
2014/12/30 - 2015/01/11
143位(同エリア574件中)
khwaamsukさん
- khwaamsukさんTOP
- 旅行記70冊
- クチコミ32件
- Q&A回答0件
- 45,069アクセス
- フォロワー5人
2015.1.4
今回の旅のメイン、ヒマラヤトレッキングのスタート。
2泊3日の日程でアンナプルナ、ダウラギリが一望できるプーンヒルまでを往復します。
1日目はポカラから車でトレッキングスタート地点のナヤプルまで移動。
そこから山道、石段を登りウレリという村まで行くことが目標でした。
ナヤプルまでの道すがら、車窓からヒマラヤの峰々が見え、
ようやくネパールへ来た実感が湧いてきたのでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5:30
起床。
今日からのトレッキングのルートの確認を
7時にガイドさんら行う約束をしていました。
ここのゲストハウスは日本人の奥さんとネパール人の旦那さんの経営。
旅行前にメールで打ち合わせをして
ガイドやトレッキング許可証の手配など代行してくださいました。
決して商売っ気があるという感じがなく、
その分信頼して頼むことができました。
ガイドさんもいい人を付けてくれました。空ゲストハウス ホテル
-
ガイドさん、ゲストハウスのオーナーさんと相談し、
2日かけてポカラ-ナヤプル-ゴレパニと登り、
3日目の朝プーンヒルに登って、
そのまま一気に下山というルートに決定。
ゲストハウスを8時前に出発しました。
山の上ではルピーしか使えないため、ポカラ市内で両替しました。
10000円=8105ルピー。
カトマンズにいた時よりレートはよくなかった…
山の上は物価は高いからというガイドさんの教えで、
水と栄養補給用のスニッカーズなどを購入。
また、軽く腹ごしらえのためデニッシュを食べました。
出来たてで柔らかい。
ポカラの朝は寒かったので、ちょうど良い温かさでした。 -
ナヤプルまでは1時間半ほど。タクシーで移動です。
しばらく風景を眺めていると… -
あ、あれは…
-
見えました!
-
これを見るためにネパールに来たんだ。
一気にテンションがあがります。 -
車の中から、ヒマラヤが見えるたび写真を撮ります。
どれが何という山かはわからない。でもそんなことはどうでもよいのだ。 -
泊ったゲストハウスからも見えるそうで、
実際3階へ上って見てみたのですが、
僕がいた時は曇っていて何も見えませんでした。
ガイドさんの話でも、山の上のほうも曇っているかもしれないし、
晴れているかもとしれないとはっきりしない様子。
でも、今は青空が見えている。運が向いてきたかもしれないな。 -
とにかく外ばっかりみてヒマラヤの眺めを堪能。
-
平地はこんな感じ。
田畑が広がっています。 -
タクシーの車中。左側に座っているのが今回のガイドさん。
ナヤプルまでの間、タクシーの運転手とひたすら何か話していました。 -
外に目をやるとまたヒマラヤの山々が。
-
霧がかかってきました。
-
9:20
ナヤプルに到着しました。 -
この日はウレリまでかなりの距離を登るので、しっかり朝食をとります。
まずはミルクティーで体を温める。
トレッキング中、ミルクティーばかり飲んでいましたが、
どこもおいしく、体が温まって本当に助かりました。 -
サモサ。
マッシュしたイモも皮で包んでいます。カレー味になっていて美味い。
豆も入っていて腹もちよさそう。 -
さらに焼き飯もいただく。
ダルバートもそうだけど、ネパールって一皿のご飯の量が多い気がする。
腹八分目にしようと思ったけど、完全に腹十分。
でもここは、トレッキング中ガス欠しないようにと
しっかりカーボローディングしなきゃ。
ミルクティ、サモサ含め460ルピー。 -
宿などはあるようですが、ナヤプルは小さい集落といった感じです。
ああ、山のほうは完全に曇ってきたな。 -
トレッカーたちが続々とやってきます。
登山用品のお店もあります。 -
10:00
いよいよトレッキング開始。 -
しばらく歩くとビレタンティという集落に入ります。
途中TIMSのチェックポイントがあります。
エベレストやアンナプルナ地域にトレッキングに入るためには、
TIMS(Trekkers Information Management System)という許可証を
取得しなければなりません。
ネパールに来る前、ポからの宿を通して取得しておきました。
写真等必要で3,800ルピーほどかかりました。 -
渓谷沿いに歩くためいくつかの橋を渡ります。
カトマンズ、バグダプルなどの寺院でも見かけたタルチョが
橋にいっぱいかかっています。
トレッキングの無事を祈っているよう。 -
乾期のため水量は少なめです。
-
ガイドのクリシュナさん。
今回のトレッキングでは本当にお世話になりました。 -
アンナプルナのトレッキンングには
ACAP(Annapurna Conservation Area Entry Permit)という
入域証も別途必要。
TIMSと一緒に先のゲストハウスで代行して取ってもらいました。 -
プーンヒルへはこの道をまっすぐ。
右に行くとガンドルンという村へ行けます。
ここからプーンヒルへ行き、
ガンドルンを経由してここに戻ってくるルートもあります。
朝、ガイドのクリシュナさんに提案されたけど、日程の関係上断念… -
雨季のころは迫力あるんだろうな。
-
川に沿って段々畑が広がっています。
-
しばらくアップダウンが続きます。
昼近くになるとさすがに日も射してきて暑い。
外国人トレッカーも半そでのシャツ一枚。
このトレッキングのために買ったMontbellのダウンジャケット。
さすがにこの状況では不要でした。 -
実は途中、財布を落としてしまいました。
バックパックのファスナーが空いていてこぼれおちていた様子。
財布は分けて持っていたのですが、
よりによって日本円やカードが入っていた一番大事な財布。
あわててきた道を戻ると、
後から来たトレッカーさんが拾ってくれて、事なきを得ました。
ここまで来て、まったく何やっているんでしょうね。
まあ、昔から悪運は強いほうなんで^^
ちなみ財布を拾ってくれたトレッカーさんは僕をタイ人と思った様子。
財布に25バーツとタイの銀行の通帳が入っていたからだろうか。 -
集落に入ってきました。
-
12:30
ティルケドゥンガという村に到着。
標高は1500メートル強。ナヤプルが1000メートルぐらいなので、
500メートルのぼってきたことになります。
プーンヒルはティルケドゥンガの倍以上3198メートルとか。
ティルケドゥンガは宿やレストランが集まっているため、
宿営地とする人も多いようです。
僕らもここでひと休みしました。 -
朝しっかり食べたので、ここは軽くパンケーキで。
裏が焦げてて最悪だったのですが、ハチミツはむちゃくちゃ美味かった。
普段ハチミツを食べない人間が美味いというぐらいだから…。
自家製のハチミツで、添加物なし。
ハチミツそのもの味ってこんなんかあと感動。
トレッキング中、ハチミツの巣が軒先に並べられているのを見ました。
昼食をとっている時、
プーンヒルから降りてきたという日本人に遭いました。
トレッキング中初の日本人。
いろいろと話を伺い、
トレッキング中天候は最悪で上のほうでは雪が降った、
ずっと雲がかかっていてアンナプルナが見れたのは15分ほど、
天候が悪く、3泊4日の日程を2泊3日に切り上げて戻ってきた、
とのことでした。
ちょうどポカラが天候不順で飛行機が飛べなかった時です。
話を聞いて、不安がよぎりました。何も見れなかったらどうしよう。
ただ、その前に行った人は4日中3日晴天だったそうです。
こうなったら、運を天に任せるしかないです。行くしかない。
その日本人としばらく話をし(京都が大雪だとか)、
お互いの今後の旅の無事を祈って別れを告げ、先へと進みました。 -
鶏が丸くなって寝ています。
-
ロバは貴重な輸送手段です。
-
橋を渡るときはロバ優先。
-
ティルケドゥンガからウレリまではひたすら石段が続きます。
村と村をつなぐ生活道路なので、石段が組まれているのでしょうが、
まあキツイです。
ゴレパニへと続く道、最大の難関です。
普段平地ではジョギングをしていて、10キロ?はへっちゃらなのですが、
山道、階段はまったく違います。休み休み登ってヘロヘロ。
山やっている人は楽勝なのかもしれませんが。 -
どこも絶景ではあるんですが。
写真を撮っている余裕はない。 -
子供も上り下り。
-
ヤギも上り下り。
っていうか、ヤギの渋滞に巻き込まれた。 -
15:40
歩くこと2時間。本日の宿がある集落に到着。
「ここって、ウレリ?」とガイドさんに聞くと、
「バンタンティという所だけど、ウレリ寄りの所」とのこと。
どうやらウレリよりさらに少し先に来たようです。
頑張ったな、俺。 -
馬たちもお休みのよう。
-
ポーズ取ってくれました。。
-
宿が決まり、とりあえずシャワーを浴びました。
しかも素晴らしいことにちゃんとしたホットシャワー。
ソーラーパワーに感謝。
3分経たないとお湯が出ないのはネパール式、
また湯と水の調節がむずかしい。
それでも汗だらけで疲れきった体には最高でした。
食堂に行くと、薪を焚いて食事の準備中。 -
まずはビールとラーメン。
ラーメンはインスタントですが、なんだか美味かったな。 -
ドラム缶を改造したストーブで暖まりながら夕食をとります。。
メインはやっぱりダルバード、チキンカレー付き。
これがまた美味い。ダルの塩味が絶妙。 -
汗でぬれた服を乾かします。
客はしばらく僕だけだったんですが、
後から西洋人のグループが入ってきました。 -
ガイドのクリシュナさんもダルバート。
-
ネパールの蒸留酒、ロクシーをもらいました。麦が入っています。
明日は早いんので一口だけ。
この後、この日の日記をつけ、21時に就寝。
トレッキング1日目無事終了です。
---------------------------------------------------------------
◆1/4 収支
食費 1,100ルピー
交通費 2,000ルピー
合計 3,100ルピー(1ルピー=1.2円)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ネパール
-
2015ネパール旅行① 日本出国~タイ・バンコクにてトランジット
2014/12/30~
バンコク
-
2015ネパール旅行② タイ・バンコク~ネパール・カトマンズ ダルバール広場とその周辺
2014/12/30~
カトマンズ
-
2015ネパール旅行③ カトマンズ・スワヤンブナート
2014/12/30~
カトマンズ
-
2015ネパール旅行④ バグタプル~ナガルコット
2014/12/30~
バクタプル
-
2015ネパール旅行⑤ ナガルコット~パタン
2014/12/30~
パタン
-
2015ネパール旅行⑥ カトマンズ~ポカラ
2014/12/30~
カトマンズ
-
2015ネパール旅行⑦ アンナプルナトレッキング1日目
2014/12/30~
ポカラ
-
2015ネパール旅行⑧ アンナプルナトレッキング2日目
2014/12/30~
ポカラ
-
2015ネパール旅行⑨ アンナプルナトレッキング3日目
2014/12/30~
ポカラ
-
2015ネパール旅行⑩ ポカラ~カトマンズ カトマンズ街歩きと最後の夜
2014/12/30~
カトマンズ
-
2015ネパール旅行⑪ カトマンズ・パシュパティナートからネパール出国へ
2014/12/30~
カトマンズ
-
2015ネパール旅行・番外編 バンコク・ストップオーバー~夜と朝だけ中国・上海~帰国
2014/12/30~
バンコク
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- じゅんきさん 2015/01/23 21:13:09
- はじめまして
- へっぽこトレッカ−でじゅんきといいます。
楽しく拝見させていただきました。
私も3月にトロンパス越えに行きます。
ガイド氏、ポ−タ−氏は空の山岸様に手配してもらいました。
色々と教えてください。よろしくお願いします
- khwaamsukさん からの返信 2015/02/01 02:40:14
- RE: はじめまして
- じゅんきさん。
コメントありがとうございます。
連絡が遅くなってすみません。
私もトレッキング初心者なので、えらそうなことはいえません。
トロンバスは私が行ったプーンヒルよりずっと奥、高い所ですので、
かなり本格的なトレッキングかと思います。
去年10月雪崩の事故があったのがトロンバスまでのトレッキング中だったということを空ゲストハウスの山岸さんから伺いました。
あの時期にあのような天候になることはないそうなのですが、
天気だけはどうしようもないですね。
出発までまだしばらくありますが、気をつけて行ってきてください。
khwaamsuk
> へっぽこトレッカ−でじゅんきといいます。
> 楽しく拝見させていただきました。
> 私も3月にトロンパス越えに行きます。
> ガイド氏、ポ−タ−氏は空の山岸様に手配してもらいました。
> 色々と教えてください。よろしくお願いします
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
空ゲストハウス
3.35
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ネパール
2
49