幸手権現堂の曼殊沙華まつりと、オモウマい店ロードステーションの長いソーセージ定食☆2025年10月

2025/10/02 - 2025/10/02

今年は猛暑が原因で彼岸花の開花が1週間から2週間遅れました。
日々各地の「彼岸花の開花状況」を見て、いよいよ満開になった幸手権現堂桜堤に行きました。折しも「第18回幸手曼殊沙華まつり」の開催中でした。権現堂桜堤の西と東の両側の土手両面を、300万本の曼殊沙華が真っ赤に染めていました。
コスモスとコキアも遅ればせながら色づき始めました。今後が楽しみです。
帰りに権現堂から車で5分もかからない「レストラン喫茶 ロードステーションさって」で、ランチに『ソーセージ定食』をいただきました。日本テレビ『ヒューマンドキュメンタリー オモウマい店』にも出た巨大な自家製ソーセージにビックリ！

エリア 幸手・久喜・栗橋(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

幸手権現堂4号公園の駐車場入口に向かって、県道371号（下吉羽幸手線）を走行中、右手に権現堂桜堤が真っ赤に染まっているのが見え始めました！

10:05　桜まつりの時と違って、駐車場は無料です。
駐車場からすぐに桜堤に登れました。

権現堂桜堤の長さは約1kmで、堤防に沿って約1,000本のソメイヨシノが続いています。今の時期は、桜並木に沿って堤の両側を約300万本の曼殊沙華が真っ赤に染めています。

県営権現堂公園 公園・植物園

「第18回幸手曼殊沙華まつり」の開催中です。

さって曼珠沙華まつり 祭り・イベント

一昨日、テレビ中継もしていましたが、今が満開で、良い時に来ました。

ところどころに白い曼殊沙華も咲いています。

アップにしてパチリ！

イモカタバミ（芋片喰） カタバミ科 カタバミ属の地下に芋を作る多年生植物。

出来るだけ早く家を出てきて、10時に到着したので、まだ人は少なくて良かったです。

ヒガンバナ（彼岸花、石蒜） ヒガンバナ科 ヒガンバナ属の多年草。
別名：曼珠沙華（マンジュシャゲ）、カミソリバナ、シビトバナ、トウロウバナなど。
学名：リコリス・ラジアータ

桜堤の南側（西側）斜面が、びっしりと「赤いじゅうたん」が敷かれたようです。

満開で隙間がないとこれほど真っ赤になるんですね。
https://youtu.be/HiEcJjygAaA

曼殊沙華の花って、他の花と違って面白いですね。

複雑な表情をしています。

桜の古木を背景にした方が良く見えます。

また白い曼殊沙華がありました。

赤とはまた違った清楚な印象です。

アップにして…

白い曼殊沙華が群生しているところもありました。

周りに人がたくさんいますが、植え込みに人が入らないように柵で囲われていて、写真を撮るのに公園のレイアウトがよく考えられています。

権現堂桜堤の上に上りました。1kmの桜並木になっています。

権現堂桜堤 名所・史跡

春の「幸手桜まつり」の時は、ここが桜のトンネルになります。

第92回幸手桜まつり 祭り・イベント

ゴツゴツした桜の古木を背景にした曼殊沙華はとても優美です。

ソメイヨシノも花が先で、葉は後から出てきます。
曼殊沙華も真っ赤な花が先で、葉は花の後から出てきます。

上から見るとこんな感じです。

清保堂
熊野山正智院を開山した清保善士のお堂。
慶安三年(1650)11月4日に亡くなったが、没後も耳の病気に悩む人々の信仰を集めている。
今も地元の人は、子供の誕生、七五三、結婚時に清保堂・熊野神社・水神社の三社に参拝しているそうです。

権現堂桜堤の東端に来たので、桜堤の北側（東側）の斜面を戻ります。

桜堤の下には、コキアが植えられ、コスモスも植えられています。
さらに向こうは、春に菜の花が満開だった場所は更地になっています。

こちらの斜面もそん色ないですね。びっしりと「赤いじゅうたん」を敷き詰められたようです。

こちら側の方が開花がやや早かったのかもしれません。

コキアが植えられていました。

これから徐々に赤くなりますね。

春は菜の花畑だったところは、すっかりなくなって整地されています。

菜の花畑だった跡地を囲むようにコスモスが植えられています。

今年はコスモスの開花も遅れていますね。

中川に架かる外野橋(そとやばし)を渡って権現堂3号公園に行ってみます。

外野橋 名所・史跡

行幸給排水機場（みゆき水門）
権現堂調整池と中川の間にあって、洪水対策や水源開発が目的です。
外野橋から見て、一番左の水色のゲート3門は貯水ゲート、すぐ右側の2門は放流ゲート、さらにその右側は行幸給排水機場です。

コサギ(小鷺)　サギ科　コサギ属

カメラを向けていると、飛んで行ってしまいました。

その先には群れがいました。

権現堂公園 3号公園
「万葉の公園」というテーマがあって、白梅林やハギ、フジバカマなどの万葉にちなんだ植物が植えられています。

アメリカフヨウ　アオイ科 フヨウ属
別名：クサフヨウ
通常のフヨウよりも花がとても大きくて、見事です。

権現堂公園 3号公園 展望の丘
ふもとにも曼殊沙華が咲いています。

白い花も少し混じっています。

行幸湖（権現堂調節池）
調節池であると同時に、利根川水系一級河川権現堂川でもあります。

権現堂大噴水「スカイウォーター120」があって、春の「桜まつり」期間中は、午前10時から午後９時まで、30分ごとに噴水が上がります。

行幸湖 自然・景勝地

今日は大噴水は上がりませんでしたが、カワウが日光浴をしていました。

いくつもの水門や堰 揚排水の機械室、堰の上の橋などがあります。

中央の揚排水の機械室です。

最も中川に近いゲートです。橋からよく見えます。
手前の2門が放流ゲートで、先に貯水ゲートが3門あります。

ゲート下端コンクリが越流堰です。

あ、そうだ、ダムカードをもらおう！
橋の上から電話すると、橋を渡って2号公園側にある管理事務所に来てくださいとのこと。

権現堂調節池管理所に行くと、門までスタッフの方がカードを持って待っていてくれました。
ありがとうございます <m(__)m>

権現堂調節池ダムカード
所在地：埼玉県幸手市、久喜市、茨城県五霞町
河川名：利根川水系権現堂川
型　式：多目的平地ダム
ゲート：ローラーゲート×10門

権現堂公園 2号公園
スライダーやプレイウォール、ベンチなどがある、全長約150ｍの子どもの遊び場です。ウォーキングコースにもなっています。

外野橋を渡って権現堂桜堤（4号公園）に戻ります。

堤のスロープにも曼殊沙華が並んでいます。

順礼の碑
享和2年(1802)六月、長雨で決壊した利根川の修復工事が進まず困っていた時、通りかかった順礼親子が見かねて、自ら人柱を申し出、逆巻く流れに身を投じたことで洪水がおさまって、工事も完成したという言い伝えがあるそうです。

順礼の碑 名所・史跡

順礼供養塔と順礼供養之碑の由来

供養塔は峠の茶屋の隣りにあります。

順礼供養塔
享和2年(1802)の利根川の決壊と修復工事にまつわる人身御供になった順礼親子を供養するため、昭和8年に建立されたもの。

峠の茶屋
人出が多いため、行列ができていました。

峠の茶屋 グルメ・レストラン

この日も夏日に戻ったため、冷たいものが人気です。

幸手のお土産、権現堂のキーホルダーなどもあります。

自家製パンも人気です。

マンゴーソフトクリーム（400円）を口にして、暑さをしのぎました。

１番人気の『桜あんパン』（250円）と、2番人気の『おやきパン』（250円）
皮はふわふわで、中身は手作りの味が伝わる美味しいパンでした。

ヤギの小屋

ヤクシマヤギ　偶蹄目 ウシ科
名前：サチ

ヤギの小屋からちょうど向かいに行幸給排水機場（みゆき水門）が見えます。

チュウダイサギ(中大鷺)を発見！

権現堂桜堤 西端まで来ました。

東端と比べると、隙間が空いています。

アップにしてパチリ！

白い曼殊沙華も咲いていました。

花をよく見ると、こちらは東端の方よりも開花が早かったのかな。

気のせいかもしれませんが、西端の花は少し枯れ始めた花が見え始めていました。
約2時間散策して、大満足しました。

12:05　権現堂公園を後にして、昼食を食べに行きます。

12:10　レストラン喫茶 ロードステーションさって（幸手市上吉羽字裏495-6）
幸手権現堂公園から車で5分もかからない近さでした。
ログハウスの外観は、お洒落な洋風のカフェ。

店内は、洋風のスペースと和風のスペースがあります。

2021年4月の日本テレビ系列『ヒューマンドキュメンタリー オモウマい店』以外にも多くのテレビ番組やメディアで取り上げられています。

この箱に入る、1m近い長さの『丸太棒ソーセージ』が名物なのです。
単品2,000円ですが、今回これは食べませんでした。

メニューを見ると種類が豊富です。

※ ワンオペの店 ※
この店はおばちゃんがたった一人で、オーダー、調理、提供、会計の全てをやっています。
店に入って空いている席に座っていると、料理を持って出てきたおばちゃんに注文しようとすると、「ちょっと待っててくださいね」「あ、その席は大勢のグループで来た人たちの席だからこちらへ」と4人掛けの席を指しました。
喉が渇いて、カウンターの水を自分でコップに入れて飲んで、メニューを手元に持ってくると、「あ、それはこちらのカフェの分だから、あっちに別のがあるからそれを見て」と。でも、オーダーは受け付けてくれません。
オーダーできたのは入店から40分後でした。

オーダーから17分後に『ソーセージ定食』（940円）が運ばれてきました。

全て事前にネットでわかっていたので、腹は立ちませんが、オーダー自体を取ってくれないのでちょっと不安になりました。

自家製ソーセージは長さが約30㎝、太さが2.5㎝くらいあります。

塩味でグリルしてあって、マスタードが良いアクセントになります。
皮がプリップリで、ジューシーな肉は臭みもなく、とても美味しいです。
ご飯も多いので、大盛（+100円）にしなくて良かったです。

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満開の曼殊沙華を堪能できて、オモウマい店の長いソーセージ定食を食べることができて、楽しい一日になりました。