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《2025.October》秋冬の風物詩ライトアップを訪ねる旅京都そのⅡ~リバイバル嵐山月灯路編~<br /><br />渡月橋から嵐電嵐山駅へと戻って来た。ここからは〝嵐山月灯路〟メインの〝有料エリア〟を目指して歩いて行くのだが、その前に横に伸びる嵐山月灯路の竹灯りエリア(無料エリア)を歩いて行く。エリア指定されている〝通り〟は複数あるため、車で来たことによりJR嵯峨嵐山駅を利用しない私の場合、道中に組み込まねばならない不便さはある。京都府道29号線(旧道)角の天龍寺金剛院境内には北朝方天皇である〝光厳天皇髪塔〟があった。鎌倉時代末期から南北朝時代に於ける時期には、歴史で習った通り〝2人の天皇〟が在位していた。戦前までの教育では南朝方が正当な〝天皇〟とされており、北朝方(持明院統)は初代光厳天皇が〝太上天皇〟の尊号を後醍醐天皇から受けるも、明治天皇の勅裁により南朝が正統とされたことにより明治以前まで歴代天皇とされていた北朝の6代6人の天皇のうち、後小松天皇を除く5代5人は歴代天皇に含まれないこととなった。第100代天皇となった後小松天皇が北朝6代天皇でもあったため、その〝血筋〟が現天皇陛下まで続いていることは言うまでもない。そんな時代に翻弄された光厳天皇は、出家後常照皇寺に入られ、そこで崩御されている。墓所である〝山国陵〟は常照皇寺の中にあり、管轄も宮内庁と記されている。天龍寺は足利尊氏が一時敵対していた後醍醐天皇の菩提を弔うために建立したが、元々この場所は離宮であった亀山殿があり、それを寺に改める際に北朝の治天である光厳上皇に奏請し、院宣を賜ったとされている。その時世に敵対した後醍醐天皇と光厳天皇をここまで身近な場所に置くのがどのような意味を持つのかはわからないが、南北朝時代のことを考える場所として良いのかも知れない。<br /><br />〝光厳天皇髪塔〟前の道を西進する道は、嵐山月灯路の竹灯りエリア(無料エリア)を西進すると、道路を陸橋で通り抜けている場所に至る。ここも実は京都府道29号線(新道)が橋の上を通っている。この界隈の大規模な混雑故にバイパス化されたと昔聞いたことがある。そんな京都府道29号線(新道)まで京都市道135号線を歩いてから、今来た道を戻って行った。<br /><br />再び京都府道29号線(旧道)を北進し天龍寺の壁に沿うように歩いていくとライトアップされた竹林が見えて来る。嵐山界隈を歩いたのは小学校の頃以来だっけ…と思いつつ、その頃は色々な店が立ち並ぶような賑やかさはなかった筈だが…とブツブツ独り言を言いながら歩いて行く。このあたりはGoogleさんの表示と実際の場所が異なっている。野宮神社の向かいあたりが〝嵐山月灯路〟と記されてはいるがここには何もない。また当日の券売所も野宮神社の手前にブースが設けられていたので、地図に頼り過ぎると行き過ぎてしまう。もっとも券売所のある場所には、チケットを求める観光客が並んでいるので間違うことはないだろうとも思ったりもする。<br /><br />因みに当日券の購入は、現金若しくはクレジットカードのタッチ決済に限られる。NFC搭載機種でIDやQUICPayの設定をしていれば問題ないようだが、このご時世にQR決済が利用できないということも如何なものであろうと思う。前売り券はJR東海のサイトにて購入することはできるが、開催終了時期が近付く時期になると先ず手には入らない。故に当日券購入となる訳だが、クレジット系の決済手段を持たずに行ってしまうと入れないことにもつながりかねない。まあ〝嵐山月灯路〟としては初めての開催であり、何事も〝初めての試み〟ということは理解はできるが、決済方法に関しては早急に改善をして貰いたいと思う。当の私もモバイルIDは利用できるようにしている筈だが、おサイフケータイ一覧に何故か表示がされなかったために、まごつく前にJCBのタッチ決済で処理をした。<br /><br />チケットを手にして有料エリアへと向かうのであるが、その手前には〝竹林の中の踏切〟として知られる嵯峨野線の踏切がある。確かこの踏切は自動車通行止めの筈だが、Googleさんのナビには表示されてしまう。先に踏切手前の野宮神社に立ち寄ろうとしたが多くの観光客に圧倒され、時間をずらして再訪することにした。<br /><br />この竹林の中の踏切は昼間であれば〝こんなところを電車が通る〟みたいな写真が撮れるのだが、日暮れ後の暗い中では結局〝光の筋〟だけの写真しか撮れない。これは嵯峨野観光鉄道で経験済みなので、できないことはやらない精神でただ列車の通過を待つ。踏切を渡り暫く歩くと何やら竹林の中にかなり目を引く光源があることに気付く。そこが〝嵐山月灯路有料エリア〟であることは、人の〝群れ〟が教えてくれた。<br /><br />有料エリアの列はJR線路とは逆方向に伸びている。この辺りは混雑した時でも〝踏切〟にまで列が繋がらないようにしているためであろう。待ち時間は然程なく、チケットの半券を捥ぎられての入場となる。ただ入場してすぐの場所に作品が展示されている。この辺りは考えて貰いたいところである。入場してすぐの場所にある=人が集まるために入場できなくなるのである。いかんせん〝有料エリア〟とされている場所自体がそれ程広い場所ではないために致し方ないとの考えもわからなくもないが、みすみす入り口付近に〝人だまり〟ができることをしてしまっている以外になにものでもない。当然竹灯りをバックに写真を撮りたい者の〝群れ〟ができる。加えて言うならば、性能の悪いスマホカメラ等ではモバイルライトを使用して近づかない限り、背景の明るさに露出があってしまい、顔なぞ真っ暗になる事位想像つきそうなものなのだが、そのことをぶつぶつ言いながら何枚も写真を撮っているために順番待ちの〝人の群れ〟が必然的にできてしまう。こんな場所で写真を撮るには〝自撮りモード〟を利用する位しかない。写り込んだ人の顔は後で〝消しゴムマジック〟を使えば良いと早々にそのエリアでの作品とベースになる自撮りを終わらせて、先へと進む私であった。<br /><br />暫く〝竹灯り〟の作品が並び、順路が右に曲がって行く正面に大きな竹灯りの作品があった。ここではスタッフがカメラマン役を買って出ているようで、シャッターを押して貰おうと多くの観光客が並んでいた。多分この辺りまで来ていた私は既に〝人酔い〟の状態だったと見え、ほぼ素通りという所要時間で通り過ぎている。取り敢えず〝場所〟という場所に人が集まっている環境にはここ暫くいたことがなかったことが影響していると思われる。よって少し離れた場所にて〝自撮り〟をして、振り返ることなく先へと進んで行っていた。<br /><br />大きな作品故に四方八方から眺められるのが幸いしたのか?作品の写真はちゃんと残っていた。組み立ての作品以外にも、吊り下げられた作品も多くあり、視界を遮られることなしにしっかりと〝竹灯り作品〟がカメラに収められている。しかし暗いからアップしたレベルの写真ではわからないかも知れないが、下方が黒くなっていることは〝テクニック〟や〝合成〟によるものではない。単純に人の群れが存在するのであるが、竹灯りを目立たせようとナイトモードをOFFにしたことが幸いし、黒く潰れているからという理由に他ならない。こう言った状況下ではありとあらゆる手段を試してみることが〝良い写真〟に繋がるんだとふと思う。そして辿り着いた奥の大きな作品は、人はいるものの作品からの距離が取られていることから〝消しゴムモード〟がフル活躍し、さも作品がポツンとあるような写真に仕上がっている。その場所で自撮りを決め込んだ後再び順路を歩いて行く。足元からニョキっと出ている〝竹灯り〟と、上方から吊り下げられている〝竹灯り〟が微妙なバランスでいい味を出している。所々で背景をバックに写真を撮っている観光客もいるが、そういう場所では〝自分自身〟を盾にして〝自撮り〟をする。そんな騙しあいをしているのもまた一興だった。結局20分程で有料エリアを一周し、入口入ってすぐの〝ダダ混み〟していた作品の前に立つ。以外に人は減っているようだ。それを良いことに取れなかった〝自撮り〟と〝作品全景〟を撮ってみたが悪くはない。急がば回れが多客期のイベントの楽しみ方だとフッと思った私であった。<br /><br />この時間からの入場者は先ほどよりも減っており、入口付近の写真も撮影できた。10~20分違うと、夜のイベントはやはり減るものだと一人納得して、会場を出る。駅とは逆方向に歩くとすぐに突き当りとなり、ここが竹灯りエリアの終端となる。<br /><br />この嵐山月灯路だが、来訪者の口コミの中には〝わざわざ有料エリアに入らなくとも十分楽しめる〟といった辛口の書き込みが目立っていた。実際のところ〝人混み〟と〝20分〟の滞在時間で1,500円とは結構いい値段であるように思う。そういった観点から見れば、全景は見えないものの部分部分の有料エリアは楽しむことができる上に、人がいないときに撮られた写真がパンフレットに掲載されていることを考えればなるほど~と思える共通点もあった。実際に有料エリア外からも中の様子を伺い知ることもできるし、雰囲気だけであれば竹林間の道を歩けば凡そわかる。勿論イベントにケチをつける訳ではないが、この展開では次への楽しみは少ないか…と思える節が多かった。<br /><br />そんな感じで〝嵐山月灯路有料エリア〟の散策は終わり、駅方向へと歩いて行く。この時間でも嵐山月灯路無料エリアの竹林間の道は結構人がいるようだ。途中で行きに端折った野宮神社に再度立ち寄って参拝する。幾くばかの光があるため写真は撮れそうだが、所詮街灯の蛍光灯の光なので色バランスが崩れ、キレイな発色ができないために記録用の画像を数枚撮って後にする。旧府道まで出てからコンビニを探しながら少しウロウロする。確か駅前にローソンがあったな…と思いながら歩いていると嵯峨嵐山駅手前の踏切を渡ったところにファミリーマート嵯峨嵐山駅北口店を発見し立ち寄った。エリアは全て禁煙であるために飲み物を買って一服する。そして車を停めた駐車場までブラブラ歩く。出かけるときにはそれ程分かり辛いというイメージはなかったが、夜になって逆方向から進んで行くと意外にわからないものであった。勿論Googleサンがあれば鬼に金棒で、迷うことなくmoveクンに出会うことができた。駐車してから戻ってくるまで4時間半。これで〝嵯峨野観光鉄道〟と〝嵐山月灯路〟のアクティビティは終了となる。<br /><br />帰り道にmoveクンのご飯タイムを忘れてはいけない。事前に調べた京都の格安ガソリンスタンド〝BestValueStation御室〟に立ち寄る。ここはあのMKグループのガソリンスタンドだがapollo系列ではなくホワイトブランドである。だから〝安い〟とは言い切れないが、京都市では結構な頻度でプライスリーダー店になっているお店ではある。ただ現金フリー161円/Lって…また上がったのかなと思ってしまう。まあ愚痴っても仕方がないので先を急ぎ、ハガキコピーをするためにセブンイレブン京都福王子店に立ち寄り、先ずは用件を済ませる。そしていつもの如く飲み物を購入して一服タイムを取った後、京都の市街地を目指して走る。ニデック京都タワーが望めるこの場所は京都中央郵便局。文字通り京都の〝中央〟郵便局の筈であったが…何かが違う。ゆうゆう窓口が平日21:00までになったことは知ってはいたが、外のポストの収集時刻が21:00の次は、翌日の12:40となっていることを初めて知る。どうやら郵便専門の〝京都郵便局〟ができてから、そちらに向かう便に合わされたらしいとのこと。着た意味がなかった…と後悔するが後の祭り。仕方なしにポストに郵便物を投函し、一路南淡海を目指すことにする。<br /><br />烏丸通りを北上し、五条通りに入れば国道1号線。そのまま西進し逢坂山峠を越えると近江国に入る。順路で行けば名神大津ICの脇を進んで走るのだが、その前にちょっと立ち寄りを考えて松原町まで進む。そのまま国道422号線へと下りて西国三十三ヵ所第13番札所石山寺の〝駐車場〟に車を停める。昼間は勿論有料だが、夜は解放されているためにここで一服を入れた後荷物の整理をする。その後もまっすぐには帰らずに〝MK大津営業所〟に立ち寄る。ここには24時間利用できる〝車のお風呂〟があるために、moveクンを洗ってやる。奇麗になったmoveクンとともに最後のラストランをすること数分、無事に田舎の我が家に到着した。さすがに嵐山往復では100km走ることはなかったな~と思いつつ、次はどこへ行こうかと考える私であった。<br /><br />   《終わり》

《2025.October》秋冬の風物詩ライトアップを訪ねる旅京都そのⅡ~リバイバル嵐山月灯路編~

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2025/10/30 - 2025/10/30

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2025/10/30

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《2025.October》秋冬の風物詩ライトアップを訪ねる旅京都そのⅡ~リバイバル嵐山月灯路編~

渡月橋から嵐電嵐山駅へと戻って来た。ここからは〝嵐山月灯路〟メインの〝有料エリア〟を目指して歩いて行くのだが、その前に横に伸びる嵐山月灯路の竹灯りエリア(無料エリア)を歩いて行く。エリア指定されている〝通り〟は複数あるため、車で来たことによりJR嵯峨嵐山駅を利用しない私の場合、道中に組み込まねばならない不便さはある。京都府道29号線(旧道)角の天龍寺金剛院境内には北朝方天皇である〝光厳天皇髪塔〟があった。鎌倉時代末期から南北朝時代に於ける時期には、歴史で習った通り〝2人の天皇〟が在位していた。戦前までの教育では南朝方が正当な〝天皇〟とされており、北朝方(持明院統)は初代光厳天皇が〝太上天皇〟の尊号を後醍醐天皇から受けるも、明治天皇の勅裁により南朝が正統とされたことにより明治以前まで歴代天皇とされていた北朝の6代6人の天皇のうち、後小松天皇を除く5代5人は歴代天皇に含まれないこととなった。第100代天皇となった後小松天皇が北朝6代天皇でもあったため、その〝血筋〟が現天皇陛下まで続いていることは言うまでもない。そんな時代に翻弄された光厳天皇は、出家後常照皇寺に入られ、そこで崩御されている。墓所である〝山国陵〟は常照皇寺の中にあり、管轄も宮内庁と記されている。天龍寺は足利尊氏が一時敵対していた後醍醐天皇の菩提を弔うために建立したが、元々この場所は離宮であった亀山殿があり、それを寺に改める際に北朝の治天である光厳上皇に奏請し、院宣を賜ったとされている。その時世に敵対した後醍醐天皇と光厳天皇をここまで身近な場所に置くのがどのような意味を持つのかはわからないが、南北朝時代のことを考える場所として良いのかも知れない。

〝光厳天皇髪塔〟前の道を西進する道は、嵐山月灯路の竹灯りエリア(無料エリア)を西進すると、道路を陸橋で通り抜けている場所に至る。ここも実は京都府道29号線(新道)が橋の上を通っている。この界隈の大規模な混雑故にバイパス化されたと昔聞いたことがある。そんな京都府道29号線(新道)まで京都市道135号線を歩いてから、今来た道を戻って行った。

再び京都府道29号線(旧道)を北進し天龍寺の壁に沿うように歩いていくとライトアップされた竹林が見えて来る。嵐山界隈を歩いたのは小学校の頃以来だっけ…と思いつつ、その頃は色々な店が立ち並ぶような賑やかさはなかった筈だが…とブツブツ独り言を言いながら歩いて行く。このあたりはGoogleさんの表示と実際の場所が異なっている。野宮神社の向かいあたりが〝嵐山月灯路〟と記されてはいるがここには何もない。また当日の券売所も野宮神社の手前にブースが設けられていたので、地図に頼り過ぎると行き過ぎてしまう。もっとも券売所のある場所には、チケットを求める観光客が並んでいるので間違うことはないだろうとも思ったりもする。

因みに当日券の購入は、現金若しくはクレジットカードのタッチ決済に限られる。NFC搭載機種でIDやQUICPayの設定をしていれば問題ないようだが、このご時世にQR決済が利用できないということも如何なものであろうと思う。前売り券はJR東海のサイトにて購入することはできるが、開催終了時期が近付く時期になると先ず手には入らない。故に当日券購入となる訳だが、クレジット系の決済手段を持たずに行ってしまうと入れないことにもつながりかねない。まあ〝嵐山月灯路〟としては初めての開催であり、何事も〝初めての試み〟ということは理解はできるが、決済方法に関しては早急に改善をして貰いたいと思う。当の私もモバイルIDは利用できるようにしている筈だが、おサイフケータイ一覧に何故か表示がされなかったために、まごつく前にJCBのタッチ決済で処理をした。

チケットを手にして有料エリアへと向かうのであるが、その手前には〝竹林の中の踏切〟として知られる嵯峨野線の踏切がある。確かこの踏切は自動車通行止めの筈だが、Googleさんのナビには表示されてしまう。先に踏切手前の野宮神社に立ち寄ろうとしたが多くの観光客に圧倒され、時間をずらして再訪することにした。

この竹林の中の踏切は昼間であれば〝こんなところを電車が通る〟みたいな写真が撮れるのだが、日暮れ後の暗い中では結局〝光の筋〟だけの写真しか撮れない。これは嵯峨野観光鉄道で経験済みなので、できないことはやらない精神でただ列車の通過を待つ。踏切を渡り暫く歩くと何やら竹林の中にかなり目を引く光源があることに気付く。そこが〝嵐山月灯路有料エリア〟であることは、人の〝群れ〟が教えてくれた。

有料エリアの列はJR線路とは逆方向に伸びている。この辺りは混雑した時でも〝踏切〟にまで列が繋がらないようにしているためであろう。待ち時間は然程なく、チケットの半券を捥ぎられての入場となる。ただ入場してすぐの場所に作品が展示されている。この辺りは考えて貰いたいところである。入場してすぐの場所にある=人が集まるために入場できなくなるのである。いかんせん〝有料エリア〟とされている場所自体がそれ程広い場所ではないために致し方ないとの考えもわからなくもないが、みすみす入り口付近に〝人だまり〟ができることをしてしまっている以外になにものでもない。当然竹灯りをバックに写真を撮りたい者の〝群れ〟ができる。加えて言うならば、性能の悪いスマホカメラ等ではモバイルライトを使用して近づかない限り、背景の明るさに露出があってしまい、顔なぞ真っ暗になる事位想像つきそうなものなのだが、そのことをぶつぶつ言いながら何枚も写真を撮っているために順番待ちの〝人の群れ〟が必然的にできてしまう。こんな場所で写真を撮るには〝自撮りモード〟を利用する位しかない。写り込んだ人の顔は後で〝消しゴムマジック〟を使えば良いと早々にそのエリアでの作品とベースになる自撮りを終わらせて、先へと進む私であった。

暫く〝竹灯り〟の作品が並び、順路が右に曲がって行く正面に大きな竹灯りの作品があった。ここではスタッフがカメラマン役を買って出ているようで、シャッターを押して貰おうと多くの観光客が並んでいた。多分この辺りまで来ていた私は既に〝人酔い〟の状態だったと見え、ほぼ素通りという所要時間で通り過ぎている。取り敢えず〝場所〟という場所に人が集まっている環境にはここ暫くいたことがなかったことが影響していると思われる。よって少し離れた場所にて〝自撮り〟をして、振り返ることなく先へと進んで行っていた。

大きな作品故に四方八方から眺められるのが幸いしたのか?作品の写真はちゃんと残っていた。組み立ての作品以外にも、吊り下げられた作品も多くあり、視界を遮られることなしにしっかりと〝竹灯り作品〟がカメラに収められている。しかし暗いからアップしたレベルの写真ではわからないかも知れないが、下方が黒くなっていることは〝テクニック〟や〝合成〟によるものではない。単純に人の群れが存在するのであるが、竹灯りを目立たせようとナイトモードをOFFにしたことが幸いし、黒く潰れているからという理由に他ならない。こう言った状況下ではありとあらゆる手段を試してみることが〝良い写真〟に繋がるんだとふと思う。そして辿り着いた奥の大きな作品は、人はいるものの作品からの距離が取られていることから〝消しゴムモード〟がフル活躍し、さも作品がポツンとあるような写真に仕上がっている。その場所で自撮りを決め込んだ後再び順路を歩いて行く。足元からニョキっと出ている〝竹灯り〟と、上方から吊り下げられている〝竹灯り〟が微妙なバランスでいい味を出している。所々で背景をバックに写真を撮っている観光客もいるが、そういう場所では〝自分自身〟を盾にして〝自撮り〟をする。そんな騙しあいをしているのもまた一興だった。結局20分程で有料エリアを一周し、入口入ってすぐの〝ダダ混み〟していた作品の前に立つ。以外に人は減っているようだ。それを良いことに取れなかった〝自撮り〟と〝作品全景〟を撮ってみたが悪くはない。急がば回れが多客期のイベントの楽しみ方だとフッと思った私であった。

この時間からの入場者は先ほどよりも減っており、入口付近の写真も撮影できた。10~20分違うと、夜のイベントはやはり減るものだと一人納得して、会場を出る。駅とは逆方向に歩くとすぐに突き当りとなり、ここが竹灯りエリアの終端となる。

この嵐山月灯路だが、来訪者の口コミの中には〝わざわざ有料エリアに入らなくとも十分楽しめる〟といった辛口の書き込みが目立っていた。実際のところ〝人混み〟と〝20分〟の滞在時間で1,500円とは結構いい値段であるように思う。そういった観点から見れば、全景は見えないものの部分部分の有料エリアは楽しむことができる上に、人がいないときに撮られた写真がパンフレットに掲載されていることを考えればなるほど~と思える共通点もあった。実際に有料エリア外からも中の様子を伺い知ることもできるし、雰囲気だけであれば竹林間の道を歩けば凡そわかる。勿論イベントにケチをつける訳ではないが、この展開では次への楽しみは少ないか…と思える節が多かった。

そんな感じで〝嵐山月灯路有料エリア〟の散策は終わり、駅方向へと歩いて行く。この時間でも嵐山月灯路無料エリアの竹林間の道は結構人がいるようだ。途中で行きに端折った野宮神社に再度立ち寄って参拝する。幾くばかの光があるため写真は撮れそうだが、所詮街灯の蛍光灯の光なので色バランスが崩れ、キレイな発色ができないために記録用の画像を数枚撮って後にする。旧府道まで出てからコンビニを探しながら少しウロウロする。確か駅前にローソンがあったな…と思いながら歩いていると嵯峨嵐山駅手前の踏切を渡ったところにファミリーマート嵯峨嵐山駅北口店を発見し立ち寄った。エリアは全て禁煙であるために飲み物を買って一服する。そして車を停めた駐車場までブラブラ歩く。出かけるときにはそれ程分かり辛いというイメージはなかったが、夜になって逆方向から進んで行くと意外にわからないものであった。勿論Googleサンがあれば鬼に金棒で、迷うことなくmoveクンに出会うことができた。駐車してから戻ってくるまで4時間半。これで〝嵯峨野観光鉄道〟と〝嵐山月灯路〟のアクティビティは終了となる。

帰り道にmoveクンのご飯タイムを忘れてはいけない。事前に調べた京都の格安ガソリンスタンド〝BestValueStation御室〟に立ち寄る。ここはあのMKグループのガソリンスタンドだがapollo系列ではなくホワイトブランドである。だから〝安い〟とは言い切れないが、京都市では結構な頻度でプライスリーダー店になっているお店ではある。ただ現金フリー161円/Lって…また上がったのかなと思ってしまう。まあ愚痴っても仕方がないので先を急ぎ、ハガキコピーをするためにセブンイレブン京都福王子店に立ち寄り、先ずは用件を済ませる。そしていつもの如く飲み物を購入して一服タイムを取った後、京都の市街地を目指して走る。ニデック京都タワーが望めるこの場所は京都中央郵便局。文字通り京都の〝中央〟郵便局の筈であったが…何かが違う。ゆうゆう窓口が平日21:00までになったことは知ってはいたが、外のポストの収集時刻が21:00の次は、翌日の12:40となっていることを初めて知る。どうやら郵便専門の〝京都郵便局〟ができてから、そちらに向かう便に合わされたらしいとのこと。着た意味がなかった…と後悔するが後の祭り。仕方なしにポストに郵便物を投函し、一路南淡海を目指すことにする。

烏丸通りを北上し、五条通りに入れば国道1号線。そのまま西進し逢坂山峠を越えると近江国に入る。順路で行けば名神大津ICの脇を進んで走るのだが、その前にちょっと立ち寄りを考えて松原町まで進む。そのまま国道422号線へと下りて西国三十三ヵ所第13番札所石山寺の〝駐車場〟に車を停める。昼間は勿論有料だが、夜は解放されているためにここで一服を入れた後荷物の整理をする。その後もまっすぐには帰らずに〝MK大津営業所〟に立ち寄る。ここには24時間利用できる〝車のお風呂〟があるために、moveクンを洗ってやる。奇麗になったmoveクンとともに最後のラストランをすること数分、無事に田舎の我が家に到着した。さすがに嵐山往復では100km走ることはなかったな~と思いつつ、次はどこへ行こうかと考える私であった。

   《終わり》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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