2025/10/11 - 2025/10/18
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rikarinさん
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その8は スペイン旅行最大の目的 念願のアルハンブラ宮殿に行く
スペイン旅行のパンフレットを集めた時に、アルハンブラ宮殿の入場チケットは入手困難なため、どのツアーでも確約は出来ないとの記載
個人旅行の場合、早期予約で確実にチケットを確保できるので、個人で行くスペイン旅行を計画するきっかけになった憧れの場所です。
10月の旅行に公式サイトで6月に真っ先にチケットを確保
わがまま家族は思い通りに行動したいので、ガイドもつけずに家族で勉強してオリジナルの計画を立ててこの日に臨みました。
ずっと憧れていた宮殿を自分の目と耳と足で実際に見ることができた感動・・
この感動をずっと残しておきたいという気持ちでこの旅行記を書いています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 上海航空 中国東方航空 ブエリング航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
-
アナカプリホテルでの朝食
朝早くアルハンブラ宮殿に行くので、7:30朝食会場オープンと同時に着席
大体どのホテルでも同じメニューを選びます。
ホテルチェックアウトしてスーツケースを預ける
翌17日の1:00位に引き取ることを伝えてフロント内のスペースに置かせてもらう。
ホテル出発8:20 -
アルハンブラ宮殿チケット 10/16 9:30指定(ナスル宮)公式サイトから6/8クレジット購入
18ユーロ×3 税1.09ユーロ×3 計57.27ユーロ (シニア割引なし)
メールに送られてきたチケットのQRコードはスマホのスクリーンショットで管理
ホテルから徒歩4分 Plaza Isabel la Católica4から赤色のミニバス アルハンブラバスC32乗車で8駅 Puerta de la Justicia下車(チケットを持っているのでここで下車) 1.6ユーロ×3 クレジットカードをバス乗車時にタッチして支払う。
シニア夫が BS4K究極ガイド「2時間でまわるアルハンブラ宮殿」の放送を録画していた。息子が放送を見ながら、文字起こしし、シニア妻が画像を取込み、3人合作のガイドブックができた。
手製ガイドブックを手にして、憧れのアルハンブラ宮殿をいよいよ訪れます。
「裁きの門」 から入場 葡萄酒の門→アルカサバ→ナスル朝宮殿9:30→カルロス5世宮殿→パルタル宮殿→ヘネラリフェ
帰りはAlhambra - Generalife 2 アルハンブラバスC32 Plaza Isabel la Católica 4と予定を立てる
裁きの門・裁きの門という名の由来。ここで裁判が行われたから。 -
・外側のアーチの手のマークについて。5本の手がイスラム教の5つの教え五本の指は五つの戒律(信仰、祈り、断食、喜捨、メッカへの巡礼を表している。
・鍵のマーク。グラナダ王国のシンボル。コーランによると、ムハンマドに与えられた天国への門を開け閉めする権限を象徴するものだと言われています。
・手が鍵に伸びたとき、財宝が現われる伝説。
イスラムの城の門にマリア像がある理由は?
アーチの上には門の建設の日付に関連する文字装飾があります。
文字装飾の上にある壁のくぼみには聖母マリアとその息子イエズスの彫刻が飾られています。
これらは1501年に作成されたカルロス5世宮殿にある美術館(Museo de Bellas Artes) の作品の複製品です。
ジグザクの路の理由:敵の侵入を遅らせる防御の意味。 -
・ぶどう酒の門
名前の由来。1556年からアルハンブラに住んでいた人々によってこの門に免税ぶどう酒市場が置かれたため
9:10で、ここからは、有料区域のアルカサバが近いので、ナスル宮殿の先に観光と思ってチケットを提示したが、9:30の予約時間を見て、先にナスル宮殿に行くように言われた。 -
ナスル宮殿 (メスアール宮、コマレス宮、ライオン宮の3つからなる)
ここが、観光のメイン 時間厳守で遅れると入場は出来ない。
順調に予約時間より少し早めに15分前に到着
チケットのQRコード(氏名、生年月日、パスポートNOも情報として入っている)
提示して読み込み、さらにパスポートで本人確認して入場(パスポートは必携) -
メスアール宮
メスアール(会議)の間。
行政の場で議会や裁判所として使われた。
イスラムの生活はカーペットを敷いて座るスタイルだから、椅子や机はない。
天井はイスラム教の時代に建てられた部分
バルコニー。聖歌隊が歌うために使われた。→20世紀ごろはキリスト教の礼拝堂として使われていた。 -
ヘビと王冠の絵。
プルス・ウルトラ。もっと先への意味
スペイン王国の標語。大航海時代へと繋がる -
建築様式
浮き彫り装飾。カベのタイル。幾何学模様。 -
祈祷室・・部屋の中には入れず通路から見学する
イスラム教の礼拝をする部屋 入り口右手にメッカの方向を示すミフラープがある
アーチ窓の外にはアルバイシン地区の街並みが広がる -
メスアール宮の天井
後にキリスト教の時代に改築された部分
幾何学模様が描かれた見事な木製の天井(寄せ木細工)がある
天井の金。木組みに黄金。 -
メスアールの中庭
ただいま改装中
ファサード一面に繊細なアラベスク模様が施されている
往時は鮮やかに色彩されていたそうです
アラベスク模様について解説。
木の板にアラビア文字で装飾。
「私がいる場所は王冠の場所であり私の扉は分岐点である」
第一の宮殿と第二の宮殿の分岐点だと言うことを示している。
装飾が多いのは、イスラム教は偶像崇拝を禁止しているから。 -
アラベスクと呼ばれる幾何学模様の装飾で埋め尽くされている
-
コマレス宮
第二の宮殿。外交の場。
中庭に大きな池がある理由。
砂漠のイスラム教では、水は豊かさの証。神の恵み。 -
アルハンブラの小さな鳥・・タイルが鳥のように見える
イスラムの模様のひとつ。
模様は、タイル・高度な数学の知識で作られている。 -
イチオシ
水に映るコマレス宮。最大の撮影スポット
晴れた日に水鏡になった宮殿を撮影できた
この中庭をモデルに造られたのがインドのタージマハール。
水に映る宮殿の姿が非常に似ている。 -
アラヤネスの中庭
「アラヤネス」とは天人花の意味 左右に四角く刈り込んだ植物のことを指す
長さ34m、幅7mの長方形の池のフォルムが印象的
2階に窓がある両サイドの建物は女性用の住居だった
東側の建物 王族の女性達が暮らした場所。
嫉妬の窓。内側からは見えるが外側からは中の様子が分からない。→見知らぬ人に自分の美しい妻を見せたくないということ -
バルカの間
王が玉座に着く際にアッラーの祝福を祈ったといわれる細長い部屋
カベに刻まれたバラカ(祝福)の文字から変化。
王様に謁見する外国の大使達の控え室として用いられた。
アルコーブについて。空洞の中に水瓶。有効と歓迎を意味している
天井の幾何学模様の寄せ木細工が素晴らしい -
大使の間へ
バルカの間の奥に広がる宮殿内で最も広いサロンへ -
大使の間
王に謁見するするために来た大使が通された部屋
天井から床までびっしりと埋め尽くされた細密なアラベスク模様は圧巻
装飾の一部にはコーランの一節も彫られている
いろんなデザイン
アラビア文字で、神のみぞ勝利者なり。
「右から左に。Yの+ヘビ、終わりがW」
部屋にいることで、イスラム教のコーランに包まれているような感覚。 -
天井に描かれた7つの天の階層。
イスラム教の教え:天の7つの階層を表現。
7層の違いを判別しにくいのは、神は分かりやすく見える者ではないということを表現。 -
ライオン宮 ムハンマド5世
中央の中庭(ライオンの中庭)
中庭を囲む124本の美しい白大理石の列柱が林立する姿は、砂漠のオアシスに生えるヤシの木を表している。柱上部のアーチ部分には繊細な漆喰細工が施されている。
鍾乳石飾りの間(西)
諸王の間(東)
二姉妹の間
リンダラハのバルコニーと二連アーチ窓(北)
アベンセラッヘスの間、ハーレム(南)等の様々な部屋に囲まれた構成 -
イチオシ
ライオン宮の中庭について。
たくさんの大理石の柱で囲まれている。キリスト教の回廊に似ている。
敵だったキリスト教の文化を取り入れた証。
ライオンの噴水の近くにある噴水。曰く付きの噴水。
赤く濁っていて、赤い血が染みているように見える。
妻をたぶらかした重臣を処刑した血が付いている伝説(あくまで伝説) -
イチオシ
ライオンの噴水
なんでライオン? 王権の守護者。
表情が微妙に違う。アジア風。ヨーロッパ風。アフリカ風の顔。の3つの顔がある。 -
諸王の間
天井の絵画。イスラム教のタブーを破った絵画。
イスラム教は偶像崇拝禁止なのに、人物画。アルハンブラの十人の王。緑色の服を着たのがムハンマド5世。などが描かれる。
百合の花の文様 ムハンマド5世とキリスト教のペドロ1世(前日午前セビリア観光でペドロ1世のアルカサルを堪能)との友情の証。2人の共通の趣味は建築だった。 -
二姉妹の間
左右に全く同じ大理石の敷石があることから名前がついた
8角のモカラベ様式の天井が美しい -
イチオシ
鍾乳石飾りの天井 イスラム建築でしか見られないユニークな装飾。
天井を覆う巧妙な装飾はモカベラ様式
立体的で複雑な構造から蜂の巣天井とも呼ばれる -
リンダラハのバルコニー
最も細かな装飾。王が最も愛する女性のために造られた部屋だと言われる。
天井のステンドグラスは、アルハンブラに唯一現存するステンドグラス。 -
リンダラハのバルコニー
窓からリンダラハの中庭を望むことができる
ハーレムの女性たちの憩いの場所 -
ハマムの上部
-
王の浴室
王様の浴室。外国の人を接待。アラブ式の蒸し風呂:ハマムで歓迎。 -
リンダラハの中庭
1526年に設置された小さな噴水を幾何学模様の植木で囲んだ小さな庭
アルハンブラ宮殿ではカトリック的な要素を持つ場所
これでナスル宮の観光は終える。 -
宮殿を出て、向かったのは北西の端にある
アルカサバ
要塞。100人の兵士達の詰め所。
チケットとパスポート提示で入場 -
アルハンブラで最も古い部分
キリスト教国から宮殿を守るためにローマ時代の砦の跡に9世紀に築かれた -
ベラの塔
要塞の見張り台。
シエラネバダ山脈が一望できる。
そこから流れる雪解け水がアルハンブラ宮殿に引かれ、水を湛えた豊かな宮殿に。
1月2日グラナダ王国が陥落した日に、そこの鐘が鳴る。
無血開城。王国のシンボルの鍵を渡す。 -
世界遺産アルバイシン地区が一望できる
-
兵士の住居跡
-
次に向かったのは
カルロス5世宮殿 ルネサンスの様式。
アルハンブラ宮殿を征服したスペインの両王の孫、カルロス5世が16世紀に建築を命じた。
スペインがアルハンブラを征服した証として建てられた。
巨大な宮殿を造ることで我々は完全にアルハンブラを征服したと民衆に示した。
→分かりやすく権威を示し、無用な反発を防ぐことができる
円形の巨大な中庭が特徴 -
階段の装飾もルネッサンス様式
-
イチオシ
パルタル宮
ナスル宮の出口付近にあるアルハンブラ最古の宮殿
長方形の池の奥に、ダマスの塔を配するパルタル宮がたたずみ、水鏡に映る姿が美しい
ここは人もまばらでゆっくり見学できます。 -
アルハンブラ宮殿の城壁の一部を見ながら、
ヘネラリフェへ向かう -
パルタル宮から20分くらい歩いて到着
ヘネラリフェ
アルハンブラ宮殿よりもさらに高台にあるスルタンの夏の別荘
アルハンブラ宮殿の城壁の外、坂道を上がった高台にある
心地良い水音が響く庭園内にイスラムならではの華麗な建築物が点在する -
石畳の文様も素敵です
-
イチオシ
アセキアの中庭
中庭を縦に流れる水路にはアルハンブラの外から取り入れた水が流れています。
水路の両端には小さな噴水がいくつも付いており、また中庭の両端にもそれぞれ噴水があります。
水が弧をを描いて噴き出す様子は美しい景観を作り出している。
中庭には様々な種類の植物が植えられていますが、その時代によって植えられていた植物は異なっていました。現在ではアラヤネスの生垣、オレンジの木、スギ、バラが植えられています。 -
中庭の西側にある厚い壁にはバルコニーが付いていますが、1670年そのバルコニーをキリスト教の礼拝堂にする改装工事が行われた際、西側の壁に先端が尖っている十八のアーチを作りました。
-
中庭の北側と南側にはそれぞれ建物があります
南側の建物は中庭の主要な出入り口近くにあり、最も重要な建物でした。
ファサードは決して保存状態はよくありませんが、レンガの柱の上部にアーチが七つと他の物に比べて少し雑な細工が施された立方体の柱頭が付いた柱二本があります。この建物の上階は両端にアルコーブのある部屋とアセキアの中庭に面しているバルコニー(1926年までバルコニーの屋根はなかった)とで構成されています。 -
部屋の天井は木製で幾何学模様が施されています。
-
一階部分の部屋にはアーチが六つあり、そのうちの三つは回廊に、残りの三つは塔に面していて、回廊側のアーチの柱には鍾乳石飾りの柱頭が付いています。部屋の両端にはアルコーブがあり、塔側にある三つのアーチの内、真ん中のアーチは見晴らし台の付いた塔(恐らく1319年に建設された)に繋がっていて、そこから庭園とダーロの谷を見渡すことができます。
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糸杉の中庭
糸杉の中庭の中央にはアラヤネスの生け垣に囲まれた池があります。
その池の真ん中にはさらに石の噴水のある小さな池があります。
この中庭の名前は中庭にある古い糸杉に因んでいます。その糸杉はスルタナの糸杉と呼ばれています -
水の階段
上の庭にある階段は、造園当時のまま残されている
14世紀当時のものでシエラネバタ山脈から水を引いて階段を流れ落ちるように造られている
手すりの部分が水路になっており、山脈から引かれた冷たい水が勢いよく流れる。 -
Alhambra - Generalife 2のバス停でアルハンブラバスに乗車
1.6ユーロ×3 クレジットカードを3回タッチして支払う -
Plaza Isabel la Católica2に到着 15:30位
乗ってきたアルハンブラバスと一緒に撮影
ガイドをつけずに、自分たちオリジナルのガイドブックを作るために、テレビの放送や色々な資料を参考にして、久しぶりにシニア脳を活性化して勉強したおかげで、かえって想い出に残るものになりました。
朝の8:30から7時間
憧れのアルハンブラ宮殿を自分の目と耳と足で思い通りに観光できて満足感に浸っています。
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