2012年11月　フォーミュラ・ニッポン　最終戦（鈴鹿）

2012/11/03 - 2012/11/04

鈴鹿サーキットにフォーミュラ・ニッポン最終戦を見に行ってきました！

（表紙写真は、劇的な大逆転で年間チャンピオンに輝いた中嶋一貴選手。）

エリア 鈴鹿(三重)

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩

土曜日は京都・大阪観光だったので、日曜日の決勝のみの観戦です。
津の宿にて、美味しい朝食！

鈴鹿サーキットに来ました！
Ｆニッポン最終戦の決勝は、午前と午後の２レース制です。
決勝レース１は、メインスタンドで観戦です。

ポイントリーダーの中嶋一貴選手。
しかし、２位の塚越広大選手との差はわずか１ポイント。
さらに、アンドレ・ロッテラー、伊沢拓也、ＪＰ・デ・オリベイラ選手にもチャンピオン獲得の可能性が残る大混戦です！

決勝レース１のフォーメーションラップ開始ですが、スポット参戦の佐藤琢磨選手がエンストで発車できず、最後尾スタートになります。

最終コーナーを回ってスターティング・グリッドに向かう、ＰＰの松田次生選手、２番手伊沢選手、３番手塚越選手。

ポイントリーダーの中嶋一貴選手は、何と１６番手スタートと厳しい状況です。

決勝レース１、オール・レッド！
２０周、タイヤ交換義務なしのスプリントレースです。

伊沢選手がスタートで松田選手をかわし、トップを快走します！

レース・スタートでもエンストしてしまい、大きく出遅れて厳しい展開の佐藤琢磨選手。

中嶋一貴選手は、全くペースが上がらず、下位に沈んだままでノーポイント。
チャンピオン獲得に赤信号です。

伊沢選手が見事な快走で優勝！
２位松田選手、３位塚越選手で、ホンダ勢・チームダンデライアンの伊沢選手と塚越選手が同ポイントでポイントリーダーに並びました！

見事な優勝だった伊沢選手。

残念なレースだった佐藤琢磨選手。

決勝レース１の表彰式。
優勝伊沢選手、２位松田選手、３位塚越選手。

午後の決勝レース２で、年間チャンピオン争いの決着がつきます！
ホンダ勢の塚越選手か伊沢選手にチャンピオンになってもらいたいが。。。

三重地鶏チキンカバブで乾杯！

お昼のピットウォークです。
佐藤琢磨選手は相変わらずの大人気で、何も見えず。。。

２００７年、２００８年連続チャンピオンの松田選手。

午前中の決勝レース１で、今シーズン初めてのポイントを獲得した小暮卓史選手。
ホンダのエース復活の足がかりになるか。

ようやく人がはけた佐藤琢磨選手のピット。

午後の決勝レース２は、１〜２コーナーで観戦です！

フォーメーションラップ。
ＰＰはＪＰ、２番手塚越選手、３番手松田選手。
伊沢選手は６番手、中嶋一貴選手は９番手スタートで、チャンピオン争いは塚越選手が断然有利な状況です。

Ｓ字コーナー。

全車スターティンググリッドに就き、いよいよ決勝レース２のスタートです！
２８周、タイヤ交換義務付けありで、ピット戦略が重要になりそうだ。

スタート！
ＪＰがトップを守り、塚越選手が２番手、松田選手が３番手とトップ３は変動なし。

２番手を守った塚越選手。
このまま、１位ＪＰ、２位塚越選手で終われば、塚越選手がチャンピオンになるが。。。

９番手スタートの中嶋一貴選手は、１周目にピットインして早々にタイヤ交換義務を済ませる策に出た。
６番手スタートの伊沢選手も同じ策を取り、ピットレーン出口で両車が並んだが、中嶋一貴選手が前に出る。
中嶋選手は前がクリアな状態で、快調なペースで飛ばしていく。

決勝レース２は堅実な走りを見せた佐藤琢磨選手。

塚越選手がピットインするが、１周目にピットインして快調に飛ばしていた中嶋一貴選手の前に出ることができず。。。
中嶋選手が大逆転だ！

しかし、このＪＰがトップを守る限り、２位中嶋一貴、３位塚越でも、塚越選手がチャンピオン獲得だ！

・・・と思った矢先、ＪＰにマシントラブル発生で、脱落。

まだピットインしていない小暮選手（３２番）が、快調なペースで暫定トップを走る！
小暮選手が優勝すれば、２位中嶋一貴、３位塚越でも、塚越選手がチャンピオンになるが。。。

しかし、小暮選手は燃料を軽くしてペースを上げる戦略を取っていたようであり、ピットインでタイヤ交換だけでなく給油も行って時間がかかり、実質４番手に落ちる。
中嶋一貴選手がとうとう実質トップに立つ。

暫定トップの平手選手（３８番）はこの後ピットインしなければならないので、実質トップは中嶋一貴選手（２番）、２番手塚越選手（４１番）、３番手ロイック・デュバル選手（８番）、４番手小暮選手（３２番）という状況。

チャンピオン獲得には中嶋一貴選手を抜く必要がある塚越選手（右）だが、デュバル選手（左）に抜かれて３番手に落ちてしまい、絶望的な状況に。

燃料を減らす面白い戦略で盛り上げてくれた小暮選手。
４位フィニッシュ。

良い走りを見せたデュバル選手。
２位フィニッシュ。

残念、塚越選手。
３位フィニッシュで、チャンピオン獲得ならず。

大逆転優勝で、チャンピオン獲得の中嶋一貴選手。
見事なレース戦略だった！

スタンドに手を振る佐藤琢磨選手。
いつか、レギュラー参戦？

ホンダ勢のチャンピオン獲得ならず、ちょっと残念ですが、劇的な素晴らしいレースでした！

帰ります。
名古屋・焼きとり重で乾杯！