2026/01/11 - 2026/01/11
-位(同エリア225件中)
ちゃんさん
昨年(2025年)の台湾の旅と同じく、今回も温泉地に宿を求めることにした。異国の温泉を味わってみたいのはもちろん、その道中も楽しみの一つ。日本製の特急電車に揺られ、しばしの遠出感を味わった。
枋寮では接続のバスまで40分待ちとなった。散歩してたら、予想外のおしゃれな街を発見。懐かしい客車列車を思い出す建物もあり、帰路での再訪を期した。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ハマセンから、地下鉄を乗り継いで高雄駅に戻る。
優先席って、以前は博愛座と呼んでいたように記憶している。今の表現は日本人にとっても分かりやすいけど、「愛」の字にやさしさを感じて、昔のも好きな表現だった。地下鉄 高雄捷運 (高雄MRT) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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地下鉄の駅から、午後3時の台鉄高雄駅に出てきた。あいかわらず、人通りはまばらだ。
高雄駅 駅
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扉を閉ざしたままの、商業棟への入口がさみしい。
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商業棟の一部はエレベーターへの動線になっていて、ごく一部分ではあるが入ることができる。
仮囲いの間からのぞいた館内で、工事が行われている様子はもちろんない。買い物客でにぎわう日が、いつか来るのだろうか。 -
地下のモールも、シャッター街である。アニメイト周りの「アキバ風エリア」も、にぎわっているとは言い難かった。
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高鐵(高速鉄道)が開業しても、「並行在来線」の台鉄(台湾鉄道)には多くの優等列車が残っている。高鐵のない南部へは在来線が唯一の足であり、本数は多い。
利用者に対して駅が巨大すぎるだけで、高雄駅は今も交通の要衝だ。 -
台鉄の旅のお供に欠かせない駅弁スタンドも、1ヶ所だけだがオープンしていた。たらふく昼飯を食べてきた後だったので、今回はパス。
今思えば、今回の旅で駅弁を食べるチャンスはここだけだったので、無理してでも食べておけばよかったと思う。 -
日本のオムロン製の自動改札機に、アプリのQRコードをかざして改札を通過。台鉄では、JR東日本やJR九州に先んじて、2019年にQRチケットレスを実用化している。
待合室の奥に、児童書コーナーがあった。子連れにはありがたいね。 -
2面2線の地下ホームへ降りた。台湾第2の都市の玄関とは思えない、途中駅然とした構造だ。
実際、高雄を始終点とする列車は少なく、スルー運行を行っている。台湾の首都たる台北も同様の作りで、考え方の違いだ。 -
青帯の区間車、日本で言えば普通電車の車内が、転換クロスシートになっていたのに目を見張った。ゆったりした座席は、見るからに快適そう。
これまでオールロングシートで運行されており、旧型客車から置き換えられた当時は「東北地方の悲劇(客車列車から701系への交代)が台湾で再来」と、日本のファンからも騒がれたものだ。https://www.youtube.com/watch?v=XLduq72Us-M -
僕は後続の新自強号に乗る。日本の日立製の特急電車で、近年急速に数を増やしている列車だ。
12両連結で、特別座席車も連ねた堂々たる編成は、日本の在来線特急全盛期を彷彿とさせる。自強号 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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8割ほどの座席に乗客を乗せて、いざ出発。台湾の優等列車は全席指定で、新自強号では立席乗車も認められていない。ほどほどに空いていてこそ、日常の足として使える。
高雄駅の前後も地下化されており、特急停車駅もある。エレベーターに歴代の特急車両が描かれていて、なんだか楽しい。 -
新自強号の普通車は4列シート。日本の特急列車のようで違和感はないが、座席は台湾製とのことだ。
車内販売が回ってきたのが予想外で、呼び止めるタイミングを逃したのが悔やまれる。ノスタルジーが失われゆくと思わせながら、日本から消えかけているものがまだまだ健在なのが、台鉄だ。 -
河川敷なのに、よく整備された公園だ。日曜日の夕方、車窓には短い週末を楽しむファミリー達が映る。
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高雄以南まで乗るのは13年ぶり。前回は非電化で、手動ドアの客車列車が普通列車として活躍していた。
今や電化はおろか、地方都市の駅にまで高架化が及んでいて、短い間にすっかり様変わりだ。屏東駅 駅
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高架から、どこまでも続くビンロウ畑を望む。
ビンロウとは台湾の昔ながらの嗜好品の一つで、ガムのように噛みながら摂取するらしいが、実際に嗜んでいる人を見たことがない。これだけのビンロウ、どこで消費されているのだろうか。 -
全車指定席の特急ながら短区間の利用者も多く、主要駅の屏東を出ると、車内はだいぶ空いた。
車窓にはエビの養殖場が現れ、より南へ来たことを実感する。日本然とした線路と特急形車両から、台湾らしい車窓を眺めるのも、台湾旅の面白さの一つだ。 -
約1時間の枋寮で下車。
枋寮駅 駅
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何のキャラクターだろう。
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2層吹抜けの、開放的なRC造の駅舎。ローカル駅らしいたたずまいに、台湾鉄道旅の気分が盛り上がる。
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外観は、少し今風にデコレーションされていた。
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ここから四重渓温泉行きのシャトルバスに乗り換え。乗り場へのサインはあちこちにあるのに、肝心のバス停ポールが見当たらない。案内所の人に聞いてみたら、バイクの中に埋もれていた。
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こんな地方の街にも、Youbikeが進出している。全国で統一した規格なのは、ユーザー、特に外国人目線ではありがたい。
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バスまでは、40分時間がある。カラフルな家々はこっち!(意訳)という看板に誘われ5分ほど歩くと、カラフルな家々が現れた。
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鉄道官舎を再生した「彩虹芸鉄」なる施設だ。一度頓挫しかけた再生プロジェクトだそうだが、今年、カラフルに彩られ再オープンした。
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ただの田舎町と思っていたが、こちらは駅前よりもずっと賑わっていて、地元の人たちがカフェやショップで思い思いの時間を過ごしていた。
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さらに駅寄りには、「藍皮意象館」なるミュージアムも。枋寮は台鉄の青い旧型客車を利用した観光列車「藍皮解憂号」の始発駅であり、列車乗車の前後にくつろげる場として整備されたもののようだ。
13年前には、普通に乗車券を買って乗れた列車だったが、観光列車として健在だとは知らなかった。 -
台湾お得意の近代建築再生術は、ここでも遺憾なく発揮されている。
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藍色の客車をモチーフにした暖簾と風鈴が、何とも美しい。
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グッズも多数取り揃えられていて、つい手が伸びそうになる。
台湾のハンドメイド雑貨は日本よりも高く感じられるが、それだけクリエイターへの敬意が高い証でもあると思う。 -
藍色の客車をモチーフにしたカフェもあり、時間があれば珈琲でも飲んでいきたかった。帰路でも枋寮駅に立ち寄る予定なので、楽しみにしておこう。
列車とバスの接続の悪さを嘆いていたが、枋寮駅も楽しんでほしいという屏東県政府の思惑だったのかもしれない。おかげで、いいものを見ることができた。
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