2026/08/15 - 2026/08/15
24347位(同エリア24745件中)
サバーイさん
MRTバーンパイ駅からワット・パークナムへ、そして水辺沿いを路地裏歩きをしながらBTSウターカート駅まで、という王道コースを寄り道をしながら歩いてみました。
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みなさん、こんにちは。サバーイです。
私はいま、MRTブルーラインのバーンパイ(Bang Phai)駅に来ています。
ここはワット・パクナムへの最寄り駅のひとつです。駅のホームから仏頭が覗いています。 -
ワット・パクナムまでは、1番出口から歩いて10分程度です。
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周りの建物と比べると、頭部だけでも大仏の大きさがよく分かります。
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階段を降りると、昔ながらの雑貨屋さんや商店が通り沿いに並んでいます。ここはトンブリの古い街並みです。
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最初の角を曲がれば、あとは道なりに。
左手にカラフルな高床の建物が。 -
Thura the Heritage House は1921年に建てられた伝統的な木造家屋(クンルアン・トゥラプラカース邸)です。
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定期的にイベントなどに利用されているようですが、普段は誰でも中を見学できます。ちょっと入ってみましょう。
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内装やアンティーク家具、ランナー様式の建築美が窺えます。
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隣の大邸宅の門。立派な門構えですナ。
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ワット・ヌアンノラディット(Wat Nuannoradit)はアユタヤ王朝時代に起源を持つ歴史深い王室寺院です。
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アユタヤ時代に創建された後、ラーマ1世の側室であったヌアン(Nuan)によって修復が始められました。その後、ラーマ4世(モンクット王)が彼女の名を称えて「ワット・ヌアンノラディット」と正式に命名したという由緒があります。
ここからワット・パークナムの大仏像が綺麗に見れるのですが、その姿は後のお楽しみに。 -
お寺のすぐ裏手にあるローカルな高校。日曜日のこの日も体育館からは賑やかな歓声が聞こえてきました。
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この脇を抜けていくと運河沿いに出られ、さらにワット・クンチャンへも抜けられる裏道です。
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集落を過ぎると、パーシーチャルン運河につき当たり、赤い橋を渡った先がワット・パクナムです。
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手前のボートは観光用で、パーシーチャルン~バンコク・ヤーイ~クローン・ダン運河を約30分~40分で一周してくれます。
値段交渉の結果、相場はB200だと分かりました。 -
早速、ボートをチャーター。
パーシーチャルン運河から橋をくぐって出発です。 -
すぐにバンコク・ヤーイ運河と合流。この運河はチャオプラヤー川を大きく蛇行する運河ですが、もともとはチャオプラヤーの本流だったものです。それを堰き止め、運河にしてチャオプラヤーの蛇行を真っすぐにしました。
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運河沿いはたくさんの地元の人たちが散歩しています。
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クローン・ダン運河に入ります。アユタヤ王朝時代(数百年以上前)から存在する非常に歴史深い運河です。
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大仏を正面から撮ることができる水辺のスポットで、観光ボートはここで止まって撮影タイムです。
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さらにボートはクローン・ダン運河を進みます。
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この運河はかつては物資の輸送や貿易、農産物を運ぶボートが行き交う、トンブリー地域の経済・生活の生命線でした。
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「ダン」はタイ語で「関所(チェックポイント)」を意味します。かつてこの運河沿いに、通行する船の税金を徴収したり防衛を行ったりするための関所(税関・砦)が設けられていました。
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運河沿いには、今でも昔ながらの木造の高床式住宅(ステイルト・ハウス)が立ち並んでいます。ボートで洗濯をする人や、運河沿いで暮らす人々のディープな「バンコクの日常」を垣間見ることができます。
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これは王室御座船(ロイヤルバージ)を模した装飾建物でしょう。
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水路が路地のように機能しているのが分かります。
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ボートは鷹さ69mの仏像の後ろに回り込みます。
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左にワット・パクナム。右はワット・クンチャンの仏像。
ちょうど隣り合わせになる構図が面白い。 -
クローン・ダン運河をしばらく進んだところで舟は引き返します。
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もとの橋の袂まで戻ってきました。
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ここからは歩いてワット・パクナムへ向かいます。
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お寺の入り口ではタンブン(徳を積む)のための生き物が売られています。
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このアーケードをくぐると本堂へ。
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2021年に完成した純度99.99%の銅で作られた巨大な仏像です。
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これが大仏様のご尊顔。
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こちらが5階建ての大仏塔。
この最上階にガラス製の仏舎利塔が。 -
この仏塔は、厚さ1センチほどの特殊なガラスを約800枚積み重ねて作られています。ガラスの層が光を透過・屈折させることで、まるで内側から発光しているかのような深いエメラルドグリーンに輝きます。
台座部分には、仏教の守護神である8頭の龍(ナーガ)が精密に彫刻されており、仏塔を守るように囲んでいます。 -
中央の仏塔から放射状に広がるデザインは、仏教の宇宙観を表す曼荼羅です。夜空のような深い吸い込まれるような緑と青のグラデーションを基調に、無数の星や光の粒が描かれています。
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天井画をよく見ると、外周に向かって24本の黄金の菩提樹(ぼだいじゅ)が描かれています。これは、お釈迦様(ブッダ)がその生涯において、それぞれの段階で悟りを開いた時の様子や教えを象徴しています。
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菩提樹の下には、それぞれ異なるポーズ(印相)をした金色の仏像が配置されており、宇宙の調和と仏教の教えが世界に広がっていく様子を表現しています。
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日曜日の午前中だからか、観光客が少なく、参拝者が静かに祈りを捧げていました。
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テラスに出ると、大仏の真後ろに。
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トンブリーの街並みが一望できます。
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こちらは対岸のワット・クンチャン。
スリムな仏像が特徴。 -
お勤めに励む僧侶。
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こちらは「本堂(ウボソット)」。
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さて、橋を渡って運河の対岸のワット・クンチャンへ。
1827年に建立された歴史ある王室寺院ですが、タイ・ビルマ(ミャンマー)・中国・インドの宗教建築や様式がミックスされており、独特の異国情緒が漂っています。 -
運河にかかる橋から眺めたワット・クンチャンの大仏像の横顔。
「エラワン(3頭の象)」の背中の上に直接鎮座しています。 -
境内に一歩入ると目に飛び込んでくる、上半身だけの真っ黒な巨大な像です。インド神話やタイの民間信仰で、太陽や月を飲み込んで日食・月食を起こすとされるラーフ様です。
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口に金色の球(太陽や月)をくわえた姿はものすごいインパクトです。タイでは厄除けや開運の神として深く信仰されています。
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ラーフ神の上や境内の中心には、タイで神聖視される3つの頭を持つ白い象(エラワン)の巨大な像があり、それに乗っかるようにさらにカラフルな大仏が鎮座しています。
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「タンブン用」の魚がバケツに入れて売られています。
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プローイ・プラー。ブローイはタイ語で「自由にする」こと。魚を川に放流することで功徳を積む(タンブン)、という考えです。
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こちらも水辺でいくつかの種類の魚がタンブン用に売られています。ドジョウやウナギは物事が「スルスル」と円滑・スムーズに進む、というご利益があるそう。
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運河沿いを少し散策してみましょう。
橋のちかくですぐに目に留まるのが白い鐘塔とクリーム色の建物。
ワット・アプソンサワンの境内にある「鐘楼」と「経蔵」です。 -
こちらはアユタヤ王朝後期の伝統的な芸術様式を残す「水上経蔵」。タイの伝統的な経蔵(仏教の聖典を保管する場所)は、このように池や沼などの水の上に高床式で建てられることが多くありました。これは、聖典(かつてはヤシの葉に書かれた貝葉経)を湿気から遠ざけ、シロアリやネズミなどの害虫に食べられないように守るための先人の知恵です。
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この経蔵は非常に保存状態が良く、バンコク国内に残る古い水上経蔵の中でも、建築美術としての完成度が極めて高い傑作の一つに数えられています。国家歴史登録建造物(重要文化財)にも指定されています。
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ワット・アルンと同じ、トウモロコシ型のクメール様式に由来する対伝統的な仏塔様式。白い漆喰のベースに、カラフルな磁器の破片(タイル)を使った花のモチーフや繊細な彫刻が施されています。
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通常は大きなお釈迦様が中央に1体置かれますが、ここでは全く同じ大きさ・形の金色の仏像が28体、ひな壇のように整然と並んでいます。
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これは仏教の教えにおいて「お釈迦様より前にこの世に現れた28人の仏陀(過去28仏)」をすべて表したものです。
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上座部仏教の経典(によると、お釈迦様が誕生するよりも遥か昔、途方もない時間をかけて、地球上には27人の先代の仏陀たちが人々を救い、悟りを開いて去っていったと説かれています。つまり、この28体の仏像は、初代の仏陀「タンハンカラ」から始まり、28番目の「ゴータマ(お釈迦様)」にいたるまでの、全宇宙の歴代の仏陀がすべて集結した姿なのです。
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ここから水辺の路地を歩いてみます。
長閑なトンブリーの生活が垣間見れます。 -
軒先にずらりと並んだ植木鉢。
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細い運河が四方に張り巡らされています。往時は幹線道路の役割を果たしていたのでしょう。
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家屋は運河に面し、必ずボートをつける場所があります。
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美しい水辺の景色を撮りながら、路地から路地へと抜けていきます。
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綺麗に整備された運河沿いを歩くと...
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お寺が見えてきました。ワット・ナーンチー・チョーティカーラームというお寺です。
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「礼拝堂(ヴィハーラ)」に入ってみました。
こちらの大仏の座り方に注目。大き動物たちの供物: 仏陀の足元には、「蜂蜜を捧げるサル」と「お水を捧げるゾウ」が配置されています。像のお尻がドン、と突き出ていて迫力があること! -
弟子たちが内輪揉め(喧嘩)を止めないことに嫌気がさしたお釈迦様が、一時的に森に雲隠れした際、森の動物たちが食べ物を持ってきてお釈迦様を慰めたという、悩める釈迦の人間味あふれるシーンを表現しています。
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次に本堂へ。
この窓枠の装飾も美しい。 -
ユニークな仏様の配置。それぞれが四方を向いています。
また、内部の壁には、「 天界の神々の集い」を描いた精巧な壁画が残されています。 -
見逃してしまいそうになりましたが、ご本尊のすぐ後ろ側に、美しく独特な寝釈迦像(涅槃仏)が安置されています。
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「ワット・ナーンチー水上マーケット」と書いてあります。
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週末になると地元のコミュニティによる新しい水上マーケットが開催されるようです。
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お寺への参拝とあわせて、おいしいローカルフードの屋台や買い物を楽しむ人々で賑わっています。
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小さなお椀(陶器の器)に入った白いココナッツミルクのスイーツ、カノム・トゥアイを売っています。
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中華圏の伝統芸能「獅子舞(ライオンダンス)」の小道具。
ワット・ナーンチーの周辺エリアは歴史的に中国系移民(プラナカンや潮州系など)のコミュニティと深く結びついています。 -
こちらもタンブン用の魚たち。
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小さなカメも売られています。
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運河が巡らされ、それにそって路地に迷い込みながら歩いてきました。
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トンブリーのローカルな生活感が実感できたフォトウォークでした。
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お付き合いいただきありがとうございました
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