2026/07/15 - 2026/07/19
141位(同エリア151件中)
binchanさん
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7月17日金曜日、山線(台中線)の駅を巡っています。
いくつかの駅では周辺を観光していますが、銅鑼は長めに時間をとって観光します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10:28、銅鑼站着。
銅鑼駅 駅
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ホームとの行き来は地下道。
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10:39
見どころが多いので1時間ほど散策時間がとってありますが、それでも足りないくらいなので急いで街歩きへ。 -
倉庫をリノベーションした歴史資料館。
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倉庫に沿って大同路を歩くと、突き当りにあるのが「重光診所」。苗栗縣の文化資産に指定されています。個人宅とのことで公開はされていませんが、『冬冬的假期』という映画のロケ地になったことがあり、検索すると映像が見られます。
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ところで「重光」の「重」は華語ではどう読むんでしょう。この字はzhong4とchong2の二種類の読み方があり、それぞれ意味が違うので文脈があればわかるし、一般名詞なら辞書を引けばわかるんですが、固有名詞だとお手上げです。読み仮名なんてついてないし。
そんなとき便利なのが動画。ここを紹介している動画で聞き取ってみました。すると読み方はchong2でした。なるほど。 -
中正路と銅鑼街の交差点にあるセブンイレブン。角にある瓦屋根の平屋。十字路あるあるの建物です。
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その並びの建物側面。車が停まっていて見づらいですが、窓や扉がかなりレトロです。
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「苗栗故事館」と言う名前の客家料理店など、この建物もいい感じですね。
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平陽路との三差路。
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平陽路もなかなか趣があります。
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長老教會銅鑼教會
駐車車両や逆光、道の狭さとかあって正面の写真が撮れませんでした。 -
教會に付設されている「客語聖經故事館」。客家語の聖書に関する展示があるそうなのですが、この時は閉まっていました。
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平陽路を抜けた先に「老街」の石碑。
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10:53
舊銅鑼分駐所。ここも文化資産です。
大正時代に設置された日本時代の派出所を、戦後も警察の分駐所として利用していました。1968年に分駐所が移転したため、現在は警察退職者の住居として使用されているとのこと。 -
こちらも他人様のお宅なので外観のみ見学。警官の宿舎でもありました。
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塀には「三民主義」とか反共スローガンとかが書かれてます。
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向かい側にあった建物。これだけ植物に覆われてたら中は涼しそう。
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大伯公
三つの祠堂が並んでいます。懐徳祠、彌陀祠、石母祠(Tony Huangさんのyou tubeより)。石母祠は客家の子供の守り神だそう。 -
石母祠
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グーグルマップにはない近道発見。ちょっと得した気分。
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復興路を東へ。
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10:59、銅鑼天后宮
清の道光年間に創建された宮。 -
かつては天后宮界隈が銅鑼の中心街でした。1935年の大地震で多くの建物が倒壊した後、現在の駅前付近へと商店などが移転していったそう。
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この後、もう少し離れたところにある石工店(矢印のところ)に行ってみるつもりでしたが、道を間違えたので断念。駅方面へ戻りつつ見どころを回ります。
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1935年關刀山地震の遭難者慰霊碑。これを含め苗栗縣内7つの慰霊碑が縣指定の文化財になっています。
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台中の大安溪中流付近で発生したマグニチュード7.1の地震で、その揺れは全島域におよび、新竹、苗栗、台中に特に甚大な被害をもたらしました。死者3,276人、ウィキペディアによると「臺灣有史以來傷亡最慘重的自然災害」とのこと。
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基台に「昭和十年四月二十一日午前六時二分震災遭難者氏名」の文字が見えます。その後に名前がびっしりと刻まれています。
地震は突然やってくるし、被害が多くの方面に及ぶし、本当に怖い。そして津波も怖い。沖縄に津波警報が出ていた時、台湾にだって影響があるだろうと思って調べてみたのですが、どこにも警報は出ていませんでした。AIに理由を聞いてみたら、台湾の太平洋側は海底の形状によって津波が到達しにくいのだそう。実際有史以来被害のあった津波は一度だけとのことです。なるほど、だから台湾の海辺に津波避難所がないんだ。 -
11:13
今まで夢中で歩き続けて時計も見ていなかったので、ここで確認。次に乗る列車は11:27だから…。え?速足で間に合うかどうかって時間じゃん!!
慌ててもろくなことがないので、ここで予定変更。列車を一本後にすることに。 -
「一本後に」と言ってもこの区間は一時間に一本あるかという過疎路線。一瞬で一時間以上の余裕が発生。こんなことならがんばって石工店に行けばよかったな~とか思いつつ、とりあえず散策。
ここは市場ですがこの時間は閑散としていました。 -
それにしても、下調べしてないとどこへ行っていいのか…。
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武聖宮(關帝廟)。清末に創建。
暑いからカフェにでも入ろうとグーグルマップで検索するも付近には見当たらず。 -
カフェもないとなると、日陰でベンチがあるところなんて駅ぐらいしか思いつかず、駅前へ戻ってきました。
左端に見切れてますがテイクアウトの飲料店「85℃」を発見。やむを得んな、テイクアウトにするか。 -
アイスコーヒー。氷の入ったキンキンの飲み物で生き返った。
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駅のベンチで作戦練り直し。予定していた見どころが若干省かれましたが、なんとかリスケ完了。
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駅前の「銅鑼灣1895文化生活館」を見学してみましょう。中は冷房も効いてます。汗だくで中に入ったら、スタッフさんに笑われてしまいました。
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あ、隣がカフェだったのでは?残念。
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文化生活館、元は倉庫でした。
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1895年に台湾が日本に割譲された際に抵抗した義勇兵らに関する展示がメインです。乙未戦争と呼ばれるこの戦いは、日本軍が上陸した台湾北東部から始まり、基隆、台北、桃園へと戦線が進み、続く新竹・苗栗・彰化での戦いが最も熾烈でした。
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それまで為政者であった清によって台湾が割譲されてしまったため、日本に抗う主体として「臺灣民主國」が打ち立てられました。戦うのは義勇軍です。パネルの紹介によると苗栗銅鑼はもともと自衛の意識が高く、乙未戦争以前に14の客家集落が連合する動きがあったとのこと。官民が協力し、職業身分を問わず参加しました。
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この戦い、最後は日本軍の勝利で終わったことは歴史の事実なのですが、命を懸けた抵抗によって日本側の台湾平定の方向性を武力鎮圧一辺倒から「綏靖智治」へと転換させた意味があるとしています。(綏靖智治は「穏やかに知恵で治める」といった意味だそう)
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銅鑼天后宮で義勇軍のリーダーらが誓いを立てて決起しました。先ほど見てきた天后宮でそんなことがあったんですね。また、武聖宮もこの頃に創建されたのだそう。
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濃い茶色の部分は名札で、義軍に参加して亡くなった人々の名前が記されています。大学や銅鑼の窯業者が協力して作成した陶製の札とのこと。
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ここで紹介されている乙未戦争については、『1895』という2008年に公開された映画で詳しく描かれています。客家語が多用されている映画で2008年でもそのような映画は珍しかったのだそうです。
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銅鑼は「杭菊」の産地なのでそのお茶を購入。杭菊だけのお茶は大袋しかなかったので、紅茶とブレンドされたものを購入。350元(約1,855円)。
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12:13、まだまだ時間があるので駅裏へ行ってみます。
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駅裏の道。こちらは人家もまばらです。
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駅前に戻って、錦香餅舗で銅鑼名物のお菓子を買います。
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このお店、1935年創立ということは、大地震の後いち早くここで開業したんですね。
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銅鑼名物「肚臍餅」と杭菊を使ったお菓子二種。
夫と家で食べました。肚臍餅は二人とも「バターの味が濃厚」と思ったんですが材料を見たら全く使われていませんでした。原材料は「緑豆、麵粉(小麦粉)、植物油、糖」のみ。う~ん、あのコクのある風味がこの材料で出るとは! -
12:25、駅へ。
この駅舎、1935年の地震後建設された当時のものでやはり文化資産となっています。柱の並びや外観をもっと撮影するべきだった。銅鑼駅 駅
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中は后里と同じように見えます。だいぶ時代が違うんですが。
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改札口
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ホームとの行き来は地下道。
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真ん中の線路は通過線だそう。特急なんかはホームから離れたところを通過してくれると安全でいいな。
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通過列車があるときはホームの端に埋め込まれたライトが赤く点滅するだけ。ブザー音とか注意を促す放送はありません。ぼんやりしていると突然すごいスピードの列車が通り過ぎて驚きます。なので撮影中はいつもびくびくしてます。
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トーチカのような構造物。水塔の基台?
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12:44、區間車にて銅鑼発。一駅飛ばして苗栗で下車します。
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この旅行記へのコメント (1)
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- へけけさん 2026/08/25 09:57:35
- 銅鑼站 いいですねぇ
- binchanさん こんにちは。 台湾の暑さが伝わってくる旅行記ですが、写真がとてもクリアーで素晴らしいです。
この区間って行ったことないんですが、旧線探訪とかしたいです。銅鑼站の駅前風景はいいですね。「冬冬の夏休み」って映画見ましたが、駅前で遊んでるシーンがこの駅だったんですね。DVDも持ってるんで、もし必要なら今度持って行きますよ。あと澎湖が舞台になった「風櫃の少年」とか。
台中、豊原近辺は大都会でMRTとかも出来て近代都市ですが、苗栗あたりはまったく違う風景ですね。この区間は山岳区間なので自強號に乗ると急勾配や急カーブを高速走行するんですが、とても好きなんですよ。是非今度はホームから通過シーンを眺めてみたいです。 へけけ
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