2012/08/06 - 2012/08/08
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ぱんスキュさん
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2012年夏・バルカン半島一周
今回のテーマは『旧ユーゴスラビアを追う』。
ベオグラードから旅をはじめ、ボスニア、クロアチア、モンテネグロ、アルバニア、コソボ、マケドニア、ブルガリアと、バルカン半島を反時計回りで周遊しました。
----
最初の街・ベオグラードは、旧ユーゴの首都だった。
そこに眠るのが旧ユーゴの立役者・チトー元帥。
(本名:ヨシップ・ブロズ / Josip Broz Tito)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%88%E3%83%BC
彼のお墓『The House of Flowers』と、ユーゴスラビア博物館がこの地にあると聞いて、この旅の無事を祈りつつお墓参りに行ってきました。
『歩き方』に記載はなかったのでロンプラを参考にした。
HPはこちら↓
http://www.mij.rs/Default_new.aspx
シリア・ダマスカスのサラディーン廟、
トルコ・イスタンブールのケマル・パシャの亡くなったドルマバフチェ宮殿、
ロシア・モスクワのレーニン廟、
に続く墓参り紀行第4弾w
この偉人のお墓参りシリーズ、知り合いに話すと高確率で苦笑されます。尊敬する人物の墓参りって、大事な旅の動機になると思うんですが…。
ま、人それぞれ。
では親愛なるティトー元帥のお墓へ、いざ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
チトー元帥のお墓、通称『House of flower』には、市内からトラムに乗って郊外に出る必要があります。
といっても乗車時間は15分ほど。
中心地にほど近い場所。
住所
Botićeva 6, 11000 Belgrade, Serbia -
市内からだと、始発の共和国広場(Трг Републике / Trg Republike)から、40番か41番のトラムに乗る。
他の路線より、乗り場がちょっと離れているので注意。
見にくいですが、トラムの路線図です。 -
トラムでは、次の停車駅が英語で電光掲示板にて流れるので、駅を間違えることはないとおもいます。
が、不安な人は運転手さんに『ムゼイ、ティトー』とか言っておくと教えてくれます。 -
そこから南へ15分ほど乗った、『muzej "25,May"』駅で下車。
"25,May"=5月25日
これはチトー元帥の誕生日です。 -
駅のまわりはガラーンとしてます。
あれれ、本当にここかな…と不安になりますが、
落ち着いて周りを見渡してみよう。
すると・・・ -
道の脇に、こんな不釣り合いな道というか広場があります。
迷わずこちらにまっすぐGO。 -
道をてくてく進んでいくと…
ちょっとした丘になっている。 -
工事中の広場発見!
おお、なんとなく共産主義チック。 -
さらに進むと博物館の建物が見える。
ついたーーー!
壁画が共産主義的なので一発で分かりますねw -
最初の建物は『ユーゴスラビア歴史博物館』
文字通り、ユーゴスラビア時代の歴史の展示がメイン。 -
入り口ホール。
ここでチケットを購入(200SD=約200円)
このチケットはユーゴスラビア歴史博物館、チトーの墓『The House of flowers』、宝物殿の3か所共通チケットになっています。
おトクだー。 -
ちょっとした物販もあります。
(先にはもっとたくさんの物販がある)
ユーゴ時代の国の歌とか、チトーの演説が入ったCD『Ide Tito』
買ってしまった・・・。 -
各国首脳との会談の写真集とか。
-
あとチトーは料理がすごく堪能で、各国の首脳が来た際には自ら手料理を振る舞っていたそうだ。
そのレシピを集めたのがこれ。
『Tito's Cookbook』
http://www.amazon.com/Titos-Cookbook-Drulovic-Anja/dp/8674364772?tag=jasonwiener-20
現地価格2500円くらいです。 -
展示室は2階。
大きな部屋がいくつかありますが、ユーゴ自体の国の歴史がそんなに長くないこともあり、さばさばと見られます。 -
この時の展示は2つ。
右『オリンピックとセルビア』
左『テクノロジーと人民』 -
展示はオリンピック展からスタート。
ユーゴ以前の歴史より。 -
オリンピックとユーゴスラビアの歴史が100年分ズラリ。
-
ユーゴスラビア時代のユニフォーム。
レアだ。 -
女性選手も大活躍。
-
オリンピックの展示が終わるとテクノロジー展へ。
ユーゴスラビア時代の歴史、特に人々の生活に焦点を当てた展示群。 -
ソ連と決別し、独自の共産主義路線を歩んだユーゴ。
独自の工業製品の数々。 -
懐かしい感じの電化製品が並ぶ。
-
バイク。
どこか懐かしく、そしてカッコイイです。 -
共産主義時代の色使いなポスターたち。
-
プロパガンダポスター。
カッコいいですね。実に共産主義チックなデザイン。 -
当時の映像も少しだけ残されています。
-
計画経済のもと、建設が進んだ工場地とかモールとか団地とかの青写真。はっきりは覚えていませんが、そんな感じだったと思う。
-
歴史博物館を出て、先に進みます。
博物館を左手に見ながら進むと、入口のゲートを発見。
チケットはすでに博物館で買っているなら、ここで改めて買う必要はない。見せるだけで入場可。 -
ここのゲートは物販屋があります。
クレジットカード使用可。 -
中はチトーグッズの数々が所狭しと並んでおり、共産主義マニア/共産主義愛好家の皆さんには唾涎ものの品揃えです。
ゲバラとチトーの2ショット写真とかあって胸が熱くなります。 -
ユーゴスラビアの国土をかたどったマグネットやピンバッチ。
しかも赤かったりする。
熱い、熱すぎる。 -
…ああー、いけないいけない!
まずはお墓参りに行かねば。
入口を通過すると、緑豊かな遊歩道がひろがる。
薔薇の花がそこかしこに咲いていて、落ち着いた雰囲気。 -
途中に看板が見えます。
道順通りてくてく歩きましょう。
『House of Flowers』がお墓。
『Old Museum』は、各国からチトーに贈呈された品々を展示している博物館です。 -
少し傾斜のある道を歩くこと数分。
着きました。
この建物が『House of Flowers』
中にはティトーのお墓が安置されています。
http://en.wikipedia.org/wiki/House_of_Flowers_%28mausoleum%29 -
中に入る。
すると、温室のような屋根のある建物。
植物が茂っており、とても静かな空間が広がっていた。
生前のチトー元帥は温室を愛したらしく、死後彼が望んだように花々に囲まれたお墓が設計されたようだ。
ハウス・オブ・フラワー(『花の家』)の名前のように、以前はもっと花に囲まれていたらしい。 -
設計についての説明文。
いまから30年前に作られたとは思えない、モダンな造り。 -
中央の石畳をまっすぐ進む。
チトー元帥のお墓。とても綺麗に磨かれていた。
この旅の無事をお祈りする。
どうか無事に旧ユーゴスラヴィア一周できますように。 -
左側には、彼にまつわる物が展示されている。
-
チトー元帥の軍服。
-
『The Youth Relay Baton』というバトン。
旧ユーゴ時代では、チトーの誕生日の5月25日に【Relay of Youth(若者のリレー)】という行事があり、ユーゴ国内の各民族・地域の若者がリレー形式でバトンを渡しあうという、ユーゴスラビアとしての団結力を高めるイベントがなされていた。
その時に使われたのがこのバトン。
年ごとにデザインが異なります。 -
『Relay of Youth』の様子写真。
クロアチアにあるチトーの生家がスタート地点で、その後旧ユーゴ各国各主要都市を回り、ユーゴスラヴィアの首都・ベオグラードのチトーのもとへと運ばれたそうだ。
オリンピックの聖火みたいですね。
リレー・オブ・ユース
http://en.wikipedia.org/wiki/Relay_of_Youth -
この『若者の祭典』とも言えるイベントは、チトー亡き後の1988年まで続いたとのこと。
ある年の祭典の様子。 -
お墓の右側を見ると、各国の首脳たちのほぼ等身大写真。
要人がズラリと一堂に会しているが圧巻です。 -
【花の家】を出た後は、最後の展示場である【Old Muzej】に向かいます。
-
入口。
展示内容の説明が軽くなされています。 -
ここはユーゴのものというよりは、
各国の民族資料の展示、といった風情です。 -
フォークロアな衣装の数々。
-
謎展示…。
男性?女性? -
日本からの贈り物もあるぜよ。
キモノ・着物 -
一番気に入ったのがこれ。
チトーの刺しゅう入りタペストリー(笑)
これ、商品化して大量生産してほしいなあー!
そしたらほしい。買いたい。 -
こんな感じで、旧ユーゴ博物館およびチトー元帥のお墓参りは無事に終了。
バイバイユーゴ。。
そして次から2本の旅行記では、旧ユーゴスラビアを語るうえで欠かせない、もう一人の人物を追います。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- トラッキー206さん 2014/07/05 22:21:43
- 素敵ですねぇ
- ぱんスキュさん こんばんは
素敵ですね、お墓参りの旅。
上手く言えないですが、なんかやりたいことをやるっていう感じが。
しかも旅のスタートだなんて。
そして、もしや・・・と思い読み進めていくと、チトー元帥の料理本!!!!!
海外に行く度に空港の本屋さんの料理本のコーナーをチェックし、クロアチアの本屋さんを(ささっとですが)チェックしても出会うことが出来ず・・・
セルビアでは売っているのですね!!場所が場所だからでしょうか・・・
思わずコメントしてしまいました。
では、今後ともよろしくお願いします〜
トラッキー206
- ぱんスキュさん からの返信 2014/07/06 01:21:51
- RE: 素敵ですねぇ
- トラッキー206さま
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます★
お墓参りという、マイナーすぎる旅の目的にご賛同いただきありがとうございます(笑)
ゆかりの地を巡るなら墓参りも欠かせないのですよねー。まだまだこのシリーズは現在進行形で続く予定ですw
そしてチトー元帥の料理本に目をとめられるとは、、、お目が高い!しかもお探しなんですね…。
わたしもバルカンの地でこの本を見たのは、たしかこの博物館だけだったんですよね。本当は買いたかったのですが、旅のスタートだったし、かなりの重さだったので泣く泣く断念しました。チラっと立ち読みしたのですが、その当時の会合の写真とか説明も載っていて、写真もなかなか見ごたえありました。
これはセルビアに行くしかないですね〜!(笑)
こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
バルト3国旅行記、参考にしまくってます!
- トラッキー206さん からの返信 2014/07/12 23:16:35
- RE: RE: 素敵ですねぇ
- こんばんは。
ご返信を確認するのがすっかり遅くなってしまいました。。
お墓参りシリーズ、その国の重要な歴史の一部を深〜く知ることにも繋がりますし、本当に今後も楽しみにおります!!
チトー元帥の料理本、バルカンでもあの博物館だけだったんですか!?!?
そんなにも売切れ続出するほど人気なんですね!!ち、違いますかね。。
会合の写真も載っているんですね〜さらに興味増大です!!
セルビア方面に行く際は、あの博物館を最終目的地にします!
この夏は、バルト三国+カリーニングラード+ポーランドなんですね!!
カリーニングラードのためにロシアビザ取得なさったってことですよね!?なんとかっこいい・・・
そして、ポーランド!!私も本当に行きたいんです!!
しかも、真夏のポーランドといえばショパンを公園で聞くことができたり・・・ショパン好きなので、よだれが出そうなほどうらやましいです〜
それでは、楽しい週末を〜
トラッキー206
- ぱんスキュさん からの返信 2014/07/19 16:12:57
- RE: RE: RE: 素敵ですねぇ
- こんにちは。
わたしも返信が遅れてすみません。。。
チトー元帥本ですが、セルビアでももはやup to dateな話題ではないらしく、ここでしか見てないと思います。悲しいことですが…。
アマゾンでも中古なら買えますが6000円とありえない値段で、現地価格だと3000円切っているのを考えたら買う気が失せます…。
ちなみに現地語版と英訳版の2種類ありますので、ぜひここに行って購入してみてください!
今更買わなかったことを後悔しています…うっうっ。
カリーニングラードVISAはなんとかもうすぐ取れそうな感じなので一安心です。しかしロシアだけあっていろいろと面倒です・・・・。
実は初のポーランドなのですが、皆さんの評判がとても良いので楽しみにしているんです。公園でショパンとか、すごく優雅なイメージ…。うっとりです。
また帰国後に旅行記でご報告できればと思います。
トラッキー206さまも良い旅を!
ぱんスキュ
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