2025/04/15 - 2025/04/16
268位(同エリア345件中)
ソネッチさん
大学時代からの友人4人組、住んでいる都市は違いますがみんな福岡県に住んでいます。4人とも退職して時間はたっぷり。集まって飲み会したり、近隣の県に小旅行したりして楽しんでいます。
今春の4人旅は、Mちゃんの希望で佐賀県御船山楽園につつじを見に行くことに決定。県南部に住むHちゃんが車で佐賀まで連れて行ってくれます。
県北部に住むMちゃん、Rちゃん、私の3人は、九州新幹線・特急列車が乗り放題になるハロー自由時間ネットパスを利用して「武雄温泉」まで行き、そこでHちゃんと合流することになりました。
ハロー自由時間ネットパスは3日間利用できます。1日だけの利用ではもったいないということで、前日はハロー自由時間ネットパスを利用して、三人で大分県豊後の小京都「杵築」まで小旅行することになりました。
前回の山口県長府城下町の散策も楽しかったけど、今回も楽しかった。その旅行記です。
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博多発にちりんシーガイア5号の電車中でおばちゃん3人合流。9時20分に杵築に到着しました。
余談ですが、今回利用した博多駅7時30分発のシーガイア5号は、終点の宮崎空港駅には13時19分着で、乗車時間は5時間49分、走行距離は413.1Km。定期特急列車としては、日本で一番の最長距離を走る特急だそうです。 -
杵築駅から杵築バスターミナル行きのバスに終点まで10分乗車。バスターミナルの正面にある「杵築ふるさと産業会館」が杵築城下町観光の基点になります。
杵築ふるさと産業館で観光マップをもらって「杵築まちあるきプラン」という紙クーポンを1000円で購入しました。
城下町の公共文化施設7カ所のうち3箇所を選んで観覧できるチケットと市内協賛店舗で利用できる500円のチケットが付いたクーポンです。
私たちが観覧予定施設の入場料が1000円なので、とってもお得なクーポンでした。 -
杵築の町並みは、南北の高台にある武家屋敷が、その谷間にある商人の町を挟んだ珍しい「サンドイッチ型城下町」です。
まずは、番所の坂を上って北台武家屋敷に向かいます。石畳の階段がよい感じ。 -
前方にある門の横に復元された番所小屋が見えますね。でも、写真なし(笑)
花好きな私は坂横のこの椿はしっかりパチパチしてます。 -
八重咲の綺麗な椿だったので・・・。
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坂を上ると北台武家屋敷に着きますが、北台武家屋敷は最後にゆっくり周る予定なのでスルーして直進。「酢屋の坂」まで進みます。
杵築は高台に武家屋敷があるのでたくさんの坂が残っていますが、「酢屋の坂」が一番長く有名な坂です。
前方、車が通行している通りが商家がならぶ商人の町。正面の坂が南台武家屋敷に続く「塩屋の坂」です。
「サンドイッチ型城下町」がよく分かりますね。 -
「酢屋の坂」を下りて商人の町を通り抜け、「塩屋の坂」を半分ほど上ったところで、「酢屋の坂」の写真を撮るために振り返りました。
車が通っている道が「商人の町」正面が今通ってきた「酢屋の坂」です。石畳の美しい坂です。 -
町のあちらこちらに散策マップが展示されています。
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南台武家屋敷は、観覧できる施設は中根邸・きつき城下町資料館と一松邸です。
私たちは展望台に寄り道して一松邸に向かいます。 -
展望台からは、この後、観光予定の杵築城が良く見えました。
杵築城は、北を流れる高山川、南を流れる八坂川の両河口にはさまれた、台山と呼ばれる標高30メートル弱の独立丘陵に築かれています。
戦国時代、島津の猛攻撃に2か月も耐えたことから別名「勝山城」とも呼ばれていたそうです。
現在は東と陸続きですが、当時は三方を海に囲まれ、満潮時は孤立した海城だったそう。まさに、天然の要塞ですね。 -
その後、一松邸へ。
杵築市初代名誉市民で、国務・通信・厚生・建設大臣を務めた一松定吉氏の邸宅です。 -
窓ガラスは手吹きガラスが残っていました。
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入場料が150円。係りの方が丁寧に説明をして下さいました。
華美な建築ではないけれと、松、杉、などの無節、柾目の板材がふんだんに使われているそうです。
応接間として使用された一の間。
床の間には琵琶床が備えられ、床柱には孔雀杢のある黒柿が使用されています。 -
二の間の仏壇は造り付けのもので、障子には見事な組子意匠を見ることができました。
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一松邸は、丘陵上に建ちます。
「杵築で一番、展望が良い」
と係りの方が言われていました。
右遠方に関サバで有名な佐賀関、左遠方に四国の佐田岬が見えます。 -
南台武家屋敷の観光はこれにて終了。
塩屋の坂を下りて、商人の町へ向かいます。写真は塩屋の坂に建つ南台武家屋敷です。振り返ってパチリしました。 -
次のお目当ては、塩屋の坂下にある『御菓子処 松山堂』さん。左手前の店です。
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塩屋の坂と松山堂さん。
入店します。 -
写真の「三万二千石」は江戸時代の杵築藩の石高からとったネーミングで杵築を代表する銘菓。漉し餡にラムレーズンを混ぜた、上品で口当たりの良い乳菓です。
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三万三千石と並ぶ看板菓子が「みそ饅頭」
松山堂の正面に店を構える創業120年の味噌屋・綾部味噌が使われています・
私とRちゃんがいろいろ品定めしてお買い上げ~。 -
酢屋の坂の入口にある綾部味噌屋さん。
ここで豪商が酢の商売を営んでおり、酢の醸造用に麹づくりが行われていました。それがきっかけで味噌づくりが始まったそうです。
酢屋の坂の名称はここからきているんですね。 -
綾部味噌前の商人の町の通りをお城方面に進むと、本日の昼食会場が見えてきます。
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洋食屋「おわたり」さんです。
Mちゃんが11時30分に予約してくれました。 -
11時30分に入店。
オープンキッチンのこじんまりとしたお店です。開店してまもなく、続々と来客がありすぐ満席になりました。 -
私とRちゃんは1600円のAランチを頼みました。
まず、かぼちゃのスープとパン。
自家製のパンは、プレーンなものとナッツ入りの2種類。もちもちのふわふわでとっても美味でした -
メインは、チキン、ポークのグリル。ボイル野菜がたっぷり添えられています。
それに牡蠣、魚、海老のアヒージョのようなサイドメニューが付きました。
写真撮り忘れですがこの後、コーヒーが提供されました。
丁寧にお料理された洋食。ソースが美味しくて人気店なのが頷けるお料理でした。 -
Mちゃんは、ビーフストロガノフにサラダ・ライスのセットをつけ、後からコーヒーも追加で注文。
久しぶりにビーフストロガノフが食せて喜んでいました。ビーフストロガノフが大好物だそうな。 -
美味しいお料理で気分よく、午後の観光スタートです。
城門から杵築城に入ります。 -
城門から杵築城までは、城山公園としてきれいに整備されていました。
その一画に市内のあちこちで発見された国東塔など貴重な石造物を野外展示している石造物公園もありました。ちょっと、寄り道~。 -
杵築は仏の里「国東半島」にありますからね。
石塔や石仏など、約200基の石造が展示されていました。 -
杵築城に到着。
1970年に建築された模擬天守で、日本で一番小さいお城と言われています。
入場料は400円ですが、私たちは紙クーポンを使いました。
このお城は中の展示物よりも、展望が素晴らしい。3階の展望台から東西南北のパノラマビューを楽しめます。 -
天守閣の3階からパチパチした写真。城下町も見渡せたのですが写真はなかった。撮ればよかったな。
四国の佐田岬。
九州から四国が見れるのが嬉しくて、ついついパチパチしてしまいます。 -
手前から八坂川、杵築大橋、森江湾、佐賀関。
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八坂川の向こうに、鶴見岳や由布岳も見えました。
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杵築城の見学後、今度は勘定場の坂を上って、再度、北台武家屋敷に向かいます。
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まず、北台武家屋敷の一番端に建つ「磯谷邸」に入場しました。入場料300円(私たちはクーポン使用)。係りの方から詳しい説明を聞くことができます。
「磯谷邸」は、藩主の休息所として設けられた御用屋敷「楽寿亭」の一部として使われていたものです。
門を入ると大きな蘇鉄がお出迎え~。当時、武家屋敷では、蘇鉄の植樹で玄関を隠すことが多かったそうです。 -
屋敷中、どの部屋からも庭の松竹梅が眺めることができる特別な造りとなっています。
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写真には写っていませんが、屋敷は竹林に囲まれています。松竹梅を愛でるために、庭には松と梅が多く植栽されています。
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梅の時期が一番、華やかだそうです。
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御用屋敷らしく、部屋の細部にこだわりが見られました。
釘の頭部を隠すためにつけられた釘隠し。 -
こちらは、竹の意匠の釘隠し。
おしゃれですね。 -
奥方の間から子ども部屋、裏口まで一直線になっている部屋の出入り口。賊などに侵入されたときに、逃走しやすいように作られているそうです。
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最後に、係りの方が、門の四隅に牡丹の飾り瓦が置かれているのを教えてくれました。
「武士は、本来、椿や牡丹は好まないのです。牡丹の瓦は、中国の影響が考えられます。来客を歓迎するために置かれたようです」
とのこと。 -
北台武家屋敷は上級武士の屋敷が並び、家老丁と呼ばれていました。
高い石垣、土塀が連なっている通りは、当時の姿をよく残しています。 -
藩校の門。現在は、杵築小学校の校門として使われています。
側を通ったのがちょうど昼休みだったようで、門の中から、子どもたちの元気のよい声が響いていました。 -
藩校の門の横を通るとき、「あっ、この門の上にも牡丹の飾り瓦があるよ!」
とRちゃんが教えてくれました。
牡丹の飾り瓦、良いですね~。 -
最後の観光は大原邸。磯谷邸と同じく入場料は300円(私たちはクーポン使用)ここも係りの方から詳しい説明を聞くことができました。杵築の公共文化財は係りの方から説明が聞けるのが良いです。みなさん、簡潔に上手に説明してくださいました。
大原邸は、立派な観音開きの長屋門、昔ながらの茅葺屋根、広く優雅な回遊式庭園を備えた杵築を代表する武家屋敷です。 -
客間として使われた座敷。
白壁に -
釘かくしも見られる、優雅な作りの部屋です。
この部屋から控えの間を通って、 -
家人が生活する仏間に移動すると、部屋の雰囲気ががらりと変わります。質素!
壁は土壁。畳表も、客間はイグサ表でしたがこの部屋からは七島表です。
七島は茎が三角の形の植物で、それを二つに裂いて畳に織り上げます。イグサ表よりもしゃりしゃりした触感で、耐久力にすぐれていると係りの方が教えてくれました。 -
面白かったのが「湯殿」です。
床は中央に傾斜しており、板穴から排水できるようになっています。床下に排水された水は集められ、馬の世話などに再利用されたそうです。エコだわ~。 -
かやぶき屋根は、10年前に葺き替え。維持は大変そうですね。
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渡り廊下を通って、右は板の間、土間になっていて
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土間では、茅葺屋根を見ることができます。
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今でも、毎朝、土間の盥でお湯を沸かして茅葺屋根を燻し、屋根裏に虫がつかないようにしているそうです。
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中島のある大きな池を有した回転式庭園は杵築市の武家屋敷の中でも美しく整っているといわれています。
係りの方に勧められて、庭の散策をしました。庭から見た「大原邸」
右の接客部分と、左の住居部分が分離しているのが特徴だそうです。
大原邸は戦後、銀行の官舎になった時期があり、ナレーターの石丸謙二郎さんは子供時代に住んだことがあるそうです。石丸さんの部屋はあの白壁の客間だったそう。大事にされていたんですね。 -
庭には大きな楓の木が2本、植えられていて、秋の紅葉は見事だそうです。
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今の時期、青もみじも良かったです。
これにて、北台武家屋敷の観光は終了。最後は、おばちゃん旅には欠かせない甘味チャージです。 -
大原邸の横にある能美邸「台の茶屋」
ここで、紙クーポン500円分のチケットを使います。 -
能美邸は、幕末期に建てられた武家屋敷です。喫茶やお土産品など販売するコーナーも設けられています。
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武家屋敷の部屋で、甘味がいただけます。
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襖を閉めてくれるので、個室ですね。
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本物の武家屋敷で、
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美味しい甘味がいただけるなんて贅沢です。
旅友Hちゃんの名言「雰囲気も味のうち」を思い出しますわ。(笑) -
私とRちゃんは、クリームあんみつ。
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Mちゃんはぜんざいをいただきました。
杵築は交通が不便なところにあるので、観光客の姿は少なく静かに観光できます。今回、混んでいたのはお食事処の「おわたり」さんだけでした。
コンパクトな城下町なので、散策するのは楽しい街です。女子グループ旅にはお勧め。桜や紅葉の季節はさらに情緒があると思います。 -
今回の旅行の戦利品
松山堂で購入したお菓子。タルト、味噌饅頭、三万三千石。 -
きつき紅茶はべにふうきが有名ですが、ちょっとおもしろいこのお茶を見つけたので、きつきふるさと産業会館で購入です。
明日は、佐賀まで「御船山楽園」のつつじを見に行きますが、ネット情報によるとつつじは二分咲き~。何てこったい!
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