2017/05/12 - 2017/05/21
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willyさん
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野生の王国という名番組が大好きだった子供のころから、あこがれ続けたタンザニアの旅。仕事で疲れ果てた3月の終わりごろ、突然今行かなければと思い、3日で手配をすませました。その旅の最後、ザンジバルの記録です。
死ぬまでに行かねばならない場所ベスト3の一つ、セレンゲティはあまりにも素晴らしすぎて、この先私はどこに行けばいいのだろうと途方に暮れるほど、この旅を越える旅はもうないのではないかと思えるほどでした。半年がたってやっと切ない痛みをを伴わずに思い出せるところまできましたが、この先もずっと大切に心にしまっていくと思います。
この旅で学んだことは、同じ旅でいくつかの場所を訪れるときは、行く順番をよく考えるべきだということでした。ザンジバルも行きたかった場所ですが、単体でいくか、草原の前に行っていたら、もっと楽しめただろうということでした。セレンゲティを訪れた後では、2分ごとに声をかけてくる客引きや人の営みがとても、なんというか、annoyingとしか言いようがない感覚を覚えてしまったのでした。見たかったダウを見られたことと、美しい海と夕陽が救いでした。
旅程
5月12日 羽田(カタール)ドーハ乗り換え
5月13日 キリマンジャロ空港 アルーシャ泊
5月14日 セレンゲティ 「ソパロッジ」
5月16日 ンゴロンゴロ 「セレナロッジ」
5月18日 アルーシャ(プレシジョンエア)ザンジバル
ストーンタウン泊「ゼンジホテル」
5月19日 ザンジバル ヌングイ泊「アマンビーチリゾート」
5月20日 ザンジバル(カタール)ドーハ乗り換え
5月21日 21時成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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アルーシャの小さい空港からザンジバルへのプレシジョンエアは、よくあることらしく3時間おくれ。胃の痛みをこらえながらひたすら待ち、やっとザンジバルに到着。ところが行く先がザンジバルとなっているのに、じつはこの飛行機の最終目的地はダルエスサラーム。カウンターでもなにもいわれなかったのであやうくおり損ねるところだった。そしてイミグレを通過する。国内なのだが。
ストーンタウンでは安宿にしたのが、陽気な案内の青年に渡されたのはしゃれた名前のルームキー。有名なHOUSE OF WONDERをもじっているらしい。
まあ、お部屋はとりたてて驚嘆に値するものではございませんでしたが。 -
イスラム様式の建築は窓がうつくしい
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朝ごはんはフルーツたっぷり。塩入れ(左上)が素敵だ。
左下はスクランブルエッグ。アフリカにきて初めてしった。卵って本来こういう色なんだそうだ -
猫のおおいザンジバル。猫好きにはうれしい。玄関ドアの10㎝の隙間にはまっていた子。
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1か月ほど勉強したスワヒリはとても面白く、思いのほか役に立った。この旅で覚えた一番すてきな言葉
HAKUNA MATATA のーぷろぶれむ。 -
見たかったストーンタウンのイスラム様式建築だけれど、これまでもいくつかの国でみていたこともあり、さほどの感動はなかったのが正直なところ。というか。頭のなかから草原が消えなくて。
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青い空に月がのこっていた
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ストーンタウンは迷路だからガイドがいたほうがいいといわれたが、小さい区域で全然そんなことはなかった。ぐるぐる適当にあるいて、2時間もすれば3周してしまっていた。扉もいろんなところで見てしまったせいかさほどのインパクトもなく、それより下手に写真をとるとバクシーシといわれるようで、めんどくさくて敬遠。
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だれもいないところだけちょこっと。
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でも潮風にスパイスを加えられた色合いはさすがここならでは。フレディの生家もちょっと探してみたがわからないからあきらめた
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やっぱり海。だれもいない海にほっとする。
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ダウ!これがみたかった。
一時帆船模型をやっていたときから、このアラビア独特の三角帆で海を滑る素朴な船を見たかった。うれしい。 -
市場。とてもおいしかったトウモロコシの粉、メイズをかいたかったけれど、どうも勇気がでず。
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考えてみると、周り中が褐色の肌の人という経験ははじめてだ。
タンザニア本土、タンガニーカは少なくとも通ったところはゴミ一つおちていなくて道端の畑も整然としていたが、ザンジバルは混沌。猥雑。 -
エネルギッシュですな
そしてザンジバルはいろんな匂いが混沌としていてくらくらしそうだった -
歩いていると2分置きにガイドはどうだと声がかかる。うっとうしい。
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HOUSE OF WONDERも宮殿博物館もなにもはいらなかった。
入る気持ちになれなくて。 -
サバトラちゃんもとい、キジトラちゃん。栄養状態はよさそう。
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翌日ヌングイまで1時間のドライブ。車窓から見る様子は貧しい。
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そしてリゾートは立派。その中だけが別世界。一歩そとにでたら肌を出すことも慎まなければならない。そして集落は道路も水も整備されていない様子で、治安の意味からもでてもしかたないかんじ。わたしも含め、一般の旅行者はこの中しか見ないだろう。
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お客はすくなかった
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きめの細かいサンゴ砂。貝殻もきれいなものがたくさんあった。
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物売りのひと
貝をかわないかという。 -
太陽の光に合わせて色を変える海
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ぼんやり眺めていた
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強い日差しがきらきらして綺麗だ
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草原でもそうだったが、雲がすてきだ。コッペパンみたいな雲がどこまでもぽこぽこ浮かんで続く。
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波の音だけ
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ゆっくりした時間が過ぎる
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プールサイドにもどって本をよみながら、待ちに待った夕暮れに心躍る。
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子供が小さいころ一緒にみたディズニーの短編アニメで、美女をたたえるのに「その髪はさながらザンジバルの夕陽のよう」という表現があったのが忘れられなくて、それはいったいどんなものだろうと、世に名高いザンジバルの夕陽をみたかった。
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沈んでいく
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さいごのかけら
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さようなら
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残照にうかぶ船
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美しいショーに心から満足
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翌朝ははやくからビーチをはしってみた
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少年と犬もはしる
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スタッフだろか・・泳ぎのレッスン
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いいか?こうして・・・
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せーの・・・
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タンザニアでは男はまっちょ。強くなければ男じゃない
てことで腹筋。いたるところで男(若い人限定!)が鍛えているのが印象的であった。
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この旅行記へのコメント (6)
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- スーポンドイツさん 2020/04/14 13:30:12
- 切ない痛み・・
- willyさま
何か元気が出る曲はないか、とちょうどQUEENを聴きている時に、「心が満ち足りる旅」と聞いてこちらへ飛んできました。
切ない痛みを伴うセレンゲティ・・なんて素敵な表現でしょう。どれほど素晴らしい体験だったか、(全く見知らぬ地ですが)旅行記に残さず大切に秘めておきたい気持ちはわかるような気がします。
マジックアワーと軽く言ってしまうのはもったいない、静かな薄明の時間に私もうっとりしてしまいました。
現実に戻って「ダウって知ってる?」とスーポン2号に聞くと、最初に作った模型ですって(笑)
すーぽん
- willyさん からの返信 2020/04/14 14:05:10
- 模型ですって???
- すーぽん様
QUEENでザンジバル記にご訪問いただくとはさすがですね♪ドンピシャ世代ですから、ザンジバルを先に回っていたらかなりがっつりフレディの家は探したと思うのですが、この時はほんとうに草原との別れがつらくて抜け殻のようになっていました。草原での1秒1秒は永遠の宝物です。
そしてなんと???スーポン2号様。
ダウをご存知だけでなく、最初に?おつくりになられた? !@@!
わたくし、帆船模型の教室に行ったのですが落ちこぼれてしまい、最初の1艘がまだ半分で放置プレイされています。
↓参加した教室。頭おかしいと思うほど凝りまくってご熱心なおじさま方に圧倒されてフェイドアウト・・
https://www.theropetokyo.org/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9/2019-03-01-19%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%B8%86%E8%88%B9%E6%A8%A1%E5%9E%8B%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%81%AE%E5%8F%97%E8%AC%9B%E7%94%9F%E5%8B%9F%E9%9B%86/
willy
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- 鼻毛マンさん 2017/10/23 08:10:28
- タンザニア…
- ザンジバルの旅行記に来ています。
タンザニアはむかし、エチオピアで一緒に回ってくれた、ジェシカというアメリカ人女性に強く勧められた地です。
これまで西アフリカに目がいっていましたが、行きたくなりました。タンザニア。
そしてこの旅行記から漂ってくるのが、セレンゲティがいかに素晴らしい地か。
旅程を組むときは、セレンゲティを最終地にする。
ネックは、高い飛行機と、サウジアラビアのビザを取るより難しいと言われる嫁さんからの1人旅許可取得。
難しい課題ですが、日頃からの感謝の気持ちをベースに、頑張ってゆきます。
- willyさん からの返信 2017/10/23 11:15:00
- RE: タンザニア…
- 鼻毛マンさん
こんにちは。ご来訪ありがとうございました。
とても大胆なお名前ですね!すてきです。
旅の印象は人それぞれだとしみじみ思っています。自分がものすごく感動したといって皆さん同じとは限りませんし、その場所なり建物なり自然現象なりにどれだけ思い入れがあるかということになりますよね。
私の場合は心底行きたかった場所だったので、本望というか「もう死んでもいい」の一歩手前という幸せを感じました。
アフリカに降り立ったのは初めてでしたが、守られた中でのぬるい旅でしたので、偉そうなことは言えませんが、遠いし費用もかかるけどまたお金をためていきたいと思いました。
もう、生半可なところでは満足できなくなってしまうという、麻薬ですね。
そして一人旅の許可取得の困難さは想像に余りあります。無事艱難辛苦を乗り越えられることをお祈りしております。
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- らびたんさん 2017/10/22 19:47:39
- セレンゲティ
- willyさん、こんばんは^^
セレンゲティ、そんなによっぽどだったのですね。
今後の旅行に影響するほどの衝撃、受けてみたいような怖いような。
私はタンザニアに行ったものの、キリマンジャロからザンジバル経由ダルエスサラーム行きに最後まで乗っており、ザンジバルで下りることはありませんでした。
リゾート地かと思いきや、バクシーシ言われるんですね・・・
それどっと疲れるかもです。
それでも夕陽の美しさは目を見張りますね☆
セレンゲティは無理でも、こうしてザンジバル編だけでもUPしていただけて嬉しいです(^^♪
らびたん
- willyさん からの返信 2017/10/23 00:25:45
- Re: セレンゲティ
- らびたんさん
読んでいただいてありがとうございます。やっとなんとかザンジバルだけはアップすることができました。これというのも雨ばっかりで山に行けない週末のおかげです(笑)
なんかチケット高くなりましたね。
珍しく友人から誘われて久しぶりにサイトを見てびっくりしました。これじゃーしばらく見合わせだなーなど思っております。
日を追って仕事辞めたくる今日この頃です。
ちなみにザンジバルは、お世話になったエージェントさんのブログによると、写真を撮る=お金くれるの?ということになるようです。
いやですよね、これ。
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