2015ネパール旅行・番外編　バンコク・ストップオーバー～夜と朝だけ中国・上海～帰国

2014/12/30 - 2015/01/11

2015.1.9

1月8日、ネパールの旅は終了しました。
しかし日本に戻るのはもう少し先の11日。
8日夜から10日朝までバンコクに滞在しました。

もともと「1日はバンコクにいてのんびりしよう」と旅程をたてていたのでした。
2001年から2009年まで仕事でタイにいた僕にとって、タイは第2のホームグラウンド。
バンコクに住んだことはありませんが、タイ滞在中ちょくちょく来ていました。
去年の正月旅行の時にも寄ってます⇒http://4travel.jp/travelogue/10855884
BTS、MRT、エアポートリンクと交通網も次々広がり、移動も楽になり、
どんどん便利な街になっていくバンコクに嬉しさもあり寂しさもあり…です。

銀行の口座を解約し、フットマッサージでトレッキングの疲れをとり、
ショッピングモールを見て、スーパー土産のインスタント調味料を買い、
タイ料理を食えるだけ食って、夜の街へと繰り出す。
そんな一日だけのバンコクライフを堪能したのでした。

その翌日1.11にタイ出国。
今回利用した中国東方航空がチケット購入直後、
スケジュール変更になったため、上海で一泊することになりました。
この時期で新千歳－バンコクが往復51,000円なら文句は言えないと、
そのため上海でのトランジット一泊でしたが、
着いてから意外なほど静かな上海の街に少々不安を感じたものでした。
ほんとにここは人口一億の上海かと。

日本帰国まで一気にどうぞ。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

7:00
ホテルを出て、エアポートリンク、MRT、BTSを乗り継いでエカマイへ。
口座を開いた銀行の支店に来たのですが、さすがにまだ開いていない。
近くのショッピングモールのKFCで朝食。

10:00
9時開店同時に口座を解約し、400バーツほど戻ってきたので、
これを軍資金にマッサージに行くことにしました。
3日前のトレッキングの時の筋肉痛がまだ残り、太ももがガチガチ。
歩くのはなんとかなるのですが、階段の下りがきつい。
とにかくフットマッサージをしてもらわないと…。
エカマイの隣、BTSプロンポン駅周辺に
マッサージ屋が点在しているのでそこまで歩くことにしました。

プロンポンに着いて、小腹がすいたので、クィティヤオで２度目の朝食。
この後、適当にマッサージ屋さんを見つけ、
１時間半しっかりマッサージを受け、足が生き返りました。

13:00
足も復活したところで、再び歩いてBTSアソーク駅へ。
MRTとBTSが交わり、交通量も多い交差点。
一気に都会に来たなあという実感が湧きます。

同じ首都でありながらカトマンズとは雰囲気がまったく違います。
どちらかと東京を歩いている感覚に近いです。

アソーク駅 (BTS) 駅

その交差点に「エアポート21」というショッピングモールがありました。

ターミナル21 (アソーク) ショッピングセンター

各階、世界の有名な都市をイメージした造りになっているのが特徴。

2階が「東京」だったので行ってみることに。
商店街のようです。

おふざけもあり。
ただ今や大相撲はモンゴル人のもの。

五月人形。サムライのイメージ。

代官山。

はらじゅく、しぶや…。
女の子向けのファッションの店が多く、
ちゃんと原宿・渋谷のイメージに合わせている感じがします。

太鼓の達人もありました。
タイ語バージョンですが日本の歌もあり。

4階はイスタンブール。
トルコのイメージはこんな感じなのでしょうか。

まあ。こう座るよな。

5階と6階はサンフランシスコ。

ゴールデンゲートブリッジが５，６階にまたがってかけられていて面白い。

1階「パリ」に戻りました。
確かにデパートの1階って
化粧品とは高級ブランドのブテッィクなど店が多いので、
イメージ的には合っているかも。

「ターミナル」なので案内が出ています。
イベントの案内と思われます。

内装もターミナル風。

地下1階はローマ。

どこに行っても同じようなテナントが入っていて、
同じような造りのものだけでなく、
こんなふざけたショッピングモールもあってもいいと思うのですが、
バブルの頃ならまだしも、
今の日本じゃこういう“箱もの”はまずできないだろうな。
馬鹿みたいに弾けたことをしないと、
経済も良くなっていかないだろうし…。
、てなことをターミナル21の中を歩きながら思ったのでした。
それだけタイは経済がイケイケということなんだろうなあ。

ターミナル21の隣にはタイの老舗デパート・ロビンソンがあります。
地下にはTOP'Sというタイ人御用達のスーパーがあります。
お土産を買うには地元密着型スーパーが実は良かったりする。

トップス マーケット (ロビンソン店) スーパー・コンビニ

こんないっぱい買いました。

アソークからさらに歩いてエアポートリンクのマッカサン駅まで行きました。
乗った電車に初音ミクがデコレーション。

以前北海道のローカルニュースで、
バンコク市内を走る電車を1本まるまる広告ジャックし、
北海道や札幌をPRし観光客を呼び込もうとしている、
そんなニュースを見たのですが、
こうして初めて実物を見ることになりました。
札幌市のロゴをつけた電車がバンコクを走っているのを見ると、
市民としてはうれしくならずにはいられない。

このおかげなのでしょう、
札幌駅周辺で通りすがりにタイ語の会話が聞こえてくることが多く、
タイ人の観光客も着実も増えていると実感しています。

この後、富山バージョンも見かけました。

15:00
昼食の後、ホテルに。
ホテル近くの屋台でバナナを揚げたお菓子と、
未完成のショッピングモールでアイスカプチーノを買い、小休憩。

ナサ バンコク ホテル

部屋に入ると、なぜかカーテンが壊れていました。
メイドが壊したんだろうな、あと一晩だから我慢するかと思ってたら、
こちらから何も言わなかったのに、すぐに直しに来てくれました。
意外と早い対応でちょっとびっくり。

カーテンの修理が終わった後、夜の街へと繰り出しました。

22:00
ホテルへ戻ってきました。
夕食は済ませていたのですが、
外の屋台でカオニャオとルクチン、ビアシンを買い、ホテルで飲食。
屋台の飯だけでも十分満足。
満足しすぎてテレビを見ながら眠ってしまった…。

こうしてバンコクの一日を終えたのでした。

----------------------------------------------------------------------
◆1/9支出

食費　　　356バーツ
交通費　　124バーツ
お土産代　273バーツ
娯楽費　　350バーツ　　

合計　1,103バーツ（1バーツ＝3.6円）

1.10　7:00
近くの屋台街で軽く朝食をとってから、ホテルをチェックアウト。
デポジット1000バーツが戻ってきたので、次の中国元の両替え用に。

ナサ バンコク ホテル

8:00
チャックインカウンターにて。
出発は10:30だったので、まだまだ時間あるなと思ってたら、
この後の出国手続きが長蛇の列になっていて、
えらい時間がかかってしまいました。
職場用のお土産を買いたかったし、
タイ飯ももう一回食べたかったしで、
時間が削られていくことに焦る焦る。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

お土産を買い、
なんとか空港内のレストランで最後のタイ飯にありつけました。

最後はソムタム。パパイヤサラダです。
プー（蟹のこと）、ファラー（魚を発酵させたもの）入りの
ソムタムラオが本当は食べたかったんですが、諦めました。

甘、辛、酸、塩、とすべての味が楽しめるソムタムは、
最高のタイのソールフードだと思ってます。

搭乗口集合まで15分だったので、ゆっくり味わえなかったのが残念。

スワンナプーム国際空港 レストラン街 カフェ

16:40
中国東方航空で上海浦東国際空港に到着。

この日泊るホテルのリムジン乗り場を探すが、なかなか見つからない。
インフォメーションに聞くと、
「そんなのはないからタクシーで行きなさい」と。
んなわけがないと別をあたってみると、
ホテルのカウンターが並んでいるエリアがあり、
この日のホテルのカウンターもあったので、
無事リムジンでホテルに行けました。
人のいうことを簡単に鵜呑みにいちゃいかんねぇ。

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

18:00
ホテル到着。空港からは40分ぐらいかかりました。
たぶん同じ系列のホテルに寄ったから。
危うくその系列店で降りるところでしたが、
一緒に乗っていた日本人の方がここじゃないと
運転手さんの通訳をして教えてくれました。助かった。

ジン ユー イン シワン ブランチ ホテル

ホテルが決まったのはいいけど、今晩の食事に困る。
というのもホテルの周りに何もなかったから。
街灯も少なく人っ子一人いない。
ほんと、ここ上海？　一人で歩くとすごく心細い。しかも寒い。

勇気を振り絞って5分ほど歩き、大きめのレストランを発見。
結構人も入っているようだったので、入ってみることにしました。
地元の人が大勢いる店はたいてい美味いの法則。

店の子に「メニューください」と英語で言ったが、キョトンとしている。
大丈夫？と思ったらも、店の中に連れていかれました。
何？思ったらメニューのパネルがあってそこから選んでとのこと。
英語表記もありました。

一品目に選んだのがこちら。
麻婆豆腐もあったけど、
メニューの中の「蟹」の字が気になったのでこのの豆腐料理を選択。
正解でした。美味かった。

2品目。
ジャガイモを細く切って唐辛子と一緒に炒めた料理。
少々辛かったですがこちらもグー。

一時は夕飯にありつけないんじゃ？と思ってたのですが、
この２品で十分満足し、ホテルに戻りました。

ただ夕飯を食べに外を歩いたんだけど、
この旅で一番チャレンジした気分。

1.11
写真は一気に次の朝へ。再び上海浦東国際空港へ。
空港行きリムジンバスの出発が5時発だったため、4時に起床。
最終日にして一番早い起床。
6時前に着きましたが、カウンターはまだ開いていませんでした。
上海発は8:15なんだけど、結構のんびり。

チェックイン、出国手続きは難なく終了。
搭乗まで時間があるので、空港内を歩いてみました。
もっと大きくにぎやかなイメージを持っていたけど、意外と静か。
朝早かったからかもしれないけれど。

朝飯に牛肉麺をいただきました。
変に脂っこくなく美味しかった。

8:30
新千歳（札幌）行き搭乗口。
今回の旅もあと4時間程のフライトを残すのみです。

上海は昨日の夜も今朝もずっと靄がかっていました。
飛ばないってことはないだろうけど、
今回飛行機にはいい目にあってないんねえ…

機内食。
決して美味しいとは言えません。
画像も不鮮明。

12:30
新千歳着。
無事日本に戻ってきました。


ネパールは今まで行った国とくらべ、ちょっと趣の異なった国でした。
各国が先進国になろうと突き進む中、昔のままの姿を残していました。
国の発展には近代化も必要ですが、今のまま残してほしいという気持ちも…。

見逃した所もあります。
トレッキングもゆっくりしたスケジュールでやってみたかった。
おそらくネパールにはまた行くことになるでしょう。
そんな魅力ある国でした。

----------------------------------------------------------------------
●1/10支出
【タイ・バンコク】
食費　　　312.25バーツ
交通費　　　　30バーツ
お土産　　　 320バーツ

合計　662.25バーツ（１バーツ＝3.6円）


【中国・上海】
食費　　　　142元
ﾎﾃﾙﾃﾞﾎﾟｼﾞｯﾄ 100元

合計　　　　142元（1元＝17.7円）


●1/11支出
【中国・上海】
食費　　　　114元

合計　　　　114元