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東京都水道局のイベントに以前参加したら、いつの間にか水道サポーターというものになっていたようで、メールが来ました。<br />上水に関する史跡を巡る一日ツアー参加者募集ですって。面白そうだから、応募してみたら、運よく抽選に当たりました。<br />日曜日にお茶の水にある水道歴史館<br />集合のツアーに参加したご報告です。

水の道 400年 *東京都水道局の一日ツアーに当選

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2024/11/17 - 2024/11/17

81位(同エリア623件中)

旅行記グループ 東京探訪

2

71

M-koku1

M-koku1さん

この旅行記スケジュールを元に

東京都水道局のイベントに以前参加したら、いつの間にか水道サポーターというものになっていたようで、メールが来ました。
上水に関する史跡を巡る一日ツアー参加者募集ですって。面白そうだから、応募してみたら、運よく抽選に当たりました。
日曜日にお茶の水にある水道歴史館
集合のツアーに参加したご報告です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.0
同行者
その他
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • この日の主役「神田川」<br />なんか 工事中 <br />御茶ノ水駅の改良工事で <br />もう長いこと続いてます

    この日の主役「神田川」
    なんか 工事中 
    御茶ノ水駅の改良工事で 
    もう長いこと続いてます

    御茶ノ水駅

  • 目指す集合場所は <br />「東京都水道歴史館」<br /><br />道路脇にきっちり標識がありました

    目指す集合場所は 
    「東京都水道歴史館」

    道路脇にきっちり標識がありました

  • 3階の図書室の向かいにあるレクチャールームで受付 <br />その後 一日の流れの説明がありました

    3階の図書室の向かいにあるレクチャールームで受付 
    その後 一日の流れの説明がありました

  • まあ ざっとこんなながれだったのです<br />参加者は25人ほど

    まあ ざっとこんなながれだったのです
    参加者は25人ほど

  • 歴史館ツアーは 参加者が2つのグループに分かれ <br />私は1階スタート組になりました <br />学芸員さんが説明してくださいました

    歴史館ツアーは 参加者が2つのグループに分かれ 
    私は1階スタート組になりました 
    学芸員さんが説明してくださいました

  • これがすごい!<br />どうして地震の時水道管が抜けないかを見せてくれる装置

    これがすごい!
    どうして地震の時水道管が抜けないかを見せてくれる装置

  • 昔の共用栓<br /><br />「蛇口」の語源<br />水の出口が竜をかたどっていたので「蛇の口」で <br />「じゃぐち」<br /><br />へぇ~ 知らなかった

    昔の共用栓

    「蛇口」の語源
    水の出口が竜をかたどっていたので「蛇の口」で 
    「じゃぐち」

    へぇ~ 知らなかった

  • 最新の水道設備まで展示<br /><br />これは「鋳鉄管」<br />日本最大の水道管

    最新の水道設備まで展示

    これは「鋳鉄管」
    日本最大の水道管

  • 説明も詳しく <br />展示されてました

    説明も詳しく 
    展示されてました

  • 「上水用木桶」<br />これは江戸時代の水をためる桶で <br />これを利用して高低差の少ない長距離に<br />上手に水を流していたそうです

    「上水用木桶」
    これは江戸時代の水をためる桶で 
    これを利用して高低差の少ない長距離に
    上手に水を流していたそうです

    東京都水道歴史館 美術館・博物館

    日本の水道技術ってすごい! by M-koku1さん
  • というような説明が書いてありました <br /><br />徳川幕府はきちんと管理していたので良かったのですが <br />明治政府になってからは メンテが行き届かず 木が腐り <br />大変なことになったそうです

    というような説明が書いてありました 

    徳川幕府はきちんと管理していたので良かったのですが 
    明治政府になってからは メンテが行き届かず 木が腐り 
    大変なことになったそうです

  • 昔の「水道橋」を描いたもの

    昔の「水道橋」を描いたもの

  • 昔の「水道橋」のミニチュア

    昔の「水道橋」のミニチュア

  • 昔の水道管の展示

    昔の水道管の展示

  • 木製と石製があったんですって

    木製と石製があったんですって

  • 庭に出ます

    庭に出ます

    東京都水道歴史館 美術館・博物館

    日本の水道技術ってすごい! by M-koku1さん
  • 「神田上水石碑」<br />昭和60年代に発掘された神田上水遺跡の一部が<br />ここに移築されています

    「神田上水石碑」
    昭和60年代に発掘された神田上水遺跡の一部が
    ここに移築されています

  • 江戸時代の水道管の姿が見れます

    江戸時代の水道管の姿が見れます

  • 江戸時代の長屋を再現したエリア

    江戸時代の長屋を再現したエリア

  • この頃の水道料金は <br />長屋の住人ではなく <br />大家さんが払っていたそうです

    この頃の水道料金は 
    長屋の住人ではなく 
    大家さんが払っていたそうです

  • この長屋エリアは参考程度の簡単な模型でした

    この長屋エリアは参考程度の簡単な模型でした

  • 村山貯水池にある <br />取水塔の実物大の模型

    村山貯水池にある 
    取水塔の実物大の模型

  • 「馬水槽」<br /><br />牛馬用と犬猫用に分けられた水栓<br />裏側には人間用の水飲み場もありました

    「馬水槽」

    牛馬用と犬猫用に分けられた水栓
    裏側には人間用の水飲み場もありました

  • 色々な道具類

    色々な道具類

  • 1階の近現代水道展示の一角に見つけた <br />新宿の光景

    1階の近現代水道展示の一角に見つけた 
    新宿の光景

  • 見ていると淀橋上水所時代に変化 <br />面白かったです

    見ていると淀橋上水所時代に変化 
    面白かったです

  • 壱岐坂近くで大型バスが待っていて <br />今度は井の頭公園へ移動です

    壱岐坂近くで大型バスが待っていて 
    今度は井の頭公園へ移動です

  • 後楽園遊園地は今ラクーアと呼ばれてますが <br />ここにはかつて水戸藩のお屋敷がありました

    後楽園遊園地は今ラクーアと呼ばれてますが 
    ここにはかつて水戸藩のお屋敷がありました

    ラクーア テーマパーク

  • 神田上水を作ったから水戸屋敷をここに置いたのか <br />水戸屋敷があったから神田上水を屋敷内に引き込んだのか <br />どちらが先かわからないそうです

    神田上水を作ったから水戸屋敷をここに置いたのか 
    水戸屋敷があったから神田上水を屋敷内に引き込んだのか 
    どちらが先かわからないそうです

  • 移動中のバスの中では そんな動画を流したり<br />水道歴史館の学芸員の方が<br />外堀のことや四谷大木戸跡の説明をしてくれました

    移動中のバスの中では そんな動画を流したり
    水道歴史館の学芸員の方が
    外堀のことや四谷大木戸跡の説明をしてくれました

    井の頭恩賜公園 公園・植物園

  • 井の頭公園に着いたのは13時<br /><br />文化交流広場で<br />持参したお弁当を広げました

    井の頭公園に着いたのは13時

    文化交流広場で
    持参したお弁当を広げました

  • 14時に休憩終了 <br />玉川上水を見学

    14時に休憩終了 
    玉川上水を見学

    玉川上水 名所・史跡

  • 現在都心に近い場所は <br />多くが暗渠になっていますが <br />井の頭公園辺りでは <br />このように見ることができます

    現在都心に近い場所は 
    多くが暗渠になっていますが 
    井の頭公園辺りでは 
    このように見ることができます

  • 今ではチョロチョロ流れている感じですが <br />昔は人がおぼれるような川だったようです<br />「松本訓導殉職の碑」<br />

    今ではチョロチョロ流れている感じですが 
    昔は人がおぼれるような川だったようです
    「松本訓導殉職の碑」

  • 玉川上水の急流に落ちた児童を助けようとした教員が<br />命を落としてしまったことを悼む碑<br /><br />

    玉川上水の急流に落ちた児童を助けようとした教員が
    命を落としてしまったことを悼む碑

  • それぐらいの流れだったんですね

    それぐらいの流れだったんですね

  • 「井の頭池」<br />神田川の水源と言われている池

    「井の頭池」
    神田川の水源と言われている池

  • 江戸時代には <br />ここから文京区関口までを <br />「神田上水」と呼んでいました

    江戸時代には 
    ここから文京区関口までを 
    「神田上水」と呼んでいました

  • この池自体は <br />もともと天然の池

    この池自体は 
    もともと天然の池

  • 神田川も 自然河川としてあったものを <br />江戸の水が欲しいため 利用したのでしょう

    神田川も 自然河川としてあったものを 
    江戸の水が欲しいため 利用したのでしょう

  • 善福寺川や 妙正寺川 <br />玉川上水からの助水堀などからの水も合わせて <br />江戸に流したんですねえ

    善福寺川や 妙正寺川 
    玉川上水からの助水堀などからの水も合わせて 
    江戸に流したんですねえ

  • だから徳川家康や家光と <br />縁の深い井の頭池

    だから徳川家康や家光と 
    縁の深い井の頭池

    井の頭弁財天 寺・神社・教会

  • 井の頭公園内にある <br />弁天様も訪問

    井の頭公園内にある 
    弁天様も訪問

  • 弁財天はもともとヒンズー教の女神で <br />水にかかわる神様

    弁財天はもともとヒンズー教の女神で 
    水にかかわる神様

  • だからここにあるのは自然ですね<br />

    だからここにあるのは自然ですね

  • でも日本に来てから<br />七福神の一人になって <br />財運をつかさどる神様になりました

    でも日本に来てから
    七福神の一人になって 
    財運をつかさどる神様になりました

  • 井の頭池の弁財天にも <br />銭洗い弁天もありました

    井の頭池の弁財天にも 
    銭洗い弁天もありました

  • まあお金は洗いませんでしたけれど

    まあお金は洗いませんでしたけれど

  • 弁天堂の前には <br />噴水が二つ

    弁天堂の前には 
    噴水が二つ

  • なかなか素敵

    なかなか素敵

  • お地蔵様もいました

    お地蔵様もいました

  • なんでもありって感じ・・・

    なんでもありって感じ・・・

  • 池をぐるっと回って <br />池側から見た <br />弁天堂

    池をぐるっと回って 
    池側から見た 
    弁天堂

  • ここは「お茶の水」<br />伝承では家康が来訪してお茶を催したとか・・・

    ここは「お茶の水」
    伝承では家康が来訪してお茶を催したとか・・・

  • 別の伝承では秀忠が来訪してお茶を催し<br />上水開発を命じたとか・・・

    別の伝承では秀忠が来訪してお茶を催し
    上水開発を命じたとか・・・

  • 家光が池のほとりのこぶしの木に<br />「井之頭」と彫り付けたために <br />ここが井の頭池となったとか・・・

    家光が池のほとりのこぶしの木に
    「井之頭」と彫り付けたために 
    ここが井の頭池となったとか・・・

  • ということで <br />この日のスタート地点の「お茶の水」と<br />井の頭池の「お茶の水」は無関係のようです

    ということで 
    この日のスタート地点の「お茶の水」と
    井の頭池の「お茶の水」は無関係のようです

  • 実際に伝承は色々あるものの <br />きちんと信ぴょう性のある資料はなく <br />今後も何かが判明する可能性は少ないそうです<br />

    実際に伝承は色々あるものの 
    きちんと信ぴょう性のある資料はなく 
    今後も何かが判明する可能性は少ないそうです

  • この木の上にカワウが沢山

    この木の上にカワウが沢山

  • ひょうたん池のほうまで行きます

    ひょうたん池のほうまで行きます

  • 水門橋から見た <br />「神田川」の起点 <br />石はあとから飾りで置いたそうですが・・・

    水門橋から見た 
    「神田川」の起点 
    石はあとから飾りで置いたそうですが・・・

  • ひょうたん池の鴨

    ひょうたん池の鴨

  • 11月というのに <br />汗ばむような日で <br />鴨が泳ぐ姿が気持ちよさそうに見えました

    11月というのに 
    汗ばむような日で 
    鴨が泳ぐ姿が気持ちよさそうに見えました

  • 池の中に魚がいるのでしょうか

    池の中に魚がいるのでしょうか

  • 上がってきましたが <br />口には何も加えてなかった・・・ <br />餌を見つけるのに失敗したのかな?

    上がってきましたが 
    口には何も加えてなかった・・・ 
    餌を見つけるのに失敗したのかな?

  • ここから延々と江戸まで<br />自然の川と人工水路と木桶を使って <br />上水を流したなんて <br />本当に昔の人はすごい

    ここから延々と江戸まで
    自然の川と人工水路と木桶を使って 
    上水を流したなんて 
    本当に昔の人はすごい

  • 解散は「井の頭公園駅」で<br /><br />都心に戻りたい人たちは <br />再びバスで新宿へ

    解散は「井の頭公園駅」で

    都心に戻りたい人たちは 
    再びバスで新宿へ

    井の頭公園駅

  • 犬の散歩姿がやけに目立った <br />日曜の井の頭公園

    犬の散歩姿がやけに目立った 
    日曜の井の頭公園

  • 再び弁財天の脇を通って<br />ジブリ美術館そばの駐車場へ

    再び弁財天の脇を通って
    ジブリ美術館そばの駐車場へ

  • 紅葉も美しく <br />いい一日ツアーを楽しませてもらえました

    イチオシ

    地図を見る

    紅葉も美しく 
    いい一日ツアーを楽しませてもらえました

    井の頭恩賜公園 公園・植物園

  • 東京のおいしい水 いつまでも!

    東京のおいしい水 いつまでも!

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この旅行記へのコメント (2)

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  • jijidarumaさん 2024/11/21 11:15:27
    東京探訪も今回は珍しいテーマでしたね。
    Mさん、
    今日は。
    東京探訪も今回は珍しいテーマでしたね。
    江戸の歴史が絡んで、面白く、都民でなくてもこのテーマは人気がありそうです。

    水の道は井の頭公園で完了した様子、私個人はその先の玉川上水の取り入れ口、羽村の堰まで行かなかったのは残念!でした。
    小学校の頃は故郷青梅の隣町にある羽村の堰、玉川兄弟の事を学びましたし、桜の季節に遠足に出かけた覚えもあります。小学校時代の恩師も羽村に住んでいて、友人たちとよく遊びに行きました。
    また、羽村の堰近くに94歳の中学時代の恩師(女性)がいまだお元気に過ごしていますので、堰の写真も掲載されるかと期待しました。

    羽村は春の桜やチューリップでも知られています。次回の探訪はこちらに!と宣伝しておきます。

    それではまた。
    jijidaruma

    M-koku1

    M-koku1さん からの返信 2024/11/21 12:25:44
    Re: 東京探訪も今回は珍しいテーマでしたね。
    jijidarumaさん

    羽村情報がなくて申し訳ございません。別の時に、そんなツアーがあったようです。「羽村のツアーに参加された方?」という質問に、数名が手を挙げていましたから。
    このツアーは抽選だったので、お友達は落ちてしまった、というかたもいらっしゃり、団体という割には、ばらばらで、静かなツアーでした。
    皇居の外堀が、神田川からあふれてしまう水を捨てるために作られたなんて、ちっとも知りませんでした。防御のためだと思ってました。こんなツアーが無料なんて、水道料金をまじめに払っている価値がありました。(笑)

    寒暖差が激しい昨今、おからだご自愛くださいませ。

    Mより

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