ケアンズ・GBR―観光・グルメ＆ダイビング堪能７日間／①観光

2013/08/31 - 2013/09/06

そもそもはダイビングを徹底的に楽しもうとして計画した７日間。
初日は夜出発で現地着は翌朝。
最終日も１２時現地発なので、使えるのは実質５日。
現地のホテル着は朝7時過ぎ。その日の予定が何もなかったので、
到着後に、計画を観光・グルメ・ダイビングへシフト。
まずはＰａｒｔ１の観光編。

チェックインが午後2時までできないため、急きょキュランダ行きを計画。ホテルのフロント（コンシェルジェではない）が親切で、列車の時間を調べてくれたが、ツアーで行ったほうがいいとアドバイスの上、すべての手配をしてくれた。

エリア ケアンズ(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ケアンズ駅。キュランダ‐ケアンズ間を毎日2往復するだけのキュランダ鉄道の駅。キュランダ鉄道は、鉱山で働く人への物資輸送が目的で敷設された。

キュランダ行きの列車の到着。ツアーはケアンズ駅の二つ先のレインフォレスト駅から始まった。
ここから先はフリー。ここまで連れてきたバスの運転手から、
往路の鉄道と復路のスカイレールの切符を渡される。
スカイレールとは、キュランダとふもとのレインフォレストを結ぶロープウエイ。
ツアー代は１１８ＡＳドル（オーストラリアドル。以下ＡＳは略）個人旅行で行くと、往復交通費９４ドル。ツアーにはホテルへの送迎が含まれているので、ホテル―駅間のタクシー代と呼ぶ手間を考えれば割安。

バロン滝の見物のためバロン駅で１０分前後の写真タイム停車。
出発の時には汽笛で知らせてくれる。

キュランダ駅。線路をまたぐ橋の上から撮った写真。
３０年前も同じことをした記憶がある。

もともとはアボリジニの村があったキュランダ。
３０年前はここでアボリジニの民族舞踊を見ることができた。
スカイレールができてアボリジニがケアンズへ移動したために、出会ったアボリジニは町への入り口でディジリドゥを吹いていたこのアボリジニただ一人。
チップをあげるとディジリドゥで「Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ」
と吹いてくれた。ディジリドゥは鼻で息を吸いながら口で吹くというスゴ技で、音が途切れることがない。

ホテルマンが推薦したバタフライ・サンクチュアリへ。
いろいろなチョウが舞うチョウの昆虫館。

写真のユリシス（オオユリアゲハ）はなかなか止まらず
撮るのに苦労した。
バタフライ・サンクチュアリのほかに、コアラ・ガーデン、
バードワールド、ネイチャーパークなどの施設もあるが、
施設入場はすべて自己負担（入園料は列車の切符を見せると
１割引きだった）。

帰路はスカイレール使用。
オーストラリアの熱帯雨林の真上をゴンドラが進む。
熱帯雨林を切り開いての建設によってもたらされた自然破壊は、
わずかテニスコート１面で済ませたというのが
オーストリアの自慢である。

スカイレールには途中駅がある。
バロンフォールズ駅は鉄道のバロン駅の対岸。
バロン滝を反対側から眺めることができる。

スカイレールの二つ目の駅レッドピーク。
レインフォレスト（ケアンズ）まで行くには、いったんここで乗り継ぎをする。
ケアンズとキュランダへの距離を示す看板から、
スカイレールの全長が７．５ｋｍであることがわかる。
この乗り継ぎをつくったためにスカイレールは
ギネスの「全長世界一」とはならなかったという。

ケアンズ滞在５日目。
エスプラネード（遊歩道）を走った。
エスプラネードはケアンズ湾に沿って伸び全長は約４ｋｍ。
往復で約８ｋｍになる。一部がボードウォーク（板張り）
になっている。
ケアンズの日中の気温は２０度を超えるが、
湿度が２０％と低いので、日本みたいに汗だくになることもなく、ケアンズ湾の風景を眺めながら気持のいいランニングができた。
エスプラネードにヨットハーバーのボードウォークをつなぐと
全長は５ｋｍになる。

エスプラネードの途中にはコーナーが３か所設けられていた。
土地っ子に交じって、懸垂と腹筋も体験した。
（同行のＳ氏提供の写真）

ケアンズ湾は引き潮時。しかも大潮とあって
湾一面に干潟が広がっていた。
（同行のＳ氏提供の写真）

干潟からボードウォークを越えて、サギがえさ探しにやってきた。

ボードウォークにあるラグーン。
入場は無料、ライフガードも常駐しており、
市民の憩いの場所となっているが、もちろん外国人の入場も可。

お金も年を取る？　
オーストラリアの硬貨の肖像は英連邦の国なので、
イギリスのエリザベス女王。
硬貨を比べると、発行年度が新しくなるにしたがって、
女王が年を取っていっているのがわかる。
１９６７年の女王は壮年期の若々しさが目立つが、
２００６年の女王は老年期を感じさせる二重あごの
ふっくらした感じになっている。

ホテルとコンドミニアム以外に
目立つ高い建物がないケアンズの町。
ホテルの５階からでも町が見渡せる。
（同行のＳ氏提供の写真）