2026/07/17 - 2026/07/26
1515位(同エリア1579件中)
らびたんさん
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あの幽玄なるアルハンブラ宮殿へ・・・!!
退屈な世界史の授業にあって、鮮明な記憶を持つ歴史の1コマ。
ここは「昔の王様がきらびやかな、しかし退屈な生活を送った」場所ではありませぬ。
1492年に陥落するまで、数百年にわたってムーア人の王たちがこの地を治めていました。
中世が終わりを告げ、再びキリスト教徒の支配下となりますが、「にっくき異教徒が作った建物など壊してしまえ」という話にならなかったんですね。
それだけ美しいこの宮殿をよくぞ500年以上にわたって遺してくださいました。
もちろん、ほぼ常に戦場であるこの地ですから修復は繰り返されています。
旅程が決まってからというもの、アメリカの作家アーヴィング氏が書き残した「アルハンブラ物語」を読み、指折り数えてこの日を待ちました。
※ポルトガル・スペイン共に通貨はユーロEUR
1EUR=約186円(涙)
【行程】
7/17(金)成田②22:30EK319→
7/18(土)ドバイ→バルセロナ→リスボア Mini Hostel in Lisbon泊
7/19(日)シントラ Mini Hostel in Lisbon 泊
7/20(月)アゲダ、コスタノヴァ Mini Hostel in Lisbon 泊
7/21(火)オビドス観光、マラガへ Wostel Málaga 泊
7/22(水)コルドバ日帰り Wostel Málaga 泊
★7/23(木)グラナダ日帰り Wostel Málaga 泊
7/24(金)フリヒリアナ観光 Wostel Málaga 泊
7/25(土)マラガ→バルセロナ半日観光→EK188→
7/26(日)ドバイ6:40/7:40発EK312→羽田③22:20
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
おはようございます。
暗いうちに宿を出て、7:00のバスでついに私はグラナダへ!
Omioから予約して母子往復50ユーロでした。
グラナダには電車もあるけどバスのほうが楽だとチャッピーが言うので信用してみました。
通路のあっち側には日本人。
おとといリスボアからマラガまで同じ飛行機だった2人組だわ。マラガバスターミナル バス系
-
ホテル2軒隣のカルフールExpressで買ったナタ(^▽^)
どこのスーパーでも0.55ユーロで、娘はよくこれを食べていました。
母ちゃんはもちろん機内食の残りもの。。
そういえば、アンダルシアといえばひまわりのイメージですが、酷暑だからもう枯れちゃったんでしょうか・・・?
オリーブ畑しか見えません。 -
グラナダBT、8:45定刻着。トイレ無料。
グラナダBをT9:00発の33番バス→イザベラ・ラ・カトリカ広場乗り継ぎのため降ります。
バスは市内どこも1回1.6ユーロで、現金でもOKです。
この大通りの雰囲気はイスファハーンに似ているなあ。 -
大きな町じゃないの。
もちろんグラナダ空港もあるし、マラガでなくグラナダを拠点にすることも検討しましたが、フライト便数や宿相場からしてマラガに軍配でした。
次はこの近くからC32番バス(バス停は長い長い列)→イサベル・ラ・カトリカ広場 広場・公園
-
アルハンブラ宮殿バス停9:40着
ほとんどの人が終点まで行くので我々も降りずにいたのですが、終点はチケット売り場に着いちゃいます。。
みんなして「入口はどこなの?」とキョロキョロ。
ほとんどの人は事前に予約してくると思うので、バス停は終点1つ手前で降りたほうがいいですよー。
歩く距離が10分短くなります。
なお、ネットなどでアルハンブラ宮殿の予約は3か月前からスタート、開始と同時に取るべきと書いてありますね。
うちは念のためと思い、3か月ちょい前の4/11にHPを覗きました。
するともう売ってるではありませんか!すぐに買いましたよ。
大人21ユーロ、11歳以下の子ども無料\(^o^)/ -
予約は10:30にしておいたので、焦らずに済みました。
敷地に入ってすぐ大砲がお出迎え。
高い場所にあって、当然防衛拠点ですものね。
アルハンブラ宮殿とは、ナスル朝宮殿のみを指すのではなくて、他にもまだアルカサバやヘネラリフェなどを含んだ総称です。
予約が必要なのはナスル宮殿で、我が家は10:30です。
先に周辺の観光は可能で、むしろ暑い時間を避けて要塞のアルカサバだけでも先に見るべきと思いました。裁きの門 建造物
-
無料エリア散策中に猫登場で娘喜ぶ。
以後登場せずでこの日はつまらなかったみたい(+_+) -
イチオシ
アルバイシン地区の眺め。
少しイタリア・マテーラに似てる!
これはかつてここに暮らしたムーア人の王様たちも見ていた光景なのかな? -
入り組んだ迷路みたくなってる下町には後で行ってみましょう。
敵の侵入をできるだけ遅らせるようごちゃーっとしてるんですね。 -
ここよりアルカサバと呼ばれる要塞エリア。
校外学習の子どもたちが数グループいます。 -
アルカサバの最も高い”ベラの塔”から見下ろすことができます。
質素な兵隊さんの詰め所なのですが、実はアルハンブラ宮殿で最も古い場所だとか。アルカサバ 建造物
-
10:30いよいよナスル朝宮殿に入城。
いざ中世の世界へ行ってまいります。
早速のアーチだあ~外は工事の足場だけれども^^;メスアール宮 城・宮殿
-
”メスアール宮”
この王宮の中で最初に建てられた部分で、行政・司法が執り行われていたようです。タイルやモザイクが美しく、皆さんいきなり足を止めていますね。 -
娘は不満そう。。
こういう集合体恐怖症っていうの?
精緻なアラベスク文様をもっと鑑賞したかったです(:_;) -
中庭は謁見の場
-
ここも素晴らしく細かい文様。
外なので見やすいです◎
イスラム教はご存知のとおり偶像崇拝が禁止されているので、キリスト教のように裸の彫刻とかイエス様マリア様を描いた絵などはありません。
自然の花などをモチーフにした装飾が本当に美しいです。 -
次、”アラヤネスの中庭”
ここは池のあっち側から見るべしアラヤネスの中庭 建造物
-
壁に描かれたアッラーを称える文字などを見ながらぐるっと
-
イチオシ
向こう側へ回ると”コマレス宮”
池に見事なリフレクション。
訪問者は砂漠の民による水の芸術に感動し、コマレス宮 建造物
-
このコマレス宮にある”大使の間”に入るのです。
うまく映ってなくて申し訳ないが天井も細かいんですよ。
ここはレコンキスタ後にあの航海士コロンブスがイザベル女王に謁見した場所でもあるそうです。大使の間 建造物
-
アーチの精密さもすごいけど、木彫りの窓のセンスもうなります。
-
そしてそして
ここからは一番有名なライオンの中庭ですよ・・・
もったいぶってゆーっくりゆーっくり視線を動かしてしまいました・・・ -
イチオシ
はい!個人的にこの角度が一番美しいかなと思うのは入ってすぐ。
この細い柱からチラっと見えるライオンの噴水がいいんです。
各部屋と噴水がつながる水路もわかるでしょうか。
アーチの装飾もここに来る頃には見慣れてしまっているかもしれませんが緻密で正に王様のための至宝といえるパティオになっています。ライオンの中庭 建造物
-
ちょっと移動すると見え方がまるで違うので、ここだけウロウロとしてしまいました。
ママ早くぅ~と急かされますが、親の趣味に連れ回される経験もどこでなにが生きてくるかわかりませんしね? -
ライオンは12頭いて、大きな猛獣を想像すると拍子抜けかも?
狛犬くらいの大きさで、12頭のライオンは、時計のような役割も果たしていたという説もあるそうです。 -
アップにするとやはりコミカルでかわいらしくも?
-
ライオンの噴水に面したこのお部屋。
鍾乳石のような装飾が見事ですね。
【アベンセラヘスの間】
こんな美しい部屋で起こったとされる虐殺事件の真相はいかに?
いわゆる勢力争いで嘘の噂を流されたアベンセラヘス家の男性30数名が王様の命令で皆殺しにされたとか。。 -
部屋中に飛び散った血は、この水路を伝って中庭に流れて行ったといいます。どこまでが本当なのでしょうか?
部屋に残る赤い染みも血痕といわれますが、そもそも虐殺そのものが伝説とされており、真相はわかりません。
しかし、アルハンブラ宮殿で最も有名なこの話は700年も語り継がれています。
仮に作り話だったとしても、どうしてそんな話になったのか? -
こうして700年前のことをあれこれ想像してみるのは本当に楽しいです。
そんな機会を得られるのはこの優美な建築物がスペインが再びキリスト教の国になっても遺されてきたから。そして200年前にアメリカの作家アービングさんが「アルハンブラ物語」を書いて世界中に知られたから。 -
アルハンブラ とは赤いものを意味するそうですね。
この角度だとちょっと赤く見えました^^
夕陽の時間に外から全景を見てみたいものです。 -
こちらもライオンの中庭につながるお部屋”諸王の間”
あれれ?偶像崇拝が禁止であるイスラム教なのに、ナスル朝の王たちと考えられている人物が描かれていますね。これはとても珍しいです。
土地柄、交流のあったキリスト教の影響を受けています! -
リンダラハの中庭を通って
-
ナスル宮を出ました。
日本人も自由旅行者数名いましたし、このようにムスリムの観光客がとても多い印象でした。当然か。 -
貴婦人の塔
ほんとは余力があればヘネラリフェ(離宮)も行きたかったですが、娘が限界なのでこのあたりでおしまいにしておきましょう。貴婦人の塔 建造物
-
最後に”カルロス5世宮殿”
どう見てもさっきまでとは違うローマやギリシャ風の建物カルロス5世宮殿 城・宮殿
-
これはレコンキスタ後の16世紀に「自分たちの建物もこの敷地に作ってやろう」と考えたカルロス5世がやらかしてしまった建造物です。
雰囲気ぶち壊しのルネッサンス建築・・いかがでしょうか。
イスラム文化とキリスト文化が同じ敷地内にあることで、異なる文明が重なり素晴らしいと感じる方もいらっしゃいますし、昨日のメスキータもそうでしたが生きた題材が存在することがおもしろいんですよね、歴史ある国は。
10代のときに滞在したフランスで「デートは美術館に行く」というのがまったく理解できなかった私ですが、今なら少しわかります。
誰かと考えを共有することで自分の考察も深まっていきますね。
普段は一人旅が好きだけど、今回娘とどう思う~?と話しながら歩けてとても充実した旅になりました。
アルハンブラ宮殿には2時間ちょいの滞在です。
大人だけなら3時間はみたほうがいいかも。 -
大満足で宮殿を後にし、来たバスに乗ったら違うとこ着きました。。
運転手さんは英語などほぼわからないので、こういうとき簡単でもスペイン語で意思疎通可能でほんとよかったと思う・・・GOOGLE MAPですぐ調べられるけど^^;
お目当てのバルに振られつつ近くのこちらに
【Bodegas Castañeda】ボデガス カスタネェーダ 地元の料理
-
本物のスペインバル初めて来たわよ(=゚ω゚)ノ
グラナダはそう、飲み物頼むとタパス1品ついてくるのが嬉しいです。
オラ~!と元気に入ると、おじさまウエイターがコメール(食事)?と聞いてくるのでタペアル(タパス)と答えると樽の立ち席に案内されました。
私は1杯目生ビール=una canaでお願いします! -
サル~(乾杯)!
-
タパスはひよこ豆の煮込みでした。
うっま・・・・!娘もぺろり。 -
お腹が満たされたのでこのあたり散歩してみましょう。
-
アラブ街やっぱ好きですよねえ我が家は。
-
2軒目のバルでは私のお目当て【Boabdil】
ボアブディルとは、グラナダ最後のムーア人の王様の名前です。
なんと!バカンスに出ていますとの張り紙が・・・
残念すぎる(;_;)
アルハンブラ宮殿は1492年に無血開城されました。
ボアブディル王は降伏を選び、鍵を渡しました。その後、最終的にはアフリカへ去ったのです。
戦いもせず国を諦めるなんざなんて弱気で意気地なしの王様だと思う人もいるでしょう。娘さんどう思う?
我が家は、無益な戦いはせず美しい宮殿と民の命を重んじた優しい王様だったという意見になりました。
最後がボアブディル王じゃなかったら今のアルハンブラ宮殿はないかもしれませんね。ボアブディル 地元の料理
-
なんてことをぜひともBoabdilで話しながら飲みたかったのですがその会話は別のバルでしましたw
【Bodegas La Mancha】ラ マンチャ 地元の料理
-
この旅でついにサングリアいただきますよん。
さっきと違ってカウンター席に通していただき、厨房など見えるので娘も楽しそう。身長伸びたからもうバッチリよ。 -
今回のタパスはタコ入りだ☆
-
気をよくしたのでタパス以外の追加オーダー、生ハム20ユーロ。
2021年なんかの賞を受賞って書いてあります。 -
このハムがめっちゃおいしかったです。最高◎
奮発してよかった~! -
飲んでつまんで歩いて。
次はアルハンブラ宮殿を別のミラドールから眺めてみましょう。
C32番バスで【サン・ニコラス広場】
ここは夕陽タイムが人気のようです。
その名のとおり赤い城になるんでしょうか。
まあ、おそらく再訪はもう年齢的にないけど、もし叶うなら春先くらいがいいかな?と思っています。
現在の暑さからは想像もつきませんが、冠雪ある山々がバックに見えるらしいです。サン ニコラス広場 広場・公園
-
とにかく暑い午後のグラナダ。
アイス屋さんで休憩し、 -
またまた適当なバルへGO
-
【Bar La Riviera】
バル ラ リビエラ バー
-
グラナダのバルを3軒もハシゴしてしまったわ\(^o^)/
暑い→ビール→トイレ→の繰り返しですしねw -
グラナダも42度と暑かったです。
最後はグラナダ大聖堂近くのLa Alcaiceríaっていうアーケード街で充実のお買い物。イスラム文化圏楽しすぎぃ~。
ここは値札もバッチリついてるし、ニホンジン?トモダチ!みたいな声かけもなくイスラム圏初心者でも安心してお買い物できます◎
帰りは18:00のバスで、宿には20:00頃に帰り着きました。
私の夢が叶った素敵な1日でした☆
To be continued in Frigiliana and Barcelona, the last editionAlcaiceria ホテル
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この旅行記へのコメント (3)
-
- RL-JPNさん 2026/08/28 17:41:35
- バルハシゴ
- らびたんさん こんにちは。
アルハンブラ宮殿!自分も大昔に行きましたよ!
懐かしい景色もありましたが、当時(今も?)自分はらびたんさんのように知識がなかったので、虐殺の歴史などに思いを馳せながら・・・って感じではなかったので、あちこちにあった噴水が昔から電気なしで出る仕組みだったんだろうなぁ、くらいにしか覚えてないのが悔やまれます。(らびたんさんの写真には噴水がないですが・・・なくなったのか、自分が勘違いしているのか・・・)
自分ももう行けることはないかもですが、もし行けたら、今度は色々予習して、より深く見てみたいと思ってしまいました。
あと、覚えているのは、アルハンブラの近くのホテルに泊まったんですが、リスボンから車を運転して行って、あの入り組んだ石畳道の一方通行を見落として逆走して、対向車がきて悲惨な目に遭った(なんとかバックしてOKでしたが)ことも(汗)
その程度のスキルなんで、車運転をやめて正解ですね(笑)
にしても、バルハシゴがもっと羨ましいかも(!)
バルのおつまみって、本当に美味しいですよね。
奮発された生ハムも見るからに美味しそうです。
ジェラートも・・・
バルセロナも自分も大好きな街!
次も楽しみにしてます!
-
- willyさん 2026/08/28 11:15:36
- べたですが素敵・・
- らびたんさん
いよいよハイライトでしたね。夢がかなっておめでとうございます👏
やっぱり身近な人の写真や言葉はリアルで実感に肉薄します。知らないひとの写真をみてもフーンと思うだけなのに。そして拝見しながら、次は私も!とますます強く思わせてくれました。ありがとうございます♪
思ったより人が少ないのが意外でした。予約制というのが効いてるんでしょうか。
しかしここに住んだなんて、うらやましすぎますよね・・。
willy
- らびたんさん からの返信 2026/08/28 11:50:43
- Re: べたですが素敵・・
- willyさん
いや~夢のようなひとときでした。
昼間のみで、じっくり自分のペースだけで滞在できなかったことは残念ですが、身近に思ってくださっていて嬉しいです(*´ω`*)
人が少ない瞬間を狙って撮ってはいますが、それでも花火大会のように身動き取れないということはなく、団体ツアーも少ないようだったのでラッキーでしたかね。
予約できっちり管理されているのはありがたかったです。
アーヴィングさんも最初にここに住んでよいとオファーされたときはさぞ驚かれていましたものね^^
そのアーヴィングさんの像、どこにあったんだろう・・・
らびたん
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