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そもそもはダイビングを徹底的に楽しもうとして計画した7日間。<br />3~5日目をダイビングに集中する計画とした。<br />ダイブ歴十数年でようやくやって来たグレート・バリア・リーフ(GBR)。<br />選んだツアーは次の三つ。<br />①ツサダイブツアーのノーマンズ・リーフ<br />②GBR北端ツアー<br />③ミコマス・ケイ・クルーズ<br /><br />GBRでのダイブは、すべての機材込のセット料金。<br />日本から機材を持参する必要がないので楽。<br />低水温を苦手とする人は<br />ウェットは自分のものを使用するほうがベター。<br /><br />前日の夜、このダイブをアレンジしてくれた知人より、<br />「海況が悪くなってきている」との連絡が入る。<br />果たして……。

ケアンズ・GBR―観光・グルメ&ダイビング堪能7日間/③ダイビング編

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2013/08/31 - 2013/09/06

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旅行記グループ ダイビング

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ヘラヤガラ

ヘラヤガラさん

そもそもはダイビングを徹底的に楽しもうとして計画した7日間。
3~5日目をダイビングに集中する計画とした。
ダイブ歴十数年でようやくやって来たグレート・バリア・リーフ(GBR)。
選んだツアーは次の三つ。
①ツサダイブツアーのノーマンズ・リーフ
②GBR北端ツアー
③ミコマス・ケイ・クルーズ

GBRでのダイブは、すべての機材込のセット料金。
日本から機材を持参する必要がないので楽。
低水温を苦手とする人は
ウェットは自分のものを使用するほうがベター。

前日の夜、このダイブをアレンジしてくれた知人より、
「海況が悪くなってきている」との連絡が入る。
果たして……。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ケアンズのリーフ・フリート・ターミナル。<br />GBRへの各種クルーズはすべてここから出発する。<br />ジェットスキー、パラセーリングなども可能。<br />(同行のS氏提供の写真)

    ケアンズのリーフ・フリート・ターミナル。
    GBRへの各種クルーズはすべてここから出発する。
    ジェットスキー、パラセーリングなども可能。
    (同行のS氏提供の写真)

  • ツサダイブのツアーでGBRの一番外側となる<br />ノーマンズリーフへ。穏やかな波の中を出港。<br />この直後から地獄の揺れが始まるのを知らずに……。<br /><br />船はヨットハーバーを抜けた途端から上下左右に大揺れ。<br />われわれの船室は2Fの操舵室の続きだったので、<br />揺れがさらに大きかった。<br />まともに歩くのは難しいというより無理。トイレも難しい。<br /><br />出港前に酔い止めを飲んで準備していた人を真っ先に、<br />一人二人と紙袋を持って下甲板の船尾に移動という状態。<br />海面に近い船尾の揺れが一番小さいというので、<br />日本人のうち7人がここに集結して、みんなげっそりの風情。<br />同行の友人は仲間入りしたが、私たち夫婦は逃れた。<br />強風波浪注意報が出ていたそうで、この揺れも当然かも。<br /><br />ところが、西洋人はまったく船酔いなし。<br />彼らには船酔いという感覚がないというのが定説だそうだ。<br />Seasicknessという単語はあるのに……。<br />みんな食べたり飲んだり平気の平左。<br />(同行のS氏提供の写真)<br />

    ツサダイブのツアーでGBRの一番外側となる
    ノーマンズリーフへ。穏やかな波の中を出港。
    この直後から地獄の揺れが始まるのを知らずに……。

    船はヨットハーバーを抜けた途端から上下左右に大揺れ。
    われわれの船室は2Fの操舵室の続きだったので、
    揺れがさらに大きかった。
    まともに歩くのは難しいというより無理。トイレも難しい。

    出港前に酔い止めを飲んで準備していた人を真っ先に、
    一人二人と紙袋を持って下甲板の船尾に移動という状態。
    海面に近い船尾の揺れが一番小さいというので、
    日本人のうち7人がここに集結して、みんなげっそりの風情。
    同行の友人は仲間入りしたが、私たち夫婦は逃れた。
    強風波浪注意報が出ていたそうで、この揺れも当然かも。

    ところが、西洋人はまったく船酔いなし。
    彼らには船酔いという感覚がないというのが定説だそうだ。
    Seasicknessという単語はあるのに……。
    みんな食べたり飲んだり平気の平左。
    (同行のS氏提供の写真)

  • 約2時間かけてリーフに到着。<br />揺れに揺れたのに、リーフの中に入ると<br />波はリーフで遮られ、揺れはぴったりとおさまる。<br /><br />さすがGBR。見渡す限りのリーフ。<br />全長2400km、どの方向を向いてもこの風景。<br />

    約2時間かけてリーフに到着。
    揺れに揺れたのに、リーフの中に入ると
    波はリーフで遮られ、揺れはぴったりとおさまる。

    さすがGBR。見渡す限りのリーフ。
    全長2400km、どの方向を向いてもこの風景。

  • GBR1本目。歓迎してくれたのはナポレオンフィッシュ。<br />餌づけされた経験のある個体のようで、<br />ダイバーの周りを行ったり来たり。<br />(同行のS氏提供の写真)

    GBR1本目。歓迎してくれたのはナポレオンフィッシュ。
    餌づけされた経験のある個体のようで、
    ダイバーの周りを行ったり来たり。
    (同行のS氏提供の写真)

  • シュノーケルグループの人は、こんな写真も<br />クルーズ船に乗船しているプロ・カメラマンから<br />撮ってもらっていた。

    シュノーケルグループの人は、こんな写真も
    クルーズ船に乗船しているプロ・カメラマンから
    撮ってもらっていた。

  • モヨウフグ。<br />ピクリとも動かず撮られるがまま。

    モヨウフグ。
    ピクリとも動かず撮られるがまま。

  • カンムリブダイ。

    カンムリブダイ。

  • ケアンズ港に停泊していた豪華クルーザー。<br />個人の所有で建造費はなんと240億円。乗組員は80人。<br />80人分の人件費を払える個人って、<br />一体何どんな人???

    ケアンズ港に停泊していた豪華クルーザー。
    個人の所有で建造費はなんと240億円。乗組員は80人。
    80人分の人件費を払える個人って、
    一体何どんな人???

  • ダイブ二日目は、車で約1時間、<br />ポート・ダグラスまで移動してからクルーズ船へ。<br />朝6:40出発。<br />天気は悪く雨模様、この日も強風波浪注意報下。<br /><br />今日のクルーザーはオーシャン・ソニック号。<br />双胴船で、揺れを最小限に抑えるセンサーがついているという。<br />双胴船のため波が船の間を抜けていくので、<br />前日の船のように上下には揺れても左右への揺れはなかった。<br /><br />ポイントまでは前日同様約2時間。<br />(同行のS氏提供の写真)

    ダイブ二日目は、車で約1時間、
    ポート・ダグラスまで移動してからクルーズ船へ。
    朝6:40出発。
    天気は悪く雨模様、この日も強風波浪注意報下。

    今日のクルーザーはオーシャン・ソニック号。
    双胴船で、揺れを最小限に抑えるセンサーがついているという。
    双胴船のため波が船の間を抜けていくので、
    前日の船のように上下には揺れても左右への揺れはなかった。

    ポイントまでは前日同様約2時間。
    (同行のS氏提供の写真)

  • スパイン・チーク・アエモネフィッシュ。<br />ほっぺたにとげのあるクマノミ。<br />よく見ると白い襟巻の真ん中辺がとげで途切れている。<br />人がちょっかいを出すと、興奮して白い襟巻が<br />浮き出るように白さを増すという。

    スパイン・チーク・アエモネフィッシュ。
    ほっぺたにとげのあるクマノミ。
    よく見ると白い襟巻の真ん中辺がとげで途切れている。
    人がちょっかいを出すと、興奮して白い襟巻が
    浮き出るように白さを増すという。

  • バリアリーフ・アネモネフィッシュ。<br />白い襟巻がくっきり蛍光色のクマノミ。

    バリアリーフ・アネモネフィッシュ。
    白い襟巻がくっきり蛍光色のクマノミ。

  • 大仏の頭を連想させる、コモンシコロサンゴ。

    大仏の頭を連想させる、コモンシコロサンゴ。

  • ナンヨウハギ。<br />映画「ファインディング・ニモ」で、<br />ニモをフォローしていた青い魚がこれだが、<br />ちょっとピンぼけ。動きについていけなかった。

    ナンヨウハギ。
    映画「ファインディング・ニモ」で、
    ニモをフォローしていた青い魚がこれだが、
    ちょっとピンぼけ。動きについていけなかった。

  • ハタの一種? <br />大物だが、近くによることはできなかった。

    ハタの一種? 
    大物だが、近くによることはできなかった。

  • きれい好きなホワイトダムゼル。<br />自分のテリトリーに異物が入ってくると、<br />口でくわえてテリトリーの外に捨てる。<br />インストラクターが置いたサンゴのかけらを<br />口にくわえて運び出そうとしている。

    きれい好きなホワイトダムゼル。
    自分のテリトリーに異物が入ってくると、
    口でくわえてテリトリーの外に捨てる。
    インストラクターが置いたサンゴのかけらを
    口にくわえて運び出そうとしている。

  • 三日目、ミコマス・ケイ行きのクルーザー、<br />オーシャン・スピリット号。<br />三日間で最大のクルーザーで定員は200名。<br />ツアーで行けるのはこの船だけである。<br /><br />そもそも、GBRでダイブする最大の目的はここ。<br />ところが、きれいに晴れ上がった朝だが天気予報は、<br />前日まで強風波浪注意報から警報に変わった。<br /><br />ミコマス・ケイはサンゴの砂が堆積した自然の島。<br />そのほかのGBRでは名高いグリーン島などと違い、<br />手つかずの自然が残され自然保護区に<br />指定されているので、監視員が二人が同行する。<br />上陸人数にも制限がある。<br /><br />今日の予定は1ダイブ&1シュノーケル。

    三日目、ミコマス・ケイ行きのクルーザー、
    オーシャン・スピリット号。
    三日間で最大のクルーザーで定員は200名。
    ツアーで行けるのはこの船だけである。

    そもそも、GBRでダイブする最大の目的はここ。
    ところが、きれいに晴れ上がった朝だが天気予報は、
    前日まで強風波浪注意報から警報に変わった。

    ミコマス・ケイはサンゴの砂が堆積した自然の島。
    そのほかのGBRでは名高いグリーン島などと違い、
    手つかずの自然が残され自然保護区に
    指定されているので、監視員が二人が同行する。
    上陸人数にも制限がある。

    今日の予定は1ダイブ&1シュノーケル。

  • 海は警報通り波が高く、3m以上のうねりが襲ってくる。<br /><br />遠くにかすんでいるはグリーン島。<br />通常はグリーン島を左手に見ながら行くそうだが、<br />この日は船長が揺れを抑えるためにいつもと違う<br />グリーン島を右手に見るコースを選択したという。<br />船は双胴船だったので、揺れは上下だけ。<br /><br />空の明るさが違っているが、<br />右の暗い部分は雨が降っている範囲。<br />直後にこの船も雨に追いつかれた。<br />(同行のS氏提供の写真)<br /><br />

    海は警報通り波が高く、3m以上のうねりが襲ってくる。

    遠くにかすんでいるはグリーン島。
    通常はグリーン島を左手に見ながら行くそうだが、
    この日は船長が揺れを抑えるためにいつもと違う
    グリーン島を右手に見るコースを選択したという。
    船は双胴船だったので、揺れは上下だけ。

    空の明るさが違っているが、
    右の暗い部分は雨が降っている範囲。
    直後にこの船も雨に追いつかれた。
    (同行のS氏提供の写真)

  • ミコマス・ケイ到着後はまずダイビング。<br />今日のダイブは友人と私の二人だけ。<br />連日の波と今日の警報、大潮が重なり、<br />透視度がよくなく、流れもあって<br />満足できる海況とはならなかった。<br />こんなミコマス・ケイは想定外とは経験者の弁。<br /><br />チャイニーズフットボール(和名不明)。<br />1mを超える大物だった。

    ミコマス・ケイ到着後はまずダイビング。
    今日のダイブは友人と私の二人だけ。
    連日の波と今日の警報、大潮が重なり、
    透視度がよくなく、流れもあって
    満足できる海況とはならなかった。
    こんなミコマス・ケイは想定外とは経験者の弁。

    チャイニーズフットボール(和名不明)。
    1mを超える大物だった。

  • イソギンチャクカクレエビ。<br />(同行のS氏提供の写真)

    イソギンチャクカクレエビ。
    (同行のS氏提供の写真)

  • シャコガイ。<br />現在大きさ世界一に認定されているカイで、<br />貝長は約1.4m。<br />(同行のS氏提供の写真)

    シャコガイ。
    現在大きさ世界一に認定されているカイで、
    貝長は約1.4m。
    (同行のS氏提供の写真)

  • 昼食後はシュノーケル。<br />ミコマス・ケイの島の周りは、もちろんサンゴ礁地帯。<br />背が立つ範囲にサンゴ礁が広がっている。<br /><br />アオウミガメ。砂浜のすぐ先のリーフで、<br />水深はわずか1.5mのリーフでの出会い。

    昼食後はシュノーケル。
    ミコマス・ケイの島の周りは、もちろんサンゴ礁地帯。
    背が立つ範囲にサンゴ礁が広がっている。

    アオウミガメ。砂浜のすぐ先のリーフで、
    水深はわずか1.5mのリーフでの出会い。

  • 島への上陸には専用のボートを使う。<br />(同行のS氏提供の写真)

    島への上陸には専用のボートを使う。
    (同行のS氏提供の写真)

  • 島は野鳥の営巣地になっている。<br />写真を撮った位置に縄が張られて奥まで行くことはできない。<br />砂浜の一部分だけがシュノーケルのために解放されている。<br />島に上陸するには、上陸用のボートを使う。

    島は野鳥の営巣地になっている。
    写真を撮った位置に縄が張られて奥まで行くことはできない。
    砂浜の一部分だけがシュノーケルのために解放されている。
    島に上陸するには、上陸用のボートを使う。

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  • わんぱく小僧さん 2017/04/03 11:54:09
    ポイント
    ダイビング?、?のポイント(ノーマンズリーフとエイジングコートリーフ)ではどちらがよかったですか?

    ヘラヤガラ

    ヘラヤガラさん からの返信 2017/04/04 22:44:23
    RE: ポイント
    > ダイビング?、?のポイント(ノーマンズリーフとエイジングコートリーフ)ではどちらがよかったですか?

    こんにちは。旅行記がなかったので不明ですが、
    ダイビングファンの方かしら?

    私がGBRに行ったときは、とにかく海況が悪く、
    十分にGBRを楽しむことはできませんでした。
    ただリーフの中に入ってしまうと、波が落ち着くので
    ダイビングは可能ですし透明度もかなりのものでした。
    両方のポイントを比較した場合は、
    ダイブした時の海況も含めエイジングコートリーフのほうが
    良かった気がします。

    ノーマンズはGBRの経験の少ないガイドでしたが、
    エイジングは現地に精通したガイドだったという
    ガイドの違いによることも否めませんが……。

             ヘラヤガラ

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