2026/01/11 - 2026/01/11
-位(同エリア4507件中)
ちゃんさん
この旅行記スケジュールを元に
高雄市内を環状に結ぶLRT「環状軽軌」で巡る高雄の旅。最先端の高級住宅街で、再生された日本統治下時代の工場と、日本人が設計に関わった図書館を探検した。
環状軽軌は開業時期によって線路の作り方が違い、日本の路面電車のような区間も見られた。ぐるり一回りすれば、街の雰囲気の違いも感じられ楽しい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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環状軽軌の旅を再開。LRTの車両は窓がめいっぱい取られていて、視界良好だ。台鉄の電車の窓が小ぶりなのとは対照的で、観光路線としての期待もあるのかもしれない。
ただラッピング広告車に当たると、ろくに視界がきかないのは残念なところだ。 -
4駅乗って、軟体園区駅で下車した。ヨガができる公園でもありそうな駅名だが、英語に直せばソフトウェアパークだ。軟体=ソフトウェアか。謎解きみたいで楽しい。
線路の海側にはオフィス、陸側には新しい高層マンションが立ち並ぶ。不動産が高いと言われる台湾、相当な高級物件になるのではないか。 -
IKEAやカルフールといった、外資系の量販店があることからも、今に敏感な地域であることが分かる。
カルフールの中には大分のファミレスの雄・ジョイフルまであるではないか。日本では見られない、「九州家庭料理」なんてキャッチフレーズが躍る。もしかして、こちらでは高級志向? -
真新しい建物が並ぶ中に、日本統治時代に建てられたアルミ工場を再生した商業施設があるのだから、やっぱり台湾は面白い。
その名をMLD台鋁生活商場といい、スーパーやレストランの他、広い空間を活かした映画館まで入っているそうだ。 -
2棟の工場の間にガラス屋根を掛け、モール状にしている。
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外資系の新築建築物と、100年超えの建築物が、市場経済原理の元で共存できるのが台湾の価値観だ。
テナントには、日本の むさしの森珈琲も名を連ねる。台湾での屋号は「武蔵野森珈琲」。「の」は之じゃなくて野だったことに、異国で気付かされる。 -
さて次の目的地へ歩いて行きたいのだが、工事中のビルがあり、大きく迂回を強いられた。体力より、時間が取られることが惜しい。
念のため日本で登録しておいた、シェアサイクル「Youbike」が目の前にある。試しにアプリを立ち上げ、QRコードをスマホでスキャンしたら…おお、使えた! -
30分で10NTD(51円)と割安。台湾の交通ルールを熟知しているわけではなく、ノーヘル状態なので、慎重に慎重に進む。ポートに無事返却できたときには、安堵した。
仙台のケヤキ並木を思い出す、星光園道を歩き… -
やってきました、高雄市立図書館!
高雄市立図書館総館 建造物
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1階部分はピロティになっていて、図書館へはエスカレーターで上がっていく。
10時の開館時間を迎えたばかりで、勉強熱心な高雄市民が列を成して登っていた。 -
ガラス張りで明るく、吹抜けからも自然光が注ぐ。思わず上階に上がっていきたくなる、開放的な構成だ。
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ぜひ写真に残したくなり、カウンターの係員さんに「ぴくちゃー、おーけー?」と聞いてみたら、書類を書くよう求められた。大した個人情報でもないので、喜んで書きますよ。
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立派な撮影証を頂いた。これで大手を振って、ぴくちゃーおーけー。
高雄図書館にお越しの際は、ぜひ同じ方法で許可を求めるとよい。異国の地の公務員に、パスポートを預ける勇気があればだが。 -
窓辺に開けた閲覧室。席ははやくも、勉強に勤しむ市民でほとんどが埋まっていた。
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正方形に近い建物ながら、中庭からの光もあって、中央まで明るい。
それにしても、既視感のある建物ではある。仙台を思い出したのは、目の前の並木道だけが理由ではあるまい。 -
調べてみればやはり、せんだいメディアテークの設計者である、伊藤豊雄氏も設計に参画されたのだそうだ。仙台より規模が大きく、「やりたいこと」を存分に盛り込めたのでは。
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屋上庭園にはステージまであり、図書館という枠に留まらない活用を狙っているようだ。あまり使われている形跡がないのは、遺憾ではあるけど。
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図書館の西側では、さらなる大規模開発が進行中。高雄の中でも、特に発展を続けるエリアである。LRTが早い時期に開業したのも、アクセスの確保を急いだのであろう。
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図書館内にはこじゃれたカフェもあって、ここで早めの昼ご飯を考えなくもなかったが、昼食候補地は他にもあるので、今回はパス。
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星光園道の向かいには、1997年完成の高雄85ビルがそびえる。その名の通り85階建ての超高層ビルで、2004年に台北101が完成するまでは、台湾一の高層ビルだった。
ところが権利関係の複雑さが災いし、一時は荒れに荒れ、今も警察官が常駐しているという。ホテルの出入口前は工事を「やりっぱなし」で放置されていて、決してよい見た目ではない。高雄85ビル (高雄85ビル展望台) 現代・近代建築
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1つ手前の、高雄展覧館駅まで戻った。その名の通り、南側のコンベンションセンター・高雄展覧館の最寄り駅だ。北側には開発余地が残されていて、こちらも発展しそうな勢い。
いつのまにか港にはクルーズ船が着岸していた。貸し切りバスに頼らずとも、LRTで街歩きに出られるのは気軽だ。高雄展覧館駅 駅
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10時を過ぎ、LRTの車内は休日のお出かけ客で混みあうようになってきた。そのほとんどが、夢時代駅で下車。反対側のホームも下車客で埋まっている。
その名の通り、超巨大モール・夢時代の最寄り駅だ。寄ってみたい気もしたが、まだ環状軽軌の「左下」から抜け出せていない。先を急ごう。夢時代購物中心 ショッピングセンター
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地下鉄紅線(レッドライン)との接続駅・前鎮之星でも乗客が入れ替わった。10年前には、この駅で試運転の様子を見たものだ。日本にはないハイテクなトラムと、デザインされた電停に感心した。
ゼロから作る現代のトラムが日本にもできたのは、その9年後のことである。前鎮之星駅 駅
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環状線の「右下」の駅にも一つ降りてみようと、軽軌機廠駅で降りてみた。漢字で見るとなんだかものものしい駅名だが、意訳すれば「LRT車庫駅」である。https://www.youtube.com/watch?v=bHR3Nx6Ddn8
軽軌機廠駅 駅
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歩道橋に上がると、待機しているLRTの車両を一望できる。簡易な腰掛けもあって、電車を見ることに配慮されているのが嬉しい。
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ゆっくり眺めたら楽しそうだが、先は長いので、次の電車に乗ろう。基地の駅ということで、電車によっては乗務員交代がある。
後ろでは子どもが乗ったベビーカーをそのまま乗せる母娘がおり、乱暴運転のバスに乗るよりも、ぐっと気楽な外出だろう。 -
環状線の「右下部分」がもっとも早く、2015年に開業した区間にあたる。住宅街や病院などが沿線に集まるが、乗客はあまり多くない。
幹線道路と交わる交差点が何箇所かあり、1~2分の停車を強いられるのがもどかしい。15分間隔のLRTは高頻度というわけでもないので、電車優先の信号にしても影響は少ないと思うのだが。 -
凱旋公園駅が1期区間の終着駅で、折り返し線の設備もあった。文字通り、公園の目の前の駅でもある。
放射状に十字に伸びる地下鉄に対し、環状に走るLRTなので、4ヶ所で地下鉄と交わる。唯一接続駅となっていないのがここで、地下鉄の駅まで数百メートル離れている。凱旋公園駅 駅
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凱旋公園駅から先の「右上部分」が、1年前(2024年春)に開業した区間。のびのび走れた専用軌道からガラリと雰囲気が変わり、さして広くない道路上を、車と並んで走る。日本の「路面電車」の感覚に近く、街中なので乗降客も多い。
電停を設ける場所にも苦心の跡が見られ、上下線のホームが離れているところが多かった。 -
狭いのに、道路中央の街路樹が残されていることには感心する。
地下鉄紅線との接続駅・愛河之心で下車。乗り換え客が、ごっそり降りて行った。電停は人で溢れ、広島の街中を見ているようである。https://www.youtube.com/watch?v=-MLF3fNrnBw -
ホームには警備の人がいて、端末機にタッチしない僕を見て声を掛けられた。もちろんスマホを見せればお咎めはなく、アプリをいつでも開けるようにしておくに、越したことはない。
僕もLRTの旅は、一旦お休み。多くの人と共に、地下鉄紅線へ乗り換えた。
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高雄・四重渓温泉の旅
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