
2025/01/01 - 2025/01/02
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ひよこ日和さん
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元旦に旅立ち、1月のフランスで3週間過ごします。
パリを起点に、アルザス・ ロレーヌ・ブルゴーニュに足を伸ばす予定です。
フライトはANA。特典航空券を使いました。パリ行きの便が取れなかったので、隣国ベルギーから旅を始めることになりました。
初日はブリュッセル南駅構内のホテルに泊まり、翌朝のユーロスターでパリに入ります。
パリの宿泊は、「レジデンスイン ディド・モンパルナス」。キッチン付きの滞在型ホテルです。価格重視でも質の良いホテルを選んだつもりですが、どうなのでしょうか。
今回の旅行記では、できるだけ価格を書いておこうと思います。旅をご検討中の方の参考になると嬉しいです。
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旅の始まりは、成田エクスプレスの車内です。
きょうは令和7年1月1日。元旦に出発する旅は初めてです。成田エクスプレス 乗り物
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初日の出を車内で見ました。
元旦に旅立つのは、ANAの特典航空券がこの日しか取れなかったからです。
1月のパリ往復を探していたのですが、空席がありませんでした。旅を決めたのは9月。特典航空券の予約は1年前に始まるのですから、遅かったのです。
復路は何とか見つかったのですが、往路便がありません。
そこで、隣のベルギーから陸路でフランスに入国することにしました。
ANAのブリュッセル行きは、現在水曜日と土曜日の週2便です。1月1日水曜日にだけ空席がありました。特定日なので必要マイルがグッと増えますが、仕方ありません。 -
それにしても何故、真冬にパリに行くのか?
シーズンオフだからです。
この時期なら空いていて、ゆっくり観光を楽しめるでしょう。それにホテル代が安いのです。
何はなくとも時間だけはあるわたし達。今回も3週間の旅程です。安くて快適なホテルを探しやすい冬は魅力的でした。
寒いのは大丈夫。しっかりと着込んで行けば良いのです。
…と、この時は考えていました。この選択を悔やむことになるとは、思いもしなかったのです。成田国際空港 空港
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元旦の空港はかなり混んでいます。
今年の年末年始は奇跡の9連休。でも日本人よりもお土産を抱えた外国人が多いように見えます。円安の今、日本の旅は安くて楽しいのでしょう。羨ましいです。 -
ANAブリュッセル行きは、定刻に飛び立ちました。
写真に撮れなくて残念ですが、かすかに富士山が見えました。お正月気分になります。 -
フライトは順調です。
まもなく1度目の機内食が配られました。
夫が選んだ「ビーフハンバーグイタリアントマトソース」です。 -
わたしのは「鶏照り焼き丼」。
どちらも機内食としては美味しいです。ご飯が水っぽいのが残念でしたが…
この後、ハーゲンダッツのバニラアイスクリームが配られました。 -
食後は映画を見たり、うつらうつらしたり。長いフライトは時間を持て余します。
ギャレーには飲み物やバナナが用意されています。間食に小さなパンも配られました。
到着前にもう一度食事が出ます。こちらは「鮭の彩りご飯」(写真がボケていてすみません)。 -
こちらは「トマトペンネのチキンクリームソース。
どちらもなかなか美味しくいただきました。機内は乾燥しているので、みずみずしいフルーツが嬉しいです。 -
ブリュッセル空港に着陸しました。15時45分。予定より早い到着です。
入国審査は簡単に済みました。列は短く、質問はありません。
小さな空港なので、動きが早いです。荷物もすぐに出てきました。ブリュッセル空港 (BRU) 空港
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到着フロアからエスカレーターで地下に降りれば、空港駅です。ブリュッセルは空港から街までのアクセスが良くて助かります。
券売機、または窓口で市内までの切符を購入します。空港発着の列車代には特別料金が加算されるので、少し高いです。
窓口の方が、列車のホーム番号と発車時刻を教えてくれました。次は16時半発だそう。 -
市内中心部のブリュッセルミディ駅まで20分ほどでした。
今夜は駅構内にあるホテル「プルマンブリュッセルセンターミディ」に泊まります。
2年前にも利用したことがあるので、迷わず到着できました。ユーロスターの乗り場のそば、ハーゲンダッツショップの隣に位置しています。プルマン ブリュッセル センター ミディ ホテル
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一番手頃(宿泊税込みで150ユーロくらい)の部屋ですが、充分な広さ。
ベッドのシーツが滑らかで快適です。
明るい照明、冷蔵庫(小さいです)、使いやすいレイアウトが好印象。
反面、蛇口やドアの開け閉めが妙に固くて困りました。男性には気にならないでしょうけれど。 -
リクエスト通り、バスタブ付きの部屋です。
お湯の出方は細いですが、水量も温度も安定していました。入浴の途中にお湯が切れるのが一番困るので、これは助かります。
バスアメニティはC.O.Bigelow、ボディローションもありました。
トイレは別の場所です。この頃こういうホテルが増えた気がして、日本人感覚では嬉しいです。 -
ブリュッセル南駅周辺は治安が悪いそうですが、駅構内ならまぁ安心です。(油断してはいけませんが)
構内のショップやスーパーは、元旦でも多くの店がオープンしていました。
スーパーとパン屋さんで買い物をして、部屋に戻ります。
夕食は、サラダ、それにハムとチーズのバケットサンドをひとつづつ。かなり大きかったので、2人で分けてもお腹いっぱいになりました。合わせて10ユーロくらいです。
今回の旅行は、あまり外食をしないつもりです。
節約もありますが、それよりもレストランのボリュームや脂と塩分に、体がついていけないのてす。
なので、パリではキッチンのついたアパートホテルを予約しています。カルフールエクスプレス (ブリュッセル南駅店) スーパー・コンビニ
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翌朝は、早めの出発です。スーパーで買っておいたヨーグルトなどで朝食を済ませ、ホテルをチェックアウトします。
パリ行きのユーロスターの乗り場で,電光掲示板を見上げました。
わたしたちが乗るのは、8時13分のパリ北駅行きです。6番線から発車のよう。ブリュッセル南駅 駅
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出発の前に、ベルギーの味を味わいたくなりました。
構内の「Albert」の焼きたてワッフルを衝動買い。もっちりして美味しかったです。
ちなみに、駅構内のトイレは1ユーロです。ワッフルで手がベタついたので洗いたかったけれど、我慢します。除菌ペーパーで拭いて済ませました。 -
朝8時過ぎですが、まだ真っ暗。ホームは寒いです。
赤いユーロスターが入線して来ました。元タリスの車体を使っているようです。タリス (パリ方面) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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一等車の車内です。
早めに予約したので1人60ユーロくらいでした。
大陸内のユーロスターでは車内サービスはありませんが、カフェカーが併設されています。 -
ユーロスターは、予定より少し遅れて10時前にパリ北駅に到着しました。
5年ぶりのパリは雨。でも大好きなパリに来られて嬉しいです。
まずは、パリの市内交通の窓口に向かいます。
最初に、持参したパリの交通カードNavigo Decouverteを更新してもらいます。システムが変わったのか、5年前のものはもう使えないのです。
証明写真は、古いカードのものを転用するそう。転写するのかなと思ったら、手で剥がして新しいカードの方に貼りつけていました。けっこうマニュアルです。
そのカードに、1ヶ月乗り放題のパス(88.8ユーロ)をチャージしました。今回は3週間フランスに滞在するので,これが一番お買い得になります。パリ北駅 駅
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さて、ホテルに向かいます。
今回のホテルは14区の南部。写真で指さしているあたりで、パリの地図のかなり下の方になります。中心部から30分くらいかかるでしょう。 -
北駅からRERのB線に乗ります。エレベーターやエスカレーターがあるので、スーツケースを持っていても移動が楽でした。パリ北駅 駅
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RERのB線をCite Universitaire で降ります。この駅にもエレベーターがありました。パリの駅には階段しかないところが多いので、これはありがたいことです。
ここで乗り換えです。
すぐそばに、トラムのCite Universitaire駅があります。 -
パリの外周を走るトラム。パリに来るのは11度目ですが、初めて乗りました。
乗降口のそばにある読み取り機で、Navigo をヴァリデートします。車内はのんびりした雰囲気ですが、時々検札があります。 -
トラムをDidotで降り、徒歩5分。この辺りの道は石畳ではないので、歩きやすいです。
4泊する「レジデンスイン ディド・モンパルナス」に到着しました。
マリオットホテル系列の滞在型ホテルです。全室キッチン付きで、部屋面積は24平米ほど。1泊朝食付きで税込160ユーロくらいでした。パリの快適なホテルとしては安いと思います。
なお、フランスのホテルには宿泊税がかかります。税額は、街やホテルの格付けによって変わります。
まだお昼前ですが、荷物だけでも預けたいのでレセプションに向かいます。
まずは「Bon jour!」から。フランスでは挨拶が大事みたいです。レジデンス イン バイ マリオット パリ ディド モンパルナス ホテル
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レセプションには大柄な中年男性が座っていました。
フランス語訛りの強い英語で、ぶっきらぼうな感じに聞こえます。
予約の確認には、かなり手間取りました。でもスマホで予約画面を見せると話が通ったので、こちらの名を聞き違えていたのでしょう。「no booking」と言う前に、名前の綴りを訊いて欲しかったです。
バスタブ付きの部屋はもう無い、と言われてさらに落ち込みました。
予約時にリクエストし、日本のマリオットホテル事務所にも頼んでおいたのですが…。強く主張しても、ダメでした。
でも、シャワーのみの部屋ならばすぐに用意できるそうです。仕方ありません。チェックインして、カードキーをもらいました。110とあります。
ところが…。
部屋のドアが開かないのです。
カードキーを何度かざしても、反応がありません。
そういえば、エレベーターの中に貼り紙がありました。「鍵のシステム不調でご迷惑をおかけしています。」と書いてあったような…..。
夫とスーツケースをドアの前に残し、レセプションへ舞い戻りました。案の定、げんなり顔のゲストが列を作っています。皆、同じトラブルに困っているようです。
エンジニアがやって来て、一部屋づつドアキーの修復作業をしました。
自分の部屋に入れたのは20分後です。案外早かったというべきでしょう。 -
部屋に入ったら、まずは状態をチェック。
綺麗に掃除され、不具合はないようです。トイレも大丈夫。ベッドバグの痕跡もありません。
キッチンには電子レンジ、食洗機。食器やツールもとりあえず揃っています。今夜から自炊ができそうです。
そのあとはフリーWi-Fi。
でもそれがなぜか繋げません。
結局、またレセプションに行って確認する羽目になりました。このホテルのWi-Fiは、少し変わった手順で接続します。わたしはIT音痴ですが、そうでなくてもわかりにくいだろうと思いました。 -
あれこれと時間をとられ、気づけばもう1時半。お腹が空きました。
ホテルの目の前にバス58のバス停があります。これに乗ってモンパルナス駅周辺に行ってみることにしました。
モンパルナスには,行ってみたいレストランがありました。でもドアに「休業中」の貼り紙。お正月休みのようです。
もう一軒訪ねても、同じようにお休みでした。クリスマスが済んだ今、休みを取っているようです。
シーズンオフに旅すると、こういうことが起こるわけです。お腹が空いたのも手伝って、やるせない気持ちになりました。お正月でなく、違う時期にすればよかった…
それを今言っても何もなりません。わかってはいるのです。トゥール モンパルナス (モンパルナスタワー) 建造物
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人気の「Chartier」のモンパルナス店に行ってみることにしました。
最近話題のブイヨンと呼ばれるレストランです。安くて美味しいのが人気の理由。当然、店の前には長い長い列ができています。
再び雨が降りだし、寒くなってきました。息が白いです。
フランス人は傘が嫌いだそうで、皆びしょ濡れで並んでいます。風邪をひかないのでしょうか。
空腹と寒さに耐えながら、45分。ようやく店内に案内されました。シャルティエ (モンパルナス店) フレンチ
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店に入ってびっくりしました。アールデコでしょうか。ゴージャスな内装が素敵です。
テーブルは満席。その間を、料理を何皿も持ったウェイトレスが歩いています。 -
大混雑にもかかわらず、慌ただしい空気はありません。
店員さんは笑顔で仕事をこなし、お客さんは楽しそうに食事しています。店内に響く、賑やかな声と食器の触れ合う音。古い映画でこんなシーンを見たような気がしました。
写真は、ウェイトレスさんがテーブルクロスに書き込んだ、わたしたちの注文です。注文も配膳もスムーズで、正確。プロの接客でした。 -
夫は本日の定食にしました。前菜、メイン、デザートで15.8ユーロです。
前菜は豚ミュゾーのパテのドレッシングがけ。
相席になったフランス人が、ミュゾーは豚の鼻という意味だと教えてくれました。
初めて食べるわたしたちを、興味深そうに見守っています。
恐る恐る口に運ぶと、食感も味も普通のパテです。臭みは全くなく、食べやすい。
C’est bon.(美味しい)と笑うと、喜んでくれました。 -
わたしの前菜は、フランス定番のウフマヨ。ゆで卵のマヨネーズがけです。パリでは格安の2ユーロでした。味は想像通り。 -
定食のメインはブフ・ブルギニヨン。牛肉のワイン煮です。
柔らかく煮たお肉がたっぷり。ビーフシチューのようで、みんな大好きな味です。 -
わだしの頼んだメインは鴨肉のコンフィ(12.5ユーロ)。パリッと揚げ煮してあって、美味しかったです。 -
デザートは素朴な味でした。
定食に付くのはりんごのコンポート。写真はわたしが頼んだモンブラン(4ユーロ)です。マロンペーストにホイップクリームがたっぷり載っています。
入店に並んだのは辛かったけれど、その甲斐がある食事でした。味やコスパの良さはもちろん、雰囲気も楽しかったです。 -
モンパルナスのパン屋さん「デ ガトー エ デュ パン」に来ました。外観同様に店内も美しく、宝石店のようです。
ケーキが欲しかったのですが、ほとんど売り切れ状態。
この店に限らず、一月のケーキ屋さんは品数が少なくなるそうです。季節のお菓子ガレット・デ ・ロワ(アーモンドクリームのパイ)に注力するのがその理由だとか。
棚に残っていたヴェノワズリー(3ユーロ)を買いましたが、これがとても美味しかったです。店員さんも丁寧で、感じの良いお店でした。デ ガトー エ デュ パン パン屋
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モンパルナス駅前のスーパー、モノプリに立ち寄ります。
こちらは大型店で、デパ地下のような凝った商品も揃えています。有名なマリアンヌ・カンタンのチーズがありました。
そのチーズや、サラダ野菜などを購入しました。今夜の晩御飯用です。モノプリ (モンパルナス店) スーパー・コンビニ
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瓶詰めのスープ(6ユーロくらい)も買いました。
これは有名惣菜店監修のもの。セップ茸と栗を合わせたお洒落な味でした。
買って来たものを温めて食べられるのが、キッチンのあるホテルのありがたさです。
夕食の後は、食洗機で後片付けを済ませ、入浴です。
シャワーのお湯はたっぷり出ますが、やはり浴槽が無いのは辛いところ。体が温まりません。
しかも、浴室や部屋がひんやりしているのです。ヒーターがありますが、どうやっても作動しません。
パリの街には、くしゃみや咳をしている人が多かったのを思い出します。風邪がはやっているのかもしれません。
今夜は用心して早く寝ます。そもそも時差ぼけと疲れで、眠くて仕方ないのです。
明日は,のんびりパリの街歩きを楽しむつもり。バリ1番のクロワッサンを買いに行こうと思います。わたしにとっての1番です。
楽しみにしていたパリに、ようやく来ました。風邪なんか引いている時ではありません。レジデンス イン バイ マリオット パリ ディド モンパルナス ホテル
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