えちぜん鉄道（勝山永平寺線）

2025/08/29 - 2025/09/02

恐竜博物館へは、公共交通機関を利用する場合いろんなルートがあります。今回は、JR福井駅に隣接するえちぜん鉄道・勝山永平寺線に乗車→勝山駅（終点）で下車→ 恐竜博物館直通バスで移動しました。

えちぜん鉄道
移管前には京福電気鉄道が運営を行なっていましたが、列車衝突事故がきっかけとなり第三セクターの鉄道会社として2002年（平成14）設立。同時に、高齢者など支援を必要とする方への乗降時のサポートをメインに、乗車券などのきっぷの販売・回収業務や観光案内を行うアテンダントも誕生しています。

エリア 福井

9月1日（月）
えちぜん鉄道福井駅の窓口で「勝山まで」と言ったら、「恐竜博物館に行かれるのなら、お得なチケットがあります」って丁寧に説明してくれました。

勝山行きは、1時間に2本くらいあります。

夏場は、扇風機が大活躍。

アテンダントに会えたのは偶然。あえて、観光客向けへの乗車日程の公表は行なっていないそう。

観光案内のアナウンスもありましたが、買い物や病院に行く高齢者に対し、県警と連携して特殊詐欺に関する最新の手口や注意点などの啓発の声かけも行なっています。

福井駅から約1時間で、勝山に到着。

恐竜の足跡をたどって、改札へ。

コーポレートカラーは青。シートも青でした。

えちぜん鉄道永平寺線の終着駅。
駅舎をゆっくり見たかったけれど、バスの接続が良すぎて慌ただしく移動します。

旧字体の「驛」が、レトロ感を増していて素敵。

待っていてくれたバスに乗って、博物館へGO！

勝山駅から恐竜博物館まで、約15分乗車。
出会えた恐竜たちの様子は、次の旅行記に詳しくまとめます。

これは、恐竜博物館のバス停前の壁画。あちこち恐竜だらけでした。

帰りも、バスで勝山駅へ。

駅前広場の一角に展示場が設けられていました。
そこにいたのは、1920年製造 テキ6形6号機電気機関車と、

無蓋貨車ト68。

動態機としては国内最古参だそうです。

機関車内。

えちぜん鉄道での形式はML6ですが、車体表記は形式テキ6のまま。← って書いてはみたけど、何のことかよく分かってません。

郷愁を感じる写真。素敵。

イベント開催時に走行することがあるのだとか。動く様子を見たいなぁ。

行きは見るヒマがなかったけど、駅前に恐竜がいたんですね。

では駅舎内へ。
映画のロケーション撮影にも使用されている風情のある駅で、2004年（平成16年）に登録無形文化財となっています。

構内踏切を渡る前にホームを振り返って。

足元にはアンモくん。

ふくい応援ポケモン「カイリュー」が描かれたラッピング電車 えちぜん鉄道カイリュートレインが来ました。

2026年3月まで運行予定だそうです。

単式ホーム1線と島式ホーム1面2線の計2面3線。

1・2番線を交互に使用し、3番線は保線機械などの留置に活用されているそう。

今年の夏も暑かった。

では、乗車します。

車窓より。
開発（かいほつ）駅。開拓に関係のある地名かなと思ったら、仏教用語の「宿善の開発」から名づけられたと伝えられているそうです。永平寺のある福井らしいなぁ。

写真は撮れなかったけど、他にも気になった駅名がいろいろ。約1時間の乗車が楽しかったです。