2025/05/23 - 2025/05/23
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【運河】を検索すると、『船舶の航行や灌漑、排水などのために人工的に作られた水路のこと』と説明があります。
ベネチアの【運河】は、船を通す事よりも、水の流れを澱まない様にする事が重要でした。 船も大切ですが、それは目的ではなく結果にすぎず、あくまでも水を通す為のものでした。
そして、人工的に造られたのではなく、島と島 干潟と干潟の間の深い部分を残して、木の杭や石材で固めて土地を広げていきました。
ベネチアがあるラグーナ(潟)と 外海(アドリア海)を隔てているのが、細くて長いリド島です。 リド島は、ラグーナを守りながらも、水の流れを澱ませる危険も持っています。
ラグーナには幾つかの川の水が流れ込んでいます。
海水よりも腐りやすく、伝染病や汚染の原因になる川の水。
そのラグーナは水の浄化作用によって環境を維持しているので、
運河の流れを堰き止めたり、変えたりすると澱んでしまいます。
人間が生活する為に、幾つかの運河を埋め立てながらも、本来の水の流れをそのまま残し、いかに外海との間で 静かに水を交流させ、ラグーナを健全に保つかが、今でも重要です。
ベネチアで生きるという事は、とても不便な生活ですが、運河とラグーナの自然を守りながら、共に生きるという事でもあります
- 交通手段
- 徒歩
-
カヴァッリ・フランケッティ館の見学を終え、
北側のサント ステファノ広場へ。 -
この広場は、リアルト方面やサン マルコ方面から
アカデミア橋へ向かう時に必ず通る広場になります。サンステファノ広場 広場・公園
-
広場に建つ彫像は、ジャーナリストで作家のニコロ・トマゾ。
3月22日通りの名前の由来となった
オーストリアに対する蜂起の立役者の1人だそうです。 -
茶色い屋根のサント ステファノ教会へ。
-
船底型天井と呼ばれる建物の構造が特徴で
美しいです。 -
教会は広場に対して横を向いています。
道が細いので正面の写真が撮れません。 -
その、サント ステファノ教会の斜め前のカフェ パオリン。
アイスクリームが美味しいと地元で人気の老舗です。
お店に向かって右横の細い通り、ボッテーゲ通りに入ります。 -
べネチアは16世紀以降、交易が盛んだった事もありファッションの発信地にもなっていて、ファッション関連の工房が点在していました。
道の名前のボッテーゲには『工房通り』という意味があり、当時はドイツ人の靴職人が多くいて、その同業者組合だった建物には可愛い靴のシンボルマークが残されています。
当時の職人は度々旅をしたので、この同業者組合はドイツ圏から来た貧しい職人を3日間だけ宿泊させて面倒をみたそうです。 -
更にピッシーナ通りとの交差点の南西角にも
可愛い靴のシンボルマークが残されています。
中世の時代、遠い国から旅して来た靴職人達は、
このマークを見つけた時 どんなにホッとしたでしょう。 -
ボッテーゲ通りの一本東のペストリン通りとの間に
小さな広場(モルティ広場)があり、
広場の土地は一段高いので階段を上がります。 -
モルティとは死者という意味で、墓地だった名残りです。
当時、死者の遺体はそれぞれが属する教区教会堂に
埋葬されていましたが、裕福な貴族や地位のある人は、
教会堂内の壁際や床下に納められたのに対し、
一般庶民は教会堂周辺の空き地に埋葬されていました。 -
1804年、ベネチア共和国との戦いに勝利したナポレオンが、
衛生上の理由から 『街の中心部以外に埋葬するよう』指示し、
1813年にサン・ミケーレ島に墓地が移されました。 -
サント ステファノ広場から北隣の島に入ると、【サンタンジェロ広場】に出ます。
1つの島には1つの教区教会と広場があるのですが、この広場には教会がありません。
ある時期までは、写真の場所に教会があったのですが、近年の教区の統廃合で取り壊されたそうです。今見えている建物は 先ほどのサント ステファノ教会の後ろ側です。 -
サント ステファノ教会を後ろ側から見ると、
教会の内陣の下を運河が通り抜けています。
教会は二つの島にまたがって建ち、
その下にアーチ状の橋のような物を渡して運河を通しています。 -
教会の下を通り抜けた反対側。
水位が下がった時は、教会の内陣の下を船でくぐり抜けられます。
15世紀に この教会が拡大した時、土地不足を解消する為に、
運河を越えて隣の島まで内陣を伸ばした経緯があります。 -
サンタンジェロ広場から南西側を見ると、
サント ステファノ教会の斜塔がよく見えます。 -
サンタンジェロ広場の北東側。
-
広場の北東角に建つ建物は、家の面積を広く取る為に、片側の二階以上を道に張り出していますが、一階は道幅を侵さず、限られた土地での工夫が見えます。
邸宅の形が左右非対称になり、右側に窓が多く取られているので
大きな入口を左側に寄せて視覚的なバランスを取っています。 -
対面する邸宅は きっちりとした左右対称の建物です。
どちらの建物も貴族の邸宅でした。 -
こちらの建物は、先ほどの2件の建物より質素です。
かつて広場は、最初は草木が生え、菜園や果樹園のある のどかな風景でした。時代が進み、やがて広場として形成され、舗装された人工的な空間として完成されました。
この建物は、まだこの広場が素朴だった頃に建てられたもので、
二階に13世紀後半のビザンツ様式の二連窓があります。
豪華な貴族邸宅が建つ前の時代の名残りをとどめています。 -
サンタンジェロ広場の真ん中を突っ切って、
北東にあるリアルト方面とを結ぶ幹線 マンドラ通りに入ります。 -
ほどなくしてすぐ左(北)の道に曲がり、狭い道を何回か
折れ曲がって進むと小さなサン ベネデット広場に出ます。
15世紀に建てられた貴族の館『カ・ペーザロ』が聳えていて、
後ろに目いっぱい引いて、やっとコンデジで写せる大きさです。
現在、この建物は『フォルトゥーニ美術館』になっています。 -
カ・ペーザロの前の広場は周囲に通路を残し、
広場自体は数段の階段分 土地を高くしています。
といっても、過去が墓地だったのではなく、都市空間のデザイン手法であると同時に、広場に井戸があるので貯水槽の機能の観点から、地面を深く掘り下げるかわりに、上に盛り上げて深さを増す方法がとられています。 -
カ・ペーザロの横の細い道から建物の裏手にまわると
運河が通っていて、船でアプローチ出来る運河用の入口があり、
水陸両方に玄関が設けられています。
16世紀初期には、この建物で様々なパーティーや催しが行われ、
ドージェや貴族が招待され、盛大だったそうです。 -
再びマンドラ通りを歩き、ほどなくして南(右)に折れ
カッレ・ディ・アッサシーニという通りに入ります。
『暗殺者の小道』と名付けられた道を進むと -
リオ・テッラ・ディ・アッサシーニという道と交差します。
-
『リオ・テッラ』が示す通り、昔 運河だった頃
ここにかかる橋に、『暗殺者の橋』という名前がついていた為
地名として残ったそうです。
古い時代、夜間を狙って殺し屋が暗躍していた頃の名残りです。 -
一旦ホテルに戻ると、まとまった雨が降り出し
しばらくしたら止んだので、リアルト橋を渡り
リアルト市場近くのピザ屋さんへ向かいました。
数店舗の支店を持つ【Farini】。
柱に彫られたサクランボが目印です。ファリーニ (ヴェネツィア リアルト店) パン屋
-
切り売りピザのお店で、テーブル席は無いので
簡易のカウンターで立って食べます。 -
一切れは ピザ1枚の4分の1ほどの大きさです。
私は美味しくいただきましたが、夫はこれでも大きいと言う。
ちゃんとしたピッツェリアに入ったら、大きなピザが1枚出て来るのよ。
もうピッツェリアには入れないわ。ファリーニ (ヴェネツィア リアルト店) パン屋
-
午後は、メルチェリア通りの北側を並行して走る主要道路、
サン リオ通りから街歩きを始めます。 -
ベネチアは小さな島が集まって出来ていて、1つの島に1つの教区教会と広場があります。午前中に歩いた島のように、邸宅や一般住宅といった居住空間を中心に街が形成された普通の島には大きな広場があるのに対し、これから歩くサン リオ通りのような 商業を中心としている島では、広場は小さく、道路を軸にして街が形成されています。
-
土地の少ないベネチアでは、店舗だけ単独の建物は少なく、
一階と二階の間に 木の長い横材を通し、大きな間口をとって店舗とし、
二階から上を生活の場としています。
この建物の二階には13世紀の二連窓があり、
そこがかつて主要な居間だった事を示しています。 -
四角い窓とは違い、上部がアーチ型のものや、
そのアーチの外側の弧だけがツンと尖った形はビザンツ様式の窓で、
12~13世紀の建物に使われています。 -
この建物もビザンツ様式の二連窓がある、13世紀の建物です。
鎌倉・室町時代と同時期の、しかも庶民が暮らす建物が
普通に現役で建っている街は珍しいです。 -
更に東へ少し進み、
Calle del Paradiso『天国の道』と名付けられた商店街に入ります。
当時の建物を残しながら現在も機能する商店街としては
世界で最も古いものの1つだそうです。 -
一階には均一の間口を持つ商店街が並び、
二階には独立した階段室から上がれる住居空間があります。
現在は後世に増築され3階建てになっています。 -
『バルバカーニ』と呼ばれる木の片持ち梁
(一端だけで固定され突き出た梁)で、
二階の住居部分が梁り出しているため、
住居はその分広くなりつつ 商店街の道幅は侵さず、
かつ一体感のある商店街になっています。 -
東の運河側の入口には、ビザンツ様式の小住宅(右)と
その隣の小住宅との間にかかる聖母マリアの
浮彫りを持つアーチが架けられています。 -
聖母マリアのガウンに包まれている二つの家族は、
15世紀初めに教会から これらの小住宅を譲り受けた
フォスカリ家とモチェニゴ家を表しているのだそうです。
かつて、この通りの両側にローソクを灯した中を厳粛な行列が通り、
『天国の道』へと続くような幻想的な宗教行事が行われた日が
ありました。 -
商店街の左右の建物の後側には、運河から商品を運び入れる
サービス用の入口があります。
13世紀、高度な計画性で建築された商店街だという事が
わかります。 -
『天国の道』のゲートをくぐり、天国の橋(Ponte del Paradiso)
を渡って、東隣のサンタ マリア フォルモーザ教会の教区(島)に
来ました。
この教会は7世紀に創設され、古い歴史を持っています。
(1492年着工で再建されています) -
鐘楼の塔の入口には、由緒のわからない滑稽なマスクが飾られています。
ベネチアの初期は、島から島への移動も船だったので
重要な水路側が各地区の表玄関でした。 -
教会の祭壇は、伝統的に東向きに配置されることが多く、
この教会が建てられた時も、決まり通り、西に正面を向け、
東に祭壇が置かれました。
教会の前に小さな広場が設けられ、前に流れている運河から
船でのアプローチが可能な表玄関になる事も計算されていました。 -
教会のお祭りの時には、厳粛な儀礼の舞台は この小広場で行われ、
結婚式では新郎新婦が祝福されながら、水際で待機している
ゴンドラに乗り込み、華やかに水上パレードをし、
お葬式では霊柩船が教会前に待機する。
様々な場面で運河が大切な役割を果たして来ました。 -
この広場はベネチアの中では最も大きなものの1つですが、
教会の裏側が広場を向いています。
広場の初期は、草木の生える菜園や生活スペースで、
まだ広場としての機能が重要ではない時代に建てられたからです。 -
時代が下り 都市として成熟してくると、広場は立派な建物で囲まれ
舗装も施された本格的な広場に変わっていきました。
運河側よりも広場の方が機能的にも造形的にも重要な都市空間になった頃、1604年に広場側に第二のファサード(正面)が付け加えられる事になったのです。 -
広場の北東側に立派な建物が建ち並び、
14~15世紀に本格的な広場として完成しました。
教会建築の決まり事よりも、時代に合わせて表玄関の向きを変え、
周囲とのバランスや 人々の視線を意識し、より象徴的に見える事が
重視されました。 -
現在も、市民生活の中心として賑わっているこの広場では
八百屋さんや骨董品の露店が立っています。 -
期間限定だと思われるオブジェの向こうでは
カフェでワインを楽しむ人がいて、
長閑な時間が流れています。 -
広場の南側を流れる運河沿いには、
個々の邸宅に入る為の専用の橋がいくつも架かり、
ベネチアらしい風景です。 -
教会の南側に沿って細い道に入り込み、
更に橋をつたってリメディオ運河の岸辺へ向かいます。 -
リメディオ運河から出て来たゴンドラや
こちらから やって来たゴンドラが、 -
角でぶつからない様に 建物は角切りされ、
ゴンドリエーレ(ゴンドラを漕ぐ職業の人)が
声で合図しあっています。 -
リメディオ運河の右側のフォンダメンタ(運河の岸辺)を歩きます。
古い時代の運河は技術も低かったので、水の流れに逆らわず
運河の流れ通りに整備されたので湾曲しています。
13~14世紀に整備された運河は技術も向上し、
計画的にまっすぐ通すようになりました。
そこに岸辺がつけられるのは、もう少し新しい時代です。 -
リメディオ運河の左側は、水の中から建物が直接立ち上がる
古い時代のもので、水に浮かぶ街、ベネチアの風景そのものです。
このソットポルテゴ(トンネル)をくぐった辺りから、
直線的だったリメディオ運河が湾曲し始めます。 -
向こうの 水の側からの玄関に外側の弧だけがツンと尖った
大きなアーチが残されています。
13世紀のビザンツ様式の大アーチで、貴重なものだそうです。
建物が直接 水の中から立ち上がり、運河が湾曲し、
古い時代のベネチアの風景が700年以上の時を経ても、
そのまま残り、今なお現役で使われています。 -
サンタ マリア フォルモーザ広場に戻り、
ロンガ サンタ マリア フォルモーザ通りを西へ向かい、
【Libreria Acqua Alta】へ。アクア アルタ書店 専門店
-
フォトジェニックスポットとして観光客に人気の本屋さん。
店内は奥に行けないほど多くの人がいました。 -
古本の階段を上がると、壁の向こうの運河が見えるそうですが
本が崩れそうだし 人は多いしで、一枚撮って退散。
左上の漢字が『凄い!』 -
私にはフォトジェニックな写真は撮れませんでした(^-^;
-
本屋さんの西側の細い道を北へ向かい
-
イチオシ
サン ジョバンニ ラテラーノ運河に出ると、
運河が二手に分かれた素敵な風景に出会います。 -
鋳鉄の橋を渡って岸辺を歩き、
-
すぐ右手のソットポルテゴに入り
-
細いヴェニエール通りを進むと
-
サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会の鐘楼が
見えてきます。
細い道を抜けるとスクオーラ サン ジョヴァンニ エヴァンジェリスタ 寺院・教会
-
【サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会】
L字型の広場の南、教会横に出てきました。
中世初期からの教区教会ではなく、ずっと遅い14世紀に、
町の周辺のゆとりのあった土地に
計画的に建てられた修道院の教会です。 -
運河の方向を向いたファサード(正面)は、レンガがむき出しになっていますが、中央の入口の周囲だけ、白い石の立派な円柱で飾られています。
ゲルマン人の恐怖から逃げて来た人々が最初に住みつき、ペストの蔓延で栄え滅んだトルチェッロ島の、失われた教会の円柱を運んで再利用したものだそうです。
が、教会の建設は未完成に終わり、入口だけ装飾されたまま現在に至っています。 -
広場には、共和国時代に作成された唯一のモニュメント、
コッレオーニ将軍の騎馬像が1496年から設置されています。 -
この教会には、25人ものドージェ(総督・国家元首)が祀られ、
ベネチアの市民にとっては一国の偉人達を合祀している
重要な場所です。 -
この広場には、もう一つ有名な【聖マルコ同信会館】が建っています。
この建物の奥に、とても広い市立病院があります。 -
15世紀末に建築された建物は、
低層部に『だまし絵』の効果を持つ浮彫装飾が施されています。聖マルコ同信会館 博物館・美術館・ギャラリー
-
実際は奥行きの無い外壁の平面なのに、遠近法の効果によって
奥行きがあるような錯覚を与えています。 -
この部屋の奥には『アレクサンドリアにおける聖マルコの説教』の
レプリカが飾られています。
本物はミラノのブレラ美術館に所蔵されているそうですが、
もとは聖マルコ同信会館が、役員室を飾るために、ベッリーニ兄弟に
依頼したもので、1504-1507年に描かれたそうです。 -
大広間にはベネチア派の絵画と共に
古い医療器具・医学書・解剖書などが展示されています。 -
奥には美しい祭壇と祭壇画があります。
-
運河と橋の向こう、遠くに緑が見えます。
19世紀初頭からベネチア市民の共同墓地として利用されている
サン・ミケーレ島です。
市立病院があり、その隣の教会で葬儀が行われ、
棺が霊柩船で緑の墓地へと運ばれます。 -
サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会の広場前の運河に沿って
南に下がり、橋を渡ってエルベ通りを西へ。
エルベ橋の上から北を見ると素敵な風景に出会えます。
もう半月早ければ、手前の木々にピンクの花が咲いて
いっそう綺麗だったはずです。 -
左の邸宅の庭を囲む塀の角に
傘を差し イエスを抱いたマリア様の彫像が置かれています。 -
その角の横の細い道を西に向かって歩き
突き当りで視線を右に向けると -
【サンタマリア・ デイ・ミラコリ教会】
が建っています。
15世紀後期に建てられた総大理石の教会だそうで
後ろ側も美しいです。 -
色の違う大理石で装飾された可愛い姿から『宝石箱のような』と
例えられています。
教会の一部が運河にせり出しているのが珍しいです。 -
サンタマリア・ デイ・ミラコリ教会の名前は
『聖母マリアの奇跡』の意味があり
聖母マリアに捧げられた教会だそうです。 -
教会内は、柱もなく筒形ヴォールト構造になっているのが特徴です。
(筒型ヴォールト=半円或いは 尖頭アーチ を水平方向に連続させたもの) -
祭壇の聖母マリアの絵を祀る為の教会です。
-
エルベ橋に戻り、南にあるキリスト橋を越え
サンタ マリーナ広場へ入ります。
陽が差すと街が輝いて見えます♪ -
サンタ マリーナ広場に建つ奥の住宅は
16世紀に建てられた庶民の為の集合住宅です。
左の建物に隠れて見えませんが、全く同じ形の二棟を並べ
上部にアーチをかけて一体感を出しています。
一階は店舗になっていて、2~3階の上下には別家族が住んでいます。 -
階段スペースを節約する為に、二家族は同じ階段を使いますが、上る人と下る人が全くすれ違うことなく通行出来る二重螺旋階段になっていて、180度づつズレながら二家族が独立した動線をもっているそうです。
レオナルド・ダ・ヴィンチがフランス シャンボール城でこの階段を設計したと云われているそうです。日本では織田信長が活躍していた頃に、このような集合住宅が建設され、今も庶民が暮らしている事が凄いです。
会津若松にある1796年築の『さざえ堂』は木造建築では世界で唯一の二重螺旋構造のスロープがあります。 -
スカレタ通りを西へ進み、マルコ ポーロ橋を渡ると
右手に三角の破風が付いた入口が見えます。
この建物は劇場の運河側の入り口です。
その上に碑文があり、『マルコ ポーロがここに住んでいた』と
書かれてあるそうです。 -
ですが、橋を渡り切ってソットポルテゴをくぐります。
-
【コルテ デル ミリオン】 コルテ=中庭
マルコ・ポーロがこの中庭の一角に住んでいたことに由来します。
地名はマルコ・ポーロの冒険の話が、当時の人々にとって 桁違いに大きな話しなので、 il milione(イル・ミリオーネ・百万男)というあだ名がついた事。
「東方見聞録」の原題も同じく‘il milione’だった事が関係しています。マルコポーロの家 建造物
-
マルコ・ポーロ(1245~1324)
マルコの父と叔父は中東貿易に携わっていたベネチア共和国の商人でした。
彼が17歳の時、 父・叔父と共に中国に向けて旅立ったのは今から約700年前の事。当時 広大なアジア大陸のほとんどがモンゴル人の支配下にありました。マルコ達の旅の目的はモンゴル帝国の王、フビライ・ハンに、ローマ法王からの親書を手渡す事でした。マルコポーロの家 建造物
-
マルコは以降24年間にわたりアジア各地を旅しました。
その時の出来事を仲間に話し、記録されたのが『東方見聞録』。
日本を『ジパング』という名で、初めて西洋に紹介した
マルコ・ポーロの旅行記です。
(マルコ・ポーロは日本に実際に来た記述は無く、
中国で仕入れた話しだとされています。) -
この中庭には、マルコが住んでいた12世紀頃の古い建築要素が幾つか残されています。三つの半円アーチのうち、一番左には12世紀の動植物文様の浮彫があるビザンツ様式のアーチが当時の姿をとどめ、反対側にも同じ模様があしらわれています。
その他の半円アーチや、この中庭を通り抜け出来るソットポルテゴは、時代が下る過程で必要になった為、後に付け足されたと考えられています。 -
中庭の南側の建物には、ビザンツ様式のアカンサスの葉
(元々地中海沿岸の原産だそうで、ギリシアの国花)
をあしらったコーニス(黄色で囲んでいるもの)が残っています。 -
コーニスの上部、三階より上は、後の時代に増築されたものだそうです。
その後に起きたベネチアの大火で、この辺りも焼失し
マルコ・ポーロに直接由来するものは残らず、推測の域を出ません。
マルコが生きた時代の建築が幾つか残り、当時に思いを馳せるのみです。
リアルト橋から数分の、静かな一角です。 -
マルコ・ポーロの生家があったと思われる中庭からリアルト橋へ向かう途中にあるサン ジョバンニ クリゾストモ教会へは、人通りの多い目抜き通りを数分歩きます。
教会の正面は細い目抜き通り沿いなので、写真を撮るスペースもありません。細い幹線道路を中心に形成された教区なので、広場は猫の額ほどの小ささです。 -
その教会の、通りを隔てた向かい側。
老舗のカフェ ティチアーノと緑の屋根のバーカロ(居酒屋)
との間の細い道に入ります。 -
更にソットポルテゴを抜けると
-
カンピエッロ・デル・レーメルに入ります。
カンピエッロ=小さな広場。 -
大運河、カナル・グランデの対岸は、
-
リアルト市場。
-
左手にはリアルト橋が見えます。
-
左手の外階段が壁伝いに二階のバルコニーまで続き、
ビザンツ様式の半円アーチや尖頭アーチが連なります。
外から見えない住宅の中庭が見えて、大運河も見渡せる
数少ない場所です。 -
この日はたくさん歩きました。
ホテル近くの【Gislon】
混雑していたので、やっと見つけたスペースで軽い夕飯です。
リゾット・ラザニア他少々を二人でシェア。
3日目が終了しました。
長い旅行記にお付き合い下さり、ありがとうございます(*^-^*)
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この旅行記へのコメント (37)
-
- 164-165さん 2025/08/12 06:38:45
- 追伸
- サント ステファノ教会の斜塔はピサの斜塔の様に傾いているのですか?
暗殺者の小道,暗殺者の橋の名が残るのは不気味な感じで日本人なら避けそうです。
パソコンがフリーズしてしまうので分けて送ってしまいました。
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/12 21:18:44
- Re: 追伸
- 164-165さん 再び こんばんは~。
ベネチアの塔は、どれも少し傾いています。
中でもサント ステファノ教会の塔は
ピサの斜塔ほどではないですが結構傾いてます。
あまりにも危険になったら、解体するか 途中で切るんだと思います。
暗殺者の小道とか、きっと日本なら名前は地名にしませんよね♪
ベネチアの人々は、昔 そこがどんな所だったのか
地名に残すようです。
でも、普通の道で 全く怖くなかったです(*^-^*)
ポテ
-
- 164-165さん 2025/08/12 06:26:41
- ベネチアの世界遺産
- ポテさん おはようございます。
マルコ・ポーロ(伊: Marco Polo、1254年頃 - 1324年1月8日)は、ヴェネツィア共和国の商人だったのですね。ヨーロッパへ中央アジアや中国を紹介した『東方見聞録』(写本名:『イル・ミリオーネ (Il Milione)』を口述した冒険家で、自分で本を書いた訳でもなく、271年、父・叔父と共にアジアに向け出発し、以降24年間にわたりアジア各地を旅する。と、ネットで知りました。
気になっていた、ベネチアも地球温暖化の影響でやがて街全体がアドリア海に水没してしまう可能性もありますが、水没対策として、「モーゼ計画」と呼ばれる最新型の水門が潟に置かれ、3mもの高潮を防ぐことも可能となるようでした。
失礼でしたが、これからの訪問地の先読みをしてみました。サン・マルコ大聖堂、ドゥカーレ宮殿、ため息橋、サン・マルコ広場、リアルト橋・・訪問済み
カ・ドーロ(フランケッティ美術館)、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂、ムラーノ島、ブラーノ島・・これからの訪問先です。
世界遺産だらけのベネチアだと言うことが知れて今後の展開が興味です。
【164-165】
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/12 21:07:22
- Re: ベネチアの世界遺産
- 164-165さん こんばんは。
毎日 暑い中、長い旅行記を見て下さった上に
コメントまで頂き、ありがとうございます(^^)
土曜日の早朝に、『マルコ・ポーロの冒険』という1797年に放送されたマンガが再放送されているんです(^^)
たまたまTVをつけたら放送されていて、マルコ・ポーロの事を知った様なものです。 主題歌が小椋佳氏でナレーターが小池朝雄氏で、とても懐かしいです。
「モーゼ計画」も、凄いですね!
一時は水没の危機が問題になっていましたが
人間の技術って凄いなと思います♪
訪問地の先読み、ありがとうございます(^^)
当たりです~☆彡
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は行ったのですが
開門前で、雨が降りそうだったので内部を観るのは諦めました。
カ・ドーロも行ったのですが、休館日で諦めました(T_T)
他は行きましたよ♪
本当に、マイナーでマニアックな所ばかり歩いているのに、
お付き合い頂いて、ありがとうございます(^-^;
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- ぽぽさん 2025/08/10 06:50:38
- ベネチア大使
- ポテさん
おはようございます(^^)
こちらは猛暑からひと足お先に抜け、やっと私の好きな夏がやってきました。
朝晩もだいぶ過ごしやすくなりました(^^)
話がそれてしまいました…
ベネチアの旅行記、ポテさんの思いが伝わってきす。じっくり読ませていただきました。
柱に彫られたシンボルマーク、ハイヒール、さくらんぼ、知らなかったです。他にもありそうですね。
限られた土地での工夫、家の面積を広く取る為に、片側の2階以上を張り出してるのですね。
右側に窓が多く取り、視覚的なバランスを取る。
なるほど!
細部に渡り細かくお伝えいただき、ポテさんの旅行記片手にベネチア散策したい。とおもいました。
ポテさん、ベネチア大使決定です(^^)v
20℃前後の晴れた日、ベネチア巡りできたらいいなぁ。夢で終わりそうですけどね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
ぽぽ
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/10 19:54:30
- Re: ベネチア大使
- ぽぽさん こんばんは!
毎日 暑い中、長い旅行記を見て下さった上に
コメントまでいただき、ありがとうございます(^^)
え~、ぽぽさん 夏がお好きなんですか?
私は。。。どちらかと言えば冬がいいです♪
夏は 何処へ行く気力も無く、じーっとしてます。
冬はホカロンを貼りまくって、何枚も重ね着して
コロンコロンになると暖かいので我慢出来ます。
でも、冬になると 暑さを忘れて、夏の方がいいと言ってるかも(^-^;
ぽぽさん、じっくり読んで下さって恐縮です(ノД`)・゜・。ウルウル
私のは長くて くどいので、夢でうなされない様に
サラリと流して下さいね(^^)
私も、参考にした本が無かったら、何も気が付きませんでした(^-^;
ぽぽさんに、ベネチア大使に任命頂いて嬉しいです\(^o^)/
いつも、温かいコメントを下さって、ありがとうございます。
とっても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- Decoさん 2025/08/09 10:58:54
- 時を越えて生き続ける町
- ポテさん、こんにちは。
windowsの更新以来PCの調子が最悪で、すっかり出遅れたコメントになってしまいました。
ポテさんのベネチア旅行記、とても詳しく町の様子を描写されていて、私も歩いて見ているような気がしました。
旅行記の中で時折ビザンツ様式と出てきますが、ベネチアは特に草創期から古い時代はビザンツ帝国と強い関わりがあったと思います。文化や生活などでも強い影響があったのかな、と思いました。
建築物や町並みは、13世紀とか、15世紀とか、木造建築が多い日本では考えにくい歴史があるのですね。マルコポーロの家も、その場所は記憶され続けている。狭く限られた土地で人々が生活をし続けたことで、古い建物も使われ続け、生き続けたのでしょうか。
ベネチアは、共和国としてはナポレオンの侵攻と共に終わりを告げましたが、街としての歴史は、ゲルマン人やアッティラから逃れた頃からの連続性を保っているようで、その人々の長い営みと共にあった町が生き続けているのは、言葉にし難い感慨があります。
ピザはさすがに本場で美味しそう!…ですが、あの量は日本人にはちょっと多そうですね。イタリア人の食欲はやっぱり違うのでしょうか(^^ゞ
Deco
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/09 21:35:09
- Re: 時を越えて生き続ける町
- Decoさん こんばんは!
毎日 暑い日中、長い旅行記を見て下さった上に
コメントまでいただき、ありがとうございます(^^)
古い建物が残っているベネチアの中でも、ビザンツ様式のものが
一番古い時代の物なので、古さを表す時に用いてしまいます(^-^;
私が出会った本を参考にしているのですが、著者はベネチアと
東方の国の関りが強かった事を書いておられます。
ベネチアが東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の支配下でありながらも、
自由な貿易を許されていたので
アラブ諸国の建築様式(ビザンツ様式)が
ベネチアの建築に大きく影響したからだと思います。
もう少し時代が下るとゴシック様式の建物が増えてくるのですが、
ベネチアの歴史では新しい時代の建物の部類に入ってしまいます。
今、『マルコ・ポーロの冒険』という1797年に放送されたマンガが
土曜日の早朝に再放送されているんです(^^)
たまたまTVをつけたら放送されていて、それから録画して
観るようになったのですが、モンゴル帝国のフビライ・ハンとかが
出て来るので、相当古い時代ですよね!
マルコ・ポーロの声が巨人の星の 星飛雄馬の声優さんで、
主題歌が小椋佳氏で、ナレーターが小池朝雄氏なので
とても懐かしいです♪
もし、ベネチアの大火が過去に無かったら、マルコ・ポーロの家も
そのまま残って、現代の人が普通に住んでいると思います。
レンガを積み上げた家が、塩水にも耐えて 建ち続けているのが
不思議です。
レンガって、硬いものでたたくと割れるような
もろいものだと 思っていました。
Decoさん、皆さんにもお話ししているのですが、
私のベネチア旅行記、10冊もあるんです(^-^;
その内 2冊は別の街へ行くので 少しは雰囲気も変わるのですが、
残りの4冊はベネチアばかりです(;・∀・)
しかもマイナーでマニアックな所ばかり歩いています。
さすがに私自身、これ どうなの? と思うほどです(^_^;)
ですので、お腹一杯になる前に 適当にスルーして下さいね♪
いや、もう 皆さんを お腹一杯にさせているかも~(>_<)
本当に、長い旅行記にお付き合い下さり、ありがとうございます。
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- ちーちゃんさん 2025/08/07 21:18:34
- あの本屋さん!
- こんばんは~ポテちゃん(*^▽^*)
行ったのね!あの本屋さん!
私も行きたかったけど、何しろ頭がダメだったので心残り(¬_¬)
でもポテちゃんに見せてもらえて良かった~。
ホントありがとう。
あの2階がせり出した建物は、2階部分を増やすためだったのね。うまく狭い土地を使っているんだなあと感心しました。
会津のサザエ堂と同じ構造の建物がベネチアにあるなんて初めて知ったの。
本当によく調べてある、尊敬です!
細く狭い道を歩くと、ぽっかりと広場が現れる理由も初めて知ったのよ。
その昔、そこで
野菜を作っていたのを思い浮かべて、
当時の様子を考えながら見ましたよ(^-^)
イタリアのピサは、1人1枚だと聞いてたけど、私達は、食べられなかったので、半分ずつしたけど、アレを1人で食べるの大変だよね~。
そう考えると、イタリア人の胃袋は日本人より大きいのかなあ笑
マルコポーロの事も、水が澱まない工夫も初めて知って、少し頭が良くなったみたい(^。^)
また色々教えてねー!
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/08 00:05:18
- RE: あの本屋さん!
- ちーちゃん こんばんは!
毎日 暑い中、長い旅行記を見て下さった上に
コメントまで、ありがとうございます(^^)
あの本屋さん、色んなブログや雑誌なんかでは
とってもフォトジェニックで素敵に撮ってあるんだけど、
オバチャンには よくわからなくて、格好よく撮れなかったわ(^_^;)
どこから集まったのか、沢山の人がお店の中にいて
旦那なんて 引いてしまって、即 お店から撤退してたわよ。
せっかく行ったんだから、一応 写真を一枚撮って撤収しました(^^)
私、昔 会津のサザエ堂を訪れた事があるんだけど、
その時は二重螺旋構造の意味が 今一つ理解出来てなくて、
やっとわかった今、遅まきながら再訪したいです(^-^;
広場で野菜を作っていた頃も素敵よね♪
素朴で良い感じ(^^)
イタリアのピサ、キョーレツに大きいよね!
切り売りピザも 凄く大きいお店があったけど
全部食べるのは無理ね。
切り売りピザは注文したら温めてくれるけど
チーズがビヨ~ンと伸びないのが寂しいわ。
一度は本場のピッツェリアで食べて見たかったなぁ。
マルコポーロは、ちょうど今
土曜日の早朝に昔のマンガを再放送しているの♪
巨人の星の 星飛雄馬の顔や声に似ているし、
絵を描いている人が同じかも。
ナレーターが小池朝雄氏で、主題歌は小椋佳氏。
1797年に放送されたそうで、とっても古いマンガよ♪
私のコメントは、持って行った本の受け売りだから
そんなに調べていないのです(^-^;
本当に、マイナーな長い旅行記を見て頂いて
いつも おおきにね。
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- フォートラベルユーザーさん 2025/08/07 08:41:19
- ラグーンの浄化が、大事!
- おはようございます!ポテはん!
ベネチアの水路。
澱まないのか、昔疑問に思っていました。
ベニスに死す(←また出た!)でも、
おそらく水路が病気を運び、蔓延し
老作曲家が、病に倒れて絶命したからです。
やはり、澱まない工夫がきちんとされて
いるんですね!これは、大変な努力ですよね。
サンステファノ教会の
船底型天井!こういうの、初めて
見ました。すごくカッコ良い!
柱に靴やさくらんぼの彫刻があったり、
聖マルコ同心教会のだまし絵彫刻も、
面白い!ヨーロッパって、
だまし絵が多いですよね。
表紙の、2つの水路が写るお写真も、
素敵~実際に見てみたいな。
あと、本が芸術的に無作為に積んである、
本屋さんも、面白い!
ピザ、大きいね!ピザって
最初の一口が、美味しいですよね、
ワクワクするベネチアの表情が、
たくさん見ることが、出来てうれしいです(*^^*)
次回も楽しみ~
まいどおおきにね、ポテはん!
コトラ
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/07 20:54:40
- Re: ラグーンの浄化が、大事!
- コトラはん、こんばんは!
毎日 暑い中、長い旅行記を見て下さった上に
コメントまで、ありがとうございます(^^)
『ベニスに死す』の作曲家の男性は病で亡くなったのですね。
今はアルプスの綺麗な水を飲んでいるベニスの人々も、
少し前までは雨水をろ過した井戸の水を飲んでいたので
運河の汚染や井戸の水が原因の疫病が多かったようです。
運河が澱むとラグーナも澱み、ベニス全体に病気が蔓延するので
水の流れを澱ませてはいけないそうです。
船底型天井、どうやって造ったのか? とても綺麗でしたよ♪
言われないと判らない様な彫刻や目印が色々あって
どこかしらで過去の記憶が刻まれていて、楽しかったです(^^)
『だまし絵』は、ライオンの体だけコテ絵の様に
盛り上げてあるのだけど、他はすべて壁に描いた絵でした。
教会には『だまし絵』が多いですよね♪
水路が分かれている所だけでも 晴れて欲しいと思っていたら
太陽が出てくれて、嬉しかったです(^-^)
本屋さんはSNSで広がったみたいで、今 一番ホットな観光地かも♪
ネットで見ると、あの山積みの本に座ったり立ったりして
写真を撮っているのが、絵になってるんです~。
でもオバチャンにはフォトジェニックな写真が
撮れまへんどした(≧▽≦)
観光客が多いから、スリもいるみたい。
ピザは、一度くらい 本場のピッツェリアというものに
入ってみたかったけど、もう 一枚全部は食べられまへん。
切り売りピザのお店は、チーズがビヨ~ンと伸びないのが
寂しおす(^-^;
ホンマに、マイナーな所ばかりの長い旅行記を
見て下さって、いつも おおきに。
とっても嬉しおす(*^-^*)
ポテ
-
- たまスケさん 2025/08/06 20:46:46
- 街歩き☆
- ポテさん こんばんは(^ ^)
とても丁寧に書かれていて大切な旅の思い出を私も少し覗かせてもらってる気分で読ませてもらってます。゚✶ฺ︎.ヽ(*´∀︎`*)ノ.✶゚ฺ︎。
「暗殺者の小道」やら「暗殺者の橋」など不吉なワードが出てましたが、今回歩かれたところは少し治安がよろしくない所なんでしょうか?
それでも表紙の写真はまるで絵画のように美しくて素敵です!
アクアアルタ書店の「凄い」の文字!それが凄いと思いました(笑)
日本が鎌倉時代のころの建物がまだ現役でそして日本とは全然違う建築様式、文化の違いってこうも違うものなんだなと。
不思議な気持ちになります。
聖マルコ同信会館の「だまし絵」にはまんまとだまされましたよー(笑)
普通に浮き彫りだと思ってました。
サンタマリア・ デイ・ミラコリ教会
外観はもちろん内観も宝石箱のように見えました。
天井がアーチになっていて柱がないからかな。
ベネチアの街歩き奥深くて勉強になります。
続きも楽しみにしています♪
たまスケ
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/07 19:21:18
- Re: 街歩き☆
- たまスケさん こんばんは!
毎日 暑い中、長い旅行記にお付き合い下さって
コメントまで、ありがとうございます(^^)
「暗殺者の小道」など、怖そうな道なのですが普通の道で、
近くで 地元のオッチャン達がワインを飲んで楽しそうでした♪
ガイドさんに一緒に歩いてもらっている時に、治安の悪い場所を
聞いたのですが、ベネチアは怖い所はないそうです(^^)
夜の女性の一人歩きは危ないですけどね♪
本屋さんの「凄い」文字!
誰が書いたんでしょうね!?
外国人が書いたなら、上手すぎますよね。
店主の友人に日本人がいて、書いてもらったのかなぁと
勝手に推理しています(^^)
鎌倉時代の建物に住むって、水道管とか大丈夫?って
思いますよね(+o+)
意外と家の中は現代風にリフォームされているそうなんです。
でも、水道管が。。。←しつこい♪
考えてみたらベネチアのホテルは古い建物ばかりで、
数日間でも鎌倉時代の建物に泊った事になるので
不思議です。
やはり、水回りの排水の良さそうなホテルを探しました。
エアコンはあったので、壁紙とかで
上手くリフォームするんでしょうね。
「だまし絵」は、ライオンの体だけコテ絵の様に、漆喰で
盛り上げいるのですが、他は壁の上に描かれた絵でした。
サンタマリア・ デイ・ミラコリ教会は可愛いので
観に行きたかったんです♪
マリア様の絵を祀ってあるのですが、宝石箱が気になって
肝心の絵の写真を撮るのを忘れました(^^)
マイナーな場所ばかりの長い旅行記を見て下さって、
ありがとうございます。
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- 旅猫さん 2025/08/06 18:27:50
- くまなく歩いているようで。
- ポテさん、こんにちは。
16世紀からファッションの発信地であったとは驚きです。
日本では戦国時代ですからね。
モルティとは、死者の意味なのですね。
墓地が町中にあるのは日本も同じですが、その場所が今は広場になっていると言うのは、ちょっと無いですね。
しかも、名称で分かるのがびっくりです。
路地に張り出す建物は、日本の木造建築でも見られますね。
少しでも広くと言うのは、どこの国でも同じなのですね。
それにしても、ピザが大きいですねぇ
4分の1でも、お腹がいっぱいになりそうです。
鎌倉時代と同時期の建物が、現役で住居として使われていると言うのは驚きです。
戦災に遭ったことは無いのでしょうか。
世界最古級の商店街なんて、想像も付きません。
写真を見ていて思ったのですが、狭い運河では、ゴンドラはどう行き交うのでしょうか。
一方通行とかあるのかな?
本屋の古本が『凄い』ですね!
雨が降ったらどうするのだろうと思ってしまいます。
マルコ・ポーロは、ベネチアの人だったのですね。
余りにも有名な人物ですが、出身地までは考えもせず。
ベネチアは、歴史のある建物ばかりで見応えがありますね。
これほどの街とは思っても観ませんでした。
歴史のある街を歩くのが好きな私が訪れたら、一週間は滞在しそうです。
旅猫
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/07 16:49:40
- Re: くまなく歩いているようで。
- 旅猫さん こんにちは。
毎日 暑い中、長い旅行記を見て下さった上に
コメントまで、ありがとうございます(^^)
ベネチアは、自国では特に生産出来るものは無かったのですが
貿易によって 絹や皮などが集まり、流行もいち早く
取り入れる事が出来たようです。
過去の名残りを、どこかしらに残しておくお国柄の様で、
地名・運河や建物の形、地面にわざわざ白い線を付けたりと、
慣れて来ると 過去の歴史の流れが手に取るように
わかるようです。
広場の周囲も、各時代の建物が残り、どの建物が一番古いか、
窓の形で何世紀の建物か、考えるのも楽しかったです(^^)
イタリアは、それほど戦災に遭わなかったようです。
ローマには もっと古い遺跡が建っているので奇跡です。
ヴェスビオ火山の様に、日本と同じ火山国なのに
地震で建物が崩壊しないのも奇跡です。
ベネチアが水没するより、地震で崩壊しないか心配です。
ゴンドラは色んな所に乗り場があって、乗り場によって
ルートが決まっているようです。
一方通行の所や、ゴンドラが通らない運河もありました。
信号も無いし、交通標識も無いのに、ベネチアの人にわかる
ルールがあるのでしょうね。
本屋さんは、もともとアクアアルタで本が濡れない様に
ゴンドラやバスタブに 本を置いた事から、SNSで拡散されて
人気が出たようです。
百科事典を裏庭に乗せていったら階段状になって。。。
と、説明している雑誌などもあるのですが、
『本が濡れない様に』と『百科事典を庭に置く』事が
一貫性が無くて 私には理解出来なかったので
コメントには書きませんでした(^-^;
でも、ベネチアでは一番人気のあるスポットで
散策ルートの途中にお店があったので、立ち寄ってみました。
雑誌の様なフォトジェニックな写真は撮れませんでした(^-^;
マルコ・ポーロの冒険、実は今 TVアニメで再放送されてます。
土曜日の早朝なのですが、1797年に放送された古いものです。
ナレーターが小池朝雄氏で、とても懐かしいです(´艸`*)
ピザは、ちゃんとしたピッツェリアで食べると
丸ごと一枚が一人分です。
シェアしても もう一人分、パスタか何か注文するので
まともに食べると、日本人は胃腸が持ちません(^-^;
切り売りピザも、お店によっては もっと大きいので
軽めに食べて良かったです♪
マイナーな場所ばかりの長い旅行記を見て下さって、
ありがとうございます。
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- ma-yuさん 2025/08/06 13:52:05
- 素敵ですよ!
- ポテさん
こんにちは!
今回も詳しく散策され、それに丁寧な旅行記に”アッパレ”です。
ヨーロッパはヤフーマップが使えないのでグーグルマップで
散策されたのでしょうか? それとも地図を見ながらでしょうか?
私ならどこを歩いているのよ判らなくなりますよ(笑
それにベネチアは運河が有名ですが船を通す事よりも、水の流れを澱まない
様にする事が重要だったんですね。
そうそうヨーロッパのピザは大きいですよね!
言われるように1人1枚はだめでシェアーしないと完食できない(^^)
サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会の中世の建築でクラシカルで素敵です。
気になったのが聖マルコ同信会館の装飾が「だまし絵」、立体に見えます。
また周りの絵画、医療に関する展示もゴージャスで素敵ですね!
ベネチアの奥の深さがわかりました。機会ががありましたら行きたいです。
次回の旅行記も楽しみにしています。
ma-yu
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/07 02:52:20
- Re: 素敵ですよ!
- ma-yuさん こんばんは!
毎日 暑い中、長い旅行記にお付き合い下さった上に
コメントまで、ありがとうございます(^^)
出会った本のルートに、自分の行きたい所を加えただけで、
歩く道が決まっていたんです(^-^;
海外にスマホを持って行くのが初めてで
シムだとか、Wi-Fiだとか、スマホの設定に自信が無くて
その上、ベネチアはWi-Fiが入りにくいとか
もう私達の理解の許容範囲を超えてしまって
結局 家でGooglemapを毎日見て、歩く道を覚えました(;^ω^)
ベネチアでは地図を片手に持って歩きました。
歩く道が決まっていたから、何とか出来たんだと思います(^-^;
運河を全部 埋め立てたら楽になるのと違う?←ちょっとキョーレツ♪
なんて素人考えで思ったりもしたのですが、
運河を埋めると潟の水が澱むそうなんです。
日本のピザは、日本人向けなので1枚食べれるのですが
海外のピザは大きいですよね。
ピザとパスタとかサラダとか、シェアしないと無理ですね。
今回の旅行は、あまり ちゃんとしたレストランで
食べていなくて、『食』に関しては心残りです(^-^;
食が細くなった事や、レストランに入ると時間がかかるので
その分 街歩きに時間を使いました。
聖マルコ同信会館の「だまし絵」は、中のライオンの体だけ
コテ絵の様に盛り上げてあって、他は全部 壁に描かれた絵でした。
他にも幾つか見学した所があるのですが、
キンキラの天井が多かったです(^^)
ma-yuさん、ベネチアへ行きたいと思って下さったら
嬉しいのですが、だったら 私の旅行記は適当に流して下さいね♪
ダラダラとまだ旅行記が続くので、お腹一杯になって
ベネチアに行きたくなくなるかも(+o+)
嫌になる前に、飛ばして下さいね(^-^;
本当に、長い旅行記を見て下さって、ありがとうございます。
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- マダムKさん 2025/08/06 13:44:16
- ベネチア街歩き
- ポテさん
こんにちは
もうこれは旅行記ではなく、ガイドブック
ですよ、ポテさん!
「ポテさんのベネチアの歩き方」と
勝手に命名。
凄くお勉強なさったのがわかります。
そして、写真をたくさん撮ったでしょうが、
きちんと把握されているのが凄いです。
そう「凄い」イタリアの本屋さんも
この漢字が気に入っていたのかしら?
中世の頃の建物が今尚現役で
利用されているって物凄いことですね。
地震の心配がないからでしょうかね?
特に気になったのが、
サンタ マリーナ広場に建つ奥の住宅の
二重螺旋階段。
さざえ堂のこれが見たくて
行ったことがありました。
うまくできていますよね。
暑い時には、運河のある生活は
一服の清涼剤になりそうですね。
暑い日に涼しげな旅行記を
楽しませていただきました。
次回はどんな街歩きでしょうか、
楽しみです。
K
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/07 02:16:37
- Re: ベネチア街歩き
- マダムKさん こんばんは!
毎日 暑い中、長い旅行記にお付き合い下さった上に
コメントまで、ありがとうございます(^^)
出会った本のルートに、自分の歩きたい道を加えたので
歩く道が決まっていただけなんです。
その順番に歩くので、写真も順番になっていて
あとは本の説明を少し変えたりしながら貼り付けただけで
恐縮しています(^-^;
あの本屋さんの「凄い」の漢字、誰が書いたのでしょうね!
とても上手で、外国人がマネして書いたとは思えないです。
勝手に落書きしたら、お店の人も消すだろうし
日本人の知り合いに書いてもらったのかも?
勝手な妄想です(^^)
イタリアって、ヴェスヴィオ火山があるくらいなので
地震があるはずですよね。
運良く持ち堪えているんでしょうね(+o+)
さざえ堂、行かれたのですね♪
確か私も行ったと思うんですが、記憶が全く消えています。
と、言うより、当時は意味が分からなかったかも(´艸`*)
やっと二重螺旋階段の意味が分かったから行ってみたいです←遅すぎ!
本当に、長い旅行記を見て下さり、ありがとうございます。
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- ユーユさん 2025/08/06 12:16:19
- 街歩き♪
- ポテさん
こんにちは♪
毎日暑いですね。
ポテさんのベネチア旅行記で運河を眺め
涼しさを頂いています( ´艸`)
運河のある景色は絵になりますね(^^♪
丁寧な街歩きで、すごくベネチアの事をお勉強されているのが
良く分かります。
観光客があまり訪れない、地元民のお家のあたり
特にバルバカーニと言う方法で商店街の2階の住居部分を広くとった商店街
へーって興味深く拝見しました。
ベネチアを歩いていると道幅が狭く、両脇に建物が
そしてWi-Fiが入らない所も💦
迷子になりかけた事もありました。
続きも楽しみにしています。
ユーユ
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/07 01:37:05
- Re: 街歩き♪
- ユーユさん こんばんは!
毎日 暑い中、長い旅行記にお付き合い下さった上に
コメントまで、ありがとうございます(^^)
運河を眺めて涼を感じると言って下さって、恐縮しながらも
嬉しいです♪
出会った本のルートに加えて、自分の行きたい所を
歩くだけなので、歩く道が決まっていて楽でした(^-^;
『木』って、年数が経つと朽ちてしまうのに
あんな木の支えだけで大丈夫なのかしらと思ってしまいます。
何百年も前の家に、今でも商店街が続いて、二階に庶民が
住んでいるので、中を見学してみたいです♪
ベネチアではWi-Fiが入らない所が多くて
突然 Wi-Fiが消えたら、特に細い道にいると焦りますよね!
無事にホテルへ戻って、後から考えると
細い道で彷徨うのもベネチアらしい思い出ですね♪
本当に、長い旅行記を見て下さって、ありがとうございます。
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- sukecoさん 2025/08/06 11:23:13
- 凄い!
- ポテさん、こんにちは~
ポテさんの街歩きは、まさにベネチアで暮らしているかのように、詳しく紹介されていて、凄い!です。
あのフォトジェニックの書店の凄い!を真似てしまいました(*´艸`*)ウフフ
「凄い」漢字がどうしてここに?!
店主の気に入った文字だったのでしょかね(笑)
でも海外で日本語を見ると嬉しくなってしまう♪
沢山の小路などがあると、もう私はごちゃごちゃに(笑)
旅行時にメモしたりすれば良いのですが、それもしないΣ(゚д゚lll)ガーン
なので、きれい~、素敵~、など、感じたことしか覚えていない(*´∀`*)アハハ
道の名前が一番覚えられないんです。。。
ポテさんの凄さ!に感動です♪
聖マルコ同信会館、騙し絵は素晴らしいですね!
平面なのに、全然平面に見えない(驚)
まさに騙されちゃいます~
中もキラキラで豪華~
ピザ、美味しそうです!
ボリュームたっぷりは嬉しいなぁ♪
生地はモチモチかな?!
ピザなら一枚食べられるかも~(笑)
続きも楽しみにしています♪
sukeco
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/07 00:41:23
- Re: 凄い!
- sukecoさん こんばんは~。
毎日 暑い中、長い旅行記にお付き合い頂いた上に
コメントまで、ありがとうございます(^^)
出会った本のルートに、自分の行きたい所を加えただけなので
初めから歩く道が決まっていたんです。
なので 歩いた道の名前も決まっているし、そこをGooglemapで出して
コピペするだけなので、そんなに大変ではないんです(^-^;
フォトジェニックな書店だったはずなのに、
全くフォトジェニックに撮れませんでした(>_<)
おばちゃんには 若者の感覚には着いて行けませんでした(^-^;
でも、あの「凄い」って漢字、誰が書いたんでしょうね?
上手過ぎる♪ なんで、あそこに「凄い」文字?
とっても気になりました。
理由はわからなかったけど、日本語が書いてあるのは嬉しいです♪
騙し絵は、中のライオンだけコテ絵の様に漆喰で盛り上げて
書いてあるのですが、他は壁に描いた絵でした。
幾つか建物の中を見学したのですが、キンキラキンが多かった!
お口 アングリでしたよ(^o^)
すでに作ってある切り売りピザは、注文したらトースターで
温めてくれるんです。
でも、作り立てじゃないのでチーズがトロ~ンとはならないんです。
一度くらい、ちゃんとしたピッツェリアという所に
入ってみたかったのですが、一人 1枚は注文しないと。。。
4分の1も食べられないと言われると、切り売りピザ専門になって
しまいます(>_<)
食べられるうちに、なんでも食べとかなくちゃ!
と思いましたよ(^-^;
長い旅行記にもかかわらず、見て頂いて ありがとうございます。
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- エヌエヌさん 2025/08/06 09:03:39
- やっぱり
- ポテさん
今日も既に暑いです。
こちらは間もなく33℃に到達しそうです。
今回の話は知見がない時分には難しかったな。(;'∀')
でもやっぱりシーに似てる。橋とかも(#^^#)
まぁ向こうが似せたんですけどね。
量り売りのピッツアって冷めてないのですか?
あれは保温ケースなのかな?
リゾットが食べたい。
また月並みですがご自愛ください。
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/07 00:13:45
- Re: やっぱり
- エヌエヌさん こんばんは!
毎日 暑いのに、長い旅行記にお付き合い頂き
コメントまで、ありがとうございます(^^)
今回は、もう オタクが入ってますよね(^-^;
シーのYouTube、観ました♪
特に乗り場の雰囲気がそっくり。
橋も似てるし、ガス灯も同じのがある♪
建物が、シーの方が綺麗過ぎるけど(´艸`*)
量り売りのピッツアは冷めてますよ(^o^)
注文するとトースターの様な物で温めてくれるんです。
だから、本当のピッツェリアの様にアツアツじゃないし
チーズがトロ~ンとなる事はないんです。
今回は、ちゃんとしたレストランには数回しか行ってなくて
立って食べるような所ばかりでした(>_<)
その数回のレストランも、そんなに色々食べてなくて。。。
ちゃんとしたレストランに入ると、2時間くらいかかるので
その分 街歩きに時間を使いました。
なので『食』に関しては心残りなんです(^-^;
本当に、長い旅行記だったのに見て下さって ありがとうございます。
とても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
-
- miroさん 2025/08/06 07:19:10
- 詳しい!
- ポテさん
おはようございます。
すごいお散歩。
わたしなら、どこをどう歩いたのかさっぱりわからなくなって、後で旅行記を書く時に頭を抱えそうだわ。
建物も、ぼうっと眺めて、わあ、きれい、すてきと思うだけでなく、その特徴や背景などしっかり記録。
毎回思いますが、さすがポテさん。
わたしは、やっぱり運河のある風景が好きだわと
思いながら、お写真見させていただきました。
天国の道という商店街の先のマリア様のアーチ。
その通りの両側に蝋燭を灯しての厳粛なお祭り。
今はもう無いのかしら。
想像すると、とってもすてきですね。
その後の滑稽なマスク、インパクト大です。
絶対の目印になりそうです。
フォトジェニックな本屋さんの雑然と本が置いてあるように見受けられますが、そこが人気なのかしら。
聖マルコ同心会館の騙し絵も見事。
本当に奥行きがあるように見られます。
中もゴージャスです。
大理石の教会もすてき。
マリア様の像に目が留まります。
ピザ。美味しそうだけれど、ボリューミーなんですね。
夜のリゾットおいしそうです。
miro
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/06 23:32:38
- Re: 詳しい!
- miroさん こんばんは!
長い旅行記にお付き合い下さって、ありがとうございます(^^)
出会った本のルートの通りに歩いて、
そこに少し自分の行きたかった所を加えているだけなので
歩いた道がわかるんです(^-^;
本の解説を確認しに行ったようなものなので
参考になる解説も付いていて、少し加えたり 変更したり
しているだけなんです。
水辺のある風景って、落ち着きますよね♪
ベネチアは建物の中庭に緑があるので、外から見ると緑が少くて
窓辺にも あまり花を飾ったりしていないのが
少し寂しいですが、朽ちている美があるので素敵です♪
天国の道の厳粛な行列は、今は やっていないようです。
きっと素敵だったでしょうね。
滑稽なマスクはの由緒を調べたのですが、誰も触れていないのです。
地元の誰もが知っているのに、理由がわからないのも面白いです♪
本屋さんは、SNSでバズッたようです。
今 一番ホットな場所かも(・∀・)
「世界で最も美しい書店」だそうなのですが、
美しく撮れませんでした(>_<)
もともとは、アクアアルタで運河の水がお店の中に入って来た時に
本が濡れるのを防ぐためにゴンドラやバスタブの中に
本を避難させているらしいのです。
だけど、お店の庭に百科事典を積み上げていたら
階段状になって。。。と、説明している記事があるのですが
私の中では 話の一貫性がなくて、理解出来ず
説明出来ませんでした(^-^;
でも、今 話題の所には行ってみたいし、街歩きルートの
途中にあったので行ってみました♪
あの辺りでは、一番観光客が多いかも。
人が一杯で、スリもいるそうです。
騙し絵の中のライオンだけは、コテ絵の様に漆喰でライオンの
体だけ盛り上げてあるのですが、他は壁に掛かれた絵なんです。
病院の入口と、見学出来る所の入口が同じで
私、間違って 中にズンズン入って行って
病院の中に入ってしまったんです。
病院の中はキンキラではないのですが、壁に彫刻があって
彫刻美術館の様でした。
知らないって強いですね! 入っちゃいけない所も入れました(^-^;
今回は 立って食べるような所でのお食事が多かったので、
一回くらいはピッツェリアにも入ってみたかったです~。
でも夫はピザ1枚も食べられないって言うし、
これからも切り売りピザ専門になりそうです(´艸`*)
毎日 暑いのに、長い旅行記にもお付き合い下さった上に
いつもコメントを、ありがとうございます。
とっても嬉しいです(*^-^*)
ポテ
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/06 23:33:50
- Re: 詳しい!
- miroさん 再び こんばんは。
コメントを一つ、消させて頂きました(*^-^*)
ポテ
-
- takaさん 2025/08/06 07:15:19
- ベネチア。
- ポテさん、おはようございます。
今回のベネチアの旅、何か私にとっては夢のような旅でレポーターの海外ロケを見ているような感じで拝見しました。
今回はまず、サント ステファノ教会。教会って本当に魅力的な建物ですね。歴史があって、時代時代によっても、それぞれの国の歴史や文化によっても違うし、違うのは当然なのですが、いろいろな旅行記で多くの教会を私も拝見しているのですが、本当に「みんな違ってみんないい」と言う言葉がピッタリの建築ですね。
日本の社寺ももちろん、みんな違うとは思うのですが、私のような無知な者には、日本のものには比較にならくらいバラエティに富んでいるような気がします。
街並みはかなり古い歴史があるというのがわかります。建物のあちこちに傷や朽ちかけたものも見られますね。「暗殺者の橋、殺し屋」なんて言葉が出てくるんですね。やはり私の頭にはアル・カポネと言う名前が出てきますね。そんな人たちが徘徊していた怖い所でもあるんですね。
イタリアって確かにそんな雰囲気がありますね。真白いスーツを着て帽子を被ったマフィアの親分がパイプをふかして、椅子に座ってこちらを睨んでいるイメージですね。
本場のピザは美味しそうですが、やはり大きいのですね。私もここへ行ったら多すぎて食べられないかも。
そして、運河を行きかうゴンドラ、「the ベネチアですね」。これを見ると、船頭さんが「オーソーレミーオ」と歌いながらお客さんを楽しませながら漕ぐ光景、実際はこんなことはないかも知れませんが、そんなイメージが浮かびます。
サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会もまた、先ほどとは変わった感じで、本当、教会って芸術ですね。国にとっても宝物な感じがしました。
浮彫装飾は、これ平面なんですか?本当の立体に見えるんですが違うんですね。凄いなあ。凄いと言えば先ほどの本屋さんの「凄い」の漢字、「漢字」と言うのは、京都の伏見稲荷もそうですが、欧米人には異文化の不思議な魅力があるんでしょうね。
宝迫箱のような教会も素晴らしい。確かに天井の蓋を開けると、中からダイヤ、ルビー、パールのネックレスや指輪がでてきそうな形で、本当にヨーロッパの教会ってみんな芸術作品ですね。
感激に次ぐ感動で、羨ましく海外からのレポートを拝見した感じです。私には「夢のよう」しか、言葉が出てきません。非日常の経験が出来たことをポテさんに感謝いたします。ありがとうございました。
taka
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/06 21:56:22
- Re: ベネチア。
- takaさん こんばんは。
同じような景色で、観光地でもないマイナーな場所を
毎回 クダクダと書いている旅行記にもかかわらず、
いつも見て下さって、コメントまで頂き、恐縮ですが
とても嬉しいです。 ありがとうございます(*^-^*)
海外に行くと、たくさんの教会があって
キリストについては知識が無いので、宗教画を観ても
よくわからないのですが、それでも建築方法や彫刻や絵の
美しさだけで感動します♪
本当に、みんな違って みんないい! ですね(^^)
私は建築の事も、よく知らないのですが、寺社仏閣を建てる時
きっと何らかの決まり事があると思います。
今回 初めて知ったのですが、教会は西に玄関・東に祭壇を置くのが
決まりの様です。
教会を写真に撮る時、朝に撮ると逆光になって上手に写せない
そうです。
ベネチアの教会は、その決まり事を無視して、時代に合わせて
人々にとって 一番象徴的に見える方角に建て直したり
玄関の場所を変えたり、自由なお国柄でした(^^)
『暗殺者の橋』では、きっと日本の時代劇に出て来る『辻斬り』
のような感じでしょうね♪
昔が どんな所だったのか、地名を残すのも面白いお国柄ですね。
takaさん、船頭さんが「オーソーレミーオ」と歌いながらお客さんを楽しませながら漕ぐ光景、本当に あるんです!
普通にゴンドラに乗るよりも お値段はお高いのですが
歌を歌ってもらって ゴンドラに乗られたトラベラーさんが
いらっしゃいますよ♪
運河沿いのホテルに泊まっていたり、街歩きをしている時に
運が良ければ、船頭さんの歌が聞けるんです。
残念ながら、私は その景色に遭遇しませんでした。
本屋さんの「凄い」の漢字、上手ですよね!
誰に書いてもらったのか、とても気になります(^^)
宝迫箱のような教会は、とっても可愛くて、是非 訪れたいと
思っていました。
出会った本のルートの通りに歩いているので、観光客が
歩く所ではない場所が多いので、マイナーでマニアックで
申し訳ないです。
もうしばらく、観光客が歩かない様な場所の街歩きが
続きます。 お腹がいっぱいになる前に適当にスルーして下さいね。
それなのに、こうしてコメントまで下さり、とても嬉しいです。
本当に、ありがとうございます(*^-^*)
ポテ
-
- norisaさん 2025/08/06 06:27:44
- 水の流れを確保するーー
- ポテ様
おはようございます。
ヴェネツィアの街並みを丁寧に解説されていてありがたいです!
行ったことがないのでこうして丁寧に説明頂けると臨場感が増します。
それにしてもこの運河はてっきり運河かと思いきやーー。
水の流れのための水路だったのですね!
目からウロコのご説明でした。
今回もそうですが、オーバーツーリズムで悪名高いこの街が、何とも人影まばらなんですね。
ポテ様の街歩きコースや時間がベストなのでしょうか。
貴族の館もあれば商店街もある。
その中でも聖マルコ同信会館は特にステキですね。
往時の栄華が偲ばれます。
ポテ様は適量と感じたピザ、これにご主人が異議を唱えたとか。
その意見賛成です(苦笑)
同じものを大量に食べるのが苦手なのは男のさがでしょうか(笑)
お酒のつまみも少量多品種が大好きなのが飲み助なので(爆)
では、続きも楽しみにしております!
norisa
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/06 21:09:22
- Re: 水の流れを確保するーー
- norisaさん こんばんは。
毎日 暑い日が続く中、長い旅行記を見て下さった上に
コメントまで、ありがとうございます(^^)
臨場感があると言って頂き、恐縮ですm(__)m
あの運河を全部埋め立てたら もう少し便利になるのに。。。
と思っていたのですが、潟の中が澱むんですね。
レンガが海水の中に何百年と浸かっていても
モロモロと崩れないし、これほど強い建築材とは思いませんでした。
サンマルコ広場・リアルト橋・その間を結ぶ主要道路・
アカデミア美術館・ゴンドラ乗り場を避けると
あまり観光客は歩いていなかったです。
誰も、昔 墓地だった広場を観に行きませんよね(^_^;)
norisaさん、なるほど! よく判りました♪
同じものを大量に食べると飽きちゃうんですね。
ピッツェリアに入ったら、あの4倍のピザが丸のまま
出て来るので、これは避けなければ(^^)
おまけに、あのお店にはビールもありませんでした~。
本当に、いつもありがとうございます(*^-^*)
ポテ
-
- HAPPINさん 2025/08/06 06:12:22
- イチオシ写真
- ポテさん、おはようございます
暮らすように旅するベネチア。楽しく見させてもらっています。
今回は簡単に・・・
>私にはフォトジェニックな写真は撮れませんでした(^-^;
→何をおっしゃいますことやら(^^♪
美しい写真の数々に魅入らせてもらっています
特に「イチオシ」の運河が二手に分かれた素敵な風景
おっしゃる通り本当に素敵です。
私にはもう、行けないだろうベネチア。続きもとても楽しみにしています。
お返事お気遣いなさらないでくださいまし
ありがとうございました
Happin
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/06 20:30:57
- Re: イチオシ写真
- HAPPINさん こんばんは。
毎日 暑いのに、長い旅行記を見て下さった上に
コメントまで、ありがとうございます(^^)
運河が二手に分かれた所だけでも 晴れて欲しいと思っていたら
太陽が出てくれて、嬉しかったです♪
SNSで広がった本屋さんは、山積みの本を
上手く撮ったら、とっても素敵なんですが
同じように撮ってみたけど、ダメでした(^-^;
もう少し街歩きが続いて恐縮ですが、
旅行記を見て下さって嬉しいです。
本当に、いつも ありがとうございます(*^-^*)
ポテ
-
- rinnmamaさん 2025/08/05 23:28:40
- 凄い散策範囲です(^^)
- ポテさん、こんばんは
本日は一番乗りだったので、書き込みさせて頂きますね。
何時もものすごい書き込みで・・引いてしまって(汗)
忘れないうちに。。。
「聖マルコ同信会館」の『アルクサンドリアにおける聖マルコの説教」のレプリカですが、ポテさんがミラノのブレア美術館に本歌があると書かれていたので、そういえば見た記憶があると、自分の旅行記を見直しました(^^)
ありました~~。やはり、ブレア美術館で一番の目玉作品のようですね。
「アレッサンドリアの聖マルコの説教」1507年ベッリーニ作。
後、この散策は何時間歩かれたのでしょうか?
ご主人様もご一緒に?我が家でしたら、もういい加減にしてくれと言われそうです(笑
もう、ベネチアもどこがどこか忘れてしまっていますが、路地歩きの説明がパーフェクトで、ポテさんらしいと感心致しました。
次は何処を彷徨ったのでしょうね~楽しみです(^^)
やっぱり、イタリアはいいですね~~
楽しませて頂きました。有難うございました。
rinnmama
- ポテのお散歩さん からの返信 2025/08/06 00:40:26
- Re: 凄い散策範囲です(^^)
- rinnmamaさん こんばんは。
今、ブレラ美術館の旅行記を拝見しました♪
本当ですね! 本物を拝見させて頂き 嬉しいです(^^)
rinnmamaさんは ブレラ美術館だけでなく、各国で
膨大な絵画を鑑賞されているのに
絵の題名だけで何処で観られたのか覚えていらっしゃるのですね。
海外に行くと、素晴らしい絵画を拝見する機会に恵まれるのに、
私自身が よくわかっていないので、豚に真珠状態です(^-^;
「アレッサンドリアの聖マルコの説教」は、本物がブレラ美術館に
あるという経緯があったので 覚えています。
他にも美術の教科書で見たような絵画が多くある中での
目玉作品なので 凄いのですね(^-^;
もう少しカフェに入ったりして、ゆっくり歩きたかったのですが
なにしろ毎日 雨が降りそうなお天気が続いていたので
雨の降らないうちに出来るだけ歩こうという事になったんです。
毎日 立食の軽い食事ばかりで、『食』に関しては
少し心残りです(^^)
もう少し、マイナーな路地歩きが続くので、
お腹一杯にならないように、適当にスルーして下さいね(^-^;
コメントを下さって、ありがとうございます(*^-^*)
ポテ
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