小野小町が過ごした隋心寺の艶やかな花の間　2025年

2025/03/09 - 2025/03/09

ネット情報で隋心寺の花の間の情報を見かけました。

素敵な綺麗な写真だったことと、京都といえ絶対外国人観光客はいないし、そもそも訪れる人もそう多くはないハズなのでこれは行っとかないと。

いつもの相棒、姉を誘って鑑賞してまいりました。

ほんと、とっても素敵な間でした。

2025年の花の間は2月26日から3月14日で開催。
小野梅園はまだまだ蕾でした。

エリア 山科(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.5

• 交通手段: JR特急 私鉄 徒歩

週末になっても疲れが取れないので、昼から出掛けます。
つーことで、天王寺からキティはるかで京都駅まで参ります。バスに乗っている時にイーゴヨヤクを見ていたら若干あった空席が、私鉄に乗っていた時に確認したら、並び席がラス1どころか、空席は残り数席まで予約が埋まっていました。

13:50で予約をしたのですが、姉が来ない！その前に「このくらいのはるかになると思う」とメッセをしていたので、その時間が無理なら「無理」と返事があるはずだがなかったので、本人は大丈夫ということのハズ。だがこない。
おいおい、と思った45分ごろ現れました。「どないしたん？」と聞くと、その路線で有名なイタいおっさんが車内で暴言を吐いたり車内を蹴ったりなどなどの迷惑行為をはたらいていたそうで。

天王寺駅 駅

京都総合運転所。左上、銀河が休んでいます。
コロナ禍の時はキティやパンダが留まっていましたね、特急が運休だったから。。。

快速だかなにか隣の線路を走行の車両。

JR京都駅琵琶湖線に乗り換えます。

山陽新幹線のワンピースラッピングは3兄弟なんや。数年前までのように毎月新幹線に乗ることもなくなってしまったので、何だか見ないままで運行終了になるだろうな。

京都駅 駅

JR山科駅で下車し、地下鉄東西線に乗り換えます。

山科駅 駅

小野駅で下車。このあたりの住所は小野。小野一族が栄えた場所だそう。

地下から地上へ上がり、向かいの日産の見える方向へ歩いて行きます。次の信号を右折してちょいといけば隋心寺なので駅から近いです。

隋心寺は真言宗善通寺派の大本山。９９１年に創建され、古くは「牛皮山曼荼羅寺」と称されていた。

灯籠に「心」の文字

2025年の花の間は2月26日から3月14日で開催です。

大玄関にある小野小町像。
隋心寺は小野小町が宮仕えを引退したのち、晩年を過ごした場所と言われています。

小野小町と深草少将の恋愛物語「百夜通い伝説」を題材にした、はねず踊り。
はねず色の衣装に身を包んで踊ります。

中庭

廊下には行灯が置いてありますが、小野小町の絵柄もあります。

廊下の杉戸絵がまたず晴らしい。

撮影禁止の部屋もあります。

こちらは撮影OK

黄梅がぽちぽち開花し始めています。

さて、楽しみにしていた花の間がある能之間です。

電灯にまで飾ってあります。

このカラー。好きやわぁ。

とっても素敵な間です。

能之間には小野小町の生涯を描いたカラフルな襖絵があります。

「極彩色梅匂小町絵図」です。

極彩色梅匂小町絵図は、2009年、絵描きユニットのだるま商店により制作された現代アートです。

素晴らしい。

随心院 寺・神社・教会

とっても艶やか！

素敵の一言。

小振りのかわいいお花。

素敵な色合い。

カラーのセンスが素晴らしい。

後ろの和傘との色味具合が素敵～。

紫の花はダリアでしょうか？

素敵な空間なので、なかなか離れることができな～～い。

色んなお花が飾ってあります。

素敵な花の間です。

極彩色梅匂小町絵図

電灯にもお花が飾ってあります。

極彩色梅匂小町絵図

綺麗なカラーのお花たち。

納骨堂の小町堂。

表書院には小野小町が恋文を貼り付けて供養したという文貼地蔵尊像があります。

下。売店。絵馬が素敵。御朱印帳も極彩色梅匂小町絵図柄でかわいいですよ。生憎、御朱印集めはやっていませんので買いませんでしたが。

庫裡入口のところには、小野小町の歌碑があります。
子供のころに百人一首をやっていましたが、最初に覚えて一首ですが、時がたてば忘れますね。。

「花の色は　うつりにけりな　いたづらに　わが身世にふる　ながめせしまに」

桜の花の色は、むなしく衰え色あせてしまった、春の長雨が降っている間に。わたしの美しさも、その花のように、こんなにも色あせてしまった。と現代語訳されています。

名勝　小野梅園です。

昨日今日と入園無料でした。

それはまだ梅が開花していないからです。

蕾多し。

咲いている梅のみ撮影。

紅梅は綺麗な色なので好きですね。

次週には満開でしょうか。

月が昇っています。

数日後に満月を迎えますね。

キッチンカーもきています。何か食べようかと姉に言うと「寒いからいい」とな。
いやいや、自分。先日の雪降る京都の時に「貴船神社と金閣寺、どっちに行く？」と聞いたら「貴船神社」と言ったじゃないか。

姉が「京阪のほうが乗り換え少なくていいかな～～」と言うので、地下鉄は三条京阪駅まで行き、三条からおけいはんに乗ります。

【注】写真は2023年、祇園祭の後祭りに行った時のです。

三条駅 (京都府) 駅

京阪の快速特急、洛楽がちょうどきました。
これ、めっちゃいいですよ。七条駅の次は京橋駅です。
そう、その間の特急の停車駅である丹波橋、中書島、樟葉、枚方市には停車しませんから空いてるんですよ。これからはこれやね。

その姉は結局近鉄百貨店でご飯を買って帰ろうかなということで、阿倍野までやってきました、って、だったらJRで帰っても良かったかもと思いますが、洛楽がよかったので良しとしよう。

丼丼亭 近鉄あべのハルカス店 グルメ・レストラン

「食べて帰ろう」になり、近鉄百貨店の地下のあべの市場食堂にある店舗で食べることにしました。がんこ（回転寿司）や北極星、リンガーハットなどもあるのですが、どの店舗もカウンター席も多くあるので、買い物をしたあとに一人でふらっと食べて帰るというお客さんをターゲットにしている感じです。

丼丼亭にて。天丼もおいしそうですが、私はカツ丼が好きなんスよ。