呉線を乗り潰す

2013/09/13 - 2013/09/14

今週は、広島県の呉線を乗り潰し。

エリア 呉・海田・安浦(広島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: ANAグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

広島空港からバスで１５分。
山陽本線・白市駅が今回の起点です。

白市駅 駅

２面３線の白市駅。
広島方面からの電車の多くは、ここで折り返して行きます。

９時５８分の【３３４Ｍ】糸崎行きに乗って三原へ。

南北両側に山が迫る河内～本郷間は、沼田川に沿って走ります。

毛利元就の三男、小早川隆影の居城、新高山城跡を車窓から。

新高山城跡 名所・史跡

９時から２６分三原着。
乗って来た電車は、こんな派手派手ラッピングでした。

次は、３分の乗り換えで呉線の広行き【９３７Ｍ】。
車両は１０３系の３両編成。
景色の良い路線なのにロングシートは残念ですが、数少ない１０３系に乗れるのは、逆に幸運かもしれません。

三原駅 駅

三原駅から電車は、市街地の高架線を抜けて海沿いに。
一つ目の須波駅手前からは、瀬戸内海の美しい風景が続きます。

須波〜安芸幸崎間は、海ギリギリ。

沿線一の絶景区間です。

小島や造船所が見える瀬戸内らしい風景。

竹原で１０分ほど停車。

体をひねって車窓を眺めていたので、ホームに出て運動がてら少々ブラブラ。

低運転台に黄色い車体。(実際には今までのカナリア色とちょっと違うのですが）
あんまり遠くに来た気がしません。

竹原駅 駅

安浦付近は、牡蠣の養殖筏が点在する広島らしい風景です。

広からは、【６４５Ｍ】で呉へ。

８両と長い編成なので、ガラガラです。

１０分で呉に到着。

降りてちょっと街を散策します。

鎮守府が置かれ、軍港として栄えた呉。
今も海上自衛隊の拠点や、造船、鉄鋼会社として歴史は、続いています。
写真に写るジャパンマリンユナイテッドの造船所も元は、大和が造られた呉海軍工廠です。

まずは、べたに大和ミュージアム。

でも名前とは違い、大和一色ではなく、軍港呉の歴史も多く紹介されていて、非常に勉強になります。

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 美術館・博物館

１／１０でも迫力満点！

戦争を美化する訳ではありますが、男子はみんな好きですよね。

大和の設計図。

残っているんですね。
終戦とともに、証拠隠滅しそうなもんですが。

零戦展示。
復元部分もあるのでしょうが、きれいな状態です。

上から見られるのは、なかなかないかも。

ヤマトミュージアムを出て、少し散歩。
堺川の向こうに見えるのは灰ヶ峰と山だそう。

旧呉鎮守府。今は、自衛隊の基地の一部です。

海上自衛隊呉地方総監部第１庁舎 名所・史跡

2時間ほどブラブラし、駅に戻って来ました。
もう少し、見て歩きたかったのですが、あまりの暑さにギブアップ。

見られなかったところは、何時かにとっておいて、快速安芸路ライナーで広島に向かおうと待っていると、反対のホームに広行きが入線して来ました。

見ると三原から広まで乗って来たＤ０１編成です。
広で折り返さないのであれば、三原⇒広島行きでいいのでは？
広駅で跨線橋を渡る手間も省けたし。。と素人考えをしてしまいます。

白市から三原を回って６時間、広島に到着しました。

政令指定都市の中心駅だけあって賑わっています。

でも、在来線にはＪＲになってから導入された旅客車両がやって来ない、不思議な駅でもあります。

泊まりは、駅から１０分ほどのホテルフレックス。
上柳橋西側にあるデザインホテルです。

ウェルカムドリンク付きプランだったので、併設のカフェでさっそく頂きました。

寛ぎの一時です。

ホテル フレックス 宿・ホテル

エレベーターホールには、広島の見どころが。

翌日は、帰りの飛行機までは、広電乗り潰し。
市民の足は、デザインも素敵です。

胡町から広島港。
広島港から広電本社を経由して横川駅と、車窓から広島観光です。

広島港停留場 (宇品) 駅

ここが特等席。

原爆ドームを見つつ横川駅へ。
そこからは、山陽本線で再び白市を経由して広島空港に。

今度は、別の駅でも途中下車してみたい、呉線の旅でした。