パリ～アルザス・ドライブ #8 - コルマール、メルヘンの世界をお散歩

2016/04/12 - 2016/04/12

4月 12日（火） 晴れ
パリ～アルザス・ドライブ #8 - コルマール、メルヘンの世界をお散歩です。ジブリとディズニーを魅了したレトロでメルヘンチックな中世の街並みは第二次世界大戦の激戦地アルザスで奇跡的に戦火を逃れました。

コルマールは、8年振り2度目で、朝一番、まず旧市街の北側にある観光案内所近くの駐車場に車を停めて、メルヘンの世界の散策へ向かいます。ほぼ快晴の気持ちの良い朝で、お散歩も楽しさ倍増です。前回の旅行記は下記です。

ヨーロッパ鉄道の旅 #39 - コルマール、コロンバージュの街並み
http://4travel.jp/travelogue/11009606

写真は、鏡のように済んだロシュ川にコロンバージュの建物がくっきり写った「プティット・ベニース」の代表的な構図の写真です。8年振りですが、メルヘンチックな美しさは何も変わっていません。お天気も良かったので、素敵な写真が撮れました。

コルマール | フランス観光 公式サイト - フランス観光開発機構
http://jp.france.fr/ja/information/24185
コルマールのプティット・ヴニーズ
http://jp.france.fr/ja/discover/30180
Colmar Alsace France Tourist Office - Home
https://www.tourisme-colmar.com/en/
Visite de Colmar en Alsace - Office de Tourisme de Colmar
https://youtu.be/f0jW_Tf-Q90

アルザスワイン街道　森本育子著
アルザス観光ガイド　http://alsacekai.com/visite.html
アルザス情報発信局　http://alsacefrance.seesaa.net/

以下、今回の7泊9日の日程です。夫婦とも、1年間、健康でお金を使わなかったので、ご褒美のバカンスです。心の健康、重要ですね！

□ 4/09 (土) 東京（羽田）10:35→パリ 16:10
□ 4/10 (日) パリ 8:25→ストラスブール 10:44
#1 春のストラスブール「街道の町」を満喫
http://4travel.jp/travelogue/11125345
#2 ストラスブールの絶景ポイントへ
http://4travel.jp/travelogue/11125853
#3 プティット・フランスと大聖堂の展望台へ
http://4travel.jp/travelogue/11127108
□ 4/11 (月) ストラスブール、清々しい春の朝
http://4travel.jp/travelogue/11131540
→オベルネ　http://4travel.jp/travelogue/11133824
→オー・クニクスブール城　http://4travel.jp/travelogue/11135913
→コルマール　http://4travel.jp/travelogue/11137879
■ 4/12 (火) コルマール
→エギスハイム→コルマール→テュルクハイム→カイゼルスベルグ→リクヴィル→ユナヴィール→リボヴィレ→ナンシー
□ 4/13 (水) ナンシー→パリ
□ 4/14 (木) パリ→ベルサイユ→パリ
□ 4/15 (金) パリ→フォンテーヌブロー→パリ
□ 4/16 (土) パリ→東京（羽田)
□ 4/17 (日) 東京（羽田）着

今年は JALマイレージバンクで、2016年4月1日～2016年4月22日（搭乗日）の期間、国際線特典航空券 ディスカウントマイル + JALカード割引で、ヨーロッパ往復が39,000マイル（通常：55,000マイル必要）とお得だったので、この機会に行くことにしました。成田便は、￥87,000と1万円、安かったけど、自宅に近くて楽な「羽田便」にしました。

運賃：￥97,000 x 1人、\0 x 1人
　　　-> 特典航空券で、1人分無料！
税金・燃油特別付加運賃等：￥24,130 x 2人

エリア コルマール(フランス)

ベストウエスタン グラン ホテル ブリストル
Best Western Grand Hotel Bristol
朝食は、ホテルのレストランで頂きました。中国人の団体客も朝食を食べに来ていました。ヨーロッパでのプレゼンスは凄いですねぇ！

ベスト ウェスタン グランド ホテル ブリストル ホテル

朝食
ビュッフェ形式なので、いつもアッサリしたものを中心に頂きます。

コルマール駅
朝食後、チェックアウトまで街歩きを楽しみます。今日も天気が良さそうです。

コルマール駅 駅

コルマール駅・プラットフォーム
8年前にスーツケースを持って、途中下車しました。

コルマール駅・駅舎内
ところが当時、スーツケースを預ってくれるところが無くて、結局、スーツケースを引きながら観光して大変でした。

ドイツやイタリアは荷物を預けるところがあったので、フランスはちょっと不便です。駅舎内の時計は、8時10分前頃。

コルマール駅前

コルマール駅
バスが停まっている付近に、AVISレンタカーの営業所がありました。

（お役立ち・クチコミ）
当初はここのAVISで車を借りる予定で駅前のホテルを予約しましたが、なんとオートマ車はここでは借りられず、ストラスブールで借りることになってしまいました。初めての経験でした。こんなことなら、駅前のホテルではなく、旧市街に近いホテルにすれば良かったです。

コルマール駅 駅

コルマール駅
時計塔のある駅舎は珍しいですね。時刻は 8時頃。

コルマール駅 駅

ベストウエスタン グラン ホテル ブリストル
Best Western Grand Hotel Bristol
ホテルと反対方向にある駅の駐車場へ向かいます。

ベスト ウェスタン グランド ホテル ブリストル ホテル

車は昨晩、駅の駐車場に停めました。

現在の走行距離は、2,282km。出発時が、2,163km だったので、昨日はストラスブールから、118km 走ったようです。

カーナビで位置を確認。

今回、ガーミンのポータブル・カーナビを持っていたので、カーナビ（GPS）はオプションで付けませんでしたが、オートマ車は標準で付いてくるようですね。

給水塔、Château d'eau
ジョフル通りからレモン・ポワンカレ通りへ右折し、コルマール駅前へ

駐車場
カヴァルリ通りを右折して、観光案内所に近い北側の駐車場に車を停めました。

チケットを購入して、車のフロントに置くタイプでした。

ゴルベリー通り
道路を渡って旧市街へ

ロンバール通り
木骨組の家がある旧市街の北の端付近で、建物の色がカラフルになってきました。

ロンバール通り
来た道を振り返って・・・

右側に、Hotel Mercure Colmar Centre Unterlinden がありました。このホテルは旧市街の北側に隣接していて、観光に便利ですねぇ！

ホテル メルキュール コルマール センター ウンテーリンデン ホテル

コルマール観光案内所
Office de Tourisme de Colmar
旧市街地の北端、この建物の左の1階に観光案内所はありました。

コルマール観光案内所
Office de Tourisme de Colmar
テープが張ってあったので、最初はクローズかと思いましたが、大丈夫でした。

パリ東駅にガイドブックのコピーを入れたバッグを忘れたので、コルマールの地図や情報をゲットしました。

ウンターリンデン美術館
観光案内所の反対側にはウンターリンデン美術館がありました。ピカソやモネなど、15〜18世紀の絵画が展示されています。

ウンターリンデン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ウンターリンデン美術館
13世紀のドミニコ会派修道院を改造して、1853年に開館し、パリのルーブル美術館などを除き、入館者数が最も多い地方の美術館との事です。

ウンターリンデン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

コルマールの街角

コンテルランタン広場

ウンターリンデン美術館
昔の修道院がそのまま美術館になった建物で、イーゼンハイムの祭壇画を始め、多くの作品が展示されています。

ここで車のガラスに「NAGOYA」と書かれた車が目に留まりました。

ウンターリンデン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

NAGOYA、名古屋？
日本料理レストランのようですが、名前からして、たぶん中国人経営のお店でしょうか？
→　http://www.nagoya-colmar.fr/　　　

ストラスブールにあった「KYOTO」も同系列かもしれませんね。フランスでの和食ブームに乗って、フランス人に分かり易い地名などの名前を付けている場合が多いと聞いたことがあります。中国の人は商売上手ですね。　
→　http://www.lekyoto-restaurant.fr/

プチトラム
オベルネにもありましたが、このプチトラムで旧市街を一周できます。

プチトラム
コンテルランタン広場に停まっていました。

コンテルランタン広場

Monoprix
お馴染みのフランスのスーパー。ここは比較的、大きなお店でした。

モノプリ (コルマール店) スーパー・コンビニ

テット通り
ここには111個の小さな顔の彫刻が施された「頭の家」と呼ばれる建物があり、前回、訪れなかったところです。

頭の家（メゾン・デ・テット）
La Maison des Têtes | Hôtel & Restaurant
あいにく修復中か清掃中でした。この建物は、1609年にコルマール一有名な建築家ブージェーが、コルマールの商人アントン・ブルジェのために建てたものだそうです。

頭の家 建造物

頭の家（メゾン・デ・テット）
La Maison des Têtes | Hôtel & Restaurant
窓枠などにいろんな表情の顔の彫刻たくさんがあるので「頭の家」と呼ばれています。頂上にのっている像は、ニューヨークの自由の女神の作者であるバルトルディが、1902年に製作した樽職人の像だそうです。

頭の家 建造物

頭の家（メゾン・デ・テット）・中庭
La Maison des Têtes | Hôtel & Restaurant
通路を通って、中庭に抜けられるようになっています。

頭の家（メゾン・デ・テット）・中庭
La Maison des Têtes | Hôtel & Restaurant
現在では、ホテルやレストランとして、この歴史的建築物は使われているそうです。

頭の家（メゾン・デ・テット）
La Maison des Têtes | Hôtel & Restaurant
上の階はホテルの部屋のようですね。

頭の家（メゾン・デ・テット）
La Maison des Têtes | Hôtel & Restaurant

頭の家（メゾン・デ・テット）
La Maison des Têtes | Hôtel & Restaurant
再び、通路と通って、外のテット通りに出ます。

テット通り

テット通り
写真左、白鳥の看板がある建物は、薬局、Pharmacie du Cygne Jean François Kelber のようです。日本もこのようなお洒落な看板が増えると良いですね。

プーランジェ通り

プーランジェ通り

Bartholdi Restaurant
ランチの候補のお店です。

http://www.restaurant-bartholdi.fr/

ドミニカン教会、Eglise des Dominicains
1289年、ドミニコ会修道士によって建てられたゴシック建築の教会です。

クリスマスの小屋が旧市街のここかしこあり、まだ片付けられていませんでした。

ドミニカン教会 寺院・教会

ドミニカン教会、Eglise des Dominicains
飾り気のない教会ですが、内部の「いばらのマリア」はウンターリンデン美術館の「イッセンハイムの祭壇画」と共に、アルザスを代表する絵画だそうです。

ドミニカン教会 寺院・教会

ドミニカン教会、Eglise des Dominicains
11/25〜12/31には、大規模なクリスマス・マーケットが開かれるそうです。

ドミニカン教会 寺院・教会

ドミニカン広場
古い井戸がありました。

ドミニカン教会、Eglise des Dominicains

聖ニコラス通り
ドミニカン広場から、サン マルタン教会のあるカテドラル広場へ

サン マルタン教会、Collegiale St.Martin

サン マルタン教会 寺院・教会

サン マルタン教会、Collegiale St.Martin

サン マルタン教会 寺院・教会

エグリーズ通り
この通りには水路があり、夏にはハンギングバスケットのお花が飾られているはずですが、まだ飾られていませんでした。

サン マルタン教会、Collegiale St.Martin

サン マルタン教会 寺院・教会

エグリーズ通り

グラン・リュ、Grand Rue

アンシエンヌ・デュアンヌ広場
Place de l'Ancienne Douane
旧市街の中心にあるアンシエンヌ・デュアンヌ広場には、シュウェンディの噴水があります。この像は、自由の女神の作者コルマール出身のフレデリック・バルトルディが作ったそうです。

旧税関広場　 広場・公園

アンシエンヌ・デュアンヌ広場
Place de l'Ancienne Douane

旧税関広場　 広場・公園

旧税関、The Koïfhus
アンシエンヌ・デュアンヌ広場
Place de l'Ancienne Douane

旧税関 建造物

コルマールの旧市街
Rue des Marchands / Grand Rue

モンターニュ・ノワール広場
昨晩、訪れた駐車場のある広場です。今日は駐車場は空いていました。

広場には、コルマール出身の彫刻家オーギュスト・バルトルディの作のジャン・ローゼルマン像が建っていて、ローゼルマンの泉、Fontaine Roesselmann と名付けられています。

ローゼルマンの泉、Fontaine Roesselmann
ジャン・ローゼルマン、Jean Roesselmann は、アルザス地方のテュルクアイム、Turckheim で生まれ、コルマールの司祭長となり、1262年に町を守って亡くなったと伝えられています。 　

モンターニュ・ノワール広場

プティット・ヴニ−ス
朝の澄んだ景色が素晴らしいですね！

プティット・ヴニーズ 散歩・街歩き

ロシュ川
船着場がある方向です。

プティット・ヴニ−ス

プティット・ヴニ−ス

プティット・ヴニ−ス
コルマールは奇跡的に２度の大戦の戦禍をまぬがれたため、中世からルネサンスにかけての美しい建物が残っています。

プティット・ヴニーズ 散歩・街歩き

プティット・ヴニ−ス
ロシュ川の水面が鏡のようです。コロンバージュの木骨組の建物が綺麗に映っています。

プティット・ヴニ−ス

La Krutenau
ポワッソヌリ通り、左手にあるレストランです。

Wistub Brenner
ポワッソヌリ通り、右手のレストランです。

プティット・ヴニ−ス
パンジーが植えられています。

プティット・ヴニ−ス

プティット・ヴニ−ス

プティット・ヴニ−ス
水上観光の船着場です。ロシュ川の川面がホントに鏡のようですね。

プティット・ヴニ−ス
水上観光の小舟が出発します。ここにはボートツアー代理店、Le Petite Venise, Promenade En Barque があります。

プティット・ヴニ−ス

プティット・ヴニ−ス

プティット・ヴニ−ス
水上観光の小舟がロシュ川を行きます。

プティット・ヴニ−ス

プティット・ヴニ−ス
美しい景色を何枚もカメラにおさめてしまいました。

プティット・ヴニ−ス
ポワッソヌリ通りへ

ウィスチュブ・デ・ラ・ペティ・ヴェニス
Wistub de la Petite Venise
ポワッソヌリ通り。昨晩、通りがかったフランス料理店です。

ウィスチュブ・デ・ラ・ペティ・ヴェニス 中華

ウィスチュブ・デ・ラ・ペティ・ヴェニス
Wistub de la Petite Venise
看板にお魚がかかっていました。

ウィスチュブ・デ・ラ・ペティ・ヴェニス 中華

ウィスチュブ・デ・ラ・ペティ・ヴェニス
Wistub de la Petite Venise
ウサギとお花で飾られた窓辺が可愛いお店でしたが、まだ開店していないようです。ここから先は下記旅行記で紹介します。

パリ〜アルザス・ドライブ #9 - コルマール、パステルカラーの街並み
http://4travel.jp/travelogue/11140536

ウィスチュブ・デ・ラ・ペティ・ヴェニス 中華