ドーミーインEXPRESS出雲の國雲南を探検する～大浴場見学編

2025/10/13 - 2025/10/14

2025年7月30日にプレオープンした、ドーミーインEXPRESS出雲の國雲南。
名称が長いのは、雲南だけだと島根県とわかりにくいからかなあ？
平成16年に大東町・加茂町・木次町・三刀屋町・吉田村・掛合町の6町村が合併して、昔からの「雲南三郡」と呼称されてたことから雲南市になったそうです。
最寄りの高速は木次インターなんですが、ホテルの温泉名からして、旧三刀屋町みたいです。

隣県とはいえ島根県は東西に長くて、場所を確認する限り、車で行かないと、な立地。
実際、お客さんの9割以上は車でお越しだそうです。
10月13日開催の島根県立大学松江キャンパスの学園祭にグレープカンパニーの芸人さんたちが来るってことで、交代運転要員（旦那）を確保して、雲南、探検決定。
宿泊は当初12日の予定が、三連休の中日は宿泊料金上がりすぎてたのと学園祭の整理券の配布時間が早かったもので、12日は松江に一泊して13日に行くことにしました。
長らく行ってないし野乃松江の大浴場も湯めぐりできるEXPRESS松江（数少ない大浴場無しなのは、よそが建てかけて頓挫したのを引き継いだため設計上できなかったとか）に泊りたかったけれど、1人分の料金が、最終的に宿泊した松江シティホテル別館（古かったり駐車場がめちゃくちゃ入れにくかったりしましたが従業員さん親切だし、バスルームのお湯が温泉という面白いホテルでした）のツインの料金とほぼ同じですとねえ・・・

毎度の親会社にお願いしまして、利用時間外にホテルの人の立ち会いの元、大浴場を見学させていただいたのでした。（感謝）

エリア 木次・雲南(島根)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿泊翌朝、朝食会場撮り前にホテル周辺をうろうろしてたら看板発見。
グランドオープンは2025年10月1日でしたが、ドーミーインの場合、数ヶ月前にはプレオープンするのが常。
雲南は7月30日。
スタッフ募集の看板を見るのは初めてなような。

で、チェックインの手続きしてたら、従業員さんが下関ご出身ということで地元話が盛り上がったんですが、後で聞いたらPREMIUM下関からのヘルプだったのでした。
下関もリニューアルで大浴場が改装されて、フグ照明が入れ替えられたりロウリュが導入されたりしてます。
2024年の大晦日に泊ったけれど、知らなくて見学頼んでなかったため写真は撮れずじまい。

三刀屋の湯 ドーミーインEXPRESS出雲の國 雲南 宿・ホテル

見学の打ち合わせして迷惑料のお土産（下関からヘルプが来てたので、関東方面への土産の定番フグせんべいにしなくてよかったとつくづく思ったものでした）をフロントに押しつけ、部屋に荷物を放り込み、旦那の部屋を慌てて撮ってから、１階の大浴場へ。
日帰り温泉客もいる関係からか、一旦履き物をロッカーに預けるちょっと変則的な造りだったり休み処のあたりは次の旅行記にするとして（大浴場の写真を撮り過ぎる）、案内人さんと合流して、まずは男性用から。

男性用の出入りにはカードキーを使います。
そういえば、こちらは日帰り入浴もやっていて、その場合のお客さんは出入りをどうするのか、聞くのを忘れてました。
EXPRESS浅草は近所の野乃浅草に湯めぐりするときは入り口前でフロントに電話して解錠でしたけど、そんな面倒くさいことはしないだろうしなあ。

【追記】
この旅行記作成してから親会社に報告（迷惑かけてるので一応チェックも兼ねて連絡いれるようにしてるけどしょっちゅう忘れる）しましたら、日帰りのお客さんには日帰り専用カードキーとロッカーキーをお渡ししてると教えていただきました。
キャンペーン料金が終了して、現在は大人1300円（タオルは別途200円、構造上、ドーミー名物の無料アイスキャンディーとコーヒー類、漫画は利用可能）になってますが、好評のようです。

最近共用部分に設置されてることの多くなったランドリーは、今回は脱衣所に併設。
カードキーで入れるようになってるのは、日帰り入浴利用客と分けるためかな？
毎度の洗濯無料、乾燥機有料でした。
使用状況は客室のテレビで確認できます。

わりと数のあるロッカー。

大きめロッカーと一部は日帰り客用のようで、鍵が抜いてありました。
日帰り入浴客の数は宿泊状況により調整されてるらしいです。

洗面台がシンプルなのは、

アメニティ類が､まとめておいてあるから。

今頃気付くけど、男性用の定番、髭剃りタワーがなかったなあ。

それでは中へ。

お風呂の入り方の多国籍語掲示の他に、オリジナルサウナ音楽の制作者紹介があるのも最近の定番ですねえ。

かけ湯があると、なんか温泉情緒があります。

洗い場の数はかなりありました。
シャンプー類は1種類。

浴槽は一直線。
和風な情緒な障子風窓に坪庭？は採光も兼ねてるんでしょうねえ。
夜の照明もいい感じでしたが、撮影禁止表示のある昨今は、夜に人がいなくても撮れない・・・

そして、熱にやられてスマホのカメラが撮影拒否。
夏場によく起きた症状なもので、念のためデジカメを持参していてよかったとつくづく思ったものでした。

炭酸風呂。
さすがに人工炭酸だそうです。

女性用にはなかった寝湯と

通常の浴槽は天然温泉三刀屋の湯。
運び湯だそうです。
照明に雲が入ってていい感じ。

和情緒な窓に、坪庭？に、

ご当地ドーミーインコのオブジェはクシナダヒメがモチーフ。
雲南市周辺はヤマタノオロチの伝承地だそうです。
男湯がクシナダヒメなら女湯はスサノオノミコトかなあ？
と思ったけど、ここは変わらず。
スサノオノミコトは、障子風の窓の絵に描かれてるんだそうです。

やたらと椅子があるのは整い用？

というのも、ドーミーイン、昨今の流行に合わせというよりかなり昔から、サウナに力を入れてます。

サウナマットに

オートロウリュは２０分おき。夜中はサウナ含めて利用不可。
サウナ用アロマはこの日はグリーンスカイ。
使ってる人見たことないけどサウナハット掛けもあるし、

広めのサウナに

テレビに、よく映っていなかったオートロウリュ。

帰宅してから気づいたけど、外と中とで紹介されてたアロマの名称が違ってのはなんでだろう？
とりあえず、２種類以上は用意されてるってことですね。

特筆すべきは水風呂。
階段式に最深１５０㎝に、自分でかぶる打たせ水「インコの一撃」付。
現時点、2025年オープンのドーミーイン敦賀と雲南にのみ設置らしいです。

水に梯子って、金沢の２１世紀美術館を思い出すなあ。
色々あったけど。
https://4travel.jp/travelogue/10129209

露天風呂は通常な感じと

おひとり様用。
今回あまり周辺歩き回らなかったけれど、近くに公園があったりするので、虫さん葉っぱさん網は活躍しそうです。

こちらにも整い椅子。
休憩スペース多いですねえ。

夏は大活躍してただろう扇風機にもドーミーインコ。

どうにも、NOVAウサギとかこの系統のイラストマスコットはあまり好みではないけれど、登場してから結構な年数たったのでだいぶ耐性つきました。

男性用終了。

続いて女性用。
暗証番号が必要ですが、利用時間外なのでスルーパス。

脱衣所。
こちらのも日帰り対応用の大きめロッカーありました。
写真撮りすぎ１旅行記目安の５０枚軽く超えそうになったので省きます。

洗面スペース。
ドライヤーは高機能。
自宅のドライヤーがそろそろ買い替え時で候補のひとつにしてるけど、高そうなんだよなあ・・・

アメニティ類が1カ所にまとめては男性用と同様、というか、最近はこのパターンが多くなったような。
使用済みブラシ入れはゴミ箱とよく間違われてますが。
化粧品類までこちらに置いてあるので洗面台がすっきりしているけれど、床に液だれしてたのもあったり。
こぼしたら拭いとけよ～、と目にしたら片っ端からティッシュで拭いておりました。

食事処みたいに台拭き置いといたら、自主的にされるかなあ？

こちらもカードキー利用のランドリー、中の洗濯機＆乾燥機も男性用と同様３台。

２泊３日旅行だったもので、しっかり利用させてもらいました。
数限定の洗濯ばさみ付ハンガーを借りて活用させてもらいましたが、帰りに元に返そうと持ってきたら、カードキーを旦那に渡してチェックアウトに先に行かせてたもので中に入れず。
やむなく横のベンチに置いて帰りました。
どうもやることが抜けてるんだよなあ（反省）

かけ湯に

お子さん用はアンパンマン。
男性用の方にもありました。

ここのところドーミーインの200室超えが多いらしいですが、こちらは小規模で客室数が１００を切ってるとのこと。
その割に、洗い場は日帰り入浴やってることもあってか数がありました。

女性用もシャンプー類は１種類。
よく見かける、２種類置いてあるときのもう一つの方は部屋のシャワーブースに設置されてました。

夏の冷やしシャンプーは置きそうだけど、シャンプーバーは日帰りのお客さんもいるから難しいかなあ？

壁のモチーフは龍の鱗なんでしょうねえ。

浴槽はといいますと

人工炭酸風呂は、奥に隠れスペースがありました。
奥の方で炭酸を出しているようで、体の泡つきは奥の方がよかったような。
どうせ泡泡するなら、イン長崎(現在は長崎新地中華街）のシルキー風呂の方がよさそうですが、足元の段差が見えにくくなるという欠点もあるしなあ・・・

古すぎてホテル名も変更になってる長崎見学記(２０１０年）
https://4travel.jp/travelogue/10452846

寝湯はありませんでしたが、面積あって離れて入れる方が女性にはニーズがありそうです。

照明やらオブジェの位置は集中型。
温泉表示のほかに、雲南のヤマタノオロチの伝説の説明板もありました。

そして、男性用と同仕様の水風呂。
サウナも水風呂も苦手な上に既往症でひっかかるものの、ご新規は試す！！と後で利用してみたら、サウナ好き仕様のかなりの低温（汗）
2，3度温泉と行ったり来たりしてなんとか入りましたが、150センチの水深はわりと背が高い方の自分でも口までしっかりつかっちゃう深さ（大汗）
下手に子どもが入ってこないようにするための低水温だったのかな？

とはいえ、サウナに長く入ってた日帰り温泉っぽいお客さん、かなり平然と入られてました。好きな人は好きなんでしょうねえ。

ある物は試す主義としては、インコの一撃も試します。
思ったほどではなかったのは、事前にボタン押して水を溜めとく必要があったようでした。
入るのに必死で、そこまで確認してる時間はありませんでした（笑）

カメラに危険なサウナに

男性用と見た目が一緒過ぎて、同じ写真を使ったかと疑ったテレビにオートロウリュにアロマ表示。
分かりにくいけど、サウナの石もドーミーインコ型という懲りっぷり。

朝のサウナで利用した限りは、オートロウリュの香りはいいけど、スチームは比較的控えめかなあ、という感じでした。
盛大だったら多分速攻で逃げ出したことでしょう。

露天風呂に

アルキメデスの原理を実感できる壺風呂。

見学してたときは男性用より椅子が少ないような気がしてたけど、実際写真で確認すると同数だったようです。
配置の錯覚かな？

こちらにも扇風機。
10月とはいえ、まだ暑いし天気もいいしで、まだまだ稼働は続いてます。
風力が調整できるのがありがたいなあ。

わりとギリギリだったけど、時間前に見学終了。
この後は部屋でおとなしく・・・な訳もなく、館内をうろうろする迷惑客だったのでした。