茶屋とマチヨリマーケットで、丸岡城のお勉強。

2025/08/29 - 2025/09/02

丸岡城のふもとにある一筆啓上茶屋とマチヨリマーケットへ。

マチヨリマーケットは越前織をモチーフにした天井や笏谷石の内外壁で造られた平屋建ての観光情報センターで、丸岡城に関することが学べ、丸やcafe・丸やshopで食事や買い物もできます。機内持ち込みサイズのキャリーケースが入る大きさの、リターン式コインロッカーが設置されていました。

エリア 永平寺・丸岡(福井)

8月30日（土）
丸岡城天守見学のあと、丸岡城のふもと北東側にある食堂とお土産店が併設された一筆啓上茶屋へ。

結局、食欲がわかなくて丸岡城のパネルなど見て退出しました。

※そば処は9月30日に城南西側への新店舗移転に伴い閉店したそうです。

一筆啓上 日本一短い手紙の館。丸岡城との共通チケットがありましたが、時間がなかったので見学はパス。

学術調査により日本最古の天守ではなくなったけれど、とても魅力的なお城です。

1576年に、柴田勝家の甥の柴田勝豊によって築かれた丸岡城。
その後、城主が変わり、1613年に城主になったのは本多成重。1624年に成立した丸岡藩の初代藩主となり、本多家は4代にわたって丸岡藩を統治。
本多家の後に藩主になったのが、8代続いた有馬家。なかでも有馬誉純（しげずみ）は大変有能で約50年間も藩主を務め、税制改革のほか学校の設立、領内の高齢者に金銭を与えるなど福祉政策も行いました。

古地図が多い。

内堀復元の話も出ているそうです。

ふくい歴史かわら版。こぼれ話も載っています。

続いて、丸岡城マチヨリマーケットへ。
丸岡城に関する展示室のほかに、福井や坂井を表現したメニューをそろえたカフェや物販ショップがあります。

天守に向かう前に、シアタールームで江戸初期の天守閣と城下町を再現したVR（城郭考古学者の千田嘉博氏による解説）で学びましたが、史料を見るために戻ってきました。

天守の石瓦。

鯱の変遷

かつて丸岡城天守に上げられていた笏谷石製の鯱。1948年（昭和23）に起きた福井地震により落下、破損し、現在はこちらに展示されています。

とぼけたような表情が可愛らしくて、しばらく鑑賞しました。