シニアトラベラー！最強開運日に東京さくらトラムで御朱印巡り満喫の旅➀

2025/10/06 - 2025/10/06

　10月6日は【一粒万倍日（これまでの善行や努力が万倍になって報われ何事を始めるにも良い日）】と年内6日間しかない【大吉日】が重なる2025年屈指の【天赦日（天が万物を赦す日本の暦の上で最大の吉日）】と云われる【最強開運日】です。いつもの友人と2人で【さくらトラムの1日乗車券】を利用して『放生寺』『穴八幡宮』『鬼子母神』『王子神社』『とげぬき地蔵尊』の御朱印巡りをして来ました。➀から③まであります。よろしければ目を通してみて下さい。
➀『放生寺』『穴八幡宮』
②『鬼子母神』『王子神社』
③『とげぬき地蔵尊』

エリア 東京

10:15　【天赦日】と【一粒万倍日】が重なる【最強開運日】に限定【牛王神符御朱印】と【一粒万倍守】が頒布される『王子神社』が本日第一の目的地です。何枚か比較したり、改めて紹介したくなった今回撮り忘れていた(笑)風景を★2023年撮影★の写真を用いて掲載しています。

子どもの頃に乗って『飛鳥山公園』へ桜を見に行って以来、縁のなかった都電荒川線です。そのサクラトラムを利用する事になって御朱印巡りプランを作りました。【東京さくらトラム1日乗車券】が400円と知って『穴八幡宮』のある『早稲田』から『三ノ輪橋』まで乗り通してみたくなってしまいました。(笑)

10:34　『穴八幡宮』の『一の鳥居』です。柱を亀が支えています。亀腹は建築物の柱脚部等の基礎部分を白漆喰で固めたものです。『サグラダ・ファミリア』でも雨樋を兼ねた海側の柱を海亀・陸側の柱を陸亀が支えていました。日本とスペイン、何か関係があるのでしょうか？

★2023年撮影★このように毎年冬至から翌年の節分まで期間限定で【一陽来復御守】が頒布されている時期『一の鳥居』は提灯や幟旗が賑やかに飾り付けられています。当然ですが前写真に写る本日の『一の鳥居』は寂しいくらいスッキリしています。

★2023年撮影★更に『一の鳥居』をくぐってすぐ左に『流鏑馬像』があります。1728年8代将軍《徳川吉宗》が世嗣の9代将軍《徳川家重》の疱瘡平癒祈願のため流鏑馬を奉納した事に由来しているそうです。高田馬場には当時、高台に旗本達の馬術の訓練や流鏑馬の馬場が造営されていたそうです。

10:38　『穴八幡宮』の石段を登る前に隣の『放生寺』を参拝しました。1649年に3代将軍《徳川家光》が【光松山威盛院放生會寺】の寺号を授け、徳川家代々の祈願の寺として葵御紋を寺紋に用いる事を許された御府内八十八ヶ所・江戸三十三観音霊場でもあります。

緩いスロープの参道はシニアにはありがたいです。

『手水舎』の前でマスコットキャラクターの【こうやくん】が参拝方法を説明しています。

『手水舎』もパチリ！

『放生碑』と『放生池』をパチリ！【放生会】と云う行事の際に〔鯉の稚魚〕をこの池に放すそうです。

『放生寺』は1641年に『高田八幡宮』の別当寺として開創された寺院で金銀融通の御札【一陽来福】創始の寺として広く知られ親しまれているそうです。

御本尊は《聖観世音菩薩（通称　融通虫封観世音）》で江戸時代から多くの人々に親しまれているそうです。

【一陽来福】こちらは【復】ではなく【福】で「ゆうずうさん」とも呼ばれているそうです。こちらも節分までは御朱印はいただけません。

扁額【聖観自在尊】です。

待望の御朱印500円を御朱印帳に直書きしていただきました。

本堂内の扁額【福聚海】です。

『本堂』から境内をパチリ！

『放生寺』の向かいの『早稲田大学戸山キャンパス』が見えます。

〔サルスベリ〕の花が咲いています。

こちらには【一陽来福】の由来が書かれています。【一陽来復】の【復】を【福】に変えた当て字で悪い時期が去り、たくさんの【福】が来る事を願う言葉だそうです。

《弘法大師》と【修行大師敷石】の説明が書かれています。【修行大師敷石】の下には四国八十八カ所霊場全ての寺の砂を敷いてあり、左から時計回りで「南無大師遍照金剛」と唱えながら巡ると四国八十八カ所を参拝したのと同じ御利益が得られるそうです。

『本堂』正面に《神変大菩薩(役の行者像)》が祀られています。足腰によいとの事で草履の絵馬がありました。

★2023年撮影★こちらの立て札に従って屋根を見上げると《お福さん》がいるので参拝に訪れた時は見逃さない事をオススメします！

★2023年撮影★笑顔の《お福さん》にズームインしてパチリ！しました。

10:50　『西参道鳥居』に戻って来ました。こちらの柱にも亀（玄武？）がいます。

『サグラダ・ファミリア』みたいに海亀・陸亀なのでしょうか？

『西参道鳥居』から境内に向かう途中にキレイなトイレがあります。私達は毎回利用させていただいています。

秋の七草〔ミヤギノハギ〕（Googleレンズ調べ）をパチリ！

〔ミヤギノハギ〕は『穴八幡宮』の境内がある立派な石垣の上から垂れて咲いています。

『一の鳥居』から一気に階段を登らず『西参道鳥居』から石垣横の『穴八幡宮公園』横通路を平行移動し『二の鳥居』前に来るのが私達の好きなルートです。それでも『隋神門』は、まだまだ上に見えます。(笑)

石段を登りきると1998年に室町時代の様式で再建された『随神門』が迎えてくれます。『穴八幡宮』は旧称・『高田八幡宮』で1062年《源義家》が奥州からの凱旋途中、この地に太刀と兜を納め《八幡宮》を祀ったのが始まりとされているそうです。

『穴八幡宮』の『随神門』は【光寮門】といいます。門上部にある扁額は【光寮門】です。金色の阿吽獅子の飾りもある美しい門で蟇股には振り返る獅子がいます。

随神の『右大臣像』をパチリ！

随神の『左大臣像』をパチリ！

後ろ側の『神馬像』をパチリ！

こちらの『神馬像』は天を仰いでいます。

『随神門』の先には【一陽来復御守】頒布期間とは、まるで嘘のような別世界が待っていました。誰もいない広々とした境内をパチリ！

★2023年撮影★『一の鳥居』からグルグル続く行列です。

★2023年撮影★参道横の砂地エリアをTDRのスタンバイ列のように何重にも折り返して柵内の【一陽来復御守】を授与する『社務所』たどり着いていました。

『手水舎』の《布袋尊像》の袋から水が出ています。背負っている袋は財宝ではなく不満や嫌な事を詰め込む堪忍袋・感謝の気持ちや慈悲が詰まっている袋等と云われているそうです。

像の前に『布袋尊記』と題された石碑が建っています。

左隣には《徳川家光》が奉納したと伝わる新宿区有形民俗文化財に指定された【布袋像の水鉢】のレプリカがあります。参拝者に撫でられ、ニコニコ顔・腹・手足等がツルツルになっています。本物は『社殿』内に祀られ私達は見る事は出来ません。【最強開運日】に『心願成就』の御利益が得られるよう健康維持の願いを込めて黒くない部分まで撫でて来ました！

『穴八幡宮』の御祭神は《應神天皇》《仲哀天皇》《神功皇后》です。応神天皇は八幡神、仲哀天皇は応神天皇の父、神功皇后は応神天皇の母です。この三神を合わせ【八幡三神】だそうです。『拝殿』は外観だけでなく内部も大変豪華で重厚な造りですが撮影禁止です。

『子取り狛犬吽像』です。1992年奉納と新しいです。口・鼻・耳のみ朱色です。威厳のある険しい表情です。

『玉取り狛犬阿像』です。豪快な表情です。

★2023年撮影★立派な御神木があります。木の根が地面の上に出て来ると「根上げ」⇒「値上げ」といって金運アップの御利益があると云われているそうです。

★2023年撮影★毎年冬至から翌年節分の時期は期間限定【一陽来復御守】を授与された方々が『拝殿』前に並びます。

初めて誰もいない『拝殿』全景をパチリ！『本殿』・『社殿』は【江戸権現造】だそうです。黒と金を基調とした美しい『社殿』です。創建は1062年で現在の姿は1989年に慶安・元禄の設計絵図に基づいて再建されたそうです。『穴八幡宮』の由来は宮守の庵を造るために山裾を切り開いていると横穴が見つかり、中から【金銅の御神像】が現れた事事から来ているそうです。

神紋は【十六菊花紋】の中央に【左三つ巴】と云う巴紋がある珍しい紋章だそうです。

社殿の柱の下にも亀がいました。亀は大地を表す象徴でもあるそうです。

社殿の柱の根元に金色の亀は玄武でしょうか？誰もいなかったので遠慮する事なく思い切り近くでパチリ！

3代将軍《徳川家光》が『穴八幡宮』を幕府の祈願所、城北の総鎮護としたそうです。蟲封じの他、商売繁盛や出世、開運に御利益があるそうです。『拝殿』内は撮影禁止なのでギリギリこちらをパチリ！扁額は【穴八幡宮】と字体の異なる【穴八幡宮】です。

【一陽来復御守】頒布期間中いただく事が出来なかった待望の御朱印500円を御朱印帳に直書きでいただきました。

帰りは『北参道』のスロープを降りました。馬場下町交差点を渡ると御本尊が《聖観世音菩薩》の『龍泉院』があります。入口わきにあるのはナゼか？その先にある【早稲田合格勝守り】で知られている『法泉寺』の看板です。

11:05　この辺りは『早稲田大学』のキャンパスに囲まれています。早大南門通りをブラブラしながら東京さくらトラムの停留場『早稲田』を目指します。

ストックホルム市庁舎をモデルに設計されたと云われている『大隈記念講堂』前のロータリーから大隈通りへ進みます。

大隈通りにある『早稲田社会教育センター』をパチリ！2013年にグッドデザイン賞を受賞しているそうです。

『記念ペナントオギワラ』は『早稲田大学』の隣で90年近く学生を見守っているそうです。部活動やゼミの記念ペナントを長く作り続けてきた品々が飾られています。

大隈通りには定食屋『都電テーブル 早稲田』のような学生相手の店が並んでいます。

11:13　『早稲田』停留場に到着しました。『三ノ輪橋』から『早稲田』までの約12.2kmを運行している東京都に残る唯一の都電荒川線東京さくらトラムです。今日は終点の『早稲田』停留場から起点『三ノ輪橋』停留場へ向かいます。

直ぐにトラムが来ました。

いよいよ小学生以来の都電に乗車します！

11:15　前乗り後ろ降りのワンマン運転です。

乗車時に1日乗車券400円を購入します。スマホのSuicaにも1日乗車券を紐付け出来るようですがシニアは形ある物が安心なのです。(笑)

後は乗車時に日付面を見せるだけです。

東京さくらトラム沿線旅のスタートです。②へ続きます。