パリ～アルザス・ドライブ #17 - リボヴィレからバカラ経由、ナンシーへ

2016/04/12 - 2016/04/12

4月 12日（火） 曇り時々雨
パリ～アルザス・ドライブ #17 - リボヴィレからバカラ経由、ナンシーへです。アルザス・ロレーヌ両地方に跨るヴォージュ山脈を超えて、バカラに立ち寄った後、今日の宿泊地ナンシーへ向います。アルザスで一杯、時間を使ったので、バカラに到着したときは既に夕暮れ、雨も降ってきて、ナンシーへ入ったときは夜になっていました。ガーミンのカーナビが分かり難くて役に立たず、迷子になってしまいました。

表紙の写真は、世界遺産スタニスラス広場の四隅にある通用門の一つ「アンフィトリテ門」で、黄金の門、Porte d‘Or と鉄柵、Grille、そして中央にアンフィトリテの噴水、Fontaine de Amphitriteが置かれています。鉄柵は、ロココ様式の美しい金属細工で彩られ、バーソロミュー・ギバルの力強い彫刻作品と黄金に輝く縁飾りの門が見事に調和しています。

ナンシーのスタニスラス広場 Place Stanislas
http://jp.france.fr/ja/discover/56625
ナンシーで Rendez-vous　http://jp.france.fr/ja/discover/31176
ナンシー観光案内所　http://en.nancy-tourisme.fr/home/

以下、今回の7泊9日の日程です。夫婦とも、1年間、健康でお金を使わなかったので、ご褒美のバカンスです。心の健康、重要ですね！

□ 4/09 (土) 東京（羽田）10:35→パリ 16:10
□ 4/10 (日) パリ 8:25→ストラスブール 10:44
#1 春のストラスブール「街道の町」を満喫
http://4travel.jp/travelogue/11125345
#2 ストラスブールの絶景ポイントへ
http://4travel.jp/travelogue/11125853
#3 プティット・フランスと大聖堂の展望台へ
http://4travel.jp/travelogue/11127108
□ 4/11 (月) ストラスブール、清々しい春の朝
http://4travel.jp/travelogue/11131540
→オベルネ　http://4travel.jp/travelogue/11133824
→オー・クニクスブール城　http://4travel.jp/travelogue/11135913
→コルマール　http://4travel.jp/travelogue/11137879
■ 4/12 (火) コルマール
メルヘンの世界をお散歩　http://4travel.jp/travelogue/11140033
パステルカラーの街並み　http://4travel.jp/travelogue/11140536
→エギスハイム→コルマール
フランスの最も美しい村　http://4travel.jp/travelogue/11141975
アルザスワイン発祥の地　http://4travel.jp/travelogue/11146023
→テュルクハイム　アルザスワインのメッカ
http://4travel.jp/travelogue/11149873
→カイゼルスベルグ　城砦が残る皇帝の山
http://4travel.jp/travelogue/11149955
→リクヴィール　ぶどう畑の真珠
http://4travel.jp/travelogue/11152139
→ユナヴィール　フランスの最も美しい村
http://4travel.jp/travelogue/11156261
→リボヴィレ　アルザス屈指の観光地
http://4travel.jp/travelogue/11156361
→バカラ→ナンシー
□ 4/13 (水) ナンシー→パリ
□ 4/14 (木) パリ→ベルサイユ→パリ
□ 4/15 (金) パリ→フォンテーヌブロー→パリ
□ 4/16 (土) パリ→東京（羽田)
□ 4/17 (日) 東京（羽田）着

今年は JALマイレージバンクで、2016年4月1日?2016年4月22日（搭乗日）の期間、国際線特典航空券 ディスカウントマイル + JALカード割引で、ヨーロッパ往復が39,000マイル（通常：55,000マイル必要）とお得だったので、この機会に行くことにしました。成田便は、￥87,000と1万円、安かったけど、自宅に近くて楽な「羽田便」にしました。

運賃：￥97,000 x 1人、\0 x 1人
　　　-> 特典航空券で、1人分無料！
税金・燃油特別付加運賃等：￥24,130 x 2人

エリア ナンシー(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

リボヴィレからバカラ経由、ナンシーへ

ヴォージュ山脈
アルザス・ロレーヌ両地方に跨るヴォージュ山脈を超えて行きます。陽が落ちるまでにナンシーに着けるかなと思っていたのが、甘かったです。

山道を下って、谷間の村に降りてきました。

右の標識にナンシー、NANCYの文字がありません。右がアルザスのセレスタなので、左かな？と思ったのが、間違いでした。

右方向 Sainte-Croix-aux-Minesに戻った後、N159 自動車道に入るのが正解でした。左方向 Ste Marie aux Minesに行ってしまい。引き返すことに・・・

ストリートビューから・・・

見つけました。これこれ！

N159 自動車専用道、NANCY 方面
この表示を確認して、一安心。もう少し手前にも、NANCY の表示が欲しかった・・・

N159 自動車専用道のトンネル
Sainte-Croix-aux-Mines, Alsace-Champagne-Ardenne-Lorraine
ヴォージュ山脈を貫く長いトンネル、M. Lemaire がありました。

長さは、6,950m、制限速度は、70km。対面通行なので、ちょっと緊張しました。

N159 自動車専用道
Saint-Dié-des-Vosges、Nancy 方面の案内板がありました。

サン=ディエ= デ=ヴォージュ
Saint-Dié-des-Vosges
出口案内板が右手にありました。バカラはもう少し先です。

バカラ、Baccarat
Eglise Saint Remy de Baccarat
途中、N59 高速道路を降りて、ロレーヌ地方のバカラに到着。バカラと言えば、フランスのクリスタルのラグジュアリーブランドですね。正面の建物は、カトリック教会のようです。

バカラ　www.baccarat.jp/

バカラ、Baccarat
正面はメリー、バカラ市庁舎のようです。この後、雨が降って来たので、ちょっと休憩してすぐ出発。バカラってこんなところなんだと立ち寄れただけでも満足でした。

バカラ市庁舎 散歩・街歩き

N59 高速道路
夕陽を追いかけて、ナンシー方面へ。この後、ナンシー市内に入って迷子に！
ナンシー市内、建物が建て込んでいて、スタニスラス広場がどこか分からず・・・

ガーミンのカーナビのマップが今一で、一方通行の多い夜のナンシー市内をぐるぐる回って途方にくれ。途中、留学生ぽい人に聞いて、マップ上の場所を聞いてその付近に行ってみると、やっとホテルのあるストラタス広場に到達しました。

疲れました！初めてのところは夜遅くならない方が良いですね。

グランド ホテル ドゥ ラ レーヌ
Grand Hotel de la Reine
やっとホテルに辿り着きました。「王妃」を意味する「ラ・レーヌ」の名を冠するこのホテルは、1770年、マリー・アントワネットがフランス王室への輿入れ前に滞在したそうです。

Grand Hotel De La Reine - Place Stanislas ホテル

駐車場の料金表
ホテルには駐車場は無いとのことで、フロントで教えてもらった24時間・駐車場へ入庫しました。料金は平日と週末、昼間（7-19時）と夜間（19-7時）では違っているようです。夜間は最大2ユーロだったので、そんなに料金はかかりませんでした。

ナンシーの地図
改めて広場や駅の位置関係を確認すると、広場の近くをぐるぐる回っていたことが分かりました。ガーミンのカーナビのマップが大雑把で、迷子になり、苦労しました。

スタニスラス広場、Place Stanislas
チェックイン後、ナンシーの中心、スタニスラス広場に出てみました。夜はライトアップされていました。

カリエール広場、アリアンス広場と共に、ナンシーの古典的な都市計画を偲ばせる広場として、1983年に3つまとめてユネスコの世界遺産に登録されています。

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場 広場・公園

スタニスラス広場
左から、アンフィトリテの噴水のある黄金の門と鉄柵、オペラ劇場、そして1泊しましたグラン・ホテル・デ・ラ・レーヌです。ホントに広場に面しています。

広場の四隅と左右の建物の間に門があって、ナンシー・ロココ調の細工を施した鉄柵になっています。

オペラ劇場（左手前）と
グラン・ホテル・デ・ラ・レーヌ（右奥）

アンフィトリテ門
黄金の門、Porte d‘Or と鉄柵、Grille、そして中央にアンフィトリテの噴水、Fontaine de Amphitriteが置かれています。黄金の門はジャン・ラムール、Jean Lamour、噴水は Barthélemy Guibal の作品です。

綺麗にライトアップされていますねぇ！

アンフィトリテ門
ロココ様式の美しい金属細工で彩られ、力強い彫刻と黄金に輝く縁飾りが見事に調和しています。ナンシーは、黄金の門を持つ街 Ville aux Portes d’Or とも呼ばれています。

もう一つのネプトゥヌス門は写真がピンボケだったので、別の旅行記で昼間の写真を紹介しますね。

アンフィトリテ門を拡大してみると・・・

黄金の門の頭部には、フランス王の紋章 Armes des rois de France が据えられているのがわかります。黄金の門と鉄柵、アンフィトリテの噴水が素敵ですね！

市庁舎とスタニスラスの立像
スタニスラス広場は長方形で、長辺の一つに市庁舎があり、広場の中心にはスタニスラスの立像が据えられています。写真正面は市庁舎です。

スタニスラスの立像と市庁舎
ライトアップされていますが、銅像に光が当たっていなくて、見えません。明朝、撮り直さなくては・・・

エレの凱旋門、Arc Héré
市庁舎の対面の真ん中にはエレ通りがあり、その突き当りにこの凱旋門はあります。娘婿のルイ15世を称えて、スタニスラス1世が建設した凱旋門だそうです。この門をくぐると、スタニスラス広場からカリエール広場に出ます。

緑がかったライトで、綺麗にライトアップされていました。

パヴィヨン・ジャケ（左奥）とナンシー美術館（右手前）

ナンシー美術館

パヴィヨン・ジャケ（左）とナンシー美術館（右）
スタニスラス広場からナンシー駅近くに延びるスタニスラス通りがありました。この通りを駅方面へ歩いてみました。

スタニスラス通り
広場の方を振り返って・・・

スタニスラス門
Porte Stanislas
1752-1762年に建てられ、ナンシー中央駅近く、スタニスラス通りにある門です。

先程、迷子になったときに車で2度、この門を通りました。

左折レーンに入ると、地下駐車場への入口です。

ナンシー中央駅前・地下駐車場への入口
明朝、駅構内にあるAVISレンタカーへ車を返却する際に、この駐車場へ入庫しました。事前に確認できて一安心です。

ナンシー中央駅前
地下駐車場、地下駐輪場になっていました。雨にも濡れず、なかなか良いですね。

ナンシー中央駅
構内に入ってみました。

ナンシー中央駅・構内
夜遅いので、もう人影もまばらです。

ナンシー中央駅付近の地図
この付近をレンタカーでぐるぐる回りました。

歩いてみると、土地勘が出てきました。

ティエール広場
ナンシー駅前は広場になっていました。この広場の下が駐車場、駐輪場になっています。

プランタン百貨店
駅前のティエール広場に面して、百貨店がありました。もう夜遅いので、閉店しています。

ナンシー中央駅
駅舎の中にAVISレンタカーの看板が見えました。

駅のAVISレンタカー営業所
明朝、こちらに車を返却します。前日に、営業所の場所が確認できて良かったです。

スタニスラス門
Porte Stanislas
再びスタニスラス門をくぐって、広場に戻ります。

スタニスラス広場に戻って・・・

ガンベッタ通り
この通りをまっすぐ行くと、ナンシー駅前広場に出るようです。角の赤くライトアップされたお店は、Grand Café Foy です。

スタニスラス広場
オペラ劇場（左）とグラン・ホテル・デ・ラ・レーヌ（右）

今日は遅いので、ホテルに戻りました。

グランド ホテル ドゥ ラ レーヌ
Grand Hotel de la Reine
ロビーラウンジも素敵でした。赤を基調とした、シックな雰囲気。

Grand Hotel De La Reine - Place Stanislas ホテル

グランド ホテル ドゥ ラ レーヌ
Grand Hotel de la Reine
高級な装飾品が飾られていました。

Grand Hotel De La Reine - Place Stanislas ホテル

客室には、シャンデリアが付いていました。バカラ製かな？

今日はアルザス・ドライブを満喫！疲れました。明朝は、スタニスラス広場を見渡せるホテルのレストランで朝食を取る予定です。お天気が良くないので、ちょっと残念ですが、朝の散歩も楽しみたいと思います。お楽しみに！

パリ～アルザス・ドライブ #18 - ナンシー、世界遺産 スタニスラス広場
http://4travel.jp/travelogue/11174849