パリ セーヌ河クルーズ～橋めぐり～ 2009

2009/05/18 - 2009/05/18

エッフェル塔前のイエナ橋からサン・ルイ島にかかるシュリー橋までの河畔は世界遺産に登録されています。

この区間にかかる橋にスポットをあて，橋の写真を集めました。



元となる旅行記:2009年5月 オーストリア・パリ個人旅行


1日目(ウィーン) http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10340971/
★シェーンブルン宮殿 http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10343944/

2日目(ザルツブルグ) http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10341280/

3日目(ザルツカンマーグート) http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10341378/

4日目(ウィーン) http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10341421/

5日目(ウィーン) http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10341681/
★メルク/ヴァッハウ渓谷 http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10341634/
★シュテファン寺院 http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10344008/

6日目(パリ) http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10341701/

7日目(パリ) http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10341918/
★ヴェルサイユ宮殿編 http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10341814/
★ヴェルサイユ中庭・トリアノン編 http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10341890/
★ルーヴル美術館PART1 http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10342091/

8日目(パリ) http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10342533/
★ルーヴル美術館PART2 http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10342264/
★セーヌ河クルーズ http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10343658/

植物・動物編 http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10343145/

エリア パリ(フランス)

セーヌ河にかかる橋にスポットをあて，クルーズを楽しんできました。

利用したのはバトー・ムーシュ。
アルマ橋の少し東側に船着場があり，そこから東へと向かって進んで行きます。

まずはアンヴァリッド橋。

アンヴァリッドとはいうものの，アンヴァリッドに向かう橋ではありません。
眺望が悪くなるという理由で少し下流に造られました。

アンヴァリッド橋の彫刻。

次はアレクサンドル3世橋。

パリで1番美しい橋と言われ，4隅にはペガサスや女神の黄金像があります。
この橋がアンヴァリッドに通じる橋で，アンヴァリッドの景観を損ねないことなどを条件に造られました。

寄贈したロシアのニコライ二世の父親の名前に由来します。

橋のいたるところに装飾が施されています。

次はコンコルド橋。

右岸にはコンコルド広場が見えます。

コンコルド橋の左岸側にはブルボン宮があります。

次はサンゴール橋。

2006年にソルフェリーノ橋から改名されました。アフリカ，セネガル初代大統領の名前をもとに名づけられました。

チュイルリー公園とオルセー美術館を結ぶ，歩行者専用橋です。

次はロワイヤル橋。

カルーゼル広場とオルセー美術館をつなぐ橋です。

カルーゼル橋。

カルーゼルとは「騎馬パレード」という意味です。

ルーヴル美術館とカルーゼル橋。

次は歩行者専用の芸術橋。

ルーヴル美術館とフランス学士院を結びます。

次はシテ島に架かるポン・ヌフ。

「新しい橋」という意味ですが，逆に最も古い橋です。

ポン・ヌフの彫刻。

サン・ミッシェル橋。

シテ島とセーヌ河左岸を結ぶ橋です。
橋に描かれた「N」の文字はナポレオンの頭文字です。

次はプチ・ポン。

「小橋」という意味で，セーヌ河で一番小さな橋です。

ドゥーブル橋。

ドゥーブルとは英語の「ダブル」のこと。
通行料を2倍取っていたらしいです。

シテ島にあるカール大帝の騎馬像(後姿)です。

800年，カール大帝はローマ教皇により西ローマ帝国の皇帝に選ばれました。

次はトゥールネル橋。

「小塔」の意味。
サン・ルイ島と左岸を結んでいます。

アルシェヴェッシェ橋。

「大司教館」の意味。かつてあった大司教館に由来しています。

脚橋には，パリの守護聖女である，サント・ジェヌヴィエーヴの石造があります。

シュリー橋。

サン・ルイ島の東端にあり，アンリ4世時代の大臣シュリー公爵の名前にちなんでいます。
世界遺産指定区域はここまでです。

オステルリッツ橋。

ナポレオンがロシア・オーストリア軍に勝利したオステルリッツの戦いに由来します。

この端の手前でUターンです。

運河の出入り口みたいです。

サン・ルイ島の東端とシュリー橋，ノートルダム寺院です。

引き返すときは，サン・ルイ島の右岸を通ります。

マリー橋です。サン・ルイ島と右岸をつなぎます。
橋の建設業者クリストフ・マリーという男性の名にちなんでいます。

ルイ・フィリップ橋です。

サン・ルイ島と右岸をつなぎます。
国王ルイ・フィリップにちなんで名づけられた橋です。

次はアルコル橋です。

シテ島と右岸を結びます。
1830年の革命時に，橋の上で銃弾に倒れた青年の名に由来しています。

アルコル橋の近くにパリ市庁があります。

ノートルダム橋(手前)とシャンジュ橋(奥)

ノートルダム橋はかつてグラン・ポン(大橋)と呼ばれていました。

シャンジュとは両替商の意味で，両替商が橋の上で商売をしていたことに由来しています。

再びポン・ヌフに戻ってきました。
今度は上流からの眺めになります。

シテ島西側のポン・ヌフ広場が見えます。

カルーゼル橋とロワイヤル橋。
奥に見えるのはオルセー美術館。

アレクサンドル3世橋。

スタート地点に戻ってきました。
ここから西側に行きます。

アルマ橋です。

クリミア戦争時，フランス・イギリス連合軍がロシアに勝利した戦地にちなんで付けられました。

橋脚にはズワヴというアルジェリアの歩兵像があります。
セーヌ河の水位を知る目安とされています。

次はドヴィリー歩道橋です。

イエナ橋です。

エッフェル塔の前のこの橋までが世界遺産です。

イエナ橋の近くからは，エッフェル塔がアップで撮れます。

次はビル・アケム橋です。

ビル・アケムとは第二次世界大戦中，フランス軍がドイツ軍を破った，アフリカ，リビアの地名です。

ビル・アケム橋の上をメトロが走っています。

ここまで来ると世界遺産区域ではないためか，高いビルが目に付きます。

ラストはグルネル橋です。

ビル・アケム橋からグルネル橋の間にある「白鳥の散歩道」と呼ばれる島の端に，自由の女神像が建っています。

フランス革命100周年のときに，フランス在住アメリカ人が贈ったものです。

橋の向こうまで行かずに折り返してしまったので，写真は後姿です。

この旅行記へのコメント （2）

• マクベーコンさん 2009/07/17 22:06:54

  戻りたいな〜

  ぺこにゃんさん、初めまして。
  
  セーヌ川からの眺めの写真の数々、懐かしくなって思わず書き込んでいます。
  実は、僕も2009年の５月にパリに行ったんです(旅行記はまだですが･･･)。僕は、地下鉄の代わりにバトビュスを利用していました。
  
  道から見る景色も、川から見ると違った印象になるんですよね。橋を通る時、トンネルのように、右側通行のマークがあったのを覚えています。そして、通った後、どんな景色があらわれるか、ワクワクしていました。
  
  う〜ん、ぺこにゃんさんの旅行記を見ていたら、パリに戻りたくなってしまいました。
  
  またお邪魔しますね。
  マクベーコン

  ぺこにゃんさん からの返信 2009/07/18 18:51:02

  RE: 戻りたいな〜

  マクベーコンさん，はじめまして。
  ご訪問ありがとうございます。
  
  一度はセーヌ河をクルーズしてみたかったので，天気のいい日を狙っていきました。
  船からは見上げるような視線になるので，確かに違った印象でしたね。
  私もまたパリに行きたいです…
  
  マクベーコンさんのオランダの旅行記を見させていただきました。
  今回はオランダ・ベルギーも候補に挙がっていたものですから，訪れた気分を味わいました。
  続きを楽しみにしております。