2026/01/10 - 2026/01/10
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ちゃんさん
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昨年に続き今年(2026年)も、成人の日3連休に台湾一人旅を企てた。年末年始休暇の後に旅の計画を立てておけば、休み明けが怖くなくなる。
しかも今回は、福岡~高雄間の直行便に乗り、暖かな台湾南部へダイレクトに入るという、はじめての経験だ。10年ぶりの台湾南部。いったい、どんな変化を見せてくれるのだろうか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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エバー航空の福岡~高雄便は、夜7時半にテイクオフの予定。ヨメさんの退勤後に出発する想定で夜便に乗る計画を立てていたのだが、ヨメさん、初日にも休みを入れてくれた。謝謝。
というわけで出発日も、夕方までは家族の時間。買い物に行ったり、水天宮に初詣に行ったりと、家族3人でいつもと変わらない休日を過ごした。水天宮 寺・神社・教会
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午後4時10分、パパはバックパッカーに変わる。2泊2日のショートトラベラーなので、荷物はいつものお出かけリュックに収まるだけの量だ。
久留米・六ツ門から空港バスに乗り込み、一路福岡空港へ。家族サービス(?)の疲れもあって、うとうとしながら過ごした。空港バス (福岡空港) 乗り物
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この3連休は、次第に天候が悪化していく予報だ。空港に向かう道中でも雲が厚く、風は強くなってきた。飛行機が欠航するレベルではないが、飛行機の揺れが苦手な僕としては憂鬱だ。
バスの走りにはまったく支障がなく、1時間で福岡空港国内線ターミナルに到着。福岡空港駅 駅
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すぐさま、国際線連絡シャトルバスに乗り換えた。乗客の95%(体感)は韓国人。円安もあって、韓国人にとって福岡は身近で手頃な遊び場だ。
運転士さんは饒舌で、専用道上からの車窓の見所なんかも解説してくれているけど、果たしてどれだけの人の耳に入ったことやら。福岡空港 国内線 国際線連絡バス 乗り物
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10分もかからず、国際線ターミナルに到着。そのまま出発フロアの2階に上がると、通いなれた審査場への入口がパネルで閉ざされていた。
福岡空港は、運営民営化とともに大改装が進行中。国際線ターミナルも昨年(2025年)12月20日に、最終段階のリニューアルが完成したばかりだ。福岡空港 国際線 送迎デッキ 名所・史跡
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審査場は北端に移動。国内線と同様、手荷物検査場には自動化されたコンベアが整備されて、かかる時間がぐっと短縮されたのはありがたい。
出国審査も自動化ゲートなので、15分で手続き完了。オンラインチェックイン済み、預け荷物なしの身軽な旅人なら、国内線とほぼ変わらぬ所用時間で旅立てるようになった。 -
日本の国税の呪縛から離れた途端、ブランド店の専門店街が現れた。以前の3倍くらいの規模で、好きな人にはたまらない動線だと思う。個人的には興味がないのが幸いだ。
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博多らしい演出で、出国する人へ最後のおもてなし。福岡、そして九州は、まだまだオーバーツーリズムを嫌悪するレベルではない。どんどんやって来て、親しんでほしい。
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地元・筑後の酒蔵も名を連ねていて、鼻が高い。富裕層と呼ばれる方々の、最後の消費欲を喚起してくれることを願うばかりだ。
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高級ブランドだけでなく、手頃な免税品店もぐっと増えた。ユニクロは外国人だけではなく、気候が異なる国へ向かう日本人にとっても有用ではなかろうか?
高品質な日本家電(?)を推すビッグカメラも、忘れ物のリカバリに重宝しそう。 -
土産屋も充実。
「定価」で買い物ができるセブンイレブンは、以前と変わらぬ位置に健在で、ずらり行列ができていた。セブンイレブンアプリを提示している僕の方が、場違いな感じだ。 -
さらに、出国前に腹ごなしができるフードコートが爆誕していた。
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福岡でおなじみのチェーン店が、ずらり並ぶ。
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夕方7時前とあって、フライト前の食事を楽しむ人でいっぱいだ。
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フードコートといっても各店ごとの座席もあって、中に入ればテーブルオーダーも可能なようだ。僕も時間があるので、もつ鍋専門店の楽天地に入ってみた。
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飲み屋なので、思う存分酒を飲んで行って!というニュアンスの張り紙があって、およそ空港らしくない。
一人客にも優しい構成で、カウンターには一人鍋用の卓上コンロが並んでいる -
しかも一人用のもつ鍋が1,790円! 国際線のゲート内という立地を考えれば、破格と言っていいのではないか。
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生中も食事とセットで注文すれば、500円とこれまた格安。
韓国からやって来る知人たちにも、余裕を持って空港に行き、ここで食事していくことを強く推奨したい。 -
もつ鍋の作り方が細かに解説してあったが、肝心の中身は日本語のみ。これこそ、各国語版が必要では? せっかくの福岡最後の食事、万全の味に仕上げてもらいたいところだ。
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今回は機内食も控えているので、新メニューという もつ鍋+ちゃんぽんを選んでみた。980円。まさかの1,000円切りである。
ぐつぐつと煮立った状態で、まさに もつ鍋の〆の状態。手軽で手頃にすすれて、うまかった。 -
もつ鍋の味が気に入れば、レトルトでの持ち帰りもOK。これも福岡からの最後のおもてなしで、多くのインバウンド客に味わってほしいものだ。
飲み過ぎる人が続出して、機内のトイレが騒がしくならないかが唯一の心配事ではある。特に韓国線(笑)。 -
リニューアルの第一段階では、増築された北側エリアのベンチが空いていて「穴場」だったが、出国手続き場自体が北に動いたので、ベンチの混雑は均等化された。
目立たない存在だったキッズスペースも、多くのファミリーの目に止まるようになったようだ。 -
高雄からのエバー航空便は30分近く早着したようで、折り返しの高雄行きも定刻の離陸が予告された。韓国便は軒並み遅れていたので心配していたが、ありがたい。
地方同士を結ぶ便にも関わらず、ほぼ満席。9割5分は台湾人だ。 -
3+3列の中型機で、機内エンタテイメントはオーディオのみ。3時間の長旅なので映画を見られればと思っていたが、駄々をこねてもしょうがない。
安全ビデオが台湾の自然をテーマにしたものに変わっていて、藍色の旧型客車が登場したのは嬉しかった。 -
大揺れのフライトを覚悟していたが、離陸直後に多少揺れたくらいで収まってくれた。
機内食も滞りなく提供された。台湾式のぶっかけ飯に、新鮮なフルーツ。 -
そして暖かい烏龍茶が、気持ちを落ち着かせてくれた。その後に珈琲の提供もあることは分かっているのだが、台湾線では、日頃飲まぬ烏龍茶に手が伸びてしまう。
オーダーすればビールも貰えるのだが、台湾は公共の場で飲む雰囲気ではなく、周りに気兼ねして「ビールください」と言い出すことができない。3列前のビジネスクラスではワインリストが配られていたが、あちらとこちらじゃ空気が違う。 -
食べるものを食べてしまえばやることもなく、アイマスクをつけて、体力の温存に努めることにする。日本時間にならせば、空港着は23時。短くなりそうな睡眠時間を、今のうちに補っておかねば。
台北から台湾島上空へ進入。台北なら着陸態勢に入る頃だが、今回は高雄行きなので、あと40分ほど飛行する。 -
台南の夜景を眼下に見てから一旦台湾海峡へ抜け、高雄への着陸態勢に入った。
高雄空港も市街地に近く、輝く夜景を見ながらスムーズに着陸。至極快適な、3時間弱のフライトだった。 -
降機してターミナルビルに入るところに、緑色のカードが置いてある。肉製品の持ち込みがないことを意思表示するためのもので、持っておけば検疫がスムーズになる魔法のカードだ。
戸惑っていた日本人の一人旅の男性に手渡し、会話が生まれた。はじめての台湾で、目的は釣り! タイでの経験もあるとかで、日本での釣りとは違うものなのだろうか。趣味の世界は、面白い。高雄国際空港 (KHH) 空港
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外国人の乗客が少ないものだから、外国人向け審査カウンターは数人待ち程度だった。2日前に申請しておいたオンライン入国申請も問題なく、無事にパス。22時過ぎには入国できた。
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空港内の銀行で両替したところ、2万円が3,790NTDに。比率5.3かぁ…昨年(2025年)の同じ日に旅した時は5.1だったので、更に円安に動いてしまっている。
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高雄の空港は捷運(しょううん/地下鉄)が乗り入れていて便利。ただ空港より捷運の開業の方がずっと後なので、ターミナルビル内に直結しているわけではない。
捷運の案内サインに従って歩いていたら、便所横の裏口から外に導かれた。 -
ターミナルビルの外を歩くこと、1分もかからず捷運の駅へ。屋根もあるし遠くはない。秋のような気候で、思ったほど暖かくなく、少し肌寒いほどだ。ジャンバーを空港ロッカーに預けなくてよかった。
台湾南部に来るのは10年ぶり。その前の13年前は正月だったから、今くらいの時期だった。汗ばむくらいの陽気で、夜も薄着で過ごした記憶があるのだが… -
高雄捷運は2008年開業なので、まだ20年も経っておらず駅はきれいだ。
平仮名で書かれた「みかんちゃん」の看板が目を引く。捷運の駅に引き取られ、駅長となった野良猫なんだとか。日本の和歌山電鐵のノリとそっくりで、親近感が沸く。高雄国際機場駅 駅
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緑色の電車に乗って、市街地へ北上。3両と台北に比べればずいぶん短い電車で、それでも大した混雑にはならない。
台湾第2の都市とはいえ、大阪や釜山の地下鉄と比べれば、とてもミニマムだ。地下鉄 高雄捷運 (高雄MRT) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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中心部までは10分少々で、福岡並みの利便性の街である。桃園空港から50分かかる台北とは雲泥の差。松山空港? 地方の民には、無縁の空港だ。
中心市街地から更に上り15分、高雄駅で下車した。ホームドアには日本アニメがラッピングされていて、日本文化の浸透度が分かる。 -
改札を抜けると、まさかのアニメイトが待ち構えていた。
高雄駅一番街 ショッピングセンター
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えっと、これはメイド喫茶ってやつですか(汗)。どこの国にいるのだか、分からなくなってくる。
なんでも高雄駅の商業ゾーンを、秋葉原っぽく育てて行こうという動きがあるらしい。 -
捷運から台鉄(台湾鉄道。国鉄に相当)の駅までは遠く、何度かエスカレーターを乗り継いでやっと出て来た。
思わず、息を飲む。無数の円が照らされた、アーチを描く大屋根。穴からは、高雄の夜空が顔をのぞかせる。巨大な現代アートのようだ。高雄駅 駅
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早く旅装を解きたいので、さっさと宿に向かう腹積もりだったのだが、これは見て回らねばなるまい。高雄で夜を過ごすのは、今夜だけなのだ。
高雄駅周辺の台鉄は2018年に地下化され、新駅舎となった。台北駅も1989年に地下化されており、ターミナル駅を地上に据える日本とは、一味違った方針を持っている。https://www.youtube.com/watch?v=lVgA_60xi_s -
駅を地下化すると、都市の中での存在感を発揮しづらくなるデメリットもあるのだが、台北駅は巨大な駅舎を建造することで、今も街のシンボルに君臨している。
高雄も違った方向性で、存在感を示したかったのだろう。いずれも日本では見られない、都市と鉄道の関係性に対する解だ。 -
そしてもう一つ、地下化以前の旧高雄駅舎が、今も元の位置にある。地下化工事中は曳家(ひきや)されていたものを、わざわざ元の位置に再度、曳き直したものだ。
新駅舎のもう一つのシンボルである、ツインタワーのど真ん中にあたる。正面からは大通りが一直線に伸びており、旧駅舎は今後も高雄駅のシンボルとなる。 -
旧駅舎は1941年に建てられたもので、すなわち日本統治下での建築物だ。勿論、日本人として嬉しいことに間違いはないが、仮に戦後の建築であっても、台湾人なら同じ計画を立てたのではないか…などと、様々な思いが去来する。
もう寝る時間なのに、アドレナリンが一気に出てしまった。だから訪台、止められないんだ。
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