紅葉！-三島から高速バスで富士河口湖へ-

2024/11/18 - 2024/11/18

　初めて紅葉の河口湖を見たが、平日なのに外国人客でごったがえしてた河口湖畔だった。オーバーツーリズムについては何か対策を考えた方がいい。特に富士山は入山料を設定すべきだ、そんなことを再確認した旅行。
　中央線からではなく、三島から高速バスで入ったが、そっちの方が交通機関は空いていて正解だった。ただ、河口湖駅が明らかにキャパシティオーバー。
　喧騒と化した富士五湖だが、紅葉は美しかった。標高が高いため、籠坂峠から大月までの山々はまさに錦秋だった。

エリア 富士五湖(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回も箱根の時と同じく、新幹線こだま号で東京から三島まで行き、そこからバスで現地入りするパターン。

東京駅 駅

朝６時５７分のこだまで出発、早朝のこだまは意外と乗車率高く、新横浜から７割ほどの乗車率。意外や小田原や三島から結構乗って来た。

東海道新幹線 乗り物

こだまはN700系の性能を意外や発揮する列車で、高加速性能を活かして短い区間でも時速280km超のトップスピードを出す。
新横浜を出ると猛然ンと急加速、瀬谷区の阿久和あたりでもう時速280km。

１時間足らずで三島に到着。朝８時前。ここからは富士や箱根への路線バスや高速バスが出ている。乗車する富士急の高速河口湖行は２０分ちょっとの待ち合わせ。伊豆箱根線わきのチケット売り場で難なく指定券を購入。

三島駅 駅

三島駅に集うバス。東海バス、伊豆箱根バス、富士急バス...
いずれも富士箱根や伊豆への観光地へ行くバスだ。

三島市観光協会 名所・史跡

富士急の河口湖行高速バスが到着、これに乗車。
ガーラ、座席もガーラ純正のセンターアームと背面テーブルがあるタイプ。
経路は、駅出て東に進み県道を北上、東海道線をくぐり東レを廻りこむようにバイパスに出て、直進、長泉JCTから新東名に入る。
新東名を北上、新御殿場ICから国道１３８号須走新道にダイレクトに入り、そのまま１３８号有料東富士五湖道路を北上、籠坂峠を長いトンネルで超えるともう山中湖や富士吉田だ。所要１時間半ほど。

路線バス (富士急シティバス) 乗り物

車内は８割ほどの乗車率。大半が外国人。

新東名を快走。前方を大体同じ時刻に出た三島発新宿行高速バスがぞっと先導してる。

高速バス (小田急バス) 乗り物

箱根や足柄の山麓を背景に東名と交差、御殿場ジャンクション。
この先で新東名は終わりになる。丹沢山麓超えて海老名まで全通するのはまだ時間がかかる。箱根と丹沢がぶつかる地帯（都夫良野トンネル周囲）は地質の関係で難工事だからだ。

御殿場、富士の裾野。雲に覆われ山は見えず。

国道１３９号須走新道、新東名とは繋がってるが、御殿場市街までは建設中。
この道路に乗り、一挙に富士吉田市まで突っ走る。

富士の裾野、駿東郡小山町、富士須走地区。この東側に自衛隊の演習場が広がる。
標高が700mなので紅葉が進んでいます。

小雨の中、東富士五湖道路の籠坂トンネルい突入。標高940m。
このトンネルの上、籠坂峠が静岡県と山梨県の県境だ。全長3kmを超える長いトンネル。ここを超えれば山中湖はすぐ。

山梨県側から富士をのぞむが雲で見えない。

バスは富士急ハイランドに到着。
ここで乗客はほとんど降りた。

富士急ハイランド テーマパーク

そうしてバスは河口湖駅に到着。河口湖駅はバスや電車から乗降する客で大賑わい。三島駅から1時間半で到着。
時刻は9時45分くらい、ちょうど新宿を朝出発した高速バスや特急電車が到着する時間なので、特に混み合うのだ。

河口湖駅 駅

河口湖駅舎。
この通りバスに乗り換える客が行列をつくる。半分以上が外国人。

路線バス (富士急バス) 乗り物

河口湖駅

混雑を避け、まずは天上山神社を目指す。

神社山のｖ風吹くにあり、登山道をのぼるのだが、山中は見事な紅葉。

登山道から見た富士山。
少しだけ顔を見せてくれた。

紅葉の背後にうっすらと富士山。
ここは以前、春の大型連休にも来たことがある。あの時は桜が綺麗だった。
その時の旅行記は「高速バスとホリデー快速で行く、新緑、大型連休中の河口湖」
https://4travel.jp/travelogue/10882735#google_vignette

天上山の中腹にある、護国神社。簡単な展望台がある。

護国神社からの展望

紅葉たけなわ、標高は880m。

護国神社の展望その２

登山道の紅葉

木々の間から河口湖が見える

錦秋の河口湖

麓の国道137号まで降りてきた。

国道から見た河口湖。紅葉真っ盛り。標高830m。

河口湖シンボル像 源泉(林作公園内) 名所・史跡

湖岸から見た風景。

河口湖 自然・景勝地

紅葉が美しい

紅葉と遊覧船

河口湖遊覧船 天晴 乗り物

ボート乗り場

河口湖大橋

国道138号を歩き、河口湖駅まで戻る。

途中に見かけたお寺

河口湖駅に戻ってきた

河口湖駅 駅

窓口が外国人の大群でごった返し、特急券買うのに苦労した。
富士急の電車。

富士急行 大月線 乗り物

乗車したのはコレ。元国鉄205系。
これが「特急」。臨時特急「ふじやま」号。有料で特急料金200円が必要。事前に駅で買うと100円。通過駅はある。

車内はロングシート。これでも特急料金必要。
富士山麓鉄道富士急行線は、同じ特急でも使用車両によって、料金が違ううえ、座席によっては更に指定席券が必要。
JRの特急が直通してくる特急「富士回遊」は全区間で600円。
元小田急や元JR東海の特急型車両を改造した「フジサン特急」は400円に座席によって指定券なども必要。

途中駅でJRの特急「富士回遊」と交換。
あの列車はいつも混んでいる。

途中下車した都留文科大前駅から徒歩10分、以前行った、「田原の滝」。
もともと自然の滝だったが、崩落して危険になったため、人口の砂防ダムにした滝。周囲の景観に配慮した構造で、都留市内の用水路の取水堰も兼ねている。
紅葉が綺麗。
河口湖駅は850mの標高だは、このあたりは標高510m。15kmの道のりで300m下ってきたことになる。
富士急行線は、勾配が急で、40パーミルの区間が普通に存在する。

田原の滝 自然・景勝地

滝の全景。
駐車場や小さな公園もある。

公園には芭蕉の像。
松尾芭蕉も訪れた景勝地。

十日市場駅から再び富士急線に乗車。

十日市場駅 駅

列車から滝を見降ろすとこんな感じ。

大月駅に到着。中央本線に乗り換える。

大月駅 駅

大月駅。
中央線の特急は、えきネットで座席指定を予約すると楽。いくらか割り引かれる。

大月駅 駅

東京からの中央線快速（大月止まり）と特急あずさ号。あずさ号の大半はこの駅は通過。八王子から甲府まで停まらない。

特急 あずさ(スーパーあずさ) 乗り物

帰りは特急かいじ号で帰りました。空いていた。河口湖駅の喧騒がうそのように空いていた。
今回、朝早く行動し三島から入ったのが奏功したようである。
おわり。

特急 かいじ 乗り物