01御宿野乃松江を探検する～大浴場見学編～（プチ松江の旅その1）

2022/06/21 - 2022/06/22

４月に松江に共立メンテナンスのドーミーイン和風ブランドの野乃がオープンしました。
中国地方のドーミーイン系列となれば、早めにいって、世間の皆様に紹介をせねば。
ということで、コロナが小康状態になってるし、近県在住者対象のお得プランもでていたので押しかけることにしました。

ここ何年か、大浴場は撮影禁止と明示されているし、ビジネスホテルという性格上男性用の方が広いことが多いので紹介するならそっちも載せたいということで、いつもホテルに事前にメールして、営業時間外に見学のお願いをしています。
長年しつこくやってるのと、弱小でも東証2部時代からの株主だから為せる図々しさ。
今回も大浴場とショールームをお願いしましたら、大浴場撮影の許可はでたものの、パブリックスペースの撮影は原則禁止とのこと。
今回初めて存在を知った撮影条件についての承諾書（メディア用かと思って本社に問い合わせたら実は以前から存在してたそうです）に署名して事前提出して、パブリックスペースも含めて許可とった上で、ホテルの人立ち会い（これは以前から。たまに野放しになることもありましたが）の元での見学となりました。
ちなみに、撮影のお願いも、宿ではなくて、本社に直接の方がよいとのこと。
勉強になったなあ・・・

行く前の手間はかかりましたが、見学時というか滞在時その他諸々含めていろいろご配慮いただき、感謝なのでした。

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

同じ中国地方のドーミーインを訪ねると、しばしば東京、大阪に行くより時間がかかります。
今回も6時半前に自宅出発し、10時半頃には松江フォーゲルパークに行くはずが思ったより時間がかかって見たいショーの時間に間に合わず、翌日に行くことにして松江市内に直行。
松江城近くでランチを食べて街散策して（後の旅行記予定だけど、観光編は下書きのままで終わることが多いんですよねえ・・・）、最大の目的地、御宿野乃松江へ。
途中で道を間違えて松江駅まで行っちゃって、ずいぶん昔に宿泊したドーミーインエクスプレス松江（元々よその会社が建設途中で挫折したのを引き継いだため全国でも数少ない大浴場なしのドーミーイン）前を通過して、到着。
エクスプレス松江旅行記（2012年）
https://4travel.jp/travelogue/10691792
訪問してから10年たつと、ドーミーインは全棟ペットルーム廃止してるし、迦南（癒やし処）もほぼなくなってたはず・・・

到着したら、既に他のお客さんも来ていて、焦りすぎてドーミーインヘビーユーザーとしては致命的なヘマをやってしまいました・・・

天然温泉 だんだんの湯 御宿 野乃松江 宿・ホテル

通常のチェックインして、通常業務に負荷かけるお詫びの申し訳程度の手土産渡し、荷物置きついでに自分の部屋撮って(次旅行記予定）、案内人さんと大浴場へ。
ドーミーインの大浴場には全てご当地由来の名前がついておりまして、野乃松江は「だんだんの湯」。
「だんだん」はご当地の言葉で、ありがとうって意味だそうです。
隣県だけど、山口では聞いたことがないなあ。

まずは女性用から。
通常でしたらパスワードの入力が必要ですが、素通りできます。
この時間帯はお掃除中、ということをアピールするの図。

なにせ、脱衣所や多国語のお風呂での注意書きに撮影禁止は明示してありますから、事前に許可とって営業時間外に立ち会い付きとはっきりさせとかなければなりません。

春先に泊ったイン広島ANNEXではロッカー内にスリッパ置き場ができ２段式になってましたが、野乃は館内畳敷きでスリッパは使いませんので、普通タイプでした。
ロッカーにセンサーが入ってて、使用状況＝混雑状況は部屋のテレビで確認できるようになっています。
経験則で空いてる時間帯に行ってる身としては、普段は表示は見ませんが、「少々混雑」表示が出た時点で肌感的に利用を避ける人数なような。

もっとも、ロッカーに荷物を入れっぱなしにする人がいたりすると全然実態と異なることもある訳で、そのあたりの注意書きもあったりします。

パウダーコーナー？が２カ所。
ここで一番撮るべきは設置のダイソンのドライヤーなんですが、全く写ってませんでした。
後でしっかり使い心地を確認。風量はかなりあったけど、機械類をいじりたおすの好きな私でも、説明書き見ないと使いづらいものがありました。

消毒はしっかり置いてあります。
ビニール袋は見学時の靴下入れに使おうかと思ってましたが、わざわざ浴室ブーツ出していただいたので助かりました。

洗面台がスッキリしているのは、

アメニティ類が集中して置いてあるから。
化粧品類もこっちに置いてあります。
年配の方がどれがどれやら分かりづらかったようなので、なんらか表示の見直しは必要かもなあ。
でもって、使用済みブラシの置き場が下になってたけど、形状からしてゴミ箱で使ってる人が多かったような。

入ってすぐにかけ湯。
スペースの都合もあるせいか、遭遇率は野乃とか系列リゾートホテルが高いです。

サウナが

結構な広さです。
ドア越しに撮ったのでわかりづらいというか、見学時には気づいてなかったんですが、なんとセルフロウリュ（熱々の石に水かけて蒸気を発生させる）もありました。柄杓しか撮れてませんが。
ドアの左側にロウリュ用の水があったものの、なにせサウナの中なのでほぼ熱湯でした。
サウナブームの折から、最近のドーミーインはすっかりサウナ推し。
休み処には漫画「サウナ道」はあるし、テレビのホテル動画チャンネルにはサウナ芸人のマグ万平さんとのコラボ動画？もあったりします。

サウナ用のマットに専用洗い場に

打たせ湯まで付いてる水風呂。
深さが何段階か分かれてるもので、後で試そうとしたものの、あまりの冷たさに足を付けるのが精一杯でした。
サウナも水風呂も苦手なんですよねえ。
後でお話したお客さんは初めて「整う」を実感できたそうで、ちょっとうらやましかったです。

水風呂の横にあった洗い場には、レインシャワーまで付いていました。
レインシャワーって、伊豆高原のきらの里で部屋見学させてもらったときに高級なお部屋で見たくらいだったかなあ。
大浴場での設置は初めて見たような。
早朝人がいないときにいじってみましたが、お湯を出すのに途中のコックの調整がいるもので、説明書きがないと一見さんで使える人は少ないような。
というか、付いてるのに気づく人も意外といないかも。

普通の洗い場。
うっかり自分とクマ袋も写っちゃってます（汗）
ここのシャンプー類はポーラ１種類だけになってましたが、

シャンプーバーがありまして、他に３種類くらい選択可能になってました。
そのうち2種類あったクラシエって、たしかドーミーインにハマるきっかけだったイン浅草（現在はエクスプレス浅草）で女性用特典（当時は大浴場が一つで男女交代制だったので、時間が短い助成への配慮だった模様）のレディースセットの化粧品のメーカーだったような。

大浴場は女性用なので目隠しの障子付き。
外が見られるように小窓も付いていて、開けたら閉めてねの注意書き付きでしたが、早朝に利用しに行ったらしっかり開きっぱなしでした・・・

系列リゾート系ではよく見かける寝湯付き。
体が浮いちゃうので、人がいるときにはあんまり利用できませんが。
よそで見かけてた水冷枕じゃなくて木の枕ですけれど、こっちの方が髪が濡れなくていいかも。

露天風呂は岩風呂風。

おひとり様用の陶器風呂は、あつ湯とにぬる湯に分かれています。
後で入ってたら、他のお客さんもやってきました。
大浴場ではあまり会話しないようにの注意書きもあるので挨拶程度で済ますつもりが、連泊中のお客さんでとてもフレンドリーな方だったもので、屋外でソーシャルディスタンスも保てたのを幸いに、しばらく情報収集の花が咲いたのでした。

宍道湖も見える眺望なんですが、そこは女性用なもんで、植栽で囲ってあります。

ほぼこの写真じゃ見えませんが、夏用に風鈴を最近吊られたそうで、いい音で鳴っています。

そういえば、ドーミーインの夏に見かける、冷やし枕と冷やしシャンプーは今年もやるのか、すっかり聞くのを忘れておりました。

近くには川もありますから、虫さん葉っぱさん網は活躍しそうです。

浴槽側から眺めまして、女性用終了。

出る間際に洗濯処。

毎度の洗剤付き無料洗濯機に有料の乾燥機。
4台設置されてました。
洗濯ネットとかはフロント貸し出しされているようです。

続いて向かいの男性用。

こちらは部屋のカードキーをかざして入りますが、清掃中ですからやっぱり素通り。
男性用でカードをかざすことなんてあり得ないんですけれど、翌朝うろうろしてたら、入り方も部屋のタオルを持ってくるのも把握していなかった年配のおじさんに遭遇。
成り行きで一緒にフロントまでタオルセットもらいに行って、部屋にカードキー取りに行かれるのは面倒だろうと、私のカードキーで解錠して送り込んだのでした。

あの後、無料だと使い方を教えといたマッサージ機、ちゃんと利用できたのかなあ。

男性用も洗濯機4台。
共用スペースの設置は無いそうです。
部屋のＴＶで利用と稼働時間状況は把握できます。
この日は平日で宿泊客もそこそこだったようで、あんまり利用者はいなかったようですけれど、夏場に向けたら増えるんでしょうねえ。

脱衣所に

体重計には最近お世話になりません。乗るのが恐怖なので。

女性用と違ってこちらは脱衣所からでも眺望見えます。
えらく目立つ建物は、地銀さんでした。
うちの地元で言ったら山口銀行？
大きさが段違いではありますが。

洗面台にやっぱりまとめられてるアメニティ類に

カミソリタワーの形状が替わってました。これはタワーじゃないな・・・

コロナ防止の観点から冷水機の使用時には紙コップになってました。
女性用はボタン押したらカップが1個ずつ降りてくるたタイプだったんですが、オープン2ヶ月目にして調子が悪かったもので出すのに苦戦しました。
相当利用者が多いってことなんでしょうねえ。

女性用では写りが悪かった大浴場の全体。
配置が女性用と左右対称っぽい感じです。
全体的な広さはビジネスホテルという性格上、女性用より広いような気がします。

サウナマットに

セルフロウリュウ付サウナに

打たせ湯付き水風呂に

レインシャワー付洗い場に

大体のサウナ用設備の並び。
内容は女性用と全部一緒ですね。

宍道湖が一望できる浴槽に

やっぱり寝湯もありました。

洗い場。まあまあ数がありました。

やっぱりお一人様浴槽、あつ湯とぬる湯に分かれてます。

岩風呂な露天風呂。

女性用との違いは、内風呂の向こうに宍道湖がくっきり。

正直、街中でこんなに眺望がよいとは思ってませんでした。

大浴場見学終了。
次のショールームに行く前に、11階のパブリックスペースを。
最近のドーミーインの定番、夜のアイスキャンディーと、朝の乳酸菌飲料サービス。
本当は時間帯で片方は目隠しされているんですが、案内人さんの計らいで、両方写るようにしてくださいました（感謝）。

ドーミー文庫。なかなか充実しています。
漫画本のほか、松江関連の本に、サウナの本や、ドーミーイン帯広の従業員さんの出された写真集もありました。
こども向けも何冊かあったけれど、一番上に置くより、下の方に1コーナー作った方がよさそうな。

マッサージ機三台。
無料です。
最新機種を導入らしいです。

イン松山のも同メーカーでしたが、気のせいかこちらの方が人と目が合わなかったような気がします。
気のせいかもだけど。

なんて、なんちゃって写真は翌早朝のことで、この後はショールームもさせていただいたのでした。