鎌倉妙本寺－2010年元旦

2010/01/01 - 2010/01/01

　正月元旦に鎌倉の比企ヶ谷にある長興山妙本寺に出かけた。妙本寺にはこれまで何度も来ているが、じっくりと境内を散策したことはなかった。
　始めに二天門の彫刻が立派で彩色もされていて驚いた。彩色された彫刻が建物を覆っているのは、鎌倉では鶴岡八幡宮くらいであろうか。
　祖師堂も大伽藍で流れの部分の彫刻も彩色はされてはいないが手の込んだものだ。
　祖師堂からは元旦の読経の声が聞こえてくる。鎌倉の正月元旦でも少し外れると寺の境内も人影がまばらだ。静かな、そして落ち着いた新春の訪れに相応しい。陽だまりで暖かいコンクリートの上に寝そべっている猫ののんびりした様子がこれまた正月の風景に似つかわしい。のどかな昼下がりのひと時をこうした古寺で過ごすのも何か豊かな気分になれる。鎌倉を満喫できる年の初めの一日だ。
（表紙写真は妙本寺祖師堂）

エリア 鎌倉(神奈川)

夷橋袂の「南無妙法蓮華経」碑。

「帝釈天王」。

妙本寺山門。

「比企能員邸址」石碑。大正12年3月に鎌倉町青年団が建てた。

比企谷幼稚園の八角形の夢殿を模した建物（昭和12年3月竣工）。

二天門。

二天門。

二天門（石段側）。

二天門（横）。

二天門の木鼻。

二天門（横）。

二天門（祖師堂側）。

二天門の木鼻。

二天門の2頭の龍の彫刻。

二天門の2頭の龍の彫刻の左の1頭。

二天門の2頭の龍の彫刻の右の1頭。

二天門の毘沙門天（時国天かも知れない）。

二天門の時国天（毘沙門天かも知れない）。

鐘楼。

鐘楼。

妙本寺祖師堂。

妙本寺祖師堂の龍の彫刻。

妙本寺祖師堂の龍の彫刻。

妙本寺祖師堂の流れ。

妙本寺祖師堂の流れ、菊の花の彫刻。

妙本寺祖師堂の流れ、菊の花の彫刻。

妙本寺祖師堂の木鼻。

妙本寺祖師堂の牡丹の花の彫刻。鶴岡八幡宮にも極彩色の牡丹の花の木鼻がある。

妙本寺祖師堂の牡丹の花の彫刻。

妙本寺祖師堂の木鼻。

妙本寺祖師堂の流れ部の廊下。

妙本寺祖師堂の流れ部の廊下。

妙本寺祖師堂の流れ。

妙本寺祖師堂の流れ。

妙本寺祖師堂横の紅葉。

妙本寺祖師堂横の紅葉。

妙本寺祖師堂前向かって右にある石。さざれ石かもと住職に尋ねたが海岸石だそうだ。

祖師堂から見た境内。海棠、手水舎、二天門。

妙本寺祖師堂横の回縁。

祖師堂に伸びる桜の枝。

やぐら。

「万葉集研究遺蹟」石碑。昭和5年3月に鎌倉町青年団が建てた。祇園山ハイキングコース登り口にある。

猫が日向ぼっこしている。

猫の後には五層天守閣を模した墓石が。

擬宝珠。

日蓮上人像。お寺巡りをすると弘法大師の銅像、2パターンあって、お経を唱える坐像と行脚姿の立像のいずれか、を多く見かけるが、ここ鎌倉には日蓮上人像（立像）が多くある。それもそのはずで、鎌倉には50を数える日蓮宗の寺院があるそうだ。

日蓮上人像。

「比企谷 霊跡 本山妙本寺」石碑。

灯篭。

妙本寺本堂。

妙本寺本堂前の椿。

妙本寺本堂前の椿。

境内。

境内。

鬼瓦。