2025/05/08 - 2025/05/08
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Tagucyanさん
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気候のいい5月の大型連休が明けてすぐの平日、旧型客車の全開にした窓からの風を受けながら景色が見たいなあと思い、大井川鐡道のSL列車に乗ってきました。
ということでいよいよ新金谷駅から家山駅まで往復します。
C10形蒸気機関車と、それに牽かれるバラエティーに富んだ旧型客車3両をじっくり見学し、出発後は目的通り前回にした窓からの風を受けておりました。
家山駅での機関車切り回しなど見どころが多く、平日だったので混雑もなく、堪能しました。
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- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【その1】からのつづき
旧型客車の全開にした窓からの風を受けながら景色が見たいなあと思い、5月の気候のいい平日にやってきた大井川鐵道・新金谷駅。
SL列車は基本的に週末を中心とした運転なのだが、今年は4月と5月の平日にも運転しているのを知って、空いてそうなのでやってきた。
フリーきっぷを買うと、SL急行券なしでSL列車に乗れる。ただし座席指定なし。まあ、平日なので座れるでしょう。 -
駅前にある「プラザロコ」のミュージアムや、駅構内での入替え作業などを見学したあと、満を持してホームに向かう。
新金谷駅 駅
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私が大井川鐵道のSL列車に乗るのはこれで3回目。
1回目は、1992年3月。当時は鉄道旅にカメラを持ち歩かなかったので写真はありません。
2回目は、2015年7月に家族で乗りに行ったトーマス号。
この年からトーマス号に加えてジェームス号が登場し、すごい人気で抽選制だった。その抽選に当たっての乗車だった。
この時の旅行記「大井川鐵道 きかんしゃトーマス号」
https://4travel.jp/travelogue/11178768 -
本日客車を引っ張るのは、C10形蒸気機関車8号機。
昭和5年(1930年)製だそうです。御年95歳!
※この1週間後、この機関車に不具合が見つかり、原因究明&修理することになった。このため、以降は電気機関車が代行することになった。
その前の、いいタイミングで行ったとも言えますね。まあ、電気機関車でもいいんですけど。大井川鐵道 乗り物
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では、出発までまだ時間があるので、車両たちをじっくり見て回りましょう。
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蒸気機関車の運転台をのぞかせてもらった。
いいですねえ~ これぞ、運転台。 -
運転台の後ろから石炭が出てくるところ。
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機関助士さんが、石炭を均していた。
※実際には「煉炭」という丸っこい燃料が使われている。 -
C10形機関車が、3両の客車を牽く。
先頭が、この車両。 -
昭和17年(1942年)製の車両だそうです。
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出発後、車内放送で各車両の解説があった。
それによれば、この車両はいわゆる「戦前設計」の、旧・旧型客車だそうで、床も壁もイスの枠も木製。ニスが光ってます。 -
網棚なんて、ホントに網ですよ。
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トイレや洗面台も昔ながらの姿。
今でも使えますが、昔ながらの姿ということは・・・(・д・) -
2両目はこちら。
きかんしゃトーマス号の客車「アニーとクララベル」に合わせてオレンジ色に塗られている、スハフ42という車両。 -
これは戦後になって設計された、いわゆる「旧型客車」。
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このへんの座席が、いかにも旧客ですね~
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JNRマーク入り扇風機。
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こう書かれてますが、戦後すぐの車両だそうです。
まあ、当時は最新式の車両だったんでしょうけどね。 -
車両末端の車掌室の座席。
走行中はここに座ってようかと真剣に思った(笑) -
3両目の車両。
昭和26年(1951年)製とのことです。 -
スハフ43という、当時の特急の三等車として使われた車両だそうです。
東海道線の「つばめ」「はと」などにも使われた花形車両で、「当時の特急列車の雰囲気をお楽しみください」とのこと。 -
「でもまあ、70年前の車両ですので、リクライニングも冷房もUSBポートもなく・・・」
リクライニングや冷房はさておき、70年前にUSBはないでしょう(笑) -
これも網製の網棚。
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扉はもちろん(3両とも)手動です。
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特急はつかり号が誕生した時の復刻塗装だとか。
車体に書かれている「大ナト」?
どうやら「大鉄、日本ナショナルトラスト所有」の略のようです。
以上、バラエティーに富んだ(富ませた)車両3両での運転。 -
出発時間が近づき、運転台内部の動きが慌ただしくなってきた。
奥では機関助士さんが、石炭(煉炭)をせっせと火室の中に投入。
機関士さんは大きな声でキビキビと計器類の確認。初々しいなあと思っていたら・・・あとで分かります。 -
ボイラーの圧力を高めるためだろうか、急激に黒い煙がモクモク。
架線を吊ってる鉄製の梁(トラスビーム)がススで真っ黒け(笑) -
では、そろそろ乗り込みますか。
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あらかじめこの列車の急行券(座席指定券)を買った人たちは、全員先頭の3号車(一番古い車両)を指定されていたようで、その車両だけボックス席が埋まっていた。
そこで、座席指定を受けていないフリーきっぷを持っている私は、往路は2両目の旧型客車に乗ることにした。 -
話によるとこの「スハフ42 184」は、昭和59年に廃止になった清水港線からやってきた車両だとか。
清水港線には乗ったことがあるので、当時乗ったかも(・o・)
この写真の下に、昭和40年代ぐらいの鉄道路線図があった。
じっくり見ていたのだが、なぜか写真を撮り忘れました^^; -
かつては走行中も扉は開けっぱなしだった(私がその時代を経験している最後の年代かも知れません)が、さすがに今はそれはなくて、発車前に一応締められた。
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このボックスに陣取ります。
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いいですねえ~
2号車には出発時点では私しかいなかったが、このあと車内放送で各車両の説明があり、先頭車両にいた人たちがバラバラとやってきた。 -
汽笛の音が鳴り響き、SL急行南アルプス51号、新金谷駅を出発。
旧型客車らしい独特な衝動とともに、ゆっくり動き出す。 -
駅員さんなどが手を振ってお見送り。
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静岡らしく、茶畑の中を行く。
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窓からは爽快な風が入ってくる。
これですよこれ。これを感じたくて、今日はここまで来たんです。 -
さて、この列車。
時刻表上は終点の家山駅までノンストップなのだが、蒸気機関車を動かす免許取得のための習熟運転を兼ねており、ほとんどの駅で客扱いをしない停車(いわゆる運転停車)をする。
シーズン中でもない平日に運転する理由のひとつがこれのようだ。
数多く停車や発車をすることにより機関士の卵さんの習熟度が上がり、乗客も出発の際の汽笛や衝動を何度も体験できて、お互いにwin-win。 -
最初の駅、代官町駅に停車し、出発。
代官町駅 駅
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母親に抱かれた小さい子が見に来てた。
踏切で停まってた車の中にいた人も、思わずスマホで動画を撮ってるのが見えた。 -
煙をモクモク吐いて力走。
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日切駅は通過。
停まるか停まらないかは、いわゆる「停車場」と「停留所」の違いのようなものかなと思った。日切駅 駅
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合格駅停車。
合格駅 駅
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停車駅では、車掌さんがホームに降りて、旗を振って出発の合図をする。
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煙モクモク吐いて発車。
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門出駅は通過。結局通過したのは2駅だけ。
ここを過ぎると、町から抜ける。
シャカシャカシャカ・・・ と力走する音が時々聞こえてくる。 -
大井川と山の斜面に挟まれたところを進む。
大井川 名所・史跡
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トンネル。いい雰囲気。
蛍光灯が昔ながらの電球色だったらなお良し。 -
神尾駅。
神尾駅 駅
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たぬきの置物だらけのこの駅、昨年6月に訪れた。
https://4travel.jp/travelogue/11920748
https://4travel.jp/travelogue/11921271 -
あの時はあの大井川の河原まで歩きましたねえ。
蒸し暑かった^^; -
出発~
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すごいカメラを何台も構えた「撮り」の人がいた。
この人、復路では別の場所にいた。 -
大井川~
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窓からの風を受けてまったり景色を眺める。
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福用駅。
福用駅 駅
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この駅も停車。
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機関士の卵さんが運転する「習熟運転」を兼ねたこの列車、停車駅のホームには停止位置の目印が付いている。
また1mピッチに印が付いていて、どれだけ正確な位置に停車できたか確認することもできるようだった。 -
茶畑~
この中で写真を撮ってる人もいた。
いかにもいい構図ですからね。 -
大和田駅停車。
大和田駅 駅
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そろそろこの列車の終点。
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家山駅へ。
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終点、家山駅に到着。
家山駅 駅
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自分で扉を開けて外に出る。
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ホームに降りた。
これから、機関車の付け替え作業があるので見学しようと思う。
・・・あれ。カメラが動かなくなった。
昨年仙台のコンビニで買ったSDカードのメモリーが一杯だってさ~
要するに写真を撮りすぎなんですが、今回はちょっと早いな。
このあと新金谷駅の近くにコンビニがあるのは知ってたので、そこまではスマホで代用します^^;
デジカメのSDカード、いつも旅先でメモリーが一杯になって新しいのを買ってる気がする。 -
(ということでしばらくスマホで撮影)
機関車と似合ういい駅舎。 -
機関車はこれから切り回し作業を行う。
このため駅舎に向かう構内踏切にはロープが張られている。 -
切り離されて、先の方に進んでいった。
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ロープが解かれて、お客さんたちが駅舎に歩いて行った。
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向こうの方から後ろ向きに戻ってきた機関車。
このあとホームを通り越して、新金谷方向に進んでいく。 -
駅の新金谷寄りでまた折り返して、再び入線してきた。
私の横にもギャラリーがいっぱい。 -
だんだん近づいてきて、
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ガチャリンコ。連結。
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家山駅には回転台がないので、復路は後ろ向きに牽きます。
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駅の外に出てみましょう。
いい感じの駅舎内。 -
家山駅前。
この先不通区間となっている千頭駅までをつなぐ町営バスは、この駅前を発着する。
一昨年2月に来た時ははまだ代行バスが走っていて、やはりこの駅で乗継いだ。
https://4travel.jp/travelogue/11814057家山駅 駅
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駅舎の横から駅構内が見える場所に行くと、パーシー号が停まっていた。
この車両(SL)、長いこと千頭駅構内に取り残されていたのを、今年になってここに移動させたとのこと。
この駅でトーマス号との並びが見られることを売りにするらしい。
子供たちが小さい頃「きかんしゃトーマス」が好きだったので、私も詳しくなりました(笑) -
折返しの列車の前半分。
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では、また中に入りましょう。
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折返し、SL急行南アルプス52号。
ここまで来た人たちの大多数はどこに行ってしまったのか、折返しの列車には、そのうちの10人くらいしか乗ってなかった(・o・) -
なので復路は、さきほどは混雑していた一番古い車両(折返し最後尾になる)に乗ることにした。
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昭和17年製造。
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こちらの席に陣取ることにする。
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いい眺めですね~
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家山駅を出発。
パーシー号がお見送り。 -
大井川を見ながら、
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大和田駅停車。
大和田駅 駅
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この車両からは、後ろ展望ができた。
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トンネル~
写真だと分からないけど、照明の色がいい感じなんですよ、この車両。 -
機関車が後ろ向きに力走。
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福用駅。
福用駅 駅
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ロコミュージアムにあった古い駅舎はここにあったんでしょうか。
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いい気分~
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神尾駅。
神尾駅 駅
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神尾駅構内を後ろから。
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門出駅の手前。金谷の町の中に戻ってきた。
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合格駅に停車。
合格駅 駅
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ここで定期電車とすれ違う。
元東急の車両ですね。 -
向こうの電車のお客さん(観光客多し)の多くが「おっ」という顔してこちらを見てた。
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代官町駅停車。
代官町駅 駅
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終点の新金谷駅に戻ってきた。
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新金谷駅に到着。これで1往復しました。
さらに、続きます。
ひとまず、デジカメのSDカードを買いに行きましょう(笑)
【その3】につづく新金谷駅 駅
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2025.5 大井川鐵道のSL列車に乗ってきた
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2025/05/08~
島田・金谷
この旅行記へのコメント (2)
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- Akrさん 2025/06/19 22:20:43
- 昔、旧客で乗る車両選んでましたね~
- Tagucyanさん、こんばんは
大井川鉄道の旧客は手動ドアに和式便所とまさに旧客ですね。JR東日本の旧客は半自動ドアになり、戸締め灯や無線アンテナまであるからなんか違うんです。まあ、日本中探しても旧客なんて走ってないから乗れるだけでも有り難いんですけどね。
私は旧客リアル世代で東北本線も常磐線もみな旧客でした。
狭窓のオハフ33、ニス塗り車内のオハ35、近代化されたオハ46、軽量客車のナハ10とか混結編成で選び放題でした。
背もたれが木でモケットがないオハフ61は子供ながらに避けてました。
何故か常磐線の客車だけは車体色が青ばかりでした。
私個人的にはスハフ43に乗ってみたいです。コレって最後は四国にいませんでしたっけ?東海道からはつかりへ、引退後は予讃線でひっそり走ってた記憶がありました。
客車だけじゃなく電車も生唾モノ揃いで一度乗りに行きたいですね。
Akr
- Tagucyanさん からの返信 2025/06/20 23:11:54
- タイムマシンであの時代に戻ってみたいですね
Akrさま
こんばんは
旧型客車といえば走行中も開けっ放しの扉ですよね。私もぎりぎり経験しています。それで事故が起これば客の方が悪い、だったのが、現在では鉄道会社が悪い、と時代が変わってきていますから、半自動のようになっている姿を見たことがありますが、大井川鐵道を走っている旧客はまだ手動でしたね。一応、走行中は閉めてありましたが。
Akrさんが小さい頃の仙台駅といえば、まだまだ旧型客車が幅をきかせている、今からすれば夢のような空間だったでしょうね。当時の映像をたまに目にしますが、タイムマシーンに乗ってまた乗りに行きたいなあ、と思ってしまいます。
大井川鐵道も旧型客車の旅を意識して、時代とタイプの違う3両の車両をつないでいました。それぞれに味があってよかったですね。
スハフ43は、おっしゃるように国鉄末期の頃は四国にいたようですね。その頃はすでに現在と同じ向かい合わせの座席配置だったようですが、特急で使われていた頃は前向きに固定され、終点では三角線を使って向きを変えていたとか。
定期電車も往年の名車両がそろってますね。今のところ、まだ半分近い区間が不通で、それらの車両を使い余している感もあります。早く復旧が待たれるところですね。
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Tagucyan
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