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ぱんスキュさん
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2012年8月12日
セルビアからくるっと反時計回り、すでに行ったことのあるスロベニアを除く旧ユーゴの国すべて+ブルガリア、8カ国をめぐる旅。
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セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナで映画監督クストリッツァの2つの映画村を訪ね、サラエボからモスタルへ。そしてクロアチア・ドブロヴニクを経由して、お次はモンテネグロは世界遺産の町コトルへとやってきた。
ドブロヴニクを小さくしたような町だという前評判だったけど、どちらかというとヴェネツィアに似ていた。運河のないヴェネチア、みたいな雰囲気。と思ったら本当にベネチア共和国によって建設された都市らしい。どおりで。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%88%E3%83%AB
入り組んだ小道で迷子になりそうになるも、町のサイズが小さいのですぐに戻ってこられる。
1~2時間で回れてしまうこの町は、大抵はドブロブニクからの日帰りツアーで訪れるみたいだけど、ゆっくりと滞在していてとても気持ちの良い町でした。個人的にはドブロよりもコトルの方がスキだなあ。
そして宿泊者ならではの特典…それは夜景を見られること!
コトルの城址跡に約1時間かけて登った人だけが見られるご褒美のような光景。
夕日が美しく水面に映え、徐々に変わっていく空と水の色…1秒1秒ごとに代わる表情に息をのむ…夢中でシャッターを切りました。
それくらい美しい。
この光景を、ぜひシェアしたい!
ほらステキでしょ、コトルに行きたくなりませんか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ドブロヴニクからは日に2〜3本ある。
ヘルツェグ・ノヴィ経由のブドヴァ行きの便を途中下車。
2時間くらいの旅。 -
バス内の様子。
モスタル→ドブロヴニクのときもそうでしたが、この路線は地中海を右手側に見ながら南下するため、右側に座った方が車窓からの眺めがいい。 -
コトルのバスターミナルが見えてきた。
小さい。町の規模を考えたら適正だけど。 -
バスターミナルにはSOBE(プライベートルーム)の客引きのおばちゃんが。
コトルは町の知名度に比べて宿の数が少なく予約必須なのですが、万が一宿なしでいっちゃったらSOBEも手か。 -
コトルからモンテネグロ国外主要都市へのバス出発時間。
ドブロ便で日に2〜3本。
それ以外にも本数は少ないですが、セルビア(ベオグラードやノヴィ・サド)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(サラエボ、モスタル)などなど、超長距離便もありますね。 -
こちらはコトルからモンテネグロ国内都市へのバス出発時間。
ブドヴァやモンテネグロの首都ポゴドリッツアからのが便がたくさんある。国内からの方がアクセスはよさそう。 -
参考:ドブロヴニクでみつけた広告。
日帰りツアーでドブロ→コトルやモスタルへ。
路線バスの時間は限られてるし、お手軽なんでこの手のツアーに乗っかっていくのもよいとおもいます。
ただし夜景は見られませんが…。 -
コトルの旧市街【スターリ・グラッド Stari glad】は、コトル湾に面した城壁の中にある。
-
コトル港。
良い眺めだー。 -
コトル旧市街の正門。
港に面しており、とても堅牢な造り。 -
城壁の外から旧市街を臨む。
後ろの山にそびえるのがコトル城址。
今日の目的地です。 -
バスターミナルに一番近い、南側の門から旧市街へ。
-
城門をくぐるとそこは…。
おおおーーー、地中海の城塞都市のすごいいい感じ! -
こんな感じの、建物に囲まれた小道が入り組んでいて、もう風情たっぷり。
すばらしいーーー。 -
小道の上を見上げると…
古い建物に緑の窓がアクセント。 -
別の路地。再び上を見上げると…
こういう光景がヴェネチアを想起させる。 -
宿はOLD TOWN HOSTEL KOTOL
この旅で1.2を争う居心地の良さでした★
旧市街地の中にあり、利便性もバツグン。 -
いわゆるドミトリーなんですが、昔の建物をうまくリノベーションしていて雰囲気がイイ。
コトルは宿の絶対数が少ない。
その中でも旧市街にある安宿やドミトリーはここともう一軒位しかないため、夏季は予約必須。
何人もの飛び込み客が断られていた。 -
宿のレセプションとロビーは1階、
宿泊は2〜3階へ。
階下を見下ろすとこんな感じ。
タイムトリップしたかのような、風情と歴史溢れる光景。 -
それでいて開放的な造り。
Wifiフリー、お茶とかもフリー。
キッチンあり。 -
客もかなりリラックスしてて。
中東チックなインテリアもGOOD。
夜は客層によっては騒がしいかもしれない。
でもそれもまた、らしい雰囲気。 -
コトルは小さな町で、見どころはそんなに多くない。
城壁に上る前にいくつかの教会に行く。
町一番に大きい、聖トリプン教会。
コトルはローマ・カトリックと東方正教の境目に位置するため、両方の教会が建っている。こちらはカトリック系。
1160年建築。
観光客でにぎわっていた。
入場料が2ユーロほどとられるためパス。 -
聖ニコラ教会。
Crkva sv.Nikole
こちらは東方正教会系の教会。
ちなみにこのちいきはセルビア正教会です。
さすが両者の結びつきが強い地域。 -
聖ルカ教会
Crkva sv.Luke
こちらもセルビア正教会系。
小さいながらもいい感じ。 -
内部はイコンが飾ってあり、とても素敵。
東方正教会ならでは。 -
神様グッズが売ってたよー
-
町の表示はセルビア語とクロアチア語の併記が多かったです。
前者が東方正教会、後者がカトリックか。
なるほど境目だけある。 -
それからコトルの町には欠かせない時計台。
正門入ってすぐそばにある。
昼でも夜でもちゃんと鐘がなるのだ。 -
広場ではのんびりとランチのお客さん。
この時期はテラスがキモチイイ。 -
レストランに並んだお魚たち。
地中海の海の恵み。 -
さて、日が高いうちに城壁を上ろう。
表示に従って、小道をいく。 -
城壁全図。
入口は2か所くらいあるらしい。
北西のほうから攻めてみるよ! -
こういう小さい路地をいくつもくぐって…
-
現れた階段!
この先に城壁への入り口が。
頂上までは大体1時間くらい。
日没を8時前後と考え、余裕をもって18時過ぎに登り始めることにした。 -
おいちゃんが受付。
3ユーロ。
このチケットがコトルの城壁全図の絵になっており、しおりとしても使えそうなくらいのクオリティで格好よかったです。 -
さあ登り始めるよ。
結構急な坂で、階段があってもしんどい…。 -
山の中腹にあった教会。
救世少女教会というらしい。
Gospe od Zdravlja
こんなところによく建てたなー。 -
登り始めて30分経過。
まだまだ法ひと踏ん張りと言ったところ。
いい感じにだんだんと日が傾いてきた。 -
振り返ると、眼下にはコトルの町と港が。
いい眺めだー!
頂上までもう一息。 -
登山から約一時間後。
ついに頂上についたー!
モンテネグロの国旗が翻っている。 -
頂上にはちょっとした城址がある。
すでに夕日を待ちわびている人多数。 -
イチオシ
頂上から町と港と湾を見下ろす。
これでも十分に美しい…。
しかし山に日が沈むと、さらに美しくなる。 -
さてここからがマジックタイム。
夕日にかすむコトル湾。
めっちゃ綺麗。 -
コトル湾を臨む。
この時間になると灯りがチラホラつき始める。 -
モンテネグロの山々。
幽玄な雰囲気すらあります。 -
イチオシ
コトルの美しさの本領発揮。
-
光景がもうポストカードみたい。
-
黄昏どき。
息を飲む光景にただただ見とれます。 -
イチオシ
日が沈むか否かの境目
下界には灯りが。
すっかり夜だ。 -
この頃にはコトル港もライトアップされている
-
そして完全な夕闇へと…
-
イチオシ
美しく輝いているコトルの町。
すごい…。この変化ったら。 -
旧市街地と港のアップ。
生活の灯。温かくて心地よい灯が。 -
ほーんとねえ、名残惜しいところではありますが、
時間も9時前になってしまった。
深夜になる前に下山をしなくては。 -
帰り道。
街灯がないのですごく暗い。
足元に要注意!!! -
途中の眺め。
やはり美しい。 -
足元に気を付けながら歩くこと1時間、
ようやく下界に戻ってきました。
受付のおじちゃんはもう流石にいない。。。
ちなみに公式な入場時間は確か19時までだった。
それ以降でも地元の人は犬の散歩だとか(笑)で登っていたので、多分上がれると思いますが自己責任で。 -
再び正門前。
下から上を見上げると…。
城壁もきれいにライトアップされていました。
街灯ではないので、道は暗いのであった。 -
夏だけあって、広場にはまだまだたくさんの人がいる。
ってか、昼間より人が多いぞ。
みんなどこにいってたんだろう??? -
ライトアップされた城壁を見ながらレストランへ。
少し遅い夕食を取った。
さっきまであそこにいたなんて信じられないくらいの高さ。
改めて驚き。 -
さて帰ろう。
小道はさすがに静か。 -
時計台と城壁。鐘が夜更けを告げる。
http://www.youtube.com/watch?v=wBb8nO0JFDs&feature=youtu.be
コトルの夜景は本当に素晴らしいので、是非皆さんにも見てほしい!
本当にお勧めです★
さてお次はバルカン最後の秘境、アルバニアへ…。
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