青梅に機関車を見に行く

2012/06/23 - 2012/06/23

青梅に貴重な機関車たちを見に行きました。
と言いつつ、表紙は０系ですみません。

エリア 青梅(東京)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: JRローカル

新宿から立川経由で青梅に到着しました。

ここまで来ると、東京と言えども結構長閑です。

青梅駅 駅

レトロな駅名表示。縁の錆もわざとでしょうか？

番線表示や時計もレトロ調です。

改札への地下通路には映画の手書き看板。レトロ押しです。青梅駅。

？、広末さんですよね…！？

レトロで押すだけあって、駅舎も大正時代に建てられたものが今でも使われています。

駅構内に並んだＥ２３３系。

駅はレトロでも、車両は最新です。

駅から歩いて１０数分。

目的の青梅鉄道公園に着きました。
入場料は大人１００円。大宮に比べると格安です。

まずは、入り口横のＤ５１形を見学。
ＧＷに乗ったのは、４９８号機の引く列車でしたが、こちらは４５２号機です。

青梅鉄道公園 美術館・博物館

青梅線でも活躍したクモハ４０形。
保存車が少ない貴重な旧型国電です。

今の電車には無い、運転台側の空気作用管がカッコいいですね。

十数年前まで車籍を有していたなんて驚きです。

次も貴重な蒸気機関車。Ｅ１０形。

機関車の形式の最初アルファベットは、動輪の数を表します。
ということは、この機関車、Ｅなので、動輪の数はなんと５つ。
その動輪５つを駆使して、北陸線の倶利伽羅峠や肥薩線、板谷峠で運用されました。
ただ、動輪が５つあるために急曲線での性能がいまいちで、結果として、各地を放浪する羽目になってしまいました。

急曲線に対応する為にフランジレスになっている中間の動輪。

この施設の一番の見所です。

隣は動態保存機も多いＣ１１。

でもここにあるのは、トップナンバー

野外展示の見学を中断して、建屋内に移動しました。

懐かしい列車名が並んでいます。
ここ１０年ほどで殆んどが無くなってしまいました。

豊田行きだね。

再び屋外展示。

一段下の広場に０系もいます。

車内にお邪魔。

転換クロスシートの並ぶ車内。

昔の通勤電車のシルバーシートは、この新幹線のイスのグレーの生地の余りで作ったから、そう名づけられたそうです。知ってました？

床下の機器類は全て外されていました。

ＥＤ１６。蒸気機関車の中に１両のみ電気機関車。

でも、青梅線も走った縁の車両です。

明治時代の輸入蒸気機関車。２２２０形。

３号機関車。

今から１４０年ほど前、日本に鉄道が最初に敷設された際に輸入された機関車です。

非公式側は一部がカットされて、中の構造が分かるようになっています。

蒸気の流れも分かって勉強になりますが、なんかちょっと残念。

８６２０形、１号機。

ＪＲ九州の人吉号と同じ形式の機関車です。

運転席の座り心地はどう？

大正時代生まれの名機。キューロクこと９６００形もいます。

腕木式信号機もありました。蒸気機関車とベストマッチなのですが、もう少し近くに欲しいな。

５５００型。動輪２つに大き目の先台車という、ちょっと変わったスタイルの輸入機関車です。

ちょっと俯瞰。

３階の展示コーナーは、パネル展示。

青梅線の前身、青梅鉄道の沿線案内だそうです。

なんだかんだで２時間弱いてしまいました。
そろそろ帰ろうかなぁ。

帰りは行きとルート変えて帰ります。

青梅⇒（青梅線）⇒拝島⇒（八高線）⇒八王子⇒（横浜線）⇒長津田⇒（東急線）⇒家。

拝島からの八高線。未だにイメージはキハ３０なんてわすが、電化されてもう２０年くらい経つんですねぇ。

拝島駅 駅

八王子からは横浜線。

２０５系電車も数年後には懐かしい風景に。今のうちだね。乗るなら。

八王子駅 駅