2026/01/12 - 2026/01/12
200位(同エリア228件中)
ちゃんさん
台湾・屏東県の温泉地・四重渓で迎えた、実質的な旅の2日目&最終日の朝。歳のせいか朝早く目覚めてしまう。そしてせっかく目覚めたならと、そのまま行動開始してしまうのも僕の悪い癖(杉下右京風に)。
台湾南部とは思えない寒さの中、朝の温泉街へ繰り出した。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
看山民宿の帳場に降りると、早起きの兄さんが朝ごはんを作っていた。ちょっと散歩に行ってきます! と身振り手振りで伝えて外出。
四重渓温泉 温泉
-
宿からすぐのところに、小学校がある。車城国民小学の温泉分校。「四重渓分校」ではないのが、また味わい深い。
-
学校の塀には温泉マークまで刻印されている。
2008年に廃校となった箱根の温泉小学校のように、温泉の授業があるのだろうか? -
昨日湯あみを楽しんだ清泉の真横に、公共工事の現場がある。四重渓名物の、共同湯の改築工事だ。
改築の情報を知った時には、完成してから来るべきかと散々迷った。次の機会があるかも分からなかったので取り止めなかったのだが、やはり入ってみたかったなと思う。 -
改築前の温泉は24時間入れて、しかも無料。日本の古くからの温泉の「ジモ泉」そのものだった。礁渓温泉にもジモ泉があり、地元の人たちと熱々の湯に浸かったのが、よい思い出になっている。
ここに入ることができれば、四重渓全体のイメージも違ったものになっていただろう。また来るしかない。 -
坂道を登り、四重渓温泉公園に上がってきた。
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名前は知らぬが、あちこちにいてよきマスコットだ。
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微笑萌ポストとお前は、関係ないよな(笑)。
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公園の周囲には、高級そうな新しいホテルが並ぶ。泊まった場所が場所なので寂れた温泉街というイメージを持ってしまったが、このエリアならリゾート気分も味わえるだろう。
7時過ぎというのに、朝の散歩に出てくる人はごくわずか。宵っ張りなのか、寒さゆえか。 -
オープンしているのか、していないか分からない公園。
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台湾は朝の時間が遅めだし、足湯もクローズかなと思い近づいてみると、プクプクお湯が沸きだしていた。
注意高温!の警告がむなしく映るほど、ぬるめだ。人が少ない時間なので、掛け流す量を絞っているのかもしれない。 -
四重渓坊や(勝手に名付けた)と一緒に、足の疲れを癒した。
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月曜の朝7時台というのに、メインストリートも静かなもの。
朝ごはんを出す店が何軒か開いているのは台湾らしく、素泊まりの宿に泊っても、腹ペコの心配はなさそうだ。 -
セブンイレブンでドリップコーヒーを買い求め、しばし休憩。
店の前のベンチに見たこともない鳥が止まり、聞いたことがない鳴き声を奏でていた。思わず聞きほれるところまでが、台湾あるある。 -
温泉分校で待つ人の前に、黄色いタクシーがやってきた。タクシー通勤とは贅沢だ。
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と思っていたら、れっきとした路線バスの721系統らしい。日本でも、地方では時々見られる輸送形態だ。
普通のバスと思って待っていたら、面食らうだろう。乗ってみたかった。 -
7時半過ぎに宿に戻ると、お兄さんが朝食を出してくれた。昨夜、8時になると聞いていたので、ありがたい。質素だが、ごちそう続きなのでこれで充分だ。
コーヒーは甘く、セブンイレブンのブラックで覚醒させておいてよかった。 -
部屋に戻れば、窓からは緑が広がっていた。せっかくなので、風呂を半分だけ貯めて半身浴。大きな窓からは、隣接のホテル越しではあるが山の緑が見える。
明るい時間に過ごすなら、悪くないね。 -
9時15分の、始発のシャトルバスで四重渓を出るつもりだったが、8時過ぎには整ってしまった。
Google MAPで調べてみたら、ローカルバスと高速バスを乗り継げば、1時間以上早く高雄に戻れるようだ。枋寮に寄れないのは残念だが、往復でルートを変えるのも面白い。 -
「もう出るんすか?」という表情の兄さんに見送られ、宿を後にした。
車城方面のバスは、旭海温泉方面からやってきたマイクロバスだった。悠々カードが使える。 -
地元のばあさま達に囲まれながら、麓へ降りてきた。車城農会で下車。
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四重渓温泉と、高雄・枋寮方面のバスの乗り継ぎ拠点である。乗り継ぎの際は、道路向かいのバス停へ渡らねばならない。
25分のインターバルがあるはずだったが、前の便が遅れていたのか、すぐに高速バスがやってきた。行先表示には「客満」の文字。ニュアンスは分かる。満員で乗れないということだ。 -
バス停の前には商店兼きっぷ売り場があり、聞いてみれば、25分後には次のバスが来るとのこと。指定券を買えればとも思ったが、扱っていないようだ。
また「客満」だったら困るな。25分後なら、もし乗れなくとも、向かいのバス停に急げば、当初予定していたシャトルバスにギリギリ間に合うか。 -
頭の中で様々な算段をしている間にも、乗客が集まってくる。先にいたのはオレですからね! とさりげなくアピールしていたが、幸い次のバスは空席多数でやってきた。
-
9189系統、通称「墾丁快線」。高速鉄道の左営駅と、南部の半島をダイレクトに結ぶ観光路線だ。
ゆったり3列の座席。リクライニングが深く倒れ、快適だ。 -
乗り換えも少なくて早く、便利な足である。運賃は328NTDと、特急+シャトルバスの乗り継ぎに比べて3割ほど高めになる。
海辺の国道を快走。海に目をやる人は少数派で、ほとんどが地元の利用客であることが分かる。https://www.youtube.com/watch?v=FaasDdhS-kk -
枋寮が近づくと、右手に台鉄の線路が平行した。1992年と比較的近年に開業した区間なので、立派な高架が続く近代的な路線である。
山でもないのに、トンネルのように線路が覆われている区間があるのは、なぜだろう。トンネルを掘ったものの山が崩された、というわけでもなさそうだし、国防上の理由だろうか。 -
枋寮のバス乗り場に到着。乗り降りしたのは数人ずつで、多くの人は高雄方面まで乗り通す。
バス待合所はオープンエアながら大きく、バスも地域の基幹交通として動いていることが伝わった。 -
出発して市街地を抜けると、踏切にひっかかり、高雄方面への新自強号が発車していった。バスがあと5分早く着いてくれれば、乗り継げたのだが。
異国の踏切待ち自体は、貴重な体験だった。 -
枋寮の街を抜けても、延々と一般道を走る。信号にも頻繁にひっかかり、この調子じゃ高雄まで何時間かかることやら。郊外の街を30分ほど走って、ようやく高速道路に乗った。
料金所がないのでフリーウェイなのかと思ったが、台湾の高速道路は車に貼り付けたタグや、ナンバープレートの読み取りで決済が可能で、ETCのような車載機も減速も不要なのだとか。さすがはIT先進国。日本にも導入してほしい。 -
広大なビンロウ畑から、大都会の高雄へ。車窓の変化が楽しく、飽きない。
高雄市は11月に市長選を控えており、早くも選挙戦が繰り広げられている。台湾の選挙も、韓国に負けず劣らず熱い。 -
車城から2時間、11時過ぎに左営駅に到着。乗りごたえのある、高速バスの旅だった。
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せっかく高雄の高速鉄道のターミナルに来たので、駅の様子も少しのぞいてみよう。
エスカレーターで高架の駅に上がると、駅前の広告看板が目に入る。中でも目立つのは、日本の家電メーカーのネオン。海外勢に押されがちな日本よりも、輝いて見える。 -
平日の昼間ながら、高鐵のコンコースは人で溢れていた。デパートの新光三越も併設されていて、一大ショッピングゾーンを形成している。
高雄駅にあるべき賑わいが、ここにはあった。高鉄左営駅 駅
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併設されている台鉄の新左営駅にも、ショッピングセンターが併設されていて人通りが多い。
新左営駅 駅
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左営から高雄駅へは、捷運でも台鉄でも行ける。ちょうど台鉄の区間車が来るところだったので、台鉄の自動改札に悠々カードをタッチした。
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高速バスで戻って来てしまったので、クロスシートに改造された区間車(普通電車)に乗れなかった。代わりに、ここで乗ってみたかったのだ。
期待通りのクロス車だったので安心。椅子の改造だけではなく、車内の全面的なリニューアルも行われていて、これまでの無機質なロングシートから面目を一新した。 -
しかも、クロスシートのピッチ(座席間隔)が広いこと。優等列車よろしくドリンクホルダーまで取り付けられていて、これなら長距離の移動も快適だ。
次に南部を訪ねる時は、区間車の乗り継ぎで巡ってみるのも面白そうである。 -
左営を発車するとすぐ、線路は地下にもぐった。地下鉄の役割も果たしていそうだが、区間車は1時間に2本くらいしかなく、市内での移動に使う人は少ない。
やたら速度が遅い上に、美術館駅では特急の追い越し待ちもあった。高鐵から乗り継いで市内に入るのなら、趣味でなければ、捷運に乗るのが正解だろう。美術館站(台鉄) 駅
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高雄駅には11時45分に到着。四重渓温泉から始発のシャトルバスに乗るよりも、10分早く着いただけだった。
高雄駅一番街 ショッピングセンター
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