破壊されているので分かりにくいですが、当時の姿を想像できます。

名護屋城跡 名所・史跡

ジオラマの写真の左下の部分、櫓台の跡です。

角の部分は特に大きく破壊されています。

造るのも大変なら、破壊するのも大変・・・。テキトーに壊してその後400年以上そのまま放置されて現在まで至るわけで・・・。

人間のやることの虚しさを感じます。

名護屋城跡 名所・史跡

ジオラマの写真の下の門から上の門に通じる坂道です。

右に張り出した曲輪の石垣は、中央部分が大きく破壊されて、崩れた石垣が扇状地のようになっています。

名護屋城跡 名所・史跡

天主台下の曲輪、入り口は枡形になっています。　土塁で囲まれていますが、この土塁の上には多聞櫓があったに違いありません。

陣城ではありますが、大規模な本格的縄張りをしているのが良く分かります。
黒田官兵衛の縄張り（設計）だそうですが、スゴイ頭脳の持ち主だったのでしょうね。

名護屋城跡 名所・史跡

晴れていれば対馬まで見えるという天守台跡・・・。

見晴らしはとても良好ですが、この日はＰＭ２．５の影響で霞んでいたのが残念でした。

名護屋城を後に、歴史好きの父の希望で、鷹島に向かいました。

鷹島は元寇の際、ここに元軍が上陸し、島民は虐殺されたそうです。

元軍は、ここから侵攻することはなく退却するわけですが、理由は神風で船が沈んだから・・・・かどうかは？？です。

鷹島周辺では元寇の沈没船が見つかり、てっぱうの弾（写真）などが見つかっています。社会の教科書で知った「てっぱう」の弾の本物が見れるなんて、驚きでした。

歴史好きの方はぜひ訪れてみてください。

鷹島から一路、太良町大浦へ。

従兄の家を訪問、叔母の入院先でお見舞いを済ませ、「蟹御殿」へ。

蟹御殿は2回目・・・、ここの竹崎蟹は絶品ですよー！！

写真は茹で蟹、でかい！

太良嶽温泉ホテル 蟹御殿 宿・ホテル

ＴＶ番組の温泉旅館対決で日本一になったことのある「蟹御殿」。

そのＴＶ番組を見ていて、まさか自分たちの先祖の地元のホテルが選ばれるとは思いもよらず、嬉しくて前年の夏に1回目の宿泊、今回は2回目となりました。

写真は、有明海の朝日を露天風呂から・・・。

太良嶽温泉ホテル 蟹御殿 宿・ホテル

城megrist(城巡り人）なので、翌日は蟹御殿を後に、近くの竹崎城跡を訪問。

戦国時代の海城だったようですが、詳細は不明です。菜の花の香りが心地よかったです。

竹崎城の後に向かったのは、肥前鹿島城です。

鹿島城址 名所・史跡

戦闘施設としての城ではなく、政庁としての城のようです。

我が先祖は鍋島藩の武士だったようなので、おそらくこの城にも登城していたでしょう。

鹿島城址 名所・史跡

鹿島城城門は、高校の門として使われていました。

鹿島城址 名所・史跡

この後、福岡の親戚の集いに参加し、福岡空港から帰路につきました。
88歳の父は、好きな史跡を見て、故郷を訪れ、妹たちに会い、母親の故郷を見ることができ、よい思い出になったとことと思います。

鹿島城址 名所・史跡