都心のお花畑　☆浜離宮が菜の花で一面黄色の世界

2024/03/27 - 2024/03/27

桜の開花が去年より２週間も遅れている２０２４年。
まだダウンコートをしまえない毎日にうんざりしていたら、　
この水曜日は暖かくて快晴になるという天気予報。
それではどこかに出かけようと選んだのが、
浜離宮です。
父が亡くなってから一度も行っていないので、　
恐らく７～８年ぶりかもしれません。
庭園内の整備がすっかり終わって、とてもいい散歩ができました。

エリア 汐留(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

スタート地点は新橋でした

日テレ屋 (汐留店) 専門店

グーグル先生が曰く　
新橋駅から徒歩１０分ぐらい

そうだっけ？

私の記憶では　
浜松町から徒歩だったような・・・

カレッタ汐留 ショッピングモール

新橋に着いたら　
汐留に向かう地下道に　
丁寧な説明板

汐留駅 駅

一日の終わりに気づいたのですが　
「浜離宮中の御門」方面を選ぶなら　
浜松町の方が近かったかも

正門を目指すなら　
違う掲示板に従っていってね

【浜離宮恩賜庭園】

はい　
地上に出てから
横断歩道とかの関係で　
けっこう遠回りをしてしまったのですが
やっと門に到着

浜離宮恩賜庭園 公園・植物園

石垣も残ってました

ここでチケットを買います
東京都の公園なので　
入園料はお手頃です

まず目に入ってきた庭園　
お花畑はどこ～

汐留にどんどん増えている　
ホテルの足元に拡がる庭園

江戸時代の水門だって残ってます

足元にはたくさんの鳥たち
大量襲来で問題を引き起こす　
ムクドリももちろんいました

昆虫も集まってきていました

浜離宮庭園には　
ミツバチ　アゲハ蝶　ヒヨドリ　メジロ　などがいるので　
自然観察に向いてます

菜の花畑の中に隠れるムクドリ

ムクドリはスズメ目ムクドリ科の一種
大きくなると全長２０センチぐらい

茶色の羽毛に黄色い嘴が特徴

人の食べ物は食べないらしく
ごみあさりをすることはありません

汐留のビル群をバックにした
菜の花畑の風景は　
なかなかシュールです

リュウゼツランでしょうか　
大きな果肉植物がいいアクセント

３０万本の菜の花なんだそうです

菜の花畑の真ん中には　
小径が作られており　

プラプラ歩きながら楽しめます

特に香りが素晴らしかったです

ただ写真映えするスポットには　
自撮りする人があふれていて

人を入れない写真はなかなか撮れませんでした

ちょうど日系の外国人の方たちが　
散策中

案内をしていた高齢の方が　
菜の花って英語で何と説明したらいいのかしら　
と困っている場面に遭遇

さくらはまだまだ固い蕾

お花畑の奥に　
神社がありました

浜離宮恩賜庭園 旧稲生神社 寺・神社・教会

今度は海の方へ進みましょう

築地川です

築地川はほとんど埋め立てられてしまったため　
ここぐらいしか残っていないかもしれません

川とは言っても
江戸時代に海から陸にする際に　
埋め残された運河

水門から船が入ってきました

隅田川の観光船「竜馬」です

３００名乗りの船には　
あふれるばかりに　
外人観光客がのっていました

スズメがいるところは　
昔の灯台跡

【将軍お上がり場】

江戸時代に使っていた上陸場所は　
水上バスの使っている場所とは　
違ったんですね

将軍もここから浜離宮へ来ていた
歴史的な遺跡

目をあげると　
レインボーブリッジが　
一部見えていました

小さな港になっていて　
船が何艘かとまっていました

ふりかえると「新樋の口山」ごしに　
ビルに邪魔されない　(貴重！）
東京タワーが見えています

東京タワー 名所・史跡

「新樋の口山」と「樋の口山」をわける　
水門

水門を管理する機械
この水門から東京湾の海水が池に入り込んできます

水門越しに　
レインボーブリッジを眺めます

レインボーブリッジ 名所・史跡

「横堀水門」という名前らしい

松の木が　
巨大な盆栽に見える

こちらが「樋の口山」

この辺りになると　
水鳥が増えてきました
汐入りの池

ビルと松の取り合わせが　
面白い・・・

ここにもヒヨドリ

鴨

ここは東京でも珍しい　
海水の混じった池
浜松町方面を見ています

【東京湾】

遠くフジテレビの独特なビルが見えてます　
あちら側が　
お台場

ウォーターズ竹芝前

劇団四季の専用劇場「JR東日本四季劇場［春］［秋］」
商業施設「アトレ竹芝」
ラグジュアリーホテル「メズム東京　オートグラフ コレクション」
などが集まっている複合施設

https://waters-takeshiba.jp/

浅草・両国・お台場・葛西などへ行く　
水上バスが発着する「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」

水上バスで来ると
ウォーターズ竹芝の利用割引があるらしいです

海手おつたい橋

くつろぐ鴨たち

かなり栄養がいいみたい・・・
食べごろ～　なんちゃって

アッ　
私の殺気を感じた？
こっち向いた
昔は鴨の狩場だったんだからね
わかる？

【中島の御茶屋】とビル群
将軍が鷹狩のために海を埋め立てて造った庭

登らなかったですが
「富士見山」

「潮入の池」に浮かぶ　
【中島の御茶屋】へは
「おつたい橋」を通ってわたります

【中島の御茶屋】
9：00～16：45（ラストオーダー16：30）
お勧めは和菓子や和三盆と抹茶のセット￥８５０

ただしお店の中は
外人さんであふれかえっていました
私はパス

あの水上バスで送り込まれた外国人は　
フランス語を話す一団だったようで　
まるでフランスにいるみたいになっちゃいました

小さな売店があり　
桜染めのスカーフなどが売られていました

和風の建物が並んで見えます
以前父と来た時には　
できたばかりでしたが　
こんなにたくさんあったかなあ・・・

【小の字島】
（このじしま）

３つの茶屋が並んでいます

茅葺屋根

鷹の小屋　
中をのぞいたら鷹が・・・

ただし偽物でした

みんな思わずのぞいてしまいますよね

都心で気楽にアクセスできる　
和風建築があるのは　
観光資源としていいと思いました

和風の雰囲気を味わえました
悪くないです

これだけの御茶屋が並んでいました

御庭口御門跡　
といってもそれらしきものはありません

可微真手命像　
明治天皇の銀婚式を記念して
陸軍省が行った懸賞募集で当選した作品

すみません　
存じ上げない神様です

芳梅亭
かつて鷹匠の官舎だったらしいですが
今は時間貸しの施設です

この日は使われていましたので　
中はみれませんでした

庭園内の地図です

今度は中の御門から帰ります

売店代わりにキッチンカーが並んでました
外人観光客が　
こわごわお団子を食べていました

ここが中の御門　
大手門より利用者が少ないので
チケットを買うために並びたくない方におすすめ

寂れているとも言えますが

浜離宮は
ぐるりとご覧のように水に囲まれています
なにしろ埋め立て地ですから

水路越しに見えている
浜離宮

駅に向かうには　
この押す信号機のついた　
横断歩道を渡ります

汐留駅に戻ってきました　
帰りはここから大江戸線で帰ります

汐留駅 駅