2015年8月　スーパーフォーミュラ　第４戦（もてぎ）

2015/08/22 - 2015/08/23

ツインリンクもてぎにスーパーフォーミュラ第４戦を観に行ってきました！

土曜日：スーパーフォーミュラ・フリー走行−ホンダ・コレクションホール−ピットウォーク−スーパーフォーミュラ・予選−下館泊

日曜日：スーパーフォーミュラ・フリー走行−ピットウォーク−Ｊ-ＧＰ２（二輪）・決勝−スーパーフォーミュラ・決勝−スーパーフォーミュラ・表彰式

（表紙写真は、一度もトップを譲らない完全優勝を果たし、トップチェッカーを受ける石浦宏明選手！）

エリア 益子・茂木(栃木)

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

土曜日から、ツインリンクもてぎに来ました！

スーパーフォーミュラ第４戦です！

二輪車のレースも併催されます。

厚い雲に覆われるツインリンクもてぎ。

しかし、久しぶりに来るレース場は、やっぱり良い！

焼きそばとノンアルコール・ビールで乾杯！

山本尚貴選手のマシン！

今年からＦ１に復帰したホンダ！

甘くない苦戦が続くが、黄金コンビ復活のマクラーレン・ホンダ。

スーパーフォーミュラの土曜フリー走行を観戦します！

前戦・富士で優勝し、このフリー走行でもトップタイムを出した、ＪＰ・デ・オリベイラ。

明日の本命か？

小林可夢偉は下位のタイムに終わる。

第２戦・岡山でキャリア初優勝を果たし、ポイントランキング・トップに立つ石浦宏明が２番手タイム。

ホンダ・コレクションホールを見学します！

ここは、モータースポーツ・ファンにはたまらない場所！

１９８６年のウイリアムズ・ホンダ。

レッド５、ナイジェル・マンセル車！

そのホンダ・エンジン！

この期間、所蔵するＦ１マシン全てが展示されているそうだ！

左手前は、第１期ホンダＦ１初優勝のマシン。

右が第１期ホンダＦ１初参戦のマシン！

第１期ホンダＦ１の古き良きＦ１マシンたち！

黄金の第２期ホンダＦ１のマシンたちと、アイルトン・セナのレーシング・スーツ！

苦戦した第３期ホンダＦ１のマシンたち。

アイルトン・セナになったつもりのレース・ファン。

本物。

ここはいつ来ても時間を忘れてしまう場所だ！

ピットウォークに参加します！

小林可夢偉選手。

ホンダのエース、山本尚貴選手。

優勝候補筆頭？

ＪＰ・デ・オリベイラ選手。

仲の良い中嶋一貴、大祐兄弟のトークショー。

とても蒸し熱いので、かき氷！

スーパーフォーミュラの予選を観戦します！

Ｑ１で１９台が１４台に、Ｑ２で１４台が８台に絞られ、Ｑ３でトップ８が決まる。

Ｑ１でトップタイムを叩き出してきた小林可夢偉！

Ｑ２も突破し、Ｑ３に進出。

最終コーナーを立ち上がるＪＰ。

Ｑ３進出。

ホンダ勢でＱ３進出は、この山本尚貴と野尻智紀の２台だけで、ホンダのホーム・もてぎでもトヨタ優勢が続く。

ホンダ勢で一番勢いのある野尻智紀が、Ｑ３で２番手タイム！

ポール・ポジション獲得は、絶好調の石浦宏明！

小林可夢偉が３番手タイム！

ＰＰ石浦、２番手野尻、３番手小林、以下、ＪＰ、中嶋一貴、カルダレッリ、ロッテラー、山本と続くトップ８。

ＪＰ、中嶋一貴、ロッテラーといった実績上位陣を抑えた新鮮なトップ３の顔ぶれで、明日の決勝が楽しみだ！

美味しいカレーとかき氷を食べながら、のんびりサポートレースなどを見てから、下館の宿に向かう。

まぁ、いったん帰宅してもよい距離なんだけど、帰宅しちゃうと頭が現実に戻ってしまうので、現実逃避を続けるため、宿に泊まります。

下館の宿で、完全に晩酌モード！

日曜日、美味しい朝食！

今にも落ちてきそうな重い空の日曜日のツインリンクもてぎ。

スーパーフォーミュラの日曜フリー走行を観戦です。

予選で７位と今ひとつだったアンドレ・ロッテラーがトップタイムを出す。

ＰＰの石浦宏明は中位のタイムだが、さて決勝ではどうか？

遠くには青空が見えるのだが、ここの上空の雲はどんどん重く黒くなり、ピットウォークの前にとうとう雨が降り出した。。。

雨のピットウォークに参加。

何やら真剣に話し合う中嶋悟監督と中嶋大祐父子。

ポイントリーダーで、今日もＰＰスタートの絶好調の石浦宏明。

失礼ながら、「上手いベテランだけど、優勝争いまでは・・・」という印象だったけど、第２戦の初優勝で一気にブレークしたか？！

けっこう強い雨で、どんどん濡れていくコース。

決勝は一波乱あるか？

雨の中、近藤真彦監督のトークショー。

ウイリアム・ブラーが予選１７位、ジェームス・ロシターが予選１９位と最悪の結果だったので、雨による決勝の波乱は望むところだとのこと。

レースを愛し、盛り上げようとする姿勢にいつも感心します。

二輪レースの決勝を観戦します！

いつの間にか雨は止んだけど、完全に濡れた路面で、転倒するマシンも続出で、スリリングだ。

トップを争う２台が、最終ラップの最終コーナーで絡んで転倒し、３番手が逆転優勝という劇的な展開。

これは転倒した後、あきらめずに起き上がって、ゴールに向かうライダー。

拍手！

チーズ・カレーとノンアルコール・ビールで乾杯！

昨日も食べたけど、ここのカレーは美味しい！

スーパーフォーミュラの決勝を前に、雨はすっかり上がり、青空も見え始め、路面はどんどん乾いていくようだ。

メインストレートは、アウト側が乾き、イン側がまだ濡れている状況。

スタートでは、アウト側（奇数グリッド）が有利になりそうだ。

国歌斉唱、起立、脱帽、脱ヅラ。

フォーメーション・ラップから最終コーナーをスターティング・グリッドに向かうＰＰ石浦、２番手野尻、３番手小林、以下、ＪＰ、中嶋一貴、カルダレッリ、ロッテラー、山本・・・。

全車、雨用の溝付タイヤではなく、スリックタイヤを装着しているようだ。

全車、スターティング・グリッドに着き、オールレッド！

ＰＰの石浦は好スタートで、２番グリッド野尻はスタート悪く、５番グリッド中嶋一貴が絶好のスタートでジャンプアップ。

やはり、奇数グリッドと偶数グリッドで明暗分かれた。

石浦、中嶋一貴、小林の順で１周目の最終コーナーに戻ってくる。

以下、ＪＰ、野尻、ロッテラー、中嶋大祐、カルダレッリと続く。

５２周の長いレースで、タイヤ交換義務はないが、給油なしでの完走は難しく、各車必ず１回はピットストップをすると思われる。

どのタイミングでピットストップをするのか、その際タイヤ交換をするのか（タイヤ交換しなければロスタイムを大きく節約できるが、後の走りがきつくなる）、コース上の追い抜きが難しいもてぎで、ピット戦略が見所となりそうだ。

ＪＰとこのロッテラーは、早めのピットストップ作戦に出てきた。

特にロッテラーは、リヤタイヤ２輪のみの交換で、ロスタイムを節約し（Ｆ１のように４輪同時の交換ではなく、２輪ずつの交換だからね）、ポジションアップの勝負に出た。

折り返しの２６周終了時点で、まだピットストップをしていない石浦、中嶋一貴、小林、中嶋大祐、山本、カーティケイヤン、伊沢拓也、ブラーがトップ８で、９位以下にピットストップを済ませたＪＰ以下が続く。

３番手走行の小林可夢偉がピットインするが、タイヤ交換に手間取り、大きくポジションダウン。

２番手中嶋一貴は、４輪ともタイヤ交換し、２番手のままコース復帰。

結局、ピットストップのタイミングやタイヤ交換の何が正解だったのか、私には難しくてわかりません。。。

悠々とトップを快走し、最後にピットインする石浦。

悠々と４輪交換し、トップのままコース復帰。

強いなぁ、スキがないなぁ。

ピットストップを引っ張って成功したのが中嶋大祐。

ホンダ勢最上位の５位に浮上。

一度もトップを譲らずにトップチェッカーを受けた石浦。

強かったなぁ。

このままシリーズ・チャンピオンになりそうな雰囲気だ。

優勝石浦、２位中嶋一貴、３位ＪＰ、以下、ロッテラー、中嶋大祐、野尻、平川、山本、カーティケイヤン、伊沢というトップ１０。

小林可夢偉は最終周でコースアウトし、１７位。

ほとんどピット戦略だけのレースではあったが、面白かった！

表彰式。

優勝した石浦選手と立川祐路監督、２位の中嶋一貴、３位のＪＰ。

シャンパン・ファイト！

激走を終えたマシンたち。

最終周コースアウトの痕跡が生々しい小林可夢偉のマシンのタイヤ。

ツインリンクもてぎのポール・ポジション。

やっぱりレースは素晴らしい！

レース万歳！