2026/08/12 - 2026/08/12
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サバーイさん
バンコクの魅力の一つは、地元に根付いた市場。カオサンを起点に、服飾市場のバンランプー、食料品のテーウェート市場、最古の歴史を持つナーンルーン市場、そして衣料品のボーベー市場へと、それぞれに特色のあるタラート(市場)とお寺巡りをしながらの街歩きです。
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みなさん、こんにちは。サバーイです。
私はいま、ラーチャダムヌーン通りとタナオ通りの交差点、カオサンへの入り口に来ています。正面の黄色い建物はバンコク図書館です。ここを渡って、ラッタナコーシン島の北部を歩いていきます。 -
最初の目的地は、カオサン通りを超えたところになる寺院、ワット・ボヴェンニウェイトです。
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タイで最も重要な王室寺院の一つとされ、多くの国王や王族がここで出家・修行を行いました。:ラーマ5世から、タイ国民に深く愛されたラーマ9世(プミポン前国王)、そして現国王にいたるまで、歴代の王族がここで厳しい修行を積んでいます。ラーマ9世の遺骨が納められている寺院としても重要です。
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プラ・スメン通りに面した入り口の一つ。「プラトゥー・シアウカーン(Pratu Siau Kang)」と呼ばれ、木製の扉の内側(境内側)には、「シアウカーン(門神)」と呼ばれる、中国の対の守護神(武将)の姿が豪華な金箔の浮き彫り(彫刻)で描かれています。
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プラ・スメン通りから見た、本堂の玄関です。カオサンまで来ることはあっても、なかなかこのお寺まで足を延ばすことは稀でした。今回、あらためてゆっくり見て回ることができました。
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本堂には非常に美しい黄金の主仏が祀られています。特徴的なのは、大きな主仏のすぐ手前にもう一体の仏像が並んで配置されている点(二連仏)です。
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手前の仏像はスコータイ王朝時代のもので、ピッサヌロークの廃寺から運ばれたものだそうです。奥の仏像はそれより少し前のもので、ペッチャブリー県にある古代の寺院から運ばれたもの。時の管長であったラーマ4世(王子時代)が、「どちらもあまりにも素晴らしく神聖な仏像であるため、一つの場所に共に祀るべきだ」と考えたそう。
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黄金に輝くチェディ(仏塔)。ぐるりと底部を一回りすることができます。
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ワット・ボウォンニウェートの広大な敷地内には、さまざまな施設が点在しています。
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オレンジ(サーモンピンク)色の上品な洋風建築は、ラーマ6世が皇太子時代に最高総主教(僧王)の邸宅として建てさせたもので「タムナック・ペッ」と呼ばれます。
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長い回廊(テラス)を持つ黄色の壁の建物です。ラーマ5世の異母弟であり、やはり最高総主教を務めた王族の居住棟でした。
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橋の向こう側に見える緑豊かなエリアには、歴代の王たちが実際に出家生活を送ったヨーロッパ風の宮殿群(タムナック)や、格式高い僧坊が建ち並んでいます。
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「僧坊区(サンカワート/僧侶の居住・修行エリア)」の小道です。観光客で賑わう一般の参拝エリアとは完全に隔離された、寺院の最も奥深くにあたるプライベートな空間です。
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ワット・ボウォンニウェートからプラスメン通りを歩き、バンランプー方面へ。
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パブの店先の掲示。
「ワイン飲み放題。ダイエットは明日から」というユーモラスな誘い。 -
バンランプー交差点。プラスメン通りを右に折れると、サムセン通り。この辺りは衣料品を安く売る問屋街です。
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複雑に絡み合う電線。バンコクの風物詩の一つ。
バンコクが急速に発展する中で、ネット会社や通信会社が競うように新しい配線を追加しました。しかし、「古い線を特定して抜く」よりも「新しく引っ張る」方がコストも手間もかからないため、解約された古い線が何十年分もそのまま放置され、巨大な束になってしまいました。 -
交差点から北に上がっていくサムセン通りには老舗の学生服屋さんが何軒も集まっていたり、地元の人向けの格安衣料品を多く売る店が並びます。
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交差点近くのバンランプー運河。ラッタナコーシン王朝の誕生とともに、都(王宮一帯)を外敵から守るための「外堀」として人工的に開削された歴史ある運河です。この運河の内側(西側)の王宮側が、バンコクの歴史的中心地である「ラッタナコーシン島(旧市街)」と呼ばれます。
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お世話になった仕立て屋さん。店員の人がきていたシャツがお洒落だったため、同じものを探すと、その場で採寸して、その日の夕方にはホテルに届けてくれました。
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通りに面したホステル。フロントに鎮座している仏像が目に留まりました。
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Tepbunthom(テープバントン)はタイ語で「横臥する神(天使)」。たいならではの美しい仏像が宿泊客を迎えます。
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ラマ8世通りの高架をくぐったすぐ先のソイ10。この細い路地の先に大きな切妻屋根が見えます。ワット・インタラウィハーンというお寺です。
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駄菓子や日用品を売るローカルショップ。路地の風景にに溶け込んでいます。
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ワット・インタラウィハーンはガイドブックなどでは紹介されませんが、見どころがいくつもある美しいお寺です。ちょっと寄り道をしてみましょう。
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仏像と本堂。
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この寺院を象徴するのが、青空に向かってまっすぐそびえ立つ「ルアンポートー(Luang Pho To)」(またはプラ・シーアリヤメットライ)と呼ばれる超巨大な黄金の仏陀立像です。
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32メートルある仏像の背中から仏頭まで会談で登っていけます。
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仏頭から見た境内。
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本堂の壁面全体には、タイ伝統のタッチで緻密な壁画が描かれています。
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大小の美しい黄金の仏像が縦に重なるようにして二連(さらによく見ると手前にもさらに小さな仏像が重なり、実質的には三連状)に並んで祀られているのが分かります。
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「聖水堂」の内部。地元で「聖水が湧き出る場所」として信仰されている聖水の井戸(The Sacred Water Well)です。
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お寺の近く、サムセン通りとクルンカセン運河が交わる「テウェート交差点」まで来ました。この近くはローカルな「生鮮食品市場」と「植物・花市場」のテウェート市場があります。
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Grabを使って運河沿いを5分ほど走って、ナコンサワン通りにある、100年近い歴史を持つ超有名な老舗ローストダック専門店「洽記」へ。看板メニューが売り切れのため、残念ながら午前の営業は終了したところでした。
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道の反対側にはナーンルーン市場へ続く路地が。
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1900年より続く、バンコク発の陸の市場です。バンコクの市場といえばかつては「水上市場」が主役でしたが、近代化の過程で初めて陸地に建設された歴史の長い市場です。
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現在は生鮮食品を売る場所というよりも、「極上のレトロフードコート・惣菜センター」として、地元の食通たちに絶大な人気を誇っています。中はフードコートを取り囲むように大小さまざまなお店が並んでいます。
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タイの伝統的なスイーツを売るお店。
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「アー姉さんの店 お好み注文料理」は客の注文(肉の種類や辛さなど)に合わせてその場で何でも作ってくれる、タイの定番の食堂スタイルのことです。
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こちらも同様のお好み食堂。
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???? (ミー) = 麺(中華麺・極細麺)
??? (ガイ) = 鶏肉
??? (チーク) = (手で)引き裂く、
細切りのこれらを合わせて、「蒸し鶏の細切りをトッピングした和え麺・汁なし麺」という意味になります。 -
この建物は、ナーンルーン市場のすぐそばにあるタイ最古の独立型木造映画館「サラ・チャルーム・タニ(Sala Chaloem Thani)」(通称:ナーンルーン・シネマ)です。チーク材を使った美しい外観で、いまでも現役の劇場です。
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かつて映画のチケット(切符)を販売していた発券窓口の小窓。
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市場の周辺はローカルな雰囲気。長閑な路地裏を歩いてみましょう。
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伝統的なショップハウス(長屋住宅)。1階が店舗や居住スペース、2階が住宅になっているタイの伝統的な古いスタイルの長屋です。路地の奥に見えるのは、この後訪れるボーベータワーです。
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タイで「カーフェー・ボラーン」と呼ばれる、レトロなスタイルのドリンクスタンドです。
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バンコクの古き良き下町の原風景を感じられる非常に魅力的な路地です。
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クルム・カセン運河に沿って南へ歩いていきます。
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少し歩くと、バンコクの有名な巨大衣料品市場であるボーベー市場(Bobae Market)の入り口が見えてきました。
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衣料品のお店がずらりと並ぶ、問屋街です。
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タイパンツが‘B100から売っていますが、買う量によってさらに交渉可能です。
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衣料品卸売りの大拠点、ボーベータワー(Bobae Tower)です。ビルの上層階は、先ほどから背景に映り込んでいた巨大な4つ星ホテル「プリンスパレス・ホテル(Prince Palace Hotel)」になっています。
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ここは、ボーベー市場のすぐ脇を流れるセンセープ運河(Khlong Saen Saep)と、その対岸にあるマハーナーク・モスク(Mahanak Mosque / ????????????)の周辺です。ここは運河ボートのフェリーターミナルとなっています。
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ちょうどボートが到着したところです。写真のセンセープ運河の奥がワット・サケット方面です。
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ここはちょうどクルムカセン運河とセンセープ運河が交わるあたりで、このクルムカセン運河を渡った先に、さらに問屋街が広がります。
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この門をくぐると、さらに無数のお店がひしめく賑やかな路地へと繋がっています。
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その路地を抜けていくと、生活感が感じられるさらに細い路地へと続きます。
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思わずレンズを向けたくなる、絵になる一角です。
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このあばら屋の下が路地の出口になっていて、なんとこの路地は地図上では鉄道の線路を跨いで反対側へつながっています!
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ここを跨いで反対側へ歩いていく、生活道路となっています。
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まさに線路であり、道路でもあるのです。
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線路周辺にもコミュニティは広がっており、そこに暮らす人たちの姿も見えます。
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ボーと音がすると、線路の先から列車がやってきました。別に踏切があるわけでもなく、警報機があるわけでもありません。
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見ていると、列車は目の前に停車。なんとここは駅でもあったのです!
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出発した電車が走り去った後、よく見ると線路脇にベンチが一つ。これがここが駅であることを示す、唯一の証。
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さて、その線路を渡った先に、一軒のカフェを発見。
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Mystery Hugというお店。
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タイ語と英語で Kruatoarat Halal(クルア・トー・ラット・ハラール) と書かれています。クルアは「台所」。ハラールとある通り、この辺りはムスリム集落が広がります。
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カフェのオーナーもムスリムの方で、ハラルのタイ料理も提供されます。
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何とも居心地の良い空間です。
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時折、目の前を列車が過ぎ去っていくのを眺めながらのカフェタイム。
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線路を渡った先に、ちゃんと路地がつながっています。ラマ6世通りにつながるソイ19です。
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先ほどのハラールレストランや線路沿いのカフェがある「ラマ6世通り・ソイ19」のエリアから、国鉄の線路沿いを東へまっすぐ10分ほど歩いて抜けると、BTSラチャテウィー駅の北側(ペッブリー通りとの交差点付近)に到着します。
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今日のフォトウオークの終点はこことしましょう。
お付き合いいただきありがとうございました -
今日のルートです。(一部Grabでの移動を含みます)
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