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1244年(寛元2)道元禅師によって開かれた禅の修行道場。2025年現在、大小70余りの建物があり、その内の19の建物群が国の重要文化財。中でも七堂伽藍と呼ばれる7つのお堂(法堂・仏殿・僧堂・庫院・山門・東司・浴室)は、僧侶が修行をする清浄な場所として特に重要な建物とされています。

大本山永平寺

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2025/08/29 - 2025/09/02

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旅行記グループ 2025夏休み北陸の旅/福井県

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chemire

chemireさん

1244年(寛元2)道元禅師によって開かれた禅の修行道場。2025年現在、大小70余りの建物があり、その内の19の建物群が国の重要文化財。中でも七堂伽藍と呼ばれる7つのお堂(法堂・仏殿・僧堂・庫院・山門・東司・浴室)は、僧侶が修行をする清浄な場所として特に重要な建物とされています。

  • 8月31日(日)<br />14:15~16:02永平寺へ<br /><br />朝倉氏の旗色の藤色をベースにデザインされた「騎馬武者号」。福井駅と一乗谷・永平寺をつなぐ朝倉・永平寺ダイレクトバスが1日3往復しています。

    8月31日(日)
    14:15~16:02永平寺へ

    朝倉氏の旗色の藤色をベースにデザインされた「騎馬武者号」。福井駅と一乗谷・永平寺をつなぐ朝倉・永平寺ダイレクトバスが1日3往復しています。

  • 京福バス・特急 永平寺ライナー乗降場

    京福バス・特急 永平寺ライナー乗降場

  • バスの乗降場や駐車場から約5分歩くと三叉路があって、直進がお土産通り、右折すると観光案内所のある永平寺川に沿って行くルート。

    バスの乗降場や駐車場から約5分歩くと三叉路があって、直進がお土産通り、右折すると観光案内所のある永平寺川に沿って行くルート。

  • 行きはお土産通りを選択。

    行きはお土産通りを選択。

  • 永平寺の名は、中国で仏法が伝わり始た後漢明帝の時代の元号「永平」にちなんでいるそうです。

    永平寺の名は、中国で仏法が伝わり始た後漢明帝の時代の元号「永平」にちなんでいるそうです。

  • バス停から徒歩5分、石畳が始まるところにあるのが高さ4mの石柱が左右に一対立つ正門。

    バス停から徒歩5分、石畳が始まるところにあるのが高さ4mの石柱が左右に一対立つ正門。

  • 全景図(この時点では、境内を歩きながら建物の外観を見ていくのだと思ってました)。

    全景図(この時点では、境内を歩きながら建物の外観を見ていくのだと思ってました)。

  • 正門から、さらに5分くらい歩いて通用門に到着。<br />手水舎は新しいもののようで、センサーに反応して水が出てきます。

    正門から、さらに5分くらい歩いて通用門に到着。
    手水舎は新しいもののようで、センサーに反応して水が出てきます。

  • 通用門

    通用門

  • 扁額 「天童叢規勃興名巒」は、入門者の求道を喚起させる句だそう。

    扁額 「天童叢規勃興名巒」は、入門者の求道を喚起させる句だそう。

  • 通用門を進み受付所のある吉祥閣で拝観料を納めて、靴を脱いで入館します(入り口に準備された袋に入れ靴は持ち歩き)。吉祥閣を入ってすぐに、永平寺の様子や参拝中の注意事項の説明動画があるけれど、そのまま進んでも大丈夫みたい。<br />注意事項/雲水(修行僧)にカメラを向けての撮影はNG。立ち入り禁止や撮影禁止のエリアもあります。<br /><br />下調べを全くしていなかったので、建物に入り回廊を進みながら拝観していくのだと知りびっくりしました。

    通用門を進み受付所のある吉祥閣で拝観料を納めて、靴を脱いで入館します(入り口に準備された袋に入れ靴は持ち歩き)。吉祥閣を入ってすぐに、永平寺の様子や参拝中の注意事項の説明動画があるけれど、そのまま進んでも大丈夫みたい。
    注意事項/雲水(修行僧)にカメラを向けての撮影はNG。立ち入り禁止や撮影禁止のエリアもあります。

    下調べを全くしていなかったので、建物に入り回廊を進みながら拝観していくのだと知りびっくりしました。

  • 順路に従って階段を上り、最初にあるのが傘松閣。

    順路に従って階段を上り、最初にあるのが傘松閣。

  • 1930年(昭和5年)築。156畳敷きの絵天井の間で、建築当時の著名な画家による230枚の色彩画が見られます。

    1930年(昭和5年)築。156畳敷きの絵天井の間で、建築当時の著名な画家による230枚の色彩画が見られます。

  • 永平寺は斜面に沿って建てられてるので、建物は階段状の回廊、登廊で結ばれています。

    永平寺は斜面に沿って建てられてるので、建物は階段状の回廊、登廊で結ばれています。

  • 仏殿<br />1902年(明治35年)改築。覚皇宝殿ともいい御本尊様が祀られています。

    仏殿
    1902年(明治35年)改築。覚皇宝殿ともいい御本尊様が祀られています。

  • 中雀門から見た山門。

    中雀門から見た山門。

  • 寛延2年(1749年)築。 何度も火災のあった永平寺の中では最も古い伽藍。<br />雲水が正式に入門するときの玄関でもあり、永平寺に入山するときと、修行を終え下山するときの2回だけしか通ることが許されていない特別な場所だそうです。

    寛延2年(1749年)築。 何度も火災のあった永平寺の中では最も古い伽藍。
    雲水が正式に入門するときの玄関でもあり、永平寺に入山するときと、修行を終え下山するときの2回だけしか通ることが許されていない特別な場所だそうです。

  • 僧堂(雲堂)<br />1902年(明治35年)築。修行の根幹となる場所で、ここで食事、就寝もする大切な道場。各自に与えられる場所は、なんと1畳分のみ。

    僧堂(雲堂)
    1902年(明治35年)築。修行の根幹となる場所で、ここで食事、就寝もする大切な道場。各自に与えられる場所は、なんと1畳分のみ。

  • 僧堂と浴室・東司(お手洗い)は、三黙道場と言われ私語厳禁。

    僧堂と浴室・東司(お手洗い)は、三黙道場と言われ私語厳禁。

  • 白山水。白山連峰に連なる湧き水で、開山道元禅師の真前にお供えされる霊水。

    白山水。白山連峰に連なる湧き水で、開山道元禅師の真前にお供えされる霊水。

  • 承陽殿<br />1881年(明治14年)改築。

    承陽殿
    1881年(明治14年)改築。

  • 開山道元禅師の御尊像と御霊骨を祀る神聖な場所。

    開山道元禅師の御尊像と御霊骨を祀る神聖な場所。

  • どの伽藍も装飾が見事。

    どの伽藍も装飾が見事。

  • 弧雲閣    

    弧雲閣    

  • 承陽殿から見た承陽門

    承陽殿から見た承陽門

  • 伽藍はすべて掃除が行き届いていて、とても気持ちが良く、同時に身の引き締まる思いです。

    伽藍はすべて掃除が行き届いていて、とても気持ちが良く、同時に身の引き締まる思いです。

  • 法堂(はっとう)<br />天保14年(1843年)築。本尊として平安時代作の聖観音像を安置。

    法堂(はっとう)
    天保14年(1843年)築。本尊として平安時代作の聖観音像を安置。

  • 妙高台・大光明蔵

    妙高台・大光明蔵

  • 瑞雲閣<br />大庫院の2階にあり瑞展とも称される一般参籠者の宿泊に当てられる和室や応接間。大庫院ノ一部ニシテ貴賓ノ接待所に充ツ。

    瑞雲閣
    大庫院の2階にあり瑞展とも称される一般参籠者の宿泊に当てられる和室や応接間。大庫院ノ一部ニシテ貴賓ノ接待所に充ツ。

  • 中雀門

    中雀門

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  • 仏殿

    仏殿

  • 松平家廟所

    松平家廟所

  • 大庫院 <br />1930年(昭和5年)築。台所兼事務所の役を果たす建物。食事作りの担当になると、毎日午前1時半ごろに起床して料理を作るそうです。<br />建築当時の地階から4階までのエレベーターが現存し、稼動中のものとしては日本屈指の古さ。

    大庫院
    1930年(昭和5年)築。台所兼事務所の役を果たす建物。食事作りの担当になると、毎日午前1時半ごろに起床して料理を作るそうです。
    建築当時の地階から4階までのエレベーターが現存し、稼動中のものとしては日本屈指の古さ。

  • 大庫院の入口付近にある巨大な「すりこぎ棒」。<br />調理器具ではなく、明治時代(1868 年~1912 年)寺院の建設工事中に地面を叩いて平らにするために使用された道具。

    大庫院の入口付近にある巨大な「すりこぎ棒」。
    調理器具ではなく、明治時代(1868 年~1912 年)寺院の建設工事中に地面を叩いて平らにするために使用された道具。

  • 山門から見上げた中雀門

    山門から見上げた中雀門

  • 山門内<br />

    山門内

  • 山門に安置されている四天王像

    山門に安置されている四天王像

  • 帰りは永平寺川に沿ったルートで、バス停に戻りました。

    帰りは永平寺川に沿ったルートで、バス停に戻りました。

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